第二次世界大戦の戦争責任問題に関して、ドイツは誠実に問題解決に努力したのに対し、日本はドイツほどに誠実に問題を直視していなかったという声が我が国の市民社会で聞かれる。たしかに、ナチス党が反ユダヤ主義イデオロギーを国家権力
本文を読む30日、小田原近現代史講座「昭和天皇の『全責任』発言の謎を解く」
著者: 増田都子●日時・場所:1月30日(火)14:00~件名講座を、おだわら国際交流ラウンジ(〒250-0011 小田原市栄町1-15-19 栄町駐車場3階 TEL・FAX:0465-24-7760) で行います。当日はいろいろ有意義
本文を読む「3月危機を乗り切れるかー菅首相が施政方針演説
著者: 瀬戸栄一菅直人首相は2011年度予算案本体と関連法案を、年度内に成立させ政権を存続させることができるのだろうか。1月24日の施政方針演説は野党―特に自民、公明両党に対し「社会保障と税の一体改革をめぐる与野党協議」を声を張り上げ
本文を読む視聴者コミュニティ、小丸NHK経営委員長の解任を要求
著者: 醍醐聡視聴者コミュニティ、NHK松本新会長と経営委員会に申し入れ NHK会長選の選考経過が多くの報道機関で伝えられた。それらを総合すると、小丸氏を表の軸にして経済界の人脈で人選が進んだことは間違いなさそうだ。中には、政治が介在
本文を読む三つの小沢一郎論 ―判官贔屓的なるもの―
著者: 半澤健市11年1月22日の『朝日新聞』に興味ある小沢一郎論が三つ載った。 一つは「天声人語」、あとの二つは「オピニオン」欄の松本健一と保阪正康による小沢論である。これには「日本史に見る小沢流」というタイトルがついている。 《先輩
本文を読む宇井宙さんの「友愛」論について ―まず、憲法用語としての「自由・平等・友愛」の事実確認が先決である―
著者: 内田弘宇井宙さんの「四たび、フランス革命と《友愛》について」を「ちきゅう座」で拝読しました。「友愛」語についての詳しい報告に、感謝します。 まず確認したいことがあります。それは、岩田昌征さんと私が論じあったのは「友愛(frat
本文を読む28日「杉並近現代史講座『韓国強制併合100年』を考える」のご案内
著者: 増田都子皆様 こんばんは。犯罪都教委&1・5悪都議と、断固、闘う増田です! これはBCCでお送りしています。重複、ご容赦を。 件名のように、「杉並近現代史講座『韓国強制併合100年』を考える」…去年の8月30日から101年
本文を読む劉暁波・われわれの問題としての ─『天安門事件から「08憲章」へ』を再読する
著者: 子安宣邦1 劉暁波問題と日本のメディア 劉暁波の名を私は早くから知っていたわけではない。二〇〇八年一二月九日のいわゆる「08憲章」公表の報道のなかで私は彼を知ったのである。いま私は「報道」といったが、それはマス・メディアの報道に
本文を読む「技術に完全はない」の捉え方 -原発推進派と反対派との対話から-
著者: 川弾降雄本サイトでは京大原子炉実験所の小出裕章氏の講演会案内を掲載しているが、その小出氏と原発推進派の杤山 修氏(前東北大、現原子力安全研究協会)を交えた原子力に関するオープンフォーラム(2007年と2008年の2回開催)
本文を読む諷刺の種
著者: 乱鬼龍◆狂歌 元日や今年もあるぞ多事多難宝船さえすでに難破す おめでとうなどとテレビはめでたがりどこがめでたい困窮貧民 仕事始め食を求めてホームレス職を探しに失業者 うさぎ年跳ぶかはねるかしかしまた苦役の日々の子羊とな
本文を読むフランス共和国<理念>の孤立と栄光
著者: 宇井 宙フランス革命200周年記念行事が終わって3カ月ほど経った1989年10月、新学期が始まったばかりのパリ郊外のクレイユの町の公立中学校で、3人の女子生徒がイスラム教のスカーフを被ったまま登校し、教室でスカーフを外すことを
本文を読む自著紹介 『労使交渉と会計情報--日本航空における労働条件の不利益変更をめぐる経営と会計--』
著者: 醍醐 聡昨年12月31日付けで日本航空は運航乗務員81名、客室乗務員84名に対し整理解雇を通告した。これに対し、乗務員146名が1月19日、解雇の無効を訴えて、東京地裁に提訴した。今後は、この整理解雇が、原告の訴える整理解雇の
本文を読む『お能ごっこ』は透明に他界の舞となる。
著者: 岡村洋次郎能楽師・観世栄夫氏に師事して <その一> 栄夫先生は2007年6月8日に大腸癌とそれの脳への転移等によって、逝去された。もう三年も経ってしまったかという思いである。当時、密葬ということで、私は葬儀にも参列できず、その「お
本文を読む欧州評議会・法人権委員会の「コソヴォ臓器摘出密輸出」調査報告書の背景
著者: 岩田昌征旧ユーゴスアヴィア戦争犯罪ハーグ法廷のスイス人主席検事カルラ・デル・ポンテ(1999-2007年)は、退任後の2008年末に回想録『狩、私と戦争犯罪者』The Hunt.Me and the War Criminals
本文を読む「ふるさと納税」制度を活用して、名護市を応援しよう
著者: 新崎盛暉沖縄・米軍普天間基地を北部・名護市の辺野古沿岸に移設する計画について、地元名護市をはじめ、沖縄県民はくり返し反対の意思を表明し続けてきました。日本が民主主義の国であるならば、この沖縄県民の意思は尊重されなければなりません
本文を読むたんぽぽ舎関連1月後半~2月の諸日程のご案内
