樺美智子さんの「死の真相」 (60年安保の裏側で) ―60年安保闘争50周年

著者: 御庄博実(丸屋 博)

はじめに 二〇一〇年四月某日、長崎暢子(旧姓・榎本)先生に会いました。五十年前、安保デモで樺美智子さんと一緒に国会に突入した3名の東大女子学生の一人です。 東大教授(現代史・インド史)を経て、いま龍谷大学の教授です。 長

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60年安保闘争私史―60年安保闘争50周年に寄せて

著者: 岩田昌征

今年は60年安保50周年である。半世紀間顔を合わせたことがなかった山田恭暉氏から様々な50周年記念行事の案内が届いた。また雑誌『情況』のアンケートにも答えた。肝腎の6月15日前後は、義理の叔父、叔母と義母の墓参でパンチェ

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沖縄の過重な基地負担は本土の無関心と無視から -京都新聞記者がコラムで訴え-

著者: 岩垂 弘

 米軍普天間飛行場がある沖縄県宜野湾市に住む知り合いのジヤーナリストから「ぜひ読んでほしい」と、新聞の切り抜きが届いた。沖縄県知事選(11月28日)直後の12月3日付琉球新報に載った記事だ。同知事選の結果について書かれた

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ノーベル平和賞式典へのセルビアの対応に見るべきもの

著者: 岩田 昌征

今年の12月10日にノルウェーのオスロでノーベル平和賞が獄中の異端派劉暁波氏に授与された。朝日新聞夕刊(12月9日)に「授与式には各国の駐ノルウェー大使らが招待されているが、授賞に反発する中国政府が各国に欠席を要請。中国

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連帯・共同ニュース 12月20日 第91号

著者: 9条改憲阻止の会

来年のことをいうと鬼が笑うそうですが、鬼に笑われても夢を語ろう ■ 子供のころのようにお正月を迎えるこころの高ぶりはありません。一家総出の餅つきの光景が思い出されるのですが、そんな光景は今でもあるのでしようか。同じように

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「政界再編前夜」、「東亜・管理大戦前夜」、「ユーロ危機前夜」、あれっ、アメリカ危機は何処へ行ったのだろう

著者: 海の大人

本日から、韓国軍の砲撃演習が始まった。幸い、北朝鮮軍との衝突は無かった模様だが、一触即発状態にあることは表面上変わらない。 また、菅首相と民主党小沢一兵卒の会談が本日不調に終わり、民主党内の対立が抜き差しの為らないところ

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『労働情報』806・7号、12月22日に発売です。

著者: 『労働情報』 浅井真由美

『労働情報』編集部の浅井真由美です。 (重複、ご容赦下さい。転送・転載、大歓迎。) 『労働情報』806・7号、12月22日に発売です。 この号だけをお求めの場合は、830円(消費税・送料込)です。 ■□■□■□■ 201

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孫崎享氏のTwitterより「朝鮮半島・新防衛大綱・・・」

著者: 「ちきゅう座」編集部

朝鮮半島 菅首相ピンぼけ発言に感謝:米国は朝鮮半島有事の際、日本を後方支援でなく戦闘に利用するため、合同演習、日米韓外相会談、米統合参謀長の派遣で枠組み作り。誰の入れ知恵か菅首相、実態隠すため邦人救出のためと発言。これが

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『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論に寄せて──追加

著者: 片桐幸雄

「評論」での『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論のなかの、「価値形態論を生産手段の交換から始めることに意味があるかどうかということ」に関して、拙著『スラッファの謎を楽しむ』の該当箇所を、12月17日に「スタ

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『スラッファ』に関する岩田氏と〈ブルマン〉氏の議論に寄せて

著者: 片桐幸雄

「生産手段の交換から貨幣形態を考える」ということ 「評論・紹介・意見」で12月11日に岩田昌征氏が片桐幸雄『スラッファの謎を楽しむ』(社会評論社、2007)の「読書感想」を寄せられ、その最後で、「価値形態論を交換比率が不

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菅政権が説得すべき相手は沖縄ではなく米国だ -米軍普天間飛行場の移設問題-

著者: 岩垂 弘

 「菅内閣はいったいどこの国の政権なんだろう」。思わずそうつぶやいてしまった。17日から予定されている菅首相の沖縄訪問を前にしての首相の発言と、同じ日に発せられた仙谷官房長官の沖縄県の米軍基地負担についての発言に、である

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社会福祉の「申請主義」について――社会福祉の利用者になって考えたこと

著者: 栗木黛子

(1)はじめに 私が社会福祉にかかわるようになって50 年余りになる。50 年前、大学の社会福祉学科に入学した頃、社会福祉は今ほど人々の暮らしに身近なものではなく、周囲の人から「社会福祉とは何ですか、何を勉強するのですか

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それでも「東アジア戦争はおこらないだろう」か?

著者: 安東次郎

「自国民救出」という古典的な口実 マレン統合参謀本部議長が「米日韓」合同演習を提起すると、日をおかず菅首相が「自衛隊による拉致被害者救出」や「邦人救出のための韓国への自衛隊派遣」に言及した。 「米日韓」合同演習は、朝鮮半

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