◆2017.3.1 春休みの2月は、ここ数年はアメリカでしたが、今年は古巣のドイツに滞在し、トランプがアメリカ大統領になった世界を、日本の外から見てきました。といっても、45年前のベルリン留学時はもとより、89年の「ベ
本文を読む時代をみるの執筆一覧
松井一郎大阪府知事は、「瑞穂の國記念小學院」の設置認可をしてはならない
著者: 澤藤統一郎暦は、今日から草花の弥や生ふ春。夕方から降り始めた雨も、木の芽にやさしい。 この春の、与野党の攻防のテーマは、以下の「隠蔽・4点セット」なのだそうだ(毎日)。なるほど。 (1)文部科学省の天下りあっせん (2)南スーダン
本文を読む「共謀罪」とは、曖昧模糊な条文をもってなんでも処罰可能とすることを本質とする。
著者: 澤藤統一郎本日(2月28日)、「組織的犯罪処罰法等の一部を改正する法律案」が発表された。いよいよ、政権はこの3月10日に、閣議決定を経て共謀罪の法案提出の意向を固めたのだ。いつものパターンのとおり、強権アベ自民と下駄の雪公明の巧妙
本文を読むオスプレイ、千葉の空にもやって来た
著者: 内野光子穏やかな日曜の午後だったが、地元の9条の会で、ユーカリが丘駅頭でチラシを撒く宣伝を行い、参加した。参加者11人、1時間で、何枚撒けたのだろう。私は、北口で10枚、南口で15枚ほど、手渡すことができた。 千葉県木更津市の自
本文を読むシャミールがトランプ政権1ヵ月を語る:和訳 あらゆる賭け率に逆らって
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 今回は少々長いもので申し訳ありません。ユダヤ系ロシア人のジャーナリスト・作家のイズラエル・シャミールが2月20日付で公表した論文「あらゆる賭け率に逆らって」(和訳)、および私からの前文と翻訳後
本文を読むDHCサプリメントを買ってはいけないー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第101弾
著者: 澤藤統一郎沖縄が心配だ。辺野古新基地建設の工事が本格的な進行を始め、巨大なコンクリートブロックがつぎつぎと海に沈められて珊瑚礁を破砕している。反対派の現地リーダー山城博治さんは逮捕されて勾留4か月にも及ぶ。そして、本土からの沖縄に
本文を読む森友学園をめぐる異常な疑惑の数々~安倍政権崩壊の引き金に~
著者: 醍醐聡2017年2月27日 標題の疑惑は、もうかなり情報が広まっているが、なにがしか付加価値を付けて書き留めたい。今回はTV東京の「ゆうがたサテライト」が意欲的な報道をしていると思える。 「なぜ国有地 格安取得」 htt
本文を読む「クローズアップ現代+」 「韓国 過熱する少女像」に質問書提出
著者: 醍醐聡2017年2月26日 私が共同代表の1人になっている「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は、今年の1月24日に放送された「クローズアップ現代+ 韓国 過熱する“少女像”問題 初めて語った元慰安婦」の内容を精査
本文を読む日の丸・君が代の強制は、憲法20条(信教の自由)違反である。
著者: 澤藤統一郎「君が代裁判・4次訴訟」で、今月末を期限とした最終準備書面の作成に忙しい。私の分担部分の憲法20条(信教の自由)侵害論の一節(第3部 第2章 第2)を要約してご紹介したい。以前にも申しあげたが、多くの人に、何を問題にして
本文を読むドイツから:公共放送テレビ 番組がドイツの核武装を提案
著者: グローガー理恵2017年2月2日、ドイツの公共放送 による驚くべき報道があった。公共放送局 “第一ドイツテレビ(DasErste)”が、 ”Panorama”と呼ばれる政治/時事解説番組のなかで、核抑止理論 [ 注1] を根拠に、ド
本文を読む事件名提案ー「豊中アベ疑惑事件」・「国有地払下げ・アベ友疑惑事件」ではどうだろう
