今年・2017年は、ロシア革命から100週年の年である。 その年の十月革命から内戦を経て1922年にソビエト連邦が成立した。各国からの干渉戦争を乗り越え、ナチスドイツとの大戦に勝利して、戦後はアメリカ合衆国と対峙する超大
本文を読む時代をみるの執筆一覧
新聞はだれの番犬なのか ― 2017年元旦の全国紙を読む ―
著者: 半澤健市元旦の一般紙を読み比べは今度で8回目になる。今年は、朝日、毎日、読売、産経、日経、東京の6紙を読んだ。各紙が、どんな「現状認識」をしているか。 ①「トランプ後の世界」をどう予測しているか ②「アベノミクス」の評価はどう
本文を読む「和解」という名の歴史の抹消に抗って
著者: 醍醐聰新年のごあいさつを申し上げます。 今年も交誼のほど、よろしくお願いいたします。 年は改まっても現実に切れ目はない。私にとって印象深かったのは、安倍首相が真珠湾訪問にあたって日米間の戦争責任問題の幕引きに「和解」というフレ
本文を読む正月にめぐりあったお地蔵様に
著者: 澤藤統一郎関東は、暮れから新年の晴天に恵まれた。風は穏やかで、街の喧噪はない。夕暮れには、とびきり明るい宵の明星と三日月とのランデブーが目を楽しませている。暖かな、申し分のない「よいお正月」である。 この数日、あちこちを歩いている
本文を読む2017年、20周年を迎えて移転したネチズンカレッジは、現代史資料アーカイヴを併設します。時局解説・学術カリキュラムと共に、今後もよろしく!
著者: 加藤哲郎◆2017.1.1 本日から、当ネチズンカレッジは、xdomein の新サイトに移行しました。本来なら新年の慶賀を述べるべきでしょうが、ここ数年親族の他界が続き、年賀状を含む年頭の挨拶は、控えさせていただいております。
本文を読む明けましておめでとうございますー「目出度さもちう位也この春は」
著者: 澤藤統一郎あらたまの年の初めである。目出度くないはずはない。街は静かで人は穏やかである。誰もが、今年こそはという希望をもっている。欠乏や飢餓や恐怖は、見えるところにはない。が、その目出度さも、「ちう位」というしかない。 今年(20
本文を読む2017年の年頭にあたって - リベラル21編集委員会 -
著者: リベラル212017年の年頭にあたり、新しい年が読者各位に有意義なものとなりますようお祈りするとともに、引き続き本ブログをご愛読くださるようお願い申し上げます。 2017年という年を迎えることは、われわれにとっていささかの感慨なし
本文を読む2016年の暮れに思う
著者: 澤藤統一郎大晦日である。間もなく今年も暮れてゆく。世のならいにしたがって、2016年を振り返ってみたい。 私は、古い人間だから、修身・斉家・治国・平天下の順に、つまりは個人・家族・国内情勢・国際情勢の順に、感想を略記する。 個人的
本文を読む上野公園に見る靖國思想の源流
著者: 澤藤統一郎明日は大晦日という年の瀬。風は冷たいが、この上ない晴天に恵まれた絶好の散歩日和。幸いに、今日の上野公園は、動物園も博物館も美術館も休園・休館で人の出は少なく、申し分のないすがすがしさ。満開のジュウガツ桜や、ふくらみ始めた
本文を読む国民に「伝える義務」を果たすNHKにするために
著者: 醍醐聡2016年12月28日 「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」の運営委員会は12月26日、「籾井会長退任後の当会の運動の進め方」と題する文書をまとめ、同日、会員に通知するとともに、会のHPにアップした。 h
本文を読む2016年: スペイン政治の地殻大変動(第1部)
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸です。 スペインについての新しい記事です。 スペイン情報は日本にいる人には分かりにくいことが多いと思いますが、あまり表面に出ない場所で実は非常に重大な意味を持つ出来事が起こることもよくある話です。その意
本文を読むイナダ防衛大臣の靖國神社参拝は、公的参拝として違憲である
著者: 澤藤統一郎本日(12月29日)午前、イナダ防衛相は靖国神社を参拝した。防衛省によると、2007年1月の省昇格後、防衛相の靖国参拝は初めてだという。防衛庁時代からだと、2002年8月15日の中谷元・防衛庁長官の参拝以来のこと。言うま
本文を読むパールハーバーでのアベ晋三演説の違和感
著者: 澤藤統一郎パールハーバーでのアベ晋三の、なんとも面妖な17分間の演説。朝、ラジオで聞いていて、神経に障った。不愉快極まりない。 なるほど、詐欺師と総理大臣とは、平気で嘘をつかねば務まらない。「アンダーコントロールでブロック」のとき
本文を読むパールハーバーで歴史認識を問われるアベ
著者: 澤藤統一郎ワタクシ、おなじみのアベです。いま、パールハーバーを訪問しています。 「右翼の軍国主義者と呼びたいのなら、そう呼んでいただきたい」と大見得を切ったこともあるワタクシです。歴史修正主義グループの頭目と批判され続けてきたワタ
本文を読む真珠湾訪問にあたり安倍首相に歴史認識を問う公開書簡:報道記事集 Media reports on the Open Letter to Prime Minister Abe on the occasion of his Pearl Harbor Visit
著者: ピースフィロソフィー安倍首相真珠湾訪問にむけて世界の識者が連名、オリバー・ストーン監督も賛同した首相の歴史認識を問う「公開書簡」、以下のように報道されています。随時更新していきます。Here are media reports on the
本文を読む来月28日(土)午後に、DHCスラップ訴訟被告勝利報告集会-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第91弾
