私は、司法修習生となって間もなく青年法律家協会(青法協)に入会した。私の同期では、3分の2を超す修習生が青法協の会員となった。学生自治会のノリである。私は、修習2年の半分ほどの期間を同期会の議長の任にあって、有意義な課外
本文を読む時代をみるの執筆一覧
バーニー・サンダースの善戦健闘 - 安倍政権を撃つための教訓に -
著者: 半澤健市《今日ここから政治革命が始まった》 私はバーニー・サンダースの演説をCNNテレビのナマ中継で観ていた。2016年2月10日昼頃(日本時間)のことである。前日に行われた米大統領選挙ニューハンプシャー(NH)州予備投票の、
本文を読む対話によって緊張緩和への努力を - 平和アピール七人委が北朝鮮の核実験と「衛星」打ち上げで -訴え
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は2月10日、「朝鮮民主主義人民共和国の核兵器実験と衛星打ち上げに際し、緊張緩和へのすべての関係者の努力を求める」と題するアピールを発表した。 同七人委は、1955年、世界連邦建設同盟理事
本文を読む若者よ、安倍晋三の反知性に学ぶな。サンダースのカネに綺麗な格好良さに学べ。
著者: 澤藤統一郎アメリカ大統領選挙の予備選挙から目が離せない。2月9日のニューハンプシャー州予備選開票結果が、ひときわ興味津々たるものとなった。 まずは共和党。 「9日夜、支持者の前で勝利宣言したトランプ氏は開口一番、『なんて素晴らしい
本文を読むA Letter to The Globe and Mail from Three Article 9 Advocate Groups in Canada 日本の軍国化を賛美する記事にカナダ三大都市の「9条の会」が反論
著者: ピースフィロソフィーTomoe Otsuki’s rebuttal on behalf of Article 9 groups in Montreal, Toronto, and Vancouver to the Februar
本文を読む緊急事態条項は、日本国憲法の3本の柱を壊してしまう
著者: 澤藤統一郎本郷にお住まいの皆さま、ご通行中の皆さま。地元の「九条の会」です。少しの時間お耳を貸してください。 ご承知のとおり、日本国憲法は3本の柱で組み立てられています。 まずは、基本的人権の尊重。 そして、民主主義。 さらに、平
本文を読む「ミサイル」ではないものに対して「ミサイル」を配備した日本 Japan deployed missiles against North Korea’s non-missiles
著者: ピースフィロソフィー日本の人たちは日本語報道で繰り返される「北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射」という言葉に騙されている。 これを「ミサイル」と呼ぶことのウソについては『アリの一言』ブログの「どうして「ミサイル」と断定できるのか!」
本文を読む安保法案の採決「不存在」へのこだわり
著者: 醍醐聡2016年2月9日 国会内の重要な動き 先日、ある大学教員の方から、2月4日の『中日新聞』に次のような記事が出ていることを知らせてもらった。 「安保法「可決」追記 議事録の調査要求 参院議運委で野党 参院の議員運営委員会
本文を読む果てしなく続くのか?スペインの「無政府」状態
著者: 童子丸開バルセロナの童子丸開です。ここバルセロナでは昨年11月以来、なんと95日間も1滴の雨も降らないという、実に異常な天気が続いてきました。昨日やっとお湿り程度の雨が降ったのですが、雨天の続く気配が無く、このままでいくと今年の
本文を読む「孔教問題」-安倍晋三改憲論は100年前の中華民国における憲法論争に及ばない
著者: 澤藤統一郎宮崎市定は『論語』で説かれる徳目の掲載頻度を数え出しているそうだ。いちばん多いのは、孔子が最も大切にした「仁」で97回。次に多いのは、孔子が職業教育的に教えた「礼」の75回。その次が「信」で38回。そして、その次が「孝」
