スタディルームの執筆一覧

5月18日・世界資本主義フォーラム・矢沢「資本主義国家の成立 世界資本主義論の再構築のために」のご案内

著者: 矢沢国光

主催 世界資本主義フォーラム   日時 2019年5月18日 午後2時~5時 (受付開始 1時30分) ※今回は、2時開始です(いつもは1時半ですが)。 会場 本郷会館 東京都文京区2-21-7 電話 03-3817-6

本文を読む

4/27 第311回 現代史研究会(レジュメ:改元・改憲・廃絶を考える―拙著『三島由紀夫と天皇』を手掛りに)

著者: 菅孝行

現代史研究会  改元・改憲・廃絶を考える―拙著『三島由紀夫と天皇』を手掛りに (三島の地平との関わりで) Ⅰ.『三島由紀夫と天皇』(平凡新書)の問題意識  ○作家論として 仮説①三島由紀夫の創作モチーフは戦後天皇制と欺瞞

本文を読む

6/8  第312回 現代史研究会「新たに発見された国際諜報団資料(太田耐造・思想検事の資料)をめぐって」

著者: 研究会事務局

6/8  第312回 現代史研究会 日時:6月8日(土)午後1:00~5:00 場所:専修大学・神田校舎・本館(1号館)3階・301教室 テーマ: 「新たに発見された国際諜報団資料(太田耐造・思想検事の資料)をめぐって」

本文を読む

■明治維新の近代・10  徳冨蘆花と「謀叛論」 ─なぜ蘆花に「謀叛論」があるのか 

著者: 子安宣邦

「吾夫の御眠り安からず。早朝臥床に居たまふ。折からいろいろ考へ給ひ、どふしても天皇陛下に言上し奉る外はあらじ。(中略)ともかくも草し見ん、とまだうすぐらきに、書院の障子あけはなち、旭日のあたたかき光をのぞみて、氷の筆をい

本文を読む

*台湾・中央研究院・講演(2019.3.19.) 「日本近代化」再考−明治維新150年に際して

著者: 子安宣邦

昨年2018年は明治維新(1868)150周年に当たりました。特別に国家的な行事がなされたわけではありませんが、書店の棚を埋める形で明治維新と日本近代史の再考察本が出版されたりしました。だがそれらは明治維新とそれから始ま

本文を読む

海峡両岸論 第100号 2019.03.16発行 - 英独がファーウェイ排除に反旗 米の試みは失敗、衰退加速も -

著者: 岡田 充

 次世代通信規格「5G」の構築から、中国通信機器大手の「華為技術」(ファーウェイ)=写真 同社ロゴマーク=を排除し、中国に「デジタル冷戦」を仕掛けたトランプ米政権の目論見が狂い始めた。英国の情報当局がファーウェイを全面排

本文を読む

勝五郎没後150年記念・講演(2019.3.10) 平田篤胤と死者と生者の世界 

著者: 子安宣邦

1 没後150年ということ 今年が勝五郎の没後150年に当たるということも、その勝五郎の存在の記憶がここ日野市で持ち続けられ、その痕跡が確証され、あらためて広く語り出されていることも私ははじめて北村さんから伺ったことであ

本文を読む

2017年8月以後のミャンマーの「物語」と日本

著者: 村主道美

I.物語の戦い  全てを疑え、という原則に従おうとしても、全てを疑い続けていれば、思考を展開することができず、何の行動もとることができない。何等かの事実らしきものを仮定しなければ先に進めないが、そこで誤った事実認定をした

本文を読む

海峡両岸論 第99号 2019.2.14発行 - 30年内の統一目指すが急がない 習近平の新台湾政策を読む -

著者: 岡田 充

 習近平・中国国家主席が、包括的な台湾政策(習五点)を発表した。(写真 国務院台湾事務弁公室HP)要約すると台湾との経済・社会統合を進め、「一国二制度」による平和統一を、建国百年の2049年までに実現する―ということにな

本文を読む

■明治維新の近代・8  「天命の自由」と「人義の自由」 ─兆民『民約訳解』を読む・2

著者: 子安宣邦

「此の約に因りて得るところ、更に一あり。何の謂いぞ。曰く、心の自由、是なり。夫れ形気の駆るところと為りて自から克脩することを知らざる者、是れ亦た奴隷の類のみ。我より法を為(つく)り、而して我より之に循う者に至りては、其の

本文を読む

大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 74号  学長 倉光弘己 http://kansai.main.jp/

著者: 池田知隆

特別講座「平成と天皇制」 <第1回>2月26日(火)18:30~20:00 「元号文化の歴史と意義ー新元号を前に」 日本にのみ行われている「元号」(年号)の歴史を史料に基づいて振り返り、その意 義について考えてみたい。

本文を読む

海峡両岸論 第98号 2019.1.13発行 - 「新冷戦論」の落とし穴にはまるな デジタル経済争う21世紀型対立 -

著者: 岡田 充

 通商摩擦に始まった米中対立は、南シナ海、台湾、人権など安全保障や内政にも波及している。しかし「核心的な争点」は人工知能(AI)やビッグデータなど「デジタル経済」の主導権をめぐる21世紀型の争いであり、資源や領土、核戦力

本文を読む

《『ドイツ・イデオロギー』本文は廣松編もMEGA編も同一である》の確認-「現代史研究会(1月12日、明治大学)」の成果-

著者: 内田 弘

先日の「現代史研究会(2019年1月12日、明治大学)」のテーマ「草稿『ドイツ・イデオロギー』の成立条件」の研究会は、実りの多い研究会であった。 その研究会の事前に拙稿「『経済学・哲学草稿』と『ドイツ・イデオロギー』の『

本文を読む

『経済学・哲学草稿』および『ドイツ・イデオロギー』 の『資本論』形成史上の意義 ―MEGA,I/5『ドイツ・イデオロギー』の検討を中心に―

著者: 内田 弘

 このたび、大村泉編著『唯物史観と新MEGA版《ドイツ・イデオロギー》』(社会評論社、2018年)が刊行された。現代史研究会[2019年1月12日(土)午後1時~5時、明治大学研究棟2階第9会議室]で、渡辺憲正氏が執筆し

本文を読む

21世紀に日本が直面すると思われる4つの人類史的課題

著者: 岡本磐男

 私も今や超高齢者となり、いつこの世を去ってもおかしくない年齢となったので、現在感じている人類史的課題について書き残しておきたい。  第1には現在の日本は、少子高齢化社会の進展によって人手不足の社会になったといわれる。そ

本文を読む