旧ユーゴスラビアを舞台とする民族的・宗教的紛争が地域紛争と呼ばれる戦争に発展したのを見た時、ヨーロッパでは一方でEU(ヨーロッパ共同体)が進展しているのにこれはなんだと思った。ヨーロッパでは国家を超えて共同体が展開してい
本文を読む「尖閣諸島」事件への様々な反応へのコメント―「戦略的思考」の重要性
著者: 安東次郎「尖閣諸島」での中国漁船拿捕とこれに引き続く一連の展開については、様々の反応があった。(残念ながらここでは日本国内の反応に議論を限定させていただく。) それは、だいたい次のような傾向に分けることができる。第一に「親(従)
本文を読むある感想から(十)
著者: 三上治ある感想(十) 10月2日 これは以前にも書いたことがあるのですが、1970年代に至る過程の中で最も深く印象に残っている言葉は「敗北の構造」というものでした。吉本隆明の言葉ですが、僕らが何と闘っているのかということが分か
本文を読む六0年安保の闘いを引きずって 生涯を中小労働運動に
著者: 由井 格労働者の共済生協に就職 1958年秋の警察官職務執行法(警職法)の改訂反対闘争は、助走段階なしでのいきなりの展開となったが、「オイコラ警官の復活反対」という国民感情を背景に一気に盛り上がり、10.4のゼネストでとどめをさ
本文を読む改めて問われる日本側の基本方針―中国漁船拿捕問題 ―中国側の粗い対抗措置も―
著者: 丹藤佳紀9月上旬の尖閣諸島海域での中国漁船と巡視船の衝突にはじまった事件は、漁船船長の逮捕・拘留に日中双方の抗議が続いて外交問題になった。この事態については、わりあい早い14日の段階で当ブログに「“ ネット世論”も意識して異例な
本文を読む「けーし風」読者の集い
著者: 小野 貴けーし風読者のみなさま お世話になります。 遅くなりましたが、次回「けーし風 読者の集い」は、下記日時会場にて行 います。 今回は、また会場が変わりまして、麹町の会場です。 ご都合いただけましたら、ご参加のほどよろしくお
本文を読む美女のお供で小金井市の名所巡りの写真
著者: 若生のり子滄浪泉園 中村研一美術館裏庭 喫茶店兼茶室
本文を読む美女のお供で小金井市の名所巡り
著者: 合澤 清今年の記録的な猛暑がやっと終わったと思っていたら、今度は秋の長雨で、気分は最悪の状態。毎日を鬱々と過ごしていました。昨日(10月1日)、久しぶりの晴れ間がのぞき、やっと外に行こうという気になって、かねてからお誘いしていた
本文を読む9・30JCO臨界事故11周年東京圏行動の報告です
著者: たんぽぽ舎☆☆★たんぽぽ舎も参加している『9・30JCO臨界 被曝事故11周年東京圏行動実行委員会』よりご報告です★☆☆ ◆原子力事故を2度と起こさないために、行動! ◆9月30日(木)朝(追悼と抗議)と夜(講演会)の2つの
本文を読むリチウム
著者: 成畑哲也いま、話題となっている電気自動車。その電気をどのように確保するのかで、いろいろな方法があるようである。よく取り上げられるのがリチウム電池。このリチウムは、高校で化学をしっかり勉強した人は、その元素記号がLiだというくらい
本文を読む―映画完成記念シンポジウム― 「“私”を生きる」とはどういう生き方なのか
著者: 土井敏邦【要旨】 今年6月にDVD化された映画「“私”を生きる」は、東京都の教育現場で進行している「教育の統制」に抵抗し、“私”を貫いて生きる3人の教師たちを描いたドキュメンタリーである。しかし単に「教育問題」をテーマとした映画
本文を読む連載・やさしい仏教経済学-(16)21世紀の仏教経済思想を提唱する /(15)井上信一著『地球を救う経済学』(下)
著者: 安原和雄21世紀の仏教経済思想を提唱する -連載・やさしい仏教経済学(16)- 今回から私(安原)が構想する仏教経済思想(仏教経済学)の骨格を提示したい。もちろんこれまで紹介してきた内外の先達による先駆的な思想や提言に
本文を読む姑息な菅政権を糾弾する。
著者: とら猫イーチ報道によると、菅首相は、30日の衆院予算委員会の集中審議で、事件に関する中国政府の対応について、「(日本の)国内法の手続きに対し、中国はそれを認めない姿勢があったことは大変問題だった」と批判した(読売新聞)、とのことで
本文を読む尖閣列島は本当に「領土問題」でない?
