本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(201)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融緩和の副作用 最近、「金融緩和の副作用」という言葉が頻繁に使われるようになったが、この点には、注意が必要だと感じている。つまり、日経新聞によると、「日銀による株式の買い付けが、株価形成に歪みを生じるような事態」が副作

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憲法と落語(その2) ― 「帯久」にも公正な裁判を受ける権利がある

著者: 澤藤統一郎

「帯久」という演目は寄席では聞けない。なにしろ長い噺だ。くすぐりや笑いは殆どない。サゲも面白くない。これを聞かせるのが、話者の力量。 もとは上方噺。米朝が得意としていたという。これを享保年間の江戸の噺に移し替え、名奉行大

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73年の意味番外篇 敗戦直後のクスリ屋事情(6)

著者: 内野光子

 街のくすり屋の経営改革?➀ 今回、薬や化粧品のことを、ひとまずメーカーだけは確認しておきたいと思って、ネットで調べていると、会社にはそれぞれ「今昔物語」があった。発展を続ける会社、身売りをする会社、合併や統合をする会社

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内モンゴル自治区での体験から - いや驚いた、聞きしに勝る中国の管理社会化 -

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ  中国の内モンゴルを旅している。旅そのものはこの欄で報告するようなテーマのない平凡な旅行だが、これまでのたった数日間でおやおやと目を見張るような体験をいくつか重ねたので、ご紹介したい。  中国ではスマホを活

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【報告と呼びかけ】武器パンフが発覚!~イスラエル軍事見本市やめろ!大抗議行動&30日も抗議!

著者: 杉原浩司

東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。こちらにも 投稿させてください。[転送・転載歓迎/重複失礼] 8月29日、イスラエル軍事見本市に対する大抗議行動を取り組みました。 既に一部報道が出ています。簡

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テント日誌8月27日…障害者雇用の水増し、本当の官庁は腐っている

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 川内テントのNさんがあらわれた 8月19日(日) 暑さも感じない座り込み日和だ。銀輪部隊のEさんは来なかったがKさんは来て、藤原節男さんと二人で座り込みのセッティングを終わらせていた。サ

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海峡両岸論 第94号 2018.09.01発行 - 矛盾だらけの「インド太平洋戦略」 行き詰まる日米機軸と中国包囲 -

著者: 岡田 充

 「外交の安倍」の目玉とされる「自由で開かれたインド太平洋戦略」(以下「戦略」)が機能不全に陥っている。まず、頼みのインドが「対中包囲網」の形成に冷淡なこと。さらに安倍が意欲を見せる対中関係改善が進めば「対中包囲網」(対

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次回法廷は、明後日金曜日(8月31日)午後1時30分~ 415号法廷で ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第136弾

著者: 澤藤統一郎

民事訴訟の弁論期日は淡々と進行する。スリリングなことは起こらない。傍聴して手に汗握る見せ場などはない。それでも、この法廷という空間で国民の権利が具体化する。法の枠の中でのことではあるが、法廷とは国民の権利を増大し伸長させ

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東海第二原発の再稼働を許すな - 脱原発団体が取り組み強化へ -

著者: 岩垂 弘

 首都圏にある唯一の原子力発電所である日本原子力発電の東海第二原子力発電所(茨城県東海村) が再稼働するかどうかが決まる時期(今年11月) が迫ってきた。このため、再稼働に反対する脱原発団体は危機感を深め、9月1日から連

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チャーチルは何に苦悩したか――映画「チャーチル ノルマンディーの決断」を観て――

著者: 岩田昌征

 8月下旬に新宿は武蔵野館で映画「チャーチル ノルマンディーの決断」を観た。1944年6月6日連合軍ノルマンディー上陸作戦決行前の4日間、その作戦に猛反対して、連合軍最高司令官アイゼンハワーや英国王ジョージ6世に訴え続け

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あと三年、アベ・シンゾーでご辛抱ください。

著者: 澤藤統一郎

おなじみアベ・シンゾーが、毎度おさわがせいたします。このたび、自民党総裁選への出馬を正式に表明いたしました。私自身のため、妻アキエのため、腹心の友のため、そして大臣をやりたい仲間たちのためでございます。どうぞ皆様、あと3

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世界のポピュリズムへ新論点を提起 ―真鍋弘樹『ルポ 漂流する民主主義』を読む―

著者: 半澤健市

本書は、日本人ジャーナリストによる世界大の「民主主義崩壊」―正確には「崩壊の危機」―の報告である。朝日新聞記者の真鍋弘樹(まなべ・ひろき、1965~)は、今世紀初頭から現在まで,日本本土・沖縄・米国各地・欧州を経巡った。

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「戦争責任言われつらい」(昭和天皇)→「すごい言葉だ」(半藤一利)→ちっともすごくない、当たり前すぎる

著者: 醍醐聡

2018年8月27日 「戦争責任言われてつらい」?  8月23日の『毎日新聞』朝刊の1面に「戦争責任言われてつらい」侍従記録 晩年の昭和天皇吐露」という見出しの記事が掲載され、28面には「昭和天皇の苦悩 克明に」という見

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2018年キューバ友好フォーラム - 「カストロからディアスカネルへ~どうなるキューバの新時代」 -

著者: リベラル21

 キューバの人民権力全国会議(国会)は2018年4月19日、ミゲル・ディアスカネル氏を新しい国家評議会議長(元首)に選出しました。フィデル・カストロ氏、ラウール・カストロ氏に次ぐ3代目の国家評議会議長で、58歳。1959

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そりゃオカシイ ― 「大嘗祭は宗教行事だが重要な儀式だから公費支出を認める」って?

著者: 澤藤統一郎

来年(2019年)、現天皇(明仁)がその職を辞して、長男(徳仁)がその地位を承継する。次期天皇の就任は2019年5月1日と予定され、その後一連の代替わり儀式が行われる。天皇がかつて宗教的権威を体現する者とされていたため、

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創価学会にお願いしたい。安倍政権の政教分離原則違反行為に、「謗法厳誡」の立場から、もっと厳格な対応をしていただきたい。

著者: 澤藤統一郎

「聖教新聞」とは、言わずと知れた創価学会の機関紙。その一昨日(8月24日)の紙面に次の記事が掲載されたという。これは、興味津々。 「創価学会の名称を騙った提灯献灯 警視庁に告訴申し立て」  創価学会は靖国神社主催の「みた

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