著者: たんぽぽ舎★ 環境・核(原子力)・劣化ウラン弾の学習会・ツアー ★ たんぽぽ舎関連1月後半~2月の日程 『参加歓迎』 1月 25日(火) 劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク例会 19:00~21:00
本文を読む四たび、フランス革命と「友愛」について
著者: 宇井 宙「海の大人」氏も1月20日の「交流の広場」で述べておられたが、私も1月27日の岩田昌征先生の書評を拝読して内田弘先生の『啄木と秋瑾』を読みたくなったが、その思いは1月19日の内田先生の岩田先生への応答を拝読して決定的と
本文を読む『労働情報』808号のご紹介です(1月25日発売)。
著者: 『労働情報』 浅井真由美『労働情報』編集部の浅井真由美です。 『労働情報』808号のご紹介です(1月25日発売)。 重複、ご容赦下さい。転載・転送大歓迎。 ■□■□■□■ 2011年2月1日号 目次 ■□■□■□■ ●時評自評 百 年 先
本文を読む乱射事件対応で明暗分けたオバマ氏とペイリン女史 -12年大統領選でペイリン候補の目は消えた?-
著者: 伊藤力司サラ・ペイリンと言っても日本の一般国民には、ほとんど馴染みのない名前だろう。2008年米大統領選挙で民主党バラク・オバマ氏に敗れた共和党ジョン・マケイン候補が選んだ副大統領候補・前アラスカ州知事である。あれから2年余り、
本文を読む1月21日(金)憲法講座の案内状
著者: 三上 治三上 治 新年おめでとうございます。今年最初の憲法講座です。今回は憲法第二十二条「居住・移転・職業選択の自由、外国移住・国籍離脱の自由」何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。②何人も外
本文を読む孫崎享氏のTwitterより「菅政権・尖閣・脱対米従属・胡錦濤訪米・・・」
著者: 「ちきゅう座」編集部菅政権 「米が望んだ菅首相」「漏洩公電お墨付き」、東京新聞、「こちら特報部」、戦後最も親米的といわれる菅政権はどのように誕生したか。昨年2月ソウルでキャンベル米国国務次官補は韓国青瓦台で金首席秘書官(現外相)と面会した。
本文を読む「類は友を呼ぶ」の悪習を断ち切るべき~NHK会長選考を振り返って~
著者: 醍醐 聡「鉄道の公共性とNHKの公共性は同じ」と公言する新NHK会長の資質は? 1月15日、NHK経営委員会は福地茂雄現会長の後任にJR東海副会長の松本正之氏を選任した。今回のNHK会長人事はこれで決着となったが、選考の過程を振
本文を読む内田先生の快著を読みたくなりました
著者:岩田昌征先生と内田弘先生の、内田先生著作『啄木と秋瑾』をめぐる往還を見ていて刺激を受けました。借り物の言葉を使うと「感激した、読みたくなった」と謂うことです。 もちろん、全く知らなかったし、考えもしなかった。しかし、内
本文を読む岩田昌征氏の拙著『啄木と秋瑾』の書評を読んで
著者: 内田弘いったい、どのように読んでくれるのだろうか。これが拙著を出したあとの私の思案である。拙著『啄木と秋瑾』(社会評論社、2010年11月20日)を世に出して、ほぼ2ヶ月たった昨日、現代史研究会主催者の合澤清さんからメールが届
本文を読む背景を考えること、楽観的に見ること──先週の新聞から(12)
著者: 脇野町善造1月11日の昼過ぎ、この日の閣議後の記者会見で野田財務相がアイルランド支援のための「欧州金融安定化債」を買うことを決めたというニュースに接した。「へぇ―」と思って、Webサイトを覗いてみた。Handelsblatt(H
本文を読むNHKは、「礼儀正しい」 か? (君が代・日の丸などとの関連から)
著者: yukichi「日本人は、礼儀正しい」 で、検討したように、「日本人は、礼儀正しい」は、日本人の立場からであっても、正しくないと考えます。 つぎに、「NHKは、礼儀正しいか?」を考えます。 ◇NHKは、1952年4月28日の放送終了後
本文を読むユーゴスラヴィア自主管理社会主義の歴史実験:その意味とよみがえり(ルネサンス)の兆し(2)~(1)
著者: 岩田昌征ミーラ・マルコヴィチ「自主管理者の反乱」(1993年1月26日) ここ数日ベオグラードで、権威ある諸施設のトップが政府決定によって新しく任命されることに関して苦情が増えている。クリニック・センター、博物館、劇場などの責任
本文を読む95/1/16阪神大震災は日本人への警告
著者: 柳田真1995年1月16日の阪神大震災は、日本人への警告 ◆地震で原発が危ない、原発惨事を予防せよ、と 柳田 真 (1)1995年の1月と12月に二つの大きな災害 今を
本文を読む1/28反原発自治体議員連準備会結成のご案内
著者: たんぽぽ舎たんぽぽ舎も参加-協力している原発反対自治体議員連盟準備会(仮称)の結成集 会が1月28日(金)午後1時30分より4時30分まで、東京都議会4Fの会議室で開 かれます。 議員だけでなく、市民もサポーターとして参加できま
本文を読む現代史研究会:1月22日の講演会のお知らせ―「中国侵略に反対した元日本軍捕虜・前田光繁(94歳)が語り遺す日中戦争の体験」
著者: 由井格現在中国と日本の関係はぎくしゃくとしていますが、本年の中国の建国記念日や国慶節に付き添い付きで招待され、政府高官、民衆から尊敬を受けている一人の民間人がいます。前田光繁さんです。人生の残日録として自分の体験を特に日本の若
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