*本論文は折原浩(東京大学名誉教授)により2014年11月~2015年2月 にかけて書かれたものです。全体は大部(A4で51ページ)になるため、およそ10回に分けて連載することにしました。今日の問題にも通ずるものです。
本文を読むスタディルームの執筆一覧
1960年代精神史とプロフェッショナリズム――岡崎幸治「東大不正疑惑 『患者第一』の精神今こそ」(2014年11月8日付け『朝日新聞』朝刊「私の視点」) に寄せて(その1)
著者: 折原浩*本論文は折原浩(東京大学名誉教授)により2014年11月~2015年2月 にかけて書かれたものです。全体は大部(A4で51ページ)になるため、およそ10回に分けて連載することにしました。今日の問題にも通ずるものです。
本文を読む記録と随想 1(2016年3月24日 起稿、3月28日 脱稿、8月13日 改稿) 『職業としての学問』末尾の「デーモン」とは何か――マックス・ヴェーバーの人生と闘いを支えた究極の立脚点は何処にあったか
著者: 折原浩https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2016/11/zuisou1-1.pdf 初出:「折原浩のホームページ」より許可を得て転載 〈記事出典コード〉サイトちきゅう座http:/
本文を読む12・17公開研究会:福本勝清著『マルクス主義と水の理論』をめぐって
著者: 松田健二主催:ポスト資本主義研究会 共催:明治大学現代中国研究所 講師:福本勝清(明治大学) コメンテーター:片桐幸雄(ポスト資本主義研究会) 石井知章(明治大学) 日時:2016年12月17日(土)13時30分~16時30分(
本文を読む青山雫氏の論文についてのコメント
著者: 吉村信之以下のものを読ませていただきました。 ①「青山論文要旨 現代恐慌論へのプレリュード 2016/11/19」 ②「情況2016年8/9月号掲載 1930年代世界大恐慌の教訓と2006年金融恐慌・アベノミクス」(報告) ③「
本文を読む津田・国民思想論・2 神代史はわが民族の成立史ではない
著者: 子安宣邦「我々の祖先は纏まった一国民としての生活を始めない前、随分長い年月の間、民族としての生活を経過して来たのである。」 津田左右吉『我が国民思想の研究ー貴族文学の時代』「序説」 1 まず「民族」があった 津田は
本文を読む第297回現代史研究会のご案内
著者: 研究会事務局日時:12月3日(土)1:00~5:00 場所:明治大学・駿河台校舎研究棟2階・第9会議室 JR「御茶ノ水」駅から徒歩5分、もしくは都営地下鉄「神保町」駅から徒歩5分 テーマ: 「国家と戦争-ヘーゲル『法の哲学』に関連さ
本文を読む「思想史講座」のお知らせー11月のご案内
著者: 子安宣邦「思想史講座」のお知らせー11月のご案内 *思想史講座「未完のナショナリズムー津田『我が国民思想の研究』を読む」 *だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。 *「未完のナショナリズム」というタイトルで始めました。
本文を読む2016年11月26日 青山雫・世界恐慌の教訓とアベノミクス・世界資本主義フォーラムのご案内
著者: 矢沢国光/青山雫主催 世界資本主義フォーラム 日時 2016年11月26日(土) 午後2時~5時 立正大学大崎キャンパス 9号館5階 951教室 〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16 TEL:03-3492-2681 大崎ま
本文を読む現在の日本社会の状況をいかに捉えるか
著者: 岡本磐男10日程前の『朝日新聞』(10月7日,金曜日,朝刊)には興味深い記事が掲載されていた。それは経団連会長の榊原定征氏による「『憲法は後でいい』経済最優先を提言、放置なら日本消滅」の見出しのもとでの現状認識を公表したものだっ
本文を読む非在の存在性:岡本太郎と沖縄
著者: 髭 郁彦刈り取られ、だだっ広い空間だけが残った耕地。頭の上に大量の干し草を載せて運んでいる農婦。山のように積まれた干し草は農婦の顔を完全に覆っている。空は高く、からっぽの大地の中に一人。こちらに向かい歩いて来る。「岡本太郎の沖縄
本文を読む津田・国民思想論・2「民族」という始まり・2 「民族」概念の成立
著者: 子安宣邦■津田・国民思想論・2「民族」という始まり・2 「民族」概念の成立 民族(ピープル)とは、あらかじめ国家機構のなかに存在し、この国家を他の諸国家との対立関係において「自分のもの」として認知するような、そのような想像の共同
本文を読む大阪自由大学通信47号を送ります
著者: 池田知隆□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□□■□■□■□■□■□■ 2016年10月1日 (転載・転送・拡散歓迎) 大阪自由大学(Osaka Freedom University)通信 47号
本文を読む戦争は少年の私に何を残したかー再録・訪問者への感謝とともに
著者: 子安宣邦[私のブログ「子安宣邦のブログー思想史の仕事場からのメッセージ」の訪問者数が昨10月15日をもって3万人に達した。二年前2014年4月にこのブログを始めた時、私は危機感をもっていた。当時私は「中国問題」をめぐる隠然たる言
本文を読む海峡両岸論 第71号 2016.10.15発行 - 安倍政治支える「日本ホメ」 中国脅威論と表裏の関係 -
著者: 岡田 充日本人の中国への印象は「良くない」(「どちらかと言えば」を含む)がことしも9割を超えた。「言論NPO」が毎年実施している日中共同世論調査結果(図表は「言論NPO」のHPから)について、週刊誌「AERA」(10月3日号)に
本文を読む津田「国民思想」論・1 [民族」という始まりー1
著者: 子安宣邦民族(ピープル)とは、あらかじめ国家機構のなかに存在し、この国家を他の諸国家との対立関係において「自分のもの」として認知するような、そのような想像の共同体である。 エティエンヌ・バリバール「国民形態の創出」1⃣ 1 「民
本文を読む文革とは何だったのか――文化大革命50周年シンポジウム
著者: 石井知章文革がいったいなんだったのかを問うということは、けっして過去のことがらではない。たとえば、数年前の重慶事件での薄熙来の政治手法とは、明らかに文革のそれを真似たものであったし、その政治勢力が排除されたように見え、新たに成立
本文を読む「思想史講座」のお知らせー10月のご案内
著者: 子安宣邦*思想史講座「未完のナショナリズムー津田『我が国民思想の研究』を読む」 *だれでも。いつからでも聴講できる思想史講座です。 *10月から「未完のナショナリズム」というタイトルで新講座を出発させます。この講座では津田左右吉
本文を読む9.21 日銀会合・「予測が経済を変える」黒田日銀理論の逆襲 なぜ人々は投資・消費を控えるか?