著者: 加藤哲郎2010.10.1 夏の調査旅行から帰国して1週間は時差ボケが直らず、昼夜逆転生活。おまけに重い資料を積み込んだスーツケースをかついでのドイツ国内鉄道旅行が効いてか持病の腰痛が再発、しばらく寝たきりのテレビ三昧で、日本と
本文を読む新聞はだれのために存在しているのか -韓国併合100年に関する報道で感じたこと-
著者: 岩垂 弘「新聞はいったいだれのために存在しているのだろう」。このところ、そう思わせられることが少なくない。沖縄・普天間基地の移設問題に関する報道でもそう感じたが、これもその一例だ。 今年は、日本にとって、さまざまな点で節目の
本文を読む「統治機能」再構築こそ急務 党内抗争による〝政治空白〟の罪
著者: 池田龍夫7月参議院選挙で敗北を喫した菅直人・民主党政権の混乱は、目を覆うばかりだ。大騒ぎになった「代表選挙戦」二週間の果て、九月十四日に「菅首相続投」で幕引きになったが、今後の政権運営の前途は多事多端である。 〝菅・小・鳩トロイ
本文を読む動画の紹介と10~11月関連日程のご案内です
著者: たんぽぽ舎☆☆★参考になる動画紹介★☆☆ 『原発を動かさなくても電気(電力)は大丈夫』がよくわかる タイトルは、『源八おじさんとタマ』です 「YouTube」で検索してみて下さい ※現在
本文を読む世界経済についての覚書
著者: 成畑哲也中国が驚異的な成長をとげ、東南アジアからアフリカまで、かつてのレーニンの言葉でいえば「勢力圏」に取り込もうとしているように見える。また、インドも急速に発展しつつある。ブラジルも同様である。ところがヨーロッパは信用不安に陥
本文を読むこの国のカタチ-核密約と原爆調査
著者: 山崎久隆故笹本征男さんの大きな業績『米軍占領下の原爆調査―原爆加害国になった日本』の出版 3月20日、一人の市井の研究者がひっそりと亡くなった。在韓被爆者問題市民会議の代表で占領史研究家の笹本征男(ゆくお)さん。享年65才。1
本文を読む「地の果て」で感じたこと
著者: 宇波 彰去る2010年の1月下旬に「ここは地の果てアルジェリア」という歌謡曲の文句にもあるアルジェリアを訪れた。「地の果て」というのはどういう意味であろうか。映画「望郷」で描かれているアルジェのカスバにもいってみたが、映画のイメ
本文を読む危機から「コミュニズム」へ 第2回
著者: 高橋順一今人類の生存基盤である社会が、近代世界システムの作り上げた「社会」もろとも解体・崩壊しかねない危機的状況にある中で、その危機からの脱却の道として「コミュニズム」が求められていることについて第1回で言及しました。ではここで
本文を読むその場を取り繕うこととさしあたりの処置は違う
著者: 三上治尖閣列島周辺の海域での中国籍漁船の逮捕事件に対する日本政府の対応は妥当である。一見、中国の強硬策に押し切られ歯切れの悪さを感じさせるにしても、摩擦の拡大が深刻化される事態の中ではさしあたっての処置ということになる。ただ
本文を読むA CERTAIN PLACE III (Daydream)
著者: 若生のり子葦の穴から祖国をのぞく ―チベット高原の一隅にて(91)―
著者: 阿部治平9月7日、尖閣列島魚釣島付近の海域で海上保安庁巡視船による中国漁船拿捕事件があった。そして24日「日中関係を考慮して船長釈放」のニュースを見た。どうやら、謝罪と賠償を要求され、みっともない経過をたどっているらしいが仕方が
本文を読む9月30日、都教委糾弾ビラまき「検定教科書に誤りがあるのを知らないのか?」に、ご参加を!
著者: 増田都子月末恒例件名ビラまきを 9月30日(木)8:00~9:00、都庁第2庁舎前で行います。酷暑に呻いていたら、今度はもう寒くなるという気候ですが、ご都合がつきましたら、どうぞ、ご参加ください! ご都合のつかない方にも情
本文を読む「冬の兵士」9都市リレー証言集会
著者: 半澤健市日 程:10月5日~10月12日 証言者:ジェフ・ミラード反戦イラク帰還兵の会(IVAW)会長、ホゼ・バスケス同事務局長 場 所:仙台・山形・福島・秋田・盛岡・北上・青森・千葉・埼玉 ※各地の開催日時・場所・参加費につい
本文を読む東チモール VS オーストラリア その2 割って入る中国
著者: 青山森人オーストラリアの新外相はケビン=ラッド前首相 選挙後の多数派工作によって政権を継続させることができたオーストラリア労働党のジュリア=ギラード首相は、ケビン=ラッド前首相を新たな外相にした。 難民中継センターを東
本文を読む尖閣諸島沖事件の顛末について
著者: とら猫イーチ尖閣諸島沖の事件に関わる異常事態に関わって、激変する展開ごとに思いを連ね、原稿を整理する間も無く連続投稿をしてしまい「ちきゅう座」をご覧の方々の御不興を買ってしまったのではないかと反省いたしております。 御詫びいたしま
本文を読む9/29Pu燃料輸送反対学習会のご案内
著者: たんぽぽ舎◇◆◆9月29日(水)のご案内◆◆◇ 「もんじゅ」へのプルトニウム燃料輸送反対の学習会 講師:三井元子さん(足立・反プル座) 映像も上映、 ★今後、「もんじゅ」へのプルト
本文を読む尖閣問題、孫崎氏の総括と私の感想
著者: 安東次郎尖閣諸島での中国漁船の拿捕は、日本政府の腰砕けに終わり、日本国内では怒りの声が上がっています。「国民が怒る」のは当然ですが、こういうときこそ、冷静に状況を分析し、今後の日本の行方を考えるべきではと思います。 そこでまず、
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