日韓、日中、日台、そして日露の間に領土問題が未解決のままくすぶっている。それでも当該地域に日本人、韓国人、中国人、そしてロシア人が接住しているわけではない。したがって以下に記すような事態は発生していない。海の効用というべ
本文を読む帝国への隷属と国内官僚支配の並立
著者: 浅川修史アメリカ合衆国はしばしば現代のローマ帝国と呼ばれる。これに対する異論は少ない。それでは現代のローマ帝国の属州ともいうべき日本に類似した国は歴史上存在したのか。筆者がちきゅう座の同人と喫茶店で四方山話をしたことがある。そ
本文を読む記者クラブメディアと検察のあり方についての識者の指摘
著者: 浅川修史2010年12月、都内で記者クラブメディアや検察のあり方、日米関係について考えるシンポジウムがあった。パネリストとして招かれた識者の発言の中から、筆者にとって興味深い部分を抜粋して、紹介したい。なお、紹介した部分について
本文を読む『労働情報』805号、発売中です。
著者: 『労働情報』 浅井真由美『労働情報』編集部の浅井真由美です。 『労働情報』805号、発売中です。 ■□■□■□■ 2010年12月15日号 目次 ■□■□■□■ ●時評自評 県知事選は現職知事に負けたが、日米両政府には敗北していない ……安
本文を読む12/15 (水) 変革のアソシエ 特別講座・シリーズ『わが著書を語る』第3回
著者: 変革のアソシエ特別講座・シリーズ『わが著書を語る』 特別講座委員会はアソシエ会員自身が自著(新刊)を紹介・解説しながら受講と討論する新講座を開設しました。本年10月より明年3月までは、月1回(1人)のぺースで開講し、4月以降は月2回
本文を読む孫崎享氏のTwitterより 「朝鮮半島有事・ウィキリークス・東アジア・クリントン・小沢氏と米国」
著者: ちきゅう座「編集部」朝鮮半島有事 日本過去、朝鮮半島有事の時、基本は後方支援。今又、菅政権この枠組み議論なしに乗り越える。平成12年「周辺事態安全確保法」で米軍への後方支援を決定。今時日米合同演習は共同で北朝鮮への攻撃を想定、大規模演習。こ
本文を読むいつか来た道を歩まぬために─真珠湾攻撃の日、全国の紙面報道から
著者: 鈴木顕介「『12月8日の空の青さかな』読者文芸欄にあった端正な一句。1941年12月8日、日本軍はハワイ・真珠湾において米艦隊を奇襲。その日は朝から対米英開戦を告げるラジオの軍艦マーチで日本中がわきかえったという。それから60余
本文を読むスラッファ体系と価値形態論
著者: ブルマン!だよね「評論…」でもって岩田昌征氏が片桐幸雄氏「スラッファの謎を楽しむ」の書評をされ、その中で片桐氏が交換比率が技術的確定性から安定している生産手段から、そうでない消費財でなく、価値形態論を説いてはどうかと提起しているのに関し
本文を読む文献紹介 ティムール・ダダバーエフ 『記憶の中のソ連 中央アジアの人々の生きた社会主義時代』
著者: 木村英亮文献紹介 ティムール・ダダバーエフ 『記憶の中のソ連 中央アジアの人々の生きた社会主義時代』、筑波大学出版会、2010.9、 270ページ、3800円 ソ連社会主義の歴史
本文を読む「終焉に向かう原子力」(第10回)放射線被曝事故の悲惨さと避ける道
著者: 小出 裕章Ⅰ.生命体と被曝事故 生き物という不思議 「ニワトリが先か、卵が先か?」という問いがあります。正解はどうなのでしょう? 生物学者の丘浅次郎さんによる生き物の定義は、「食うて、産んで、死ぬ」です (1)。生き物である
本文を読む自分らしく21世紀を生きよう! -「企業内サラリーマン」を超えて -
著者: 安原和雄一つの数字が大きな衝撃を広げている。「57.6%」だ。これは厚生労働省と文部科学省が発表した大学生(来春卒業)の就職内定率(10月1日現在)である。調査を始めた1996年以来、過去最低という数字である。「超氷河期」とも
本文を読む読書感想:片桐幸雄著『スラッファの謎を楽しむ』(社会評論社刊)について
著者: 岩田昌征片桐幸雄著『スラッファの謎を楽しむ』(2007年、社会評論社)を著者からいただいた。精読とはいえないまでも通読した。役に立った。面白い。私も1980年前後にスラッファの『商品による商品の生産』を手にし読解を試みたが、途中
本文を読む岩田氏の「小野・岩井理論に見るマーケットの本質的不安定性」によせて
著者: 片桐幸雄岩田昌征氏が「時代をみる」に「小野・岩井理論に見るマーケットの本質的不安定性」を書かれた(11月28日)。岩田氏が取り上げられた小野善康氏の『貨幣経済の動学理論』を読んだことがなく、同書に対する岩田氏の理解についてコメン
本文を読む温暖化詐欺の共犯か「環境NGO」
著者: とら猫イーチ本日付けのasahi .comによると、国際環境NGOのグループが京都議定書の延長に反対する日本を批判する意見広告を10日付けの英紙フィナンシャル・タイムズ(アジア版)に掲載(費用は多額でしょうな)したそうな。 何でも
本文を読む慰安婦の無量の嘆き背に負いてわが証言のただにもどかし
著者: 増田都子私も会員である「あびこ平和ネット」では3月の我孫子市議会で「『慰安婦』問題解決のための意見書」を採択する活動を行い、成功しましたが、その時、「生き証人」として下記、松原勝さんにもご協力いただきました。昨日の朝日新聞夕刊
本文を読む12/16(木)『浜岡原発震災を防ごう』いろりばた学習会のご案内
