私自身が被告とされたDHCスラップ訴訟。吉田嘉明とDHCは、私のブログ記事を名誉毀損として、勝ち目のないスラップ訴訟を提起した。一審(東京地裁)、二審(東京高裁)と敗訴を重ねて常識的にはこれで終わりのはずが、いやがらせの
本文を読む時代をみるの執筆一覧
軍学共同研究容認に道を開く専守防衛論
著者: 澤藤統一郎いま、大西隆なる人物を注視しなければならない。吉川弘之、黒川清、金澤一郎、広渡清吾に続いての学術会議現職会長。歴代の会長とは様相を異にし、政権や防衛省の意向を汲もうという人物。日本の科学・学術の研究のあり方を大きく軍事技
本文を読むプーチン訪日前のロシア情勢 (5)
著者: 塩原俊彦2016年6月25日になって、プーチンの正式な訪中に際して、表2にある文書が締結された。8. ロシア連邦政府と中華人民共和国政府との間の、核発電所の中国領内での建設および中国によるロシアへの国家クレジットの供与における協
本文を読む「競技連盟ファースト」も「アスリートファースト」もあり得ない。あるのは、「納税者ファースト」だけだ。
著者: 澤藤統一郎国際ボート連盟の会長が、ロランというフランス人だという。国際ボート連盟なる組織がいかなるものか、その会長がいかなる人物かはまったく知らなかったし、本来なんの関心もない。それが、突然に東京までやって来て出過ぎた発言で物議を
本文を読むプーチン訪日前のロシア情勢 (4)
著者: 塩原俊彦中ロ経済協力 ロシアは対ロ経済制裁を機に、中国に大きく傾斜している。筆者は中ロ協力について、すでに拙著や拙稿で論じたことがある(13)。ここでは、エネルギー関連分野についてだけ考察してみたい。 プーチン大統領の訪中時の2
本文を読む無責任の伝統に反省をー最高責任者とは責任を引き受けるために存在する
著者: 澤藤統一郎9月28日、小池百合子新都知事が就任後初めての都議会本会議で所信を表明した。その演説は、都民の関心に応えて移転予定の豊洲市場の盛り土問題から始まった。盛り土されているはずの主要各棟の地下に、巨大空間が拡がっていることが明
本文を読むプーチン訪日前のロシア情勢 (3)
著者: 塩原俊彦(2) ロシアの経済情勢 「ロシア経済は底を打った」というのがUMJロシアファンドの大坪祐介マネージング・パートナーのみたてである。筆者も基本的に同じ意見である。とすれば、日本によるロシアへの経済支援は不要ということにな
本文を読む「在沖米軍基地引き取り論 本土側は自問・答責を」(琉球新報」掲載)
著者: 醍醐聡今日(10月3日)の『琉球新報』の「論壇」欄に、「在沖米軍基地引き 取り論 本土側は自問・答責を」という拙稿(投稿)が掲載されました。 先ほど同紙から送られてきた画像を添付させていただきます。 ただ、この画像は不鮮明で読
本文を読む「起立・斉唱」と「起立・拍手」
著者: 澤藤統一郎久々に澄みきった青空が心地よい秋の日曜日に、爽やかならぬワタクシ・アベの登場でお目汚しをお許しください。ワタクシの今国会冒頭の所信表明演説が「北朝鮮現象」と評判が悪いのですが、釈明させていただきたいのです。 問題の個所は
本文を読むプーチン訪日前のロシア情勢 (2)
著者: 塩原俊彦外交上の孤立 外交上、プーチンが孤高を強めていることは明らかだろう。プーチンは2000年5月に就任した当初、当時の米国のジョージ・W・ブッシュ大統領とうまくやっていこうとした(最初に会ったトニー・ブレア英首相とも同じであ
本文を読むアメリカも東京都政も日本の国政も黄信号!
著者: 加藤哲郎2016.10.1 雨の続いた9月からすっきりと秋晴れへ、とはなかなか行かないようです。政治の世界も、どんよりと曇り、霞がかかっています。世界の注目は、アメリカ大統領選挙。11月8日の投票を控え、二大政党候補者のテレビ
本文を読むプーチン訪日前のロシア情勢 (1)
著者: 塩原俊彦ウクライナ危機をめぐって、日欧米のマスメディアのロシア報道がまったくいい加減であったことは拙著『ウクライナ・ゲート』や『ウクライナ2.0』(いずれも社会評論社刊)で詳述した(1) (註は各回の考察の最後に収載する)。それ
本文を読む文京母親大会講演「戦争はごめん! いのち輝く平和な社会を」ー憲法公布・女性参政権70年
著者: 澤藤統一郎女性こそ母親こそ、最も戦争を憎み平和を望む者。アジア太平洋戦争では230万人の兵士が死んだ。230万回も母の涙が流れた。また、この兵士たちによって殺された近隣諸国の犠牲者は2000万人と見積もられている。この国々の母の涙
本文を読む『法と民主主義』8・9月号「市民と野党の共同」のお薦め
著者: 澤藤統一郎日本民主法律家協会機関誌・『法と民主主義』は年10回刊。2・3月と、8・9月が合併号となる。今月発刊の8・9月号(通算511号)は、「市民と野党の共同」を特集している。7月の参院選を振り返って、全国各地の状況をこれだけ並
本文を読むトランプ氏勝利の可能性は果たしてゼロか - リードするクリントン氏の人気は上がらず -
著者: 伊藤力司昨年からアメリカ中を興奮のるつぼに巻き込んできた2016米大統領選挙―いよいよ大詰めを迎え、9月26日夜(日本時間27日午前)民主党ヒラリー・クリントン候補と共和党ドナルド・トランプ候補のTV討論会がニューヨーク郊外で行
本文を読む当世もったいなや節
