1980年に設立されたIPPNW (核戦争防止国際医師団会議)は、その名の通り、核戦争を医師としての立場から防止する活動を行うための国際組織です。しかし、2011年のIPPNW役員会において、「核兵器なき世界」を目指すた
本文を読む時代をみるの執筆一覧
辺野古移設が唯一の道ではない -もう一度抑止力神話を問い直す-
著者: 宮里政充辺野古新基地建設問題について「この期に及んで何を文句言うか」、「建設工事は粛々と進めるんだ」など高圧的で問答無用の対応を続けてきた安倍政権は、ようやく翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事と菅義偉(すがよしひで)官房長官(
本文を読む小出裕章氏のビデオメッセージ「未来を担う子供たちへ」 2014年3月-ヘレン・カルディコット財団主催講演会にて
著者: 小出裕章/グローガー理恵去年の3月に催されたヘレン・カルディコット医師*の講演会「未来を担う子供たちのために、今、私たち にできること – フクシマ惨事から3年、現状と課題」で、小出裕章氏がビデオメッセージを送っています。 小出氏の心からの訴え
本文を読む「反戦平和」が前面に ー 今年の中央メーデー ー
著者: 岩垂 弘働く者の祭典である第86回メーデーが、東京では4月29日(水・祝日)と5月1日(金)に行われる。今年は「戦後70年」という節目の祭典であるのに加え、安倍政権が米軍など他国軍の戦争に日本の自衛隊を参加させるための法整備を
本文を読む首相官邸屋上に「ドローン」落下に驚く
著者: 池田龍夫4月22日午前10時20分ごろ、千代田区の総理大臣官邸の屋上に、小型の無人機「ドローン」1機があるのを職員が見つけて警視庁に通報した。直径50㌢ほどの「ドローン」で、プロペラが4つあるほか、小型カメラやプラスチックのよ
本文を読むちきゅう座第10回総会に向けて:運営委員長からのご挨拶
著者: 岡本磐男今のままでは、21世紀の世界がそれほど光明に充ちたものではありえそうもない予兆が既に感じられ始めています。1%の富裕層の豊かさ、そのおこぼれを頂戴する圧倒的多数の大衆、こうした社会構図の上に胡坐をかく先進資本主義諸国に対
本文を読むBPOへ審議要望書を提出~NHKの瑕疵ある辺野古報道を正すために97名の連名で~
著者: 醍醐聰2015年4月22日 4月20日、全国各地で活動している、NHKなどメディアの放送のあり方を考える市民団体の有志とメディア研究者など97名が連名で、放送倫理・番組向上機構(BPO)に対し、 「辺野古の米軍基地建設に関する
本文を読む辺野古問題で沖縄県民への連帯を強めよう -世界平和アピール七人委員会が訴え-
著者: 伊藤力司世界平和アピール七人委員会は4月22日、「辺野古問題を直視し、沖縄の人たちとの連帯を強めよう」と題するアピールを発表した。 アピールは、昨年沖縄で行われた名護市長選、沖縄県知事選、衆議院選挙の3選挙で示された民意に沿
本文を読む大きな思い上がりと小さな思い上がり―テレビをめぐる見たくない現実
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(137) このところ、一定期間おきに症状が出てくる病気のように、またぞろテレビ報道に政治家があれこれ注文を付ける見たくない事態が起きている。私は報道という仕事は常に外部からの批判、注文には謙虚に耳を傾けな
本文を読む官邸、事前の約束に反し、翁長知事の発言の公開を途中打ち切り
著者: 醍醐聰2015年4月19日 突然、「はい、報道は退出」 4月17日に首相官邸で安倍晋三首相と沖縄の翁長雄志知事の初の会談が行われた。そのうち、両者の冒頭発言の模様が当日のテレビ・ニュースで映像入りで伝えられた。しかし、そ
本文を読む行き詰まった沖縄基地「「辺野古移転」計画
著者: 池田龍夫安倍晋三首相は4月17日、那覇市内で翁長雄志・沖縄県知事と初めて会談した。安倍首相は「名護市辺野古への移転が唯一の解決策だ」と述べ、米軍普天間基地の危険除去に向けて移設計画への理解を求めた。これに対し、翁長知事は「私は絶
本文を読む翁長知事と産経・前ソウル支局長
著者: 醍醐聰2015年4月17日 片や3ヶ月、片や翌日 今年の1月6日以来、翁長知事が求めていた安倍首相との会談が今日(17日)、ようやく実現することになった。ただし、予定時間は30分。 他方、安倍首相は14日に帰国した産経新聞
本文を読む粛々と進められる「いつかきた道」に抗して
著者: 加藤哲郎2015.4.15 2週間前に48か国と報告したアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立には、けっきょく57か国が加わりました。アメリカ、カナダ、日本の国際的孤立です。安倍政権は、ガバナンスがはっきりしない、日本の分
本文を読む勘違いしていないか―国立大学で国旗掲揚・国歌斉唱とは!
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(136) 安倍首相はさる4月9日の参院予算委員会で、野党議員の質問に答えて、国立大学の卒業式や入学式での国旗掲揚、国歌斉唱について次のように答えたという。 「学習指導要領がある中学、高校ではしっかりと実
本文を読む自民党、テレ朝「選挙報道」に圧力?