著者: たんぽぽ舎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 《環境と原発問題の学習会『第153回いろりばた会議』のご案内》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■テーマ 『浜岡原発震災を防ごう
本文を読む岩田先生の「友愛」論・「見えざる手」論への疑問
著者: 相馬千春大革命における「友愛」(フラテルニテ)の問題。 岩田先生は、<内田氏も説いたように、1789年フランス大革命で謳われた理念は、自由・平等・所有であってfraternitéはない>https://chikyuza.net/
本文を読む12月11日(土) -フォーラム「2010キューバ最新事情」-
著者: キューバ友好円卓会議キューバ友好円卓会議が12月11日(土)午後1時~5時、パルシステム生活協同組合連合会5階会議室(東京都文京区小日向4-5-16。地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅下車)でフォーラム「2010キューバ最新事情」を開催します。 キ
本文を読むネットワークと運動体の会議日程のご案内です
著者: たんぽぽ舎2010年12月~2011年1月 4つの研究会と6つのネットワーク・運動体のご案内です ☆☆★環境・反原発・地震・エネルギーの研究会★☆☆ ●名 称:『エネルギーと環境を考える会』
本文を読む岩田昌征氏の疑問点に答える
著者: 野沢敏治スミスの「見えざる手」は『国富論』と『道徳感情論』にそれぞれ1回ずつ出ている。岩田昌征氏は11月29日の「評論・紹介・意見」欄でそれらの間に位相の違いがあるのでないかと疑問点を出している。そのさいに経済学者である奥野正
本文を読む「友愛」か「博愛」か―fraternitéをめぐる考察
著者: 岩田昌征現代史研究会(2010年12月4日)で専修大学名誉教授内田弘氏の『経済学批判要綱』に関する氏の哲学を拝聴した。私は氏の講義の内部に立ち入ってコメントする学知に欠ける。学ぶのみである。 ここでは、氏が講義の中で若干論じた自
本文を読む日米密約と安保の闇 「国家のウソ」の源流はここにあった
著者: 森広泰平日米密約と安保の闇 「国家のウソ」の源流はここにあった ゲスト 太田昌克さん(共同通信編集委員室) 日米4密約の一つ、72年の沖縄返還に伴う現状回復費を密かに日本政府が 肩代わりする密約を記した文書開示を求めた情報開示訴
本文を読む公開シンポジウムのお知らせ(12/10,12/14)
著者:【シンポジウム】 10年目の世田谷事件追悼の集い 「ミシュカの森2010」 苦しみ・悲嘆から社会へ 【日 時】 12月10日(金)18:00~21:00 【場所】 成城ホール 小田急線成城学園駅すぐ 【参加費】 無料。
本文を読む12/22月例読書会(宇波彰)の案内
著者:12月22日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1558教室において、 明治学院大学言語文化研究所が主催します、首席フェロー宇波彰による月例読書会「記号哲学講義」が行われます。 参考URL: http://
本文を読む12月17日(金)憲法講座の案内状
著者: 三上 治今年も早師走になりました。いろいろの事件もあって今年も終わりそうですが、今年最後の憲法講座です。現在講座では第21条「集会・結社及び言論、出版その他一切の表現の自由はこれを保障する、検閲はこれをしてはならない、通信の秘密
本文を読む孫崎享氏のツイート「在韓米大使館漏洩の電報の意味するもの」など
著者: 「ちきゅう座」編集部在韓米大使館漏洩の電報の意味するもの :キャンベル国務次官補:本年2月韓国訪問時。2月22日日ソウル発。件名「キャンベルの金補佐官との会談A/S CAMPBELL’S FEBRUARY 3 MEETING WITH NS
本文を読む昭和16年12月8日 ―ユーフォリアへ飛翔する危うさ―
著者: 半澤健市《伊藤整・三好達治・高村光太郎》 詩人として出発し作家・評論家として名を残した伊藤整に『若い詩人の肖像』という作品がある。伊藤は昭和3年に小樽から上京し文学を志していた。『若い詩人の肖像』は、その頃の在京詩人たちとの
本文を読む「ドイツのヨーロッパ」と「囚われ人スペイン」──先週の新聞から(6)
著者: 脇野町善造世界金融に関する新聞記事を読むことを目的にしたこの報告を開始したのは先月初めのことであった。その頃、世界金融の話題の中心となっていたのは、アメリカの金融緩和とドルの下落、人民元の為替操作であった。しかし、いつの間にか関
本文を読む米軍座間基地を「人間の鎖」で囲む12月18日のお誘いです
著者: たんぽぽ舎キャンプ座間に米陸軍第1軍団司令部が発足して、12月19日で3年 になります。 そして今、陸自・中央即応集団司令部の配備を2012年度に控えています。 今年度中(来年3月ごろ)に司令部庁舎などの建設着工予定が、1
本文を読む周回遅れの読書報告(その9)
著者: 脇野町善造不思議な小説を読んだ。文庫版が出てすぐに買ったと書きこんであるから2003年の暮れには入手していたことになる。それから6年半、この本を手にすることはほとんどなかった。ずっと、本箱の片隅に放っておいた。小説のモデルが産経新
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