本文を読むリビアのシルトIS拠点
著者: 平田伊都子2015年2月16日、21人のエジプト人出稼ぎ労働者をリビアの地中海海岸に跪かせて、ISイスラム過激組織の出稼ぎテロリストが首を切りました。 アフリカ人を昔の奴隷船のように詰め込んだ移民漁船で、リビア沿岸からイタリアや
本文を読む(メール転送です)村田光平元スイス大使からのメール:東京五輪と幾つかの情報
著者: 田中一郎/村田光平皆様 東京五輪については内外で確実に返上を求める声が高まりつつあります。 鳩山友紀夫元総理は2015年11月21日に掲載されたのJapanTimes のインタ ビュー記事の中で明確に 東京五輪よりも福島事故への対応と東北
本文を読む民主社会主義者の米大統領誕生で、歴史にインパクトを
著者: 澤藤統一郎アメリカ大統領選の予備選が実に興味深い。共和党のトランプとクルーズは、言葉の正確な意味で「ならず者」、あるいは「ゴロツキ政治家」というべきだろう。排外主義と極端な宗教保守主義をウリにし、いずれもその非寛容の政治姿勢を示す
本文を読む弁護士会選挙結果報告ー安保関連法廃止の方針に変化はない
著者: 澤藤統一郎日弁連会長選挙は、昨日(2月5日)の投開票で、「現執行部の路線を継承する大阪弁護士会元会長の中本和洋氏(69)が、東京弁護士会の高山俊吉氏(75)を破り、次期会長に内定した」(毎日新聞) 日弁連選管の発表は以下のとおり。
本文を読む「機密解禁文書にみる日米同盟」(末浪靖司著)から見えてくる、日米安保体制と9条擁護のたたかいの構図
著者: 澤藤統一郎本日は、日民協憲法委員会の学習会。末浪靖司さんを講師に、「『機密解禁文書にみる日米同盟』から読み解く日米安保体制と私たちのたたかい」というテーマ。 末浪さんは精力的にアメリカの公開された機密公文書を渉猟して、日本側が隠し
本文を読む「慰安婦」問題、日本の「謝罪」が犯した過ちとは デイビッド・トルバート『ハフィントン・ポスト』寄稿和訳 David Tolbert: Japan’s Apology to South Korea Shows What Public Apologies Should (Not) Do (Japanese translation)
著者: ピースフィロソフィー『ハフィントン・ポスト』に1月29日掲載された、「国際移行期正義センター」(ICTJ)代表のデイビッド・トルバート氏による寄稿は、昨年末12月28日発表された、「慰安婦」問題についての「日韓合意」の欠陥を明らかにし、ある
本文を読む表現の自由を護るための、スラップ防止対策シンポジウム構想 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第71弾
著者: 澤藤統一郎先週の木曜日、1月28日にDHCスラップ訴訟控訴審の判決が言い渡されて本日でちょうど1週間が経過した。上告ないし上告受理申立期間は本来は来週の木曜日、2月11日までだが、この最終日が休日(「建国記念の日」)なので、2月1
本文を読む株式市場はバクチ場なのか - 低次元のGPIF運用論議 -
著者: 半澤健市公的年金の運用を巡る議論は私に言わせると低レベルで誤認が多い。 三つのキーワード、すなわち「バクチ」、「長期投資」、「クジラ」でそのワケを述べたい。 《元財務相までがバクチ運用を批判》 公的年金という大切な資産の運
本文を読む差別のない寛容な社会が平和と安全をつくり出すーフランスの現状が示唆するもの
著者: 澤藤統一郎「法と民主主義」1月号をご紹介する。時宜に適ったタイムリーな企画となっている。「理論と運動を架橋する法律誌」の名に恥じないと思う。編集委員の一人として、多くの人にお読みいただきたいと思う。 目次は以下のとおり。 特集★戦
本文を読む脱原発3団体が3月26日に統一集会 - 相次ぐ原発再稼働に運動再構築へ -
著者: 岩垂 弘関西電力が1月29日、高浜原発3号機(福井県高浜町)を再稼働した。東日本大震災にともなう東京電力福島第1原発の事故後の新規制基準下では、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続き3基目の再稼働だ。4月には四