著者: 矢沢国光2013年4月にはじまった黒田日銀のリフレ政策の要は、「人々の経済予測をデフレ予測からインフレ予測に変えることによってデフレから脱却する」という「明るいフォワード・ルッキング(将来予測)の形成」であった。 それから2年間
本文を読む仁斎という問題・3 近世日本の思想革命
著者: 子安宣邦1 仁斎の思想革命 仁斎が「最上至極宇宙第一」という『論語』に冠せた八文字によって思想革命をいうものは私以外にはいない。多くはその八文字に仁斎の『論語』尊重の心を見るにすぎない。ただ吉川幸次郎だけは比較的に立ち入った理解
本文を読む9/24現代史研レジュメ:アダム・スミス『哲学論文集』と 中項 問題 -田中正司著『アダム・スミスの経験論-イギリス実践的範例ー』を読む
著者: 内田弘アダム・スミス『哲学論文集』と中項問題 田中正司著『アダム・スミスの経験論-イギリス経験論の実践的範例-』を読む 現代史研究会2016年9月24日(土) 明治大学リバティタワー1076号 内田 弘 (専修大学名誉教授)
本文を読む仁斎という問題・1「宣長問題」から「仁斎問題」へ
著者: 子安宣邦1「宣長問題」 私はかつて「宣長問題」とは何かを論じたことがある。それは加藤周一が「ハイデガー問題」に擬して「宣長問題」をいったことへの批判としてであった[1]。加藤がいう「宣長問題」とは次のような「宣長における謎」を指
本文を読む意外性の言語学
著者: 宇波彰アメリカの言語学者ノーム•チョムスキー(1928〜)は、反戦運動家としても知られている。言語学者としては、すでに1950年代までに「生成文法」の理論によって言語学に革命をももたらしたといわれている。「生成文法」について
本文を読む海峡両岸論 第70号 2016.09.09発行 - 中国公船の侵入は何だったのか 尖閣紛争、国有化から4年 -
著者: 岡田 充日本政府が尖閣諸島(中国名 釣魚島)を国有化してから9月11日で4年。この8月には、中国漁船と公船が大挙して周辺海域に入り(写真 海上保安庁HPから)外交問題に発展した。「大挙侵入」の理由と背景はナゾに包まれたまま、大
本文を読む対象の束と歴史的動き:『「大正」を読み直す』私論
著者: 髭 郁彦時代は新たな希望を作り出すものであると共に、時代は掛け替えのないものを抹殺するものでもある。それが、子安宣邦氏の『「大正」を読み直す――幸徳・大杉・河上・津田、そして和辻・大川』(藤原書店、2016、以下サブタイトルは省
本文を読むヒトラーによる憲法破壊と安倍政権がたどる道――私たちは歴史から何を学ぶのか?
著者: ピースフィロソフィー/池田浩士池田浩士: ヒトラーによる憲法破壊と安倍政権がたどる道 ――私たちは歴史から何を学ぶのか?Ikeda Hiroshi: Hitler’s Dismantling of the Constitution and
本文を読む価値”概念”の迷妄
著者: ブルマン!だよね中野@貴州さんから大黒弘慈氏の近著についての感想が投稿されている。私自身はま だこの著作を手にしていないので本格的な論考は出来ないが、感想文を拝見した範囲 で簡単にコメントする。 第一に言いたいのは、これまでもなんどか指
本文を読むロシアの特殊性 (下)
著者: 塩原俊彦「神」を守る「チェーカー」 このロシアの「神」を守り抜く役割を果たしのが「チェーカー」ということになる。1917年12月、人民コミッサールソヴィエトが反ボリシェヴィキのストライキやサボタージュに対抗するために「反革命・サ
本文を読むロシアの特殊性 (上)
著者: 塩原俊彦2016年後半は、安倍晋三首相とウラジミル・プーチン大統領との北方領土問題をめぐる駆け引きがマスメディアでも注目されることになるだろう。だが、この問題への近視眼的なアプローチが気にかかる。ロシアを知るには、もっと長い目で
本文を読む第296回現代史研究会 テーマ: 「アダム・スミスの哲学的視座-ヒューム、アリストテレス、カントに関連させて」(仮題)
著者: 現代史研究会日時:9月24日(土)1:00~5:00 場所:明治大学・駿河台リバティタワー1076号(7F) JR「御茶ノ水」駅から徒歩5分、もしくは都営地下鉄「神保町」駅から徒歩5分 テーマ: 「アダム・スミスの哲学的視座-ヒュー
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