「戦争中が一番良かった」という母の声が忘れられない

著者: 海の大人

8月14日にアップされた、鈴木顕介さんの「65年目の夏に思うーある母と子の死」はまことに切ない記録であった。こうした例は多かれ少なかれ他にも在ったのであろうが、その悲惨さは胸を突く。鈴木さんが、これを「戦争の暴虐を再び許

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思いやり予算削減は当然。NATO、韓国並みなら半減

著者: 坂井定雄

 来年度予算要求で、防衛省が思いやり予算を含む予算削減に、抵抗している。菅内閣の方針に一応従って、当初要求を一割弱削って概算要求をまとめたが、削った分は1兆円超の特別枠から取ろうと虎視眈々。防衛省担当記者への説明をはじめ

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韓国併合100年首相談話を高く評価する -基本条約後も王朝文書を返却しなかった愚-

著者: 早房長治

 菅直人首相が10日発表した韓国併合条約発効100年に当たっての談話は韓国政府からも評価された。国内では、自民党や民主党の一部から「韓国を含むアジア諸国に何度謝るのか」という反対論があったが、菅内閣は謝罪談話に踏み切った

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お粗末だった「ビキニ環礁世界遺産」報道  -肝心なことを書かない各紙-

著者: 岩垂 弘

 マスコミ界には「8月ジャーナリズム」という用語がある。いわば業界用語の一つだが、毎年、8月になると、新聞やテレビなどマスメディアが競って「戦争特集」を組み、戦争の悲惨さ、平和の尊さを訴えることから生まれた用語だ。8月は

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小田原・真鶴「韓国併合100年」写真展&講座「韓国併合100年と日韓市民共同宣言」

著者: 増田都子

件名催しが以下のようにありますので、ご都合のつく方は、どうぞ、おいでください!(写真作成は「韓国併合100年市民ネットワーク」) ●小田原会場/   8/20(金)~31(火)  小田原国際交流ラウンジ         

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タイトル:8・22日韓市民共同宣言大会「朝鮮植民地支配を清算し、平和と共生のアジアを!」

著者: 紅林進

朝鮮植民地支配を清算し、平和と共生のアジアを!    ―8・22日韓市民共同宣言大会― 日時:8月22日(日) 午後1時30分~5時30分 場所:豊島公会堂(JR池袋駅東口徒歩10分) 企画内容   映像で観る「韓国強制

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ここまで落ちた国家主義  ―日韓「談話」反対論のお粗末―

著者: 田畑光永

 「日韓併合100年」にあたっての菅首相の談話が、10日に閣議決定され、発表された。事前に予想されたとおり1995年の村山首相(当時)の談話を踏襲する内容であって、しいて新味を探せば、在サハリン韓国人支援、朝鮮半島出身者

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「核なき世界」へ希望を持ち続けよう―広島・長崎平和宣言が訴えること

著者: 安原和雄

 広島、長崎ともに65回目の「原爆の日」を迎えた。悲願の「核なき世界」はいつ実現するのだろうか。今年の祈念式典には国連事務総長のほか、原爆投下国・米国の駐日大使などが初めて参加した。歓迎すべき変化といえる。広島平和宣言は

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世界に届いたヒロシマの声 -歴史的な日となるか、2010年の「8・6」-

著者: 岩垂 弘

 「原爆被爆から65年。核兵器廃絶を訴え続けてきた広島の声は、ようやく世界に届いた」。8月6日の広島原爆の日を中心に広島市で繰り広げられた多くの催しを見て回った印象を一言でいうならば、そういうことになろうか。そして、世界

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「国債バブル」が大文字になるとき ―「国債バブル」は本当だろうか(10)―

著者: 半澤健市

 私が最初に「国債バブルは本当だろうか」を書いたのは09年11月19日であった。 目先の利く論者―たとえば榊原英資氏など―はすでに「国債バブル」「財政バブル」と言っていた。少し遅れて私もその問題意識を共有したつもりであっ

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連載・やさしい仏教経済学―(10)米国人にみる「簡素と知足」の精神/(9)仏教理解者・ナッシュの『自然の権利』

著者: 安原和雄

米国人にみる「簡素と知足」の精神―連載・やさしい仏教経済学(10) キリスト教徒でありながら、仏教思想に大きな関心を示し、それを日常生活の中で実践している米国人が増えつつある。その典型の一人は、米国兵器メーカーの核ミサイ

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ソ連抑留者・詩人石原吉郎についてのやり取り II

著者: 若生のり子

◆アカショウビン >昨年観た映画 「愛を読む人」   ★この原作の「朗読者」は映画になる数年前に読みました。佳作だと思います。内容からして原作を読めば映画を観る必要は感じなくDVDになっても見ておりません。  >「石原さ

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