本文を読む頑張れ原告・弁護団! 「安倍靖國参拝違憲訴訟・関西」1月28日大阪地裁判決を読む
著者: 澤藤統一郎明文改憲を呼号する安倍晋三の反憲法的性格は、戦争法だけのものではない。教育基本法・地教行法の改悪、特定秘密保護法の制定や武器輸出3原則の清算、NHKの人事統制等々多岐にわたる。靖國神社公式参拝も顕著な反憲法的姿勢の表れで
本文を読むサウジ、イランと断交 シリア和平交渉は難航 - 反体制派代表団の構成でもめる -
著者: 伊藤力司昨秋以来ケリー米国務長官が数回訪露してラブロフ露外相と会談を重ねた結果、シリア紛争の和平交渉がようやく途に就きかけたところ、1月6日サウジアラビアがイランと断交という重大ニュースが発生した。悪くすると和平交渉がとん挫する
本文を読む東京弁護士会副会長選挙における「理念なき立候補者」へ
著者: 澤藤統一郎1月が行って、今日から2月。今年もまた弁護士会役員選挙の季節となった。2月5日(金)が日弁連と単位会の投票日。今日から期日前投票が始まっている。 私は、弁護士会の人事はけっして私事ではないと思っている。弁護士会の役員選挙
本文を読む漂流する世界の中で、漂流する日本の、リアルな国民生活とは?
著者: 加藤哲郎2016.2.1 安倍内閣の経済政策の中枢、甘利明・経済再生担当大臣が辞任しました。大臣室で特定業者から「口利き」の見返りに、羊羹の箱に入れた現金を受け取り、内ポケットに入れたという、古典的・典型的政治汚職です。政治資
本文を読む季刊『フラタニティ』創刊号に「私はいかにして弁護士となったか」
著者: 澤藤統一郎季刊『Fraternity フラタニティ』が創刊され、明日(2月1日)が発行日となる。 フラタニティとは友愛のこと。フランス革命のスローガンとして知られている「自由・平等・友愛」の内、「自由・平等」は普遍的原理として世界
本文を読む沖縄の誇りと自立を愛する皆さまへ:第30号 米軍トリイ基地の強化拡充
著者: 河野道夫2016年1月 辺野古・大浦湾から 国際法市民研究会 2016年1月26日、読谷村臨時議会が開催され、米軍基地の再編交付金によって関連特別事業を進めるための基金設置条例案が可決された。反対したのは無所属の1議員だけ。根
本文を読む『消費者法ニュース』「スラップ訴訟(恫喝訴訟・いやがらせ訴訟)特集号」本日発売 -「DHCスラップ訴訟」を許さない・第70弾
著者: 澤藤統一郎多くの方から、一昨日(1月28日)の「DHCスラップ訴訟控訴審勝訴判決」に、祝意のご挨拶をいただいた。あらためて御礼を申し上げます。 ほとんどの方が、「当然の勝訴とは思いますが、よかったですね」「当たり前の判決ですが、お
本文を読むアベノミクスというペテンの破綻―マイナス金利のお粗末
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(143) 日銀は1月29日の政策決定会合で、さらなる金融緩和策としてマイナス金利を導入することを決めた。私はエコノミストではないし、いわんや金融政策に明るいものでもないが、一般人の常識から見てこの決定には
本文を読む野暮じゃありませんか、日弁連の「べからず選挙」。
著者: 澤藤統一郎昨日の私のDHCスラップ訴訟控訴審判決法廷に、徳岡宏一朗さんが私の代理人のひとりとして出廷してくれた。記者会見にも出席して、著名ブロガーとしての自らの体験から、ブロガーの表現の自由の大切さを語った。 徳岡さんは、私の「万
本文を読む難民問題続報 - ケルン中央駅周辺の暴行事件その他
著者: 盛田常夫ドイツ・州政府内務大臣の会見によるケルン事件 1月19日、ノルトライン=ヴェストファーレン州ラルフ・イェーガー内務大臣は、大晦日におけるケルン中央駅と大聖堂周辺で生じた大規模な婦女暴行並びに窃盗事件について、その詳細を
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