著者: 澤藤統一郎あらもったいなやもったいない リオで百合子が旗ふって アベのマリオが猿芝居 8分間で12億 ああ、もったいない くちおしい あらもったいなやもったいない 新国立の設計は過大過剰でやり直し 清算費用も気前よく ドブに捨てた
本文を読むさいたま地裁ワンセグ判決の功罪
著者: 醍醐聡2016年9月27日 以下は、日本ジャーナリスト会議の機関紙『ジャーナリスト』(2016年9月25日号)に寄稿した小論である。同紙編集部の了解を得たので、このブログに転載する。 ——̵
本文を読む次期NHK会長選考に関するネット署名拡散のお願い
著者: 醍醐聡お知り合いの皆様 (転送・拡散、歓迎です。) 次期NHK会長選考に関する署名にご協力いただき、ありがとうございました。 遅れましたが、その後の署名運動の状況のご報告方々、引き続いてのご協力 のお願い、特にネ
本文を読む大阪地裁ヘイトスピーチ訴訟に価値ある判決
著者: 澤藤統一郎昨日(9月27日)、大阪地方裁判所がヘイトスピーチを違法として損害賠償を命じる判決を言い渡した。原告は在日朝鮮人フリーライターの李信恵、被告はおなじみの在特会・桜井誠(本名・高田誠)である。認容金額は77万円。被告の側は
本文を読むヨーロッパで勢いを得る市民運動 ドイツの7つの都市で ” Stop CETA! ” ” Stop TTIP!“ のシュプレヒコールが響いた
著者: グローガー理恵”TTIP” “CETA”とは? ✧ TTIPとは: Transatlantic Trade and Investment Partnership (大西洋横断貿易投資パートナーシップ – 米国・EU諸
本文を読むアベ所信表明に見る「大政翼賛現象の始まり」
著者: 澤藤統一郎アベでございます。第192回臨時国会の冒頭、立法府の長として、あっ間違いました、行政府の長として、衆参両院の議員ならびに臣民の皆さまに、あっ間違いました、主権者である国民の皆さまに、所信を表明いたします。 私が語るものは
本文を読む国民党、社会労働党、ポデモスを襲う危機 分裂・崩壊の扉を叩きつつあるスペイン国家(第2部)
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。お世話になっております。 スペイン情報の続きで、少し遅れましたが、9月25日のバスク州とガリシア州の地方選挙の結果を見届けてまとめました。 文章中に、ポデモスやカタルーニャなどの情報も入っていま
本文を読む「警視庁機動隊の辺野古・髙江派遣費用」の支出差し止め請求を
著者: 澤藤統一郎日刊ゲンダイが、辺野古新基地建設反対の闘いを「平成の砂川闘争」と表現した。「土地に杭は打たれても 心に杭は打たれない」との名フレーズを残したあの砂川闘争である。「ちゅら海を、いくさの泥で汚させない」というのが、辺野古闘争
本文を読むまず恒産を確保して、しかる後に恒心を発揮しよう
著者: 澤藤統一郎本日(9月25日)は、開業医共済協同組合の総代会準備の理事会に出席。 総代会に提案の議案書冒頭に、「事業の基本方針」が高らかに宣言されている。 1.開業医共済協同組合は開業医として国民の命と健康を守る立場にあり、共済協同
本文を読むファシズムは死語になったのか ― 60年前に丸山真男が書いたこと ―
著者: 半澤健市《「ファシズム」の出てこない日本通史》 「ファシズム」という言葉はなくなったのか。「現政権はファシズム政権」と書く新聞は一紙もない。テレビ局も一つもない。それは現政権がファシズム政権でないから当然なのか。それとも、大東
本文を読む政治参加する「今時の大学生」
著者: 澤藤統一郎本日(9月24日)の毎日新聞朝刊に「北田暁大が聞く」シリーズの第6回。ゲスト・小熊英二が対談の相手。テーマは、「安保法制抗議運動(その1)」である。 両対談者の関心は若者層の運動参加。「60年代運動参加者」との対比で、「
本文を読む築地にマグロ塚をー署名運動にご協力のお願い
著者: 澤藤統一郎本日(9月23日)が久保山愛吉の命日である。 1954年3月1日、アメリカはビキニ環礁で最大級の15メガトン水爆「ブラボー」を大気中で爆発させた。その威力は広島に落とされた原爆の1000倍であったという。そして、その構造
本文を読む慎太郎儀謹んで一筆したため申し上げます。ー「取材も責任追及もまっぴらごめんだ。部下の責任を私になすりつけるようなことをするんじゃないぞ」
著者: 澤藤統一郎この度は、私の東京都知事在任中の件で、皆様に多大な混乱やご懸念を生じさせるなどしておりまし て、まことに申し訳なく思っております。 普段は、上から目線の傍若無人でえっらそうにむやみに威張る人と評判をとるこの私が、このく
本文を読む「『もんじゅ』廃炉は脱原発運動の勝利だ」 - 豪雨の中、東京で「さようなら原発」集会 -
著者: 岩垂 弘「さようなら原発 さようなら戦争大集会」と銘打った集会が、9月22日、東京・代々木公園で開かれた。秋雨前線による豪雨が降りしきる中、全国各地から約9500人が集まり、「高速増殖炉『もんじゅ』の廃炉が決まったが、これは、
本文を読む四國五郎ー「反戦平和」を貫いた広島の画家
著者: 澤藤統一郎峠三吉のガリ版『原爆詩集』(1951年)の表紙絵や絵本『おこりじぞう』(1979年)の挿絵を手がけるなど、広島で生涯をかけて「反戦平和」を見つめながら表現活動を続けた画家・四國五郎(1925~2014)。(丸木美術館「四
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