時代をみるの執筆一覧

バラク・オバマは広島に何しに来るのか ― 憲法記念日に原爆投下を考える ―

著者: 半澤健市

 オバマ米大統領が2016年5月の伊勢志摩サミット出席のついでに広島を訪問するという。 被爆者を含む多くの日本人がそれを歓迎していると報道されている。 81歳の一日本人である私には、なぜそうなるのか理解できない。「そうな

本文を読む

早急に改めていただきたい「別荘通いへの公用車使用」と「良心的不服従者に対する処分の濫発」

著者: 澤藤統一郎

舛添要一東京都知事が袋叩きの状態となっている。海外出張での大名旅行批判に加えて、週末湯河原別荘通いに公用車利用である。しかも、居直り開き直りの弁明が、火に油を注ぐことになった。よってたかってのイジメ参加は私の趣味ではない

本文を読む

「昭和の日」の紙面に、「いま読む日本国憲法」と「天皇ご夫妻に頭が下がる」の記事。

著者: 澤藤統一郎

4月29日である。かつて、天皇が現人神であった時代には「天長節」と呼ばれ、現人神が人間宣言(!)をしたあとは「天皇誕生日」となり、その死亡の後に「みどりの日」となって、今は「昭和の日」である。 この呼称の変更は、昭和期以

本文を読む

北海道5区補選・共闘の「成果」と「教訓」についてー郷路征記君の意見紹介

著者: 澤藤統一郎

北海道5区補選の教訓をどうとらえるかについては、各地のいたるところで議論がまき起こり、貴重な情報や意見が飛びかっていることだろう。メーリングリストというツールは、議論の場の設定にこれ以上のものはない。 私も、いくつかのメ

本文を読む

アベ政治を許さない!「アベ政治十の大罪と七つの被害」

著者: 澤藤統一郎

本日は、文京区民センターでの「アベ政治を許さない! 4・27文京区民集会」。熱気のこもったなかなかの集会となった。若者の姿も見えたのが頼もしい。 以下は、私の基調報告のレジメ。このレジメの行間をそれぞれの立場で読み込み、

本文を読む

在特会の徳島教組襲撃事件に、「人種差別」認定の高裁判決

著者: 澤藤統一郎

昨日(4月25日)の「在特会徳島県教組襲撃事件民事訴訟」の控訴審判決を伝える朝日の署名入り記事がすばらしい。客観報道の姿勢を崩さずに、記者の問題意識が貫徹されて、過不足のない情報提供となっている。全文引用したい。 「在特

本文を読む

選挙に勝つためには「市民と野党各党の共闘」、これ以外の道はない。

著者: 澤藤統一郎

昨夜から元気が出ない。北海道5区の補選の投票結果は、紙一重に肉薄しながらも、野党共闘が支援する市民派池田まき候補の敗北となった。残念でならない。 「いま一歩及ばずの敗北」である。いま一歩のところまで追い詰めた積極面の教訓

本文を読む

緊急事態条項追加の憲法「改正」は危険 - 世界平和アピール七人委が訴え -

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は4月25日、「大規模災害対策に名を借りる緊急事態条項追加の憲法『改正』の危険性」と題するアピールを発表した。   同七人委は、1955年、人道主義と平和主義に立つ不偏不党の知識人有志の集まり

本文を読む

震災のいまだからこそ、より厳格な政府の監視と批判を。

著者: 澤藤統一郎

熊本地震は14日の発生以来今日(23日)が10日目。当初、「あと1週間は余震に警戒を」という気象庁の警告を大袈裟ではないかと思ったが、まだ収まらない。九州には身内も知り合いもあり他人事ではない。また、明日は我が身かとも思

本文を読む

野田正彰医師記事に違法性はないー大阪高裁・橋下徹(元知事)逆転敗訴の意味

著者: 澤藤統一郎

野田正彰医師は硬骨の精神科医として知られる。権力や権威に歯に衣着せぬ言動は、権力や権威に安住する側にはこの上なくけむたく、反権力・反権威の側にはまことに頼もしい。その野田医師が、大阪府知事当時の橋下徹を「診断」した。「新

