時代をみるの執筆一覧

維新の、おまえも相当のワルよのう。いや、自民の親分ほどではおまへん。

著者: 澤藤統一郎

自民の親分。目出度いことでおますな。いよいよ、ワイら極道の時代の幕開けやおまへんか。 おう。維新の代貸しか。まだ、はしゃぐのは早い。世間の目は冷たいぞ。もう少し、目立たぬようにしておかんと、世論という化け物に足をすくわれ

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アメリカ国民には、星条旗を焼却する「表現の自由」の保障がある。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月30日)の、【ワシントン=時事】配信記事が目を引く。 「トランプ次期米大統領は29日、国旗を燃やす抗議行動に対し、市民権剥奪か禁錮を刑罰として科すべきだという考えを示した。米国では党派を問わず、憲法で保障さ

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月とスッポン、ドイツと日本。ー過去と向き合う姿勢について

著者: 澤藤統一郎

11月26日土曜日の夕刻、石田勇治講演を聴講した。「ナチ時代から現代のドイツへー過去と向き合うことの難しさ」という壮大なタイトル。この集会の主催は、「声をあげる市民の会」。君が代処分と闘っている渡辺厚子さんを支援する市民

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天皇「生前退位」の行方~天皇制の本質については語られない(2) 政府の対応

著者: 内野光子

ビデオメッセージ放送の直後、安倍首相は、天皇の国民に向けての発言を重く受けとめ、年齢や公務の負担を考え、どのようなことができるのか、しっかりと考えていかなければいけない、と文書を読み上げた。 菅官房長官は、臨時に記者会見

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天皇「生前退位」の行方~天皇制の本質については語られない(1) あまりにも突然に

著者: 内野光子

今年の7月13日、NHK「ニュース7」のトップで、天皇が宮内庁関係者に「生前退位」の意向を示しているという報道があり、突然のことで驚かされた。翌日の新聞やテレビはその後追い報道で埋め尽くされた。しかし、7月14日の定例記

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私は被告業から足を洗ったばかりだが、間もなく原告業を始めることになりそうだ。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第90弾

著者: 澤藤統一郎

本日は、久しぶりのDHCスラップ訴訟弁護団会議。幾つかの議題に議論の花が咲いた。せっかくの弁護団を解散するのはまことに惜しい。それだけの理由ではないが、今度は私が原告となってDHC・吉田嘉明氏(以下敬称略)を被告とする損

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トランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。

著者: 澤藤統一郎

トランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。 昨日(11月26日)の毎日「メディア時評」欄に元朝日新聞記者・稲垣えみ子が「負けたのは誰なのか」と題して寄稿している。明晰で示唆に富む優れた時評となっている。結論

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巨星墜つ、フィデル・カストロ氏が死去 - 共産陣営では稀に見る清廉さが長期政権を生む -

著者: 岩垂 弘

 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が11月25日、死去した。90歳だった。20世紀から21世紀にかけて世界の共産主義・社会主義運動を率いたレーニン、スターリン、毛沢東、ホー・チ・ミン、金日成、チトーらの亡き後

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「国旗に一礼しない村長」に敬意を払いつつ、上原公子元国立市長擁護のご意見に異議を申し述べます。

著者: 澤藤統一郎

曽我逸郎様。 長野県・中川村村長としての貴兄のご活躍に、心からの敬意を表します。 貴兄は、「国旗に一礼しない村長」として話題になったというだけでなく、日本国憲法について、民主主義のあり方について、平和について、核や原発に

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ここまで来た「表現の自由」の危機。右翼暴力と警察権力との癒着を批判しなければならない。ー東京新聞「天皇制反対デモを右翼が襲撃」報道紹介

著者: 澤藤統一郎

昨日(11月23日)の東京新聞「こちら特報部」欄。見過ごしてはならない重い内容の記事となっている。是非とも拡散したい。多くの人に読んでいただき、この国が歴史的にどんな位置にあるかについて考えていただきたい。このような貴重

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被侵略国の被害者の立場で戦争を見つめなおすという試み

著者: 澤藤統一郎

晩秋。雲の厚い陰鬱な勤労感謝の日である。晴天に恵まれた文化の日に神保町の「神田古本まつり」の露店で購入した本をひろげている。「神聖国家日本とアジアー占領下の反日の原像」(鈴木静夫・横山真佳編著、勁草書房1984年8月の刊

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「鶴も鳴かずば撃たれまいに」ー鶴保庸介「政治とカネ」疑惑を撃つ

著者: 澤藤統一郎

毎日新聞の社会面トップが、11月20日、21日、そして本日(22日)と3日連続で、鶴保庸介の「政治とカネ」疑惑を報道している。「土人発言擁護」のあの鶴保、スピード違反検挙歴2回のあの鶴保、そして女性スキャンダルで信じがた

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軍事立法でも、治安立法でもなく、誤判防止の刑事司法を

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月19日(土))、日本民主法律家協会の「第47回司法制度研究集会」が開催された。メインタイトルは、「治安国家化・監視社会化を問う 何のための刑訴法・盗聴法「改正」、共謀罪法案か?」というもの。 主催者の案内が

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スプートニク・ニュース記事より和訳 ジョージ・ソロス、米国で次期政権転覆工作を画策中?

著者: 童子丸開

前回の記事でも申しましたように、世界中でマスコミと左右の知識人による「トランプ叩き」が続いているようです。まずは、ロンドンにある「シリア人権委員会」なる正体不明の団体の「情報」を「公式発表」として報道することでロシアを悪

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いびつな言論空間のなかで、「真っ当な言論」の自由を守るために

著者: 澤藤統一郎

一昨日(11月16日)、むさしの憲法市民フォーラムが主催する、「シンポジウム 今、言論、表現の自由のために」に聴衆の一人として参加した。会場は、武蔵境のスイングホール。パネラーが、植村隆、醍醐聰、神原元の3名であるからに

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勝敗決めた「トランプ・デモクラット」 - 「差別主義」支持した米世論 ・ 共和党が産んだフランケンシュタイン -

著者: 金子敦郎

 トランプ氏は勝利宣言で選挙戦での過激な「暴言」から一転して、全ての米国人の大統領になるといって、自分に反対した人に「わが偉大な国を一つにしよう」と協力を呼び掛け、新政権つくりでは悪口雑言を浴びせてきた共和党エスタブリッ

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あらためて「薄皮まんじゅう理論」にご理解を

著者: 澤藤統一郎

2003年10月、東京都の石原教育行政が、悪名高い「10・23通達」を発令して以来、予防訴訟を皮切りに、都(教委)を被告とする数多くの訴訟が提起されました。その訴訟の支援を軸として、日の丸・君が代への起立斉唱の強制に象徴

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