著者: 池田龍夫「自民党が昨年の衆院選前、テレビ朝日の番組内容に対し、『公平中立』を求める文書を出していた」という朝日新聞4月11日付朝刊(2面4段見出し)の報道に驚かされた。 朝日紙によると、自民党の文書は昨年11月26日付で、報道局
本文を読む相次ぐ米軍機からの部品落下~沖縄の「空の強制接収」のなせる業~
著者: 醍醐聰2015年4月11日 米軍機からの相次ぐ部品落下~全国ニュースは伝えないが~ 矢部宏治著『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること』(2011年)という書物があるが、最近、沖縄で頻発している米軍機から
本文を読む吉野文六氏の苦悩と外交密約の罪
著者: 池田龍夫沖縄返還交渉をめぐる日米間の「密約」の存在を認めた元外務省アメリカ局長の吉野文六さんが3月29日、横浜市の自宅で肺炎のため死去した。96歳だった。 1941年に外務省に入省。アメリカ局長として沖縄返還の日米交渉を担当し
本文を読むIPPNWドイツ支部・アレックス・ローゼン医師の論評:フクシマ作業員の健康調査における難題
著者: グローガー理恵原文(独語)へのリンクです: http://www.fukushima-disaster.de/deutsche-information/super-gau/artikel/8c2ad6cfb8f78853ae03dd4
本文を読む第10回ちきゅう座総会(ちきゅう座運営委員会からのご通知・ご案内)
著者: ちきゅう座運営委員会お陰さまでちきゅう座は今期で10年目の節目を迎えることになりました。これもひとえに皆様方のお陰と心から感謝いたしております。 今回は総会後に弁護士の大口昭彦さんをお呼びして、脱原発闘争の全国的な拠点・象徴となっています「
本文を読む両陛下パラオ訪問と世界平和への努力
著者: 池田龍夫太平洋戦争の犠牲者を慰霊するため、天皇、皇后両陛下は4月8日夕、パラオ共和国を訪問された。9日にはペリリュー島に渡り、「西太平洋戦没者の碑」に白菊を供え、米軍慰霊碑も詣でた。わずか2日間のハードな日程を終えられた両陛下は
本文を読む小出裕章氏インタビュー: 原発事故から4年を経た総括
著者: 小出裕章/グローガー理恵人民新聞編集部・山田氏が小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所)をインタビュー (出典: たんぽぽ舎メルマガ) ★ 4年経っても「緊急事態宣言」を解除できない現状を自覚すべき ★ 「科学技
本文を読む「基地の固定化を口にするのは政治の堕落」・・・仲井真前知事もそう語っていた
著者: 醍醐聰2015年4月7日 4月5日の菅官房長官との会談の中で翁長・沖縄県知事は、<辺野古がだめなら、世界一危険な普天間基地の移設先について代案を示せ、でなければ普天間基地の固定化につながる>と主張する菅官房長官ら政府
本文を読む「憲法は戦後最大の危機」と護憲団体が統一集会へ -5月3日の憲法記念日に-
著者: 岩垂 弘「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、横浜市のみなとみらい地区の臨港パークで開かれる。主催は「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会実行委員会」。これには、「憲法擁護・改憲反
本文を読む英国紙The Guardianオンライン: 動画「フクシマから4年後ー原子力と人間は共存できない」
著者: グローガー理恵英国紙The Guardianがフクシマ核災害4年後を記して印象的な動画をアップしていますので、それをご紹介させて頂きます。 The Guardian フクシマから4年後:原子力と人間は共存できない 201
本文を読むシリーズ:「中南米化」するスペインと欧州(その4) どさくさ紛れの警察国家化
著者: 童子丸開スペインの近況をつづった拙文をお送りします。話題ごとに2回に分けてお知らせしたいのですが、まず、この3月26日にスペイン国会を通過して成立した「国民保安法(仮訳)」通称「さるぐつわ法」についてのものです。 次回には(2週
本文を読む中国経済が米国を抜いて世界一になる時、中国封じ込めに失敗した安倍ドンキホーテ政権に未来はあるか――AIIB問題で世界の孤児となった日本
著者: 矢吹晋日本の政治経済は、いま大きな岐路にさしかかっている。隣国で打ち出されたアジアインフラ投資銀行AIIB問題は、一つの象徴として分析に値する。資本金1000億ドル=約12兆円、総裁予定者は金立群元中国財政次官である。3月初め
本文を読む「原発回帰」の姿勢改めぬ政府
著者: 池田龍夫自民党は、2030年の電源構成(エネルギーミックス)について原発や石炭火力などの「ベースロード電源」の割合を6割程度にするよう政府に求める方針を固めた。この場合、原発は少なくとも2割程度は残る計算となる。 経済産業省有
本文を読むベトナムに「韓国軍慰安婦」の衝撃
著者: 池田龍夫「韓国軍にベトナム人慰安がいた!」――3月26日発売の「週刊文春」に衝撃的な記事が掲載された。TBSワシントン市局長・山口敬之氏が米国の公文書から探り当てたもので、朴槿恵(パククネ)大統領を大きく揺さぶる事件になりそ
本文を読むアジア・インフラ投資銀行・・・流れに乗れず、行き場を失った安倍政権
著者: 田畑光永(暴論珍説メモ136) あれよあれよという間の孤児への転落だった。中國が今年中の発足を目指しているアジア・インフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーへの加盟申請が3月31日で締め切られた。その日までに加盟を申請した国は
本文を読むもしも731部隊が日中韓歴史認識の大きな争点になったら?!
著者: 加藤哲郎2015.4.1 東京は桜の花が真っ盛り。でも、なぜ4月1日が新学期なのでしょうか? 昔、大学入試の結果は合格が「サクラ咲く」、不合格は「サクラ散る」の電報で、受験者に届く時代がありましたが、いまはHPやメールです。
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