本文を読む

子も親も妻も、自衛隊員が災害救助に専念することを望みます。

著者: 澤藤統一郎

ボクのお父さんは、じえいたいのたいいんです。 いま、熊本で大じしんのひがいでこまっている人たちを助けるために、いっしょうけんめいはたらいています。いぜんには、大つなみの岩手にはけんされました。 お父さんは、ゆくえふめいの

本文を読む

これが海外の良識から見た「日本の言論・表現の自由の惨状」だーデービッド・ケイの暫定調査結果を読む

著者: 澤藤統一郎

安倍内閣発足以来、日本の言論・表現の自由は、惨憺たるありさまとなっている。 ほかならぬNHK(NEWS WEB)が、「報道の自由度 日本をはじめ世界で『大きく後退』」と報じている。本日(4月20日)の以下の記事だ。 「パ

本文を読む

思想・良心の自由を制約して、秩序維持をとった「民事19部判決」

著者: 澤藤統一郎

昨日(4月18日)、都教委との訴訟において久しぶりに敗訴の判決を得た。敗訴は辛い。辛いが、励まし合い、知恵も元気も出し合って闘い続けなくてはならない。少しでも真っ当な社会を築くために。 負けてもめげないという点では、都教

本文を読む

「ハーケンクロイツに敬礼し、ナチスを讃える歌を斉唱せよ」と命じられたら…。障害児教育の現場から渡辺厚子さんの訴え

著者: 澤藤統一郎

日本での表現の自由の状況を調査する国連人権理事会の特別報告者であるデビッド・ケイ氏(カリフォルニア大学教授)。滞在予定は4月12日から19日まで。この間に、「政府やメディアの関係者を含め、多くの人と会談したい」との意向を

本文を読む

「日の丸・君が代」強制問題を、デビッド・ケイ「表現の自由」国連特別報告者に訴えました。

著者: 澤藤統一郎

下記は、外務省ホームページからの抜粋である。 ◆4月12日から19日まで,デビッド・ケイ意見及び表現の自由に対する権利の促進と保護に関する国連特別報告者(「表現の自由」国連特別報告者)(Mr. David Kaye, U

本文を読む

自民党大ウソ公約と「TPP海苔弁当」=「ウソつきはドロボウのはじまり」のアベ自民党を、衆参国政選挙で「ウソつきドロボウ・アベ自民党の終わりのはじまり」にしてしまいましょう

著者: 田中一郎

史上最悪の国際協定TPPの批准、及びTPP国内対策に関する国会審議が始まりました。しかしながら、アベ・自民党政権は、自分たちの政権を実現させた衆議院選挙時における公約を反故にする「大ウソつき」をやらかした上に、TPP協定

本文を読む

田母神俊雄運動員買収で逮捕ー選挙運動者にカネを払ってはならない

著者: 澤藤統一郎

田母神俊雄が逮捕された。一瞬驚いたが、所詮は政権とは無縁の人。甘利逮捕ならビッグニュースだが、田母神逮捕ではさしたるニュースバリューはないのかも知れない。それでも、田母神を応援した石原慎太郎や百田尚樹らの言を聞きたいとこ

本文を読む

池田まき(野党・市民共闘)候補に声援を送る。アベ自民に負けるな。

著者: 澤藤統一郎

選挙は戦争によく似ている。昨日(4月12日)開戦の、北海道5区の「選挙戦」について、本日の朝日トップは、「衆院2補選告示 参院選前哨戦」と見出しを打った。天下分け目の総力戦の前哨戦。しかも、アベ自民と野党・市民連合の一騎

本文を読む

「戦争に行くな」「選挙に行こう」ー北海道5区補選はドミノ倒しの最初の一コマだ

著者: 澤藤統一郎

いよいよ、市民主体の選挙戦が幕を開けた。本日(4月12日)、京都3区と北海道5区の衆院補選の告示である。いずれも投開票は4月24日。これが、今年の政治決戦のプラスのスパイラルの発火点。ドミノ倒しの最初の一コマだ。アベ政権

本文を読む

高校検定、日本史、公民など時事問題で政府見解書き込み - 18歳選挙権に影響も -

著者: 隅井孝雄

高等学校の教科書検定の内容が3月18日公表された。今までの検定は事実関係の誤りに主眼が置かれていたが、今回の検定では政府の立場や取り組みを反映した記述を書き込むように修正が加えられた。報道では「積極的に書かせる検定」(3

本文を読む