時代をみるの執筆一覧

軍事立法でも、治安立法でもなく、誤判防止の刑事司法を

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月19日(土))、日本民主法律家協会の「第47回司法制度研究集会」が開催された。メインタイトルは、「治安国家化・監視社会化を問う 何のための刑訴法・盗聴法「改正」、共謀罪法案か?」というもの。 主催者の案内が

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スプートニク・ニュース記事より和訳 ジョージ・ソロス、米国で次期政権転覆工作を画策中?

著者: 童子丸開

前回の記事でも申しましたように、世界中でマスコミと左右の知識人による「トランプ叩き」が続いているようです。まずは、ロンドンにある「シリア人権委員会」なる正体不明の団体の「情報」を「公式発表」として報道することでロシアを悪

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いびつな言論空間のなかで、「真っ当な言論」の自由を守るために

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月16日)、むさしの憲法市民フォーラムが主催する、「シンポジウム 今、言論、表現の自由のために」に聴衆の一人として参加した。会場は、武蔵境のスイングホール。パネラーが、植村隆、醍醐聰、神原元の3名であるからに

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勝敗決めた「トランプ・デモクラット」 - 「差別主義」支持した米世論 ・ 共和党が産んだフランケンシュタイン -

著者: 金子敦郎

 トランプ氏は勝利宣言で選挙戦での過激な「暴言」から一転して、全ての米国人の大統領になるといって、自分に反対した人に「わが偉大な国を一つにしよう」と協力を呼び掛け、新政権つくりでは悪口雑言を浴びせてきた共和党エスタブリッ

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あらためて「薄皮まんじゅう理論」にご理解を

著者: 澤藤統一郎

2003年10月、東京都の石原教育行政が、悪名高い「10・23通達」を発令して以来、予防訴訟を皮切りに、都(教委)を被告とする数多くの訴訟が提起されました。その訴訟の支援を軸として、日の丸・君が代への起立斉唱の強制に象徴

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似た者同士、トランプ・アベの「日本核武装化新時代?」

著者: 澤藤統一郎

敬愛するドナルド・トランプ次期大統領閣下。 貴国の従属的同盟国の総理・アベでごさいます。 大統領選の結果判明のその瞬間まで、私ども官邸は閣下を当選の見込みない泡沫と決めこんで、貴国の次期大統領はヒラリー・クリントン氏と予

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信仰者への君が代斉唱は、心と体を壊す「踏み絵」だ。

著者: 澤藤統一郎

本日(11月11日)、東京都(教育委員会)を被告とする「東京『君が代』裁判」4次訴訟の原告本人尋問。前回10月14日と同様に、午前9時55分から午後4時30分まで。起立斉唱命令に違反として懲戒処分を受け、その取消を求める

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籾井NHK会長再任に反対する署名は3万2670筆ーさらにご協力を

著者: 澤藤統一郎

民主主義の政治システムにおいては、政治権力が知られたくない情報をこそ、国民が把握できなくてはならない。そのような意味での国民の知る権利が全うされるか否かは、ひとえにメディアの報道姿勢の如何にかかっている。 諸メディアの中

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アンソロジー:アメリカがつくった「イスラム国(ISIS)」全8篇(その8)終わりなき戦争の真の目的―中東再編の近未来図 『中東のバルカン化:アメリカとイスラエルの真の目標:シリアとイラクを「多くの断片」に粉砕せよ』ワシントンズ・ブログ(2016年2月24日)

著者: 松元保昭

このアンソロジー全8篇の全篇をとおして、アル=カーイダ、ビン・ラーディンなどの長音は読み易さを考慮してアルカイダ、ビンラディンと適宜省略した。また原文の( )はすべて[ ]に、訳者挿入は( )とした。 《訳者後記》 沖縄

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アメリカ帝国崩壊の二つ目の序曲 - 米大統領選挙2016の開票を見ながら -