著者: 澤藤統一郎言葉は大切だ。用語の選び方次第で、同じものを逆にも見せることができる。そう考えて、自民党は11本の戦争法案を、「国際平和支援法」(1本)と「平和安全整備法」(10本一括)と命名した。「国際平和」であり、「平和安全」である
本文を読む公権力は主権者国民に、国旗国歌への敬意表明を強制する権限をもたない
著者: 澤藤統一郎「君が代裁判・4次訴訟」は、次回3月15日期日に結審して判決を迎える。 弁護団と原告団は、今月末を期限とした最終準備書面の作成に忙しい。本日も、各自の分担原稿を持ち寄っての検討会議がほぼ3時間。私の分担もなんとか間に合い
本文を読む大学・研究機関等の軍事化に反対する - 世界平和アピール七人委が訴え -
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は2月24日、「大学・研究機関等の軍事化の危険性を、国民、科学者・技術者、大学研究機関等、ならびに日本学術会議に訴える」と題するアピールを発表した。 同七人委は、1955年、世界連邦建設同
本文を読む「国有財産不正払い下げ疑惑小学校・不名誉校長」辞められるかしら?
著者: 澤藤統一郎サンク・コスト(埋没費用)という経済用語がある。回収不能な既投下費用のことで、その意味自体は分かりやすい。規制緩和を合理化する理論と結びついた概念なのだそうだが、そんな背景とは切り離して、いろんな場面で使われている。 あ
本文を読む報道機関もテロ等準備罪(共謀罪)の対象となりえる 報道を萎縮させる拷問と自白のセット = 改憲案から「拷問の絶対禁止」が欠落
著者: 村上良太国会答弁で法務大臣がテロ等準備罪(共謀罪)に関して一般市民も対象となりうると説明したことは記憶に新しいところです。 「犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の要件を変え、「テロ等準備罪」を新設する法案をめぐり、法務省は1
本文を読むヘイトスピーチに、もっと敏感になろう。もっと強く批判しよう。
著者: 澤藤統一郎岩波ジュニア新書「1945年8月6日ーヒロシマは語り続ける」(伊藤壮著)に、次の一節がある。 満州事変がはじまって以来、町は戦争一色にぬりつぶされようとしていた。学校でも家庭でも、中国軍という「悪者」をやっつける「正義
本文を読む大阪府知事は「アベ疑惑小学校」の認可を留保せよ
著者: 澤藤統一郎当ブログでは、2月11日(建国記念の日)に取り上げた「瑞穂の國記念小學院」の設立認可問題。次から次へと「疑惑」が噴出している。その「疑惑」とは、安倍晋三夫妻と真正右翼との関わりであり、その関わりが、国有地払い下げに格別の
本文を読む沖縄愛楽園で見たこと、知ったこと (上)
著者: 醍醐聡2017年2月21日 ハンセン病隔離収容所の史跡と資料館を訪ねて 2月4日から3泊で沖縄へ出かけた。5日午後に那覇市内で開かれる歌人の集いに参加する連れ合いに同伴する形だったが、その前後、どこへ出かけるか、沖縄の地図
本文を読む民主主義は、トランプ政権に打ち克てるか
著者: 澤藤統一郎トランプ新政権が発足して1か月。その行方が気になって仕方がない。民主主義という確立したはずの理念が揺らいでいるからだ。その妥当性や有効性があらためて問われている。アベ政権の暴走ぶりにも驚ろかされてきたが、トランプの乱暴さ
本文を読む急がれる核兵器禁止条約、核兵器の近代化進める米ロ
著者: 隅井孝雄核兵器廃絶に向けて、新たな動きプラス、マイナス 3.1ビキニデーが目前。1954年3月1日、福竜丸など日本の漁船が、太平洋ビキニ環礁近辺で、原爆実験によって被災して63年になる。今年は世界の多くの国が核廃絶のために行動
本文を読む「保育園落ちた日本死ね!!!」の表現を擁護する
著者: 澤藤統一郎あの怒りのブログから1年。また、「保育園落ちた」の季節となった。「保活」(保育園就園活動)という言葉が定着しているそうだが、さて、深刻な保活事情は改善されているのだろうか。 毎日新聞はこう報じている。 「『日本死ね!!!
