スタディルームの執筆一覧

[追加コメント]「経済学の展開」と「資本主義の発展」の関係―1月18日の現代史研究会

著者: 星野彰男

[コメント]「経済学の展開」と「資本主義の発展」の関係   2014.1 星野彰男 (1)  かつて「反映」という言葉は、歴史(土台)がイデオロギー(上部構造)に「反映」されるという唯物史観の言葉として、盛んに使われたこ

本文を読む

1・18現代史研究会:時論・理論・史論」としての資本主義論 -和田重司『資本主義観の経済思想史』へのコメント-

著者: 内田 弘

現代史研究会2014年1月18日(土)13時~17時 明治大学リバティタワー1064教室 内田 弘 [始めに] 和田重司氏による本書は、資本主義の歴史を経済思想史の観点から,スチュアート(1713-1780)・スミス(1

本文を読む

1/18現代史研究会用レジュメ:経済学の展開はどのように資本主義の発展を反映したか――イギリスを中心に――

著者: 和田重司

経済学の展開はどのように資本主義の発展を反映したか――イギリスを中心に―― 明治大学駿河台校舎リバティタワー1064号  2014年1月18日   和田 重司 資本主義;   封建制の最盛期 11~12世紀  長期・曲折

本文を読む

天皇、および天皇制の所在 ─ 内野光子著『天皇の短歌は何を語るか』の書評

著者: 三上 治

(1)やっぱり天皇(天皇制)というのは曖昧で厄介だ 天皇や天皇制についてはちょっとした事件が起きる度に、その存在の分かりにくさが露呈する。ごく最近では山本太郎が天皇に手紙を手渡した事件の反応がそうである。この事件をもっと

本文を読む

〈市場経済と資本主義〉の解明は「ブローデル」による経済理論の発展で

著者: 矢沢国光

11.16現代史研・永谷報告へのコメント              矢沢国光(世界資本主義フォーラム) 「市場経済と資本主義」に絞って、コメントしたい。「資本主義・市民社会・国家」も重要な論点ではあるが、〈資本主義と国家

本文を読む

読売新聞「尖閣国有化1年」特集(9月11~29日)の 致命的欠陥について

著者: 矢吹晋

 12回 にわたる特集記事において、尖閣をめぐる諸問題についてさまざまの事柄が書いてあるが、領有権にかかわる箇所に致命的なミスがある。それ は5回目の「尖閣諸島を巡る米国の対応」と題した略年表に露呈されている。  197

本文を読む

10.26公開研究会  永谷清著『市場経済という妖怪』をめぐって―レジメ

著者: 永谷 清

レジメ 『市場経済という妖怪』-第二部を中心に 2013年10月26日  上智大学 永谷 清 1 私が本書で問題提起している事項は、他面にわたっているが、まず第一点は、現代資本主義の金融経済化、グローバリゼーションを、た

本文を読む

10.5現代史研究会レジュメ(内田弘):『資本論』の対称性 -1841年マルクスが『資本論』を定礎する-

著者: 内田 弘

現代史研究会2013年10月5日(土) 明治大学リバティタワー1133号教室 [1] カント批判と対称性 マルクスの『資本論』はいわゆる「経済学」ではない。『資本論』は「ひとつの芸術的な全体」をめざすものである。その哲学

本文を読む

2013年9月21日 現代史研: 〈貨幣=金〉か? 奥山氏の報告「『貨幣数量説』はなぜ今、問題か」へのコメント

著者: 矢沢国光

奥山氏は、「貨幣数量説」批判を手がかり(入り口)として 1 経済学は貨幣をどうとらえるか(貨幣論) 2 貨幣論と国際通貨システム(国際通貨システムの将来) 3 貨幣論と国内金融政策(黒田日銀の異次元金融緩和) を論じてお

本文を読む

10.5現代史研究会(「初期マルクスから『資本論』へ」)のご案内と簡単なまえおき

著者: 現代史研究会事務局

初期マルクスと『資本論』とは「対称性」で連続する 内田 弘(専修大学名誉教授) 上に表記した題で、現代史研究会で報告することになりました。皆さんのご意見をたまわりたいと希望します。 初期マルクスは何時始まるのか、そのとき

本文を読む

9,21現代史研究会レジュメ―「『貨幣数量説』はなぜ今、問題か」

著者: 奥山忠信

研究会レジュメ(奥山忠信) 黒田日銀総裁の異次元の金融政策は、通貨(マネタリーベース)を2年間で2倍にすることで物価を2%上げる、という。貨幣量を増やせば物価が上がると考えている点では、マネタリズムの政策であり、その理論

本文を読む

アダム・スミスの認識論をめぐって ―アダム・スミス研究の新たな展開―  (6月15日現代史研究会レジュメ)

著者: 田中正司

イギリス経験論は、名目論の思想伝統に従って、感覚的に知覚できる個別を越える普遍の原理や法則の認識可能性を否定してきました。目的論的概念を前提した経験論を展開していたアダム・スミスがヒュームと同じ経験論者とされてきた一つの

本文を読む

SF(サイエンス・フィクション)としての原子力平和利用

著者: 加藤哲郎

*これは5月25日に行われる現代史研究会(テーマ:「原発問題を考える―「原子力平和利用」と科学者の責任」)用のレジュメです。先に掲載した島薗さんのレジュメと共にご利用ください。(編集部) 「核なき世界」の必要―①被爆労働

本文を読む

原発の倫理性について ―脱原発と社会・文化・歴史研究―

著者: 島薗 進

*これは5月25日に行われる現代史研究会(テーマ:「原発問題を考える―「原子力平和利用」と科学者の責任」)用のレジュメです。この島薗さんのレジュメの他に加藤哲郎さんのレジュメもありますので、順次掲載したいと思います。(編

本文を読む