著者: 半澤健市

 トランプがクリントンに勝った。決まった瞬間、私のなかで爽快感と嫌悪感が交錯した。考えがまとまらないうちに正直な感想を書く。  下品で、非知性的な、トランプが勝利した理由は何か。 それは、「ポピュリズムの勝利」である。ポ

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アンソロジー:アメリカがつくった「イスラム国(ISIS)」全8篇(その7)「イスラム国」の宣言(2014年6月29日)直後に書かれたチョスドフスキーの見事な概括2篇 『カリフ制イスラム国家プロジェクトと「対テロ世界戦争」』ミシェル・チョスドフスキー教授(初出2014年7月2日、著者改定版2015年10月25日) 『「テロリストは我々だ」イスラム国の「大きな嘘」』ミシェル・チョスドフスキー教授(初出2014年9月25日、著者改定版2016年7月16日)

著者: 松元保昭

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2016/11/abeb2e88c00cfe5bd84eae83f86be897.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http://w

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世界史の大転換か - 米大統領選挙、まさかのトランプ勝利 -

著者: 伊藤力司

11月8日投票のアメリカ大統領選挙で、野人ドナルド・トランプ共和党候補が大方の予想に反して、正統政治家のヒラリー・クリントン民主党候補を破った。トランプ氏は来年1月20日第45代アメリカ合衆国大統領に就任する。筆者は当ブ

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「押しつけられた憲法」ではない。「守り抜いた憲法」だ。

著者: 澤藤統一郎

ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。こちらは「本郷湯島九条の会」です。「平和憲法を守ろう」、「平和を守ろう」、「日本を、再び戦争する国にしてはならない」。そのような思いで、活動している小さなグループです。小さなグループです

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金融緩和の夢破れ、アベノミクス、負のレガシーとなりけり

著者: 盛田常夫

奇妙な沈黙 インフレ目標を掲げて大胆な金融緩和政策をとれば、日本経済は復活するなどという馬鹿げた想定にもとづき、日銀は国債の購入を続け、市中に資金を供給し続けた。しかし、物価上昇目標は達成されないばかりか、逆に物価下落す

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自衛隊員よ。危険を背負わされて、南スーダンに行くなかれ。

著者: 澤藤統一郎

アベ政権は、アフリカ・南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣予定の陸上自衛隊部隊に「駆けつけ警護」と「共同防護」の任務を付与しようとしている。今月(11月)15日にも閣議決定の予定と報道されている。大統領派と副大統領

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9条発案者を「幣原からマッカーサーに入れ替えた」ことの意味

著者: 澤藤統一郎

本日(11月6日)の東京新聞1面トップの見出しが、「入れ替わった9条提案 学習漫画『日本の歴史』」「幣原→マッカーサーに」というもの。 小学館発行の学習漫画『日本の歴史』の、最終巻「現代の日本」の中の一コマの内容が、ある

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アンソロジー:アメリカがつくった「イスラム国(ISIS)」全8篇(その6)イスラモフォビア産業をめぐるメディアの機能と真の利権集団 『ISISは米外交政策に仕える:海外で戦争を養い自国で警察国家を育てる「イスラモフォビア」産業』トニー・カルタルッチ(2016年3月26日)

著者: 松元保昭

https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2016/11/71185be16c6b97393668e8822d9dd1cb.pdf 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座 https:/

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『天皇機関説』と『象徴天皇ロボット論』

著者: 澤藤統一郎

朝日が、「天皇の『お言葉』、憲法学者ら考察」として、「著名な憲法学者らが、先人の憲法解釈を引きながら天皇の『お言葉』問題を論じている。」と紹介している。 「憲法学界の重鎮の樋口陽一・東京大学名誉教授が、『加藤周一記念講演

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11月11日(金)午前9時55分開廷 東京地裁103号での法廷傍聴を

著者: 澤藤統一郎

来週の金曜日(11月11日)午前9時55分から午後4時30分まで、東京「君が代」裁判(第4次処分取消請求訴訟)の原告本人尋問が行われる。傍聴席数は98席。満席になるまで、何の手続もなくどなたでも入廷して傍聴が可能だ。きっ

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