時代をみるの執筆一覧

橋下徹対野田正彰訴訟判決再論ー「専門家に表現の自由などない」という投稿に接して

著者: 澤藤統一郎

「ちきゅう座」という規模の大きな「ブログ集積サイト」がある。11年前に開設されたものだそうたが、編集委員会が運営している。編集委員会の眼鏡にかなった投稿を掲載し、またブログを転載している。 https://chikyuz

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Zeit Online 記事:メルケルのトルコ訪問 – きちんと整頓されたショーケースのような難民キャンプを視察

著者: グローガー理恵

3月18日、欧州理事会とトルコは、トルコからギリシアへの難民流入を食い止めることを目的とした難民対策法に正式合意した。しかし、この対策法については、「国連やアムネスティ・インターナショナルなどの人権団体から、目前の利だけ

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神様から改憲署名をお願いされたら、そりゃ断りづらかろう。

著者: 澤藤統一郎

本日(5月4日)の毎日新聞社会面に、憲法記念日関連報道の一つとして「改憲署名 賛成派700万筆集める 氏子を動員」という記事。 「憲法記念日の3日、…憲法改正を目指す団体『美しい日本の憲法をつくる国民の会』は東京都内でイ

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戦争につながる改憲を絶対許さない ー 東京で安倍政権糾弾の憲法集会 -

著者: 岩垂 弘

 「平和といのちと人権を! 明日を決めるのは私たち 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、東京・江東区の有明防災公園で開かれた。参加者は、昨年横浜市で開かれた「5・3憲法集会」の参加者3万人を上回る、こ

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「文明社会とは価値観を共有し得ない」櫻井よしこの改憲論

著者: 澤藤統一郎

日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、翌47年5月3日に施行となった。本日は69回目の日本国憲法施行の記念日である。 かつては、政府が憲法記念の祝賀行事を主催した。いま政府の祝賀行事は皆無である。昨今はそれどころ

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「野党は共闘」という市民の声による、アベ政治を許さない選挙共闘

著者: 澤藤統一郎

この夏の参院選は、日本国憲法の命運を大きく左右する。アベ政権の改憲策動実現への第一歩となるか、それとも改憲を阻止することによってさらに国民に定着したものとするのか。 その参院選の日程が、いよいよ「6月22日公示、7月10

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バラク・オバマは広島に何しに来るのか ― 憲法記念日に原爆投下を考える ―

著者: 半澤健市

 オバマ米大統領が2016年5月の伊勢志摩サミット出席のついでに広島を訪問するという。 被爆者を含む多くの日本人がそれを歓迎していると報道されている。 81歳の一日本人である私には、なぜそうなるのか理解できない。「そうな

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早急に改めていただきたい「別荘通いへの公用車使用」と「良心的不服従者に対する処分の濫発」

著者: 澤藤統一郎

舛添要一東京都知事が袋叩きの状態となっている。海外出張での大名旅行批判に加えて、週末湯河原別荘通いに公用車利用である。しかも、居直り開き直りの弁明が、火に油を注ぐことになった。よってたかってのイジメ参加は私の趣味ではない

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「昭和の日」の紙面に、「いま読む日本国憲法」と「天皇ご夫妻に頭が下がる」の記事。

著者: 澤藤統一郎

4月29日である。かつて、天皇が現人神であった時代には「天長節」と呼ばれ、現人神が人間宣言(!)をしたあとは「天皇誕生日」となり、その死亡の後に「みどりの日」となって、今は「昭和の日」である。 この呼称の変更は、昭和期以

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北海道5区補選・共闘の「成果」と「教訓」についてー郷路征記君の意見紹介

著者: 澤藤統一郎

北海道5区補選の教訓をどうとらえるかについては、各地のいたるところで議論がまき起こり、貴重な情報や意見が飛びかっていることだろう。メーリングリストというツールは、議論の場の設定にこれ以上のものはない。 私も、いくつかのメ

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アベ政治を許さない!「アベ政治十の大罪と七つの被害」

著者: 澤藤統一郎

本日は、文京区民センターでの「アベ政治を許さない! 4・27文京区民集会」。熱気のこもったなかなかの集会となった。若者の姿も見えたのが頼もしい。 以下は、私の基調報告のレジメ。このレジメの行間をそれぞれの立場で読み込み、