著者: 澤藤統一郎暮れも押し詰まった本日、DHCスラップ訴訟弁護団会議が開かれた。 テーマは下記の3点。 ☆ 勝利報告文集作成の件 ☆ 1月28日勝利報告集会の持ち方 ☆ 反撃訴訟提起の件 以下に、各テーマごとの協議の概要をご報告する。
本文を読むぼんぼん宰相の行き当たりばったり外交
著者: 盛田常夫白けた「トランプ詣で」からほどなくして「裏地ー見る」の罠にはまり、オスプレイ飛行再開を「理解」して、オバマの顔を立てるハワイ巡礼の旅に向かう無定見な放浪外交 慌てる乞食は貰いが少ない トランプが大統領選に当選して慌てた
本文を読むティム・アンダースン新作論文和訳紹介 アレッポの解放:一つのターニングポイント
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。 シリアのアレッポが解放された記念として、新しい翻訳(仮訳)を作りました。 大嘘つきの米欧政府とマスコミが、自分らの嘘を暴く情報を「偽ニュース」と呼んで言論統制をおこなおうという恐ろしい世の中に
本文を読むマイナンバー さわらぬ神に 祟りなし(再論)
著者: 澤藤統一郎12月11日の当ブログで「マイナンバー さわらぬ神に 祟りなし」を掲載した。 http://article9.jp/wordpress/?p=7814 その記事では、番号法(正確には「行政手続における特定の個人を識別する
本文を読む核をもてあそぶ者の言い分と思惑
著者: 澤藤統一郎今宵は、クリスマスイブ。キリスト教世界だけではなく、全人類が平和というプレゼントを待ち望んでいる。しかし、いま世界は憎悪と諍いに満ちている。「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」という詩人の直感の
本文を読む辺野古違法確認訴訟:最高裁判決は翁長知事に埋立承認取消の取消を命じるものではない。Henoko Lawsuit Supreme Court Ruling Does Not Require Governor Onaga to Cancel His Landfill Permit Cancellation
著者: ピースフィロソフィー12月21日『琉球新報』3面に掲載されたブログ運営者の評論を紹介します。ガバン・マコーマック氏による英訳を下に記します。Here is an article printed in the December 21 edit
本文を読む天皇誕生日に思う
著者: 澤藤統一郎1915年生まれの私の母は、現天皇(明仁)出生時に2度鳴ったサイレンを聞いたと言っていた。サイレンの2吹は男児出生の合図だったという。1933年12月23日、83年前の今日のこと。北原白秋作詞・中山晉平作曲の唱歌「皇太子
本文を読む安倍とオバマの「真珠湾」 ― 2016年の「敗戦」に思うこと ―
著者: 半澤健市2016年5月の、原爆投下への謝罪なきバラク・オバマ米大統領の広島訪問。それへの答礼たる、安倍晋三首相の同年12月の真珠湾訪問。この首脳外交は、戦後の日米関係=日本の対米隷従を、見事に表現する事件である。いまから数日後
本文を読むオール沖縄と闘う、米軍とアベ政権
著者: 澤藤統一郎本日(12月22日)、沖縄県名護市の万国津梁館で、日米両政府が主催する米軍北部訓練場(4010ヘクタール)の返還式が行われた。この返還面積は、1972年に沖縄が本土復帰して以降最大規模のもの。日本側からは菅義偉官房長官や
本文を読む12月22日、何も祝うことはない。Again, There is Nothing to Celebrate on December 22
著者: ピースフィロソフィー22 international scholars and activists issued a statement that, on December 22, when U.S. returns about a hal
本文を読む無給の司法修習制度は、苦学生を閉め出すことになる
著者: 澤藤統一郎わが抱く思想はすべて 金なきに因するごとし 秋の風吹く よく知られたこの啄木の歌。詩的な情緒に欠けて無味乾燥ではあるが、この世の真理を衝いている。自分の身に当て嵌めて思い当たる。私の抱く思想も、すべて金なきに
本文を読む海峡両岸論 第72号 2016.11.24発行 米一極支配終わり取引外交開始 米中の陰で日本は脇役に
著者: 岡田 充ドナルド・トランプ(写真facebookから)の勝利は、下降し続けてきた米国による一極支配時代の終末を決定づけた。支離滅裂に見えるトランプの登場で、米国は「イデオロギー外交」から実利重視の「取引(ディール)外交」に転じ、
本文を読むアベノミクスに懲りない「アベノヨイショ」の御仁たち
著者: 盛田常夫経済学と経済学者の傲慢 本コラム(11月9日):http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-3750.htmlで、アベノミクス政策を信奉する学者の誤りが、何に由来するのかを記した。現実的
本文を読む司法は権力から独立しているのか。ー辺野古訴訟最高裁判決の示すもの
著者: 澤藤統一郎「あたらしい憲法のはなし」を、ときおり読み返す。今日は、辺野古訴訟の最高裁判決を受けて、その「十一 司法」を読んでみた。 日本国憲法の施行が1947年5月。その年の8月に、新制中学校1年生用の社会科教科書として文部省が編
本文を読む「言語道断」「政府はもう相手にできない」-オスプレイ飛行全面再開
著者: 澤藤統一郎オスプレイ飛んだ
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