本文を読む卒業式直前・五者(原告団・元原告団)総決起集会で
著者: 澤藤統一郎弁護団の澤藤です。お集まりの皆さまに、冒頭のご挨拶を申しあげます。 本日はやや冷えておりますが、確実に春が近づいています。春は万物にとっての希望の季節。とりわけ学校にとっては、若者たちの巣立ちを祝い、また新しい生徒たちを
本文を読む3歳児に日の丸・君が代を刷り込め
著者: 澤藤統一郎「三つ子の魂百まで」というじゃないか。国民をマインドコントロールする遠大な計画は3歳児の教育から始めなければならない。そう。マインドコントロールとは、ナショナリズムを国民に吹き込むことだ。マインドコントロールという言葉の
本文を読むこれで共謀罪が成立することになるのかー学習会寸劇
著者: 澤藤統一郎本日は、我が澤藤法律事務所の澤藤大河弁護士が、埼玉県川口市で「共謀罪」学習会の講師を務めた。パワポを駆使した学習会だったようだが、好評だったのは、冒頭披露した寸劇だったとのこと。 主催者側の総選挙埼玉県2区の候補者が法務
本文を読む「アメリカ・ファースト」ではなく、「トランプ・ファースト」「金儲け・ファースト」だろう。
著者: 澤藤統一郎トランプの長女がイバンカ。そのイバンカが手がけるファッションのブランド名が、「イバンカ・トランプ」だという。「イバンカ・トランプ」は、人気が低迷して売れ行きが悪くなった。大手百貨店が売り上げ3割減の不振を理由に「イバンカ
本文を読む象徴天皇制のあり方について、横田耕一(九州大学名誉教授)の原則論
著者: 澤藤統一郎天皇(明仁)の生前退位希望発言をきっかけに、象徴天皇制のあり方をめぐる議論が活発化している。しかし、その活発化した議論は未整理のまま昏迷しており、幾つかの「ねじれ」さえある。泥縄的に天皇の生前退位を認める法整備が急がれて
本文を読む全国党大会の外見は対照的なものの… ともに亀裂の上に立つポデモスと国民党
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 この2月12日に全国党大会の日程を終えた、スペインの政党ポデモスと国民党についてお知らせします。救いようもなく危機の様相を深めつつある世界の中で、スペインの政党の話など、ちっぽけなことなのでし
本文を読む日米同盟は戦争へ向かうのか ― 共同声明に「安保第五条」を入れる愚行 ―
著者: 半澤健市2017年2月10日に行われた安倍首相・トランプ米大統領会談について、すかさず多くの同人が、適切な論評を続けている。 私も、念のため、日米合意にある「尖閣条項」の読み方をファクトに基づき書いておく。結論から言うと、共同
本文を読むアベとトランプ この朝貢外交に無批判であってよいのか
著者: 澤藤統一郎古代、中国の周辺諸国は皇帝に朝貢することで臣属の意を表した。進貢とこれを上回る恩賜があって、朝貢貿易が成立したという。周辺各国の安全保障と経済とは、この時代から超大国との関係に律せられていたのだ。 江戸時代、武家諸法度に
本文を読むマイナンバー 知らせて危険。知らせられるともっと危険。
著者: 澤藤統一郎年末から年初にかけて確定申告のための支払い調書(源泉徴収の票)が届いた。 今までにないこととして、事前に「調書作成のためにマイナンバーをご連絡ください」とする問合せが何件かあった。そのいずれの問合せにも、「マイナンバー記
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