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在特会の徳島教組襲撃事件に、「人種差別」認定の高裁判決

著者: 澤藤統一郎

昨日(4月25日)の「在特会徳島県教組襲撃事件民事訴訟」の控訴審判決を伝える朝日の署名入り記事がすばらしい。客観報道の姿勢を崩さずに、記者の問題意識が貫徹されて、過不足のない情報提供となっている。全文引用したい。 「在特

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選挙に勝つためには「市民と野党各党の共闘」、これ以外の道はない。

著者: 澤藤統一郎

昨夜から元気が出ない。北海道5区の補選の投票結果は、紙一重に肉薄しながらも、野党共闘が支援する市民派池田まき候補の敗北となった。残念でならない。 「いま一歩及ばずの敗北」である。いま一歩のところまで追い詰めた積極面の教訓

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緊急事態条項追加の憲法「改正」は危険 - 世界平和アピール七人委が訴え -

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は4月25日、「大規模災害対策に名を借りる緊急事態条項追加の憲法『改正』の危険性」と題するアピールを発表した。   同七人委は、1955年、人道主義と平和主義に立つ不偏不党の知識人有志の集まり

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震災のいまだからこそ、より厳格な政府の監視と批判を。

著者: 澤藤統一郎

熊本地震は14日の発生以来今日(23日)が10日目。当初、「あと1週間は余震に警戒を」という気象庁の警告を大袈裟ではないかと思ったが、まだ収まらない。九州には身内も知り合いもあり他人事ではない。また、明日は我が身かとも思

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野田正彰医師記事に違法性はないー大阪高裁・橋下徹(元知事)逆転敗訴の意味

著者: 澤藤統一郎

野田正彰医師は硬骨の精神科医として知られる。権力や権威に歯に衣着せぬ言動は、権力や権威に安住する側にはこの上なくけむたく、反権力・反権威の側にはまことに頼もしい。その野田医師が、大阪府知事当時の橋下徹を「診断」した。「新

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子も親も妻も、自衛隊員が災害救助に専念することを望みます。

著者: 澤藤統一郎

ボクのお父さんは、じえいたいのたいいんです。 いま、熊本で大じしんのひがいでこまっている人たちを助けるために、いっしょうけんめいはたらいています。いぜんには、大つなみの岩手にはけんされました。 お父さんは、ゆくえふめいの

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これが海外の良識から見た「日本の言論・表現の自由の惨状」だーデービッド・ケイの暫定調査結果を読む

著者: 澤藤統一郎

安倍内閣発足以来、日本の言論・表現の自由は、惨憺たるありさまとなっている。 ほかならぬNHK(NEWS WEB)が、「報道の自由度 日本をはじめ世界で『大きく後退』」と報じている。本日(4月20日)の以下の記事だ。 「パ

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思想・良心の自由を制約して、秩序維持をとった「民事19部判決」

著者: 澤藤統一郎

昨日(4月18日)、都教委との訴訟において久しぶりに敗訴の判決を得た。敗訴は辛い。辛いが、励まし合い、知恵も元気も出し合って闘い続けなくてはならない。少しでも真っ当な社会を築くために。 負けてもめげないという点では、都教

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「ハーケンクロイツに敬礼し、ナチスを讃える歌を斉唱せよ」と命じられたら…。障害児教育の現場から渡辺厚子さんの訴え

著者: 澤藤統一郎

日本での表現の自由の状況を調査する国連人権理事会の特別報告者であるデビッド・ケイ氏(カリフォルニア大学教授)。滞在予定は4月12日から19日まで。この間に、「政府やメディアの関係者を含め、多くの人と会談したい」との意向を

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「日の丸・君が代」強制問題を、デビッド・ケイ「表現の自由」国連特別報告者に訴えました。

著者: 澤藤統一郎

下記は、外務省ホームページからの抜粋である。 ◆4月12日から19日まで,デビッド・ケイ意見及び表現の自由に対する権利の促進と保護に関する国連特別報告者(「表現の自由」国連特別報告者)(Mr. David Kaye, U

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自民党大ウソ公約と「TPP海苔弁当」=「ウソつきはドロボウのはじまり」のアベ自民党を、衆参国政選挙で「ウソつきドロボウ・アベ自民党の終わりのはじまり」にしてしまいましょう

著者: 田中一郎

史上最悪の国際協定TPPの批准、及びTPP国内対策に関する国会審議が始まりました。しかしながら、アベ・自民党政権は、自分たちの政権を実現させた衆議院選挙時における公約を反故にする「大ウソつき」をやらかした上に、TPP協定

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