アメリカの執筆一覧

アメリカ人は馬鹿じゃない! - 米大統領予備選からブッシュを追放、次はクリントン? -

著者: 平田伊都子

 ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(63)は20日、米大統領予備選が行われた南部サウスカロライナ州で支持者に向かって、選挙戦からの撤退を発表しました。 ジェブは、ご存知イラク戦争の戦犯であるジョージ・ブッシュ元大統領の弟

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サウジ、イランと断交 シリア和平交渉は難航 - 反体制派代表団の構成でもめる -

著者: 伊藤力司

昨秋以来ケリー米国務長官が数回訪露してラブロフ露外相と会談を重ねた結果、シリア紛争の和平交渉がようやく途に就きかけたところ、1月6日サウジアラビアがイランと断交という重大ニュースが発生した。悪くすると和平交渉がとん挫する

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原油と中国より怖いアメリカ経済 - 7年振りに紹介する一つの米国株バブル論 -

著者: 半澤健市

 世界銀行が2016年の平均原油価格を37ドルと予想した。世界の株価は戻り始めた。市場が嫌うのは悪材料よりその範囲が全く予想できないことである。その意味で今回の発表は一種の安堵感をもたらしたといえる。しかも2017年は上

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米大統領を狙う社会主義ユダヤ人 バーニー・サンダーズ 

著者: 平田伊都子

 社会主義者がアメリカ大統領選に挑戦して、どこ悪い? ユダヤ人がホワイトハウスを目指してどこ悪い?? 全然OKです。 アメリカは移民の国です。 黒人が13.1 %、ヒスパニック系が16.7%、アジア系が4.8%、白人が6

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燃えるアメリカ -アメリカ大統領選挙戦とカリフォルニア山火事-

著者: 平田伊都子

2015年8月4日のアメリカは燃えています。 本当に火事なんです。 7月17日に火が点いたカリフォルニアの山火事は、57,000ヘクタールをなめつづけて、、まだまだ鎮火する兆しはありません。 70年前にアメリカが原爆を落

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世界を歪める米国の情報帝国主義  電脳戦争が描く世界地図

著者: 中田 協

論理的帰結としての『戦争』 オバマを急迫する内憂外患  3年前、欧州を騒がせた米国諜報部による独首相の携帯電話盗聴事件は店ざらしの中で“風化”し、いつの間にかアンタッチャブルな必要悪として国際政治の片隅に棚上げされてしま

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オバマに手を出すな! -ケニアからエチオピアのAUアフリカ連合本部へ-

著者: 平田伊都子

「彼らが犯した過ちは私が犯した過ちと大きな違いはない」と、アフリカ・アメリカ・オバマ大統領は、またまた泣かせる言葉を発しました。 時は2015年7月16日、所はオクラホマ州エルリーノの連邦刑務所、<私が犯した過ち>とは、

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米軍はサプリメントである ―日米ガイドラインを読んでわかること―

著者: 半澤健市

 尖閣諸島へ、もしも中国軍が上陸してきたら、最初から米軍が尖閣を守ってくれるか。 守ってくれない。2015年4月27日に合意された「日米防衛協力のためのガイドライン」には「日本に対する武力攻撃が発生した場合」に関して次の

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狂奔する情報独占の国家エゴ 危険性増す米諜報部の暴走 -米国を駆り立てる『衰亡』への恐怖 “電脳世界”の戦争に便乗-

著者: 中田 協

  欧州の主要紙に2年前の10月、携帯電話の中身を米国の諜報機関に盗聴されたメルケル独首相が巨大なラッパのような吸入器の強風に吸い込まれそうになって顔をしかめる漫画が載っている(6月5日付南ドイツ新聞=SZ)。NO SP

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デジタル社会の魔術 ―「情報主権」への尽きぬ野望 第三の道で世界制覇目指す(下)

著者: 中田 協

シュピーゲル誌(2014年11月14日号)は、その巻頭論文で、インターネットと人間の関係についてユニークな論旨を展開している。 人はインターネットの出現で大きく変わった。人はインターネットの最も好ましい顧客となったが,そ

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デジタル社会の“申し子” 諜報国家アメリカの出現  ―「情報主権」への尽きぬ野望 第三の道で世界制覇目指す(上)

著者: 中田 協

 米国の諜報機関、全米安全保障局(NSA)の元職員エドガー・スノーデンによる極秘情報の暴露、そして同機関による同盟国ドイツ首相の携帯電話盗聴という衝撃的事件から1年余り、このちょっとの時間の中でアメリカが金城鉄壁の諜報国

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米・キューバ国交正常化交渉開始の背景 -後藤政子・教授の講演から-

著者: 岩垂 弘

 米国とキューバによる初の国交正常化交渉が1月21、22の両日、キューバの首都ハバナで行われた。報道によれば、双方が関係改善の障害となっている問題を指摘し合う論点整理のみで閉幕し、次回協議は2、3週間以内に米国の首都ワシ

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道徳的指導国家の没落 拷問の返り血浴びる米国 2.

著者: 中田 協

恐るべき状況の連続性 挫折した世界制覇の野望 昨年末、米上院委員会の拷問報告書が勇気ある女性議員の決断で公表されて以来、米国はあの同時多発テロ(2001年9月11日)以後、維持してきた「道徳的指導国家」としての地位を失っ

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道徳的指導国家の没落-拷問の返り血浴びる米国(1)

著者: 中田 協

恐るべき状況の連続性 挫折した世界制覇の野望 昨年末、米上院委員会の拷問報告書が勇気ある女性議員の決断で公表されて以来、米国はあの同時多発テロ(2001年9月11日)以後、維持してきた「道徳的指導国家」としての地位を失っ

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諸悪の根源はアメリカの軍産複合体 -第2次大戦後の世界は戦争と危機の連続-

著者: 伊藤力司

第2次世界大戦が終わって70年。この間日本は憲法9条のおかげで戦争をしないし、戦争に巻き込まれない平和国家として過ごすことができた。ところが世界を見渡すと、戦争や戦争一歩手前の危機に見舞われなかったことのない70年だった

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キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北 ー両国が国交正常化交渉開始に合意ー

著者: 岩垂 弘

 「キューバ外交の勝利・アメリカ外交の敗北」。外交関係断行中の米国とキューバが国交正常化交渉開始で合意したとのニュースに接した私の脳裏にとっさに浮かんできた文言は、そういうものだった。私にとっても衝撃的な大ニュースだった

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (5)

著者: 中田 協

“反イスラム国”で辛うじて一致 両者を恐怖させる黙示録の暗雲 アメリカとドイツの間の、「情報監視」という変則的な事態(米国によるメルケル首相の携帯盗聴など)は、論争に決着を見ないまま、新しい段階を迎えた。同盟国をスパイし

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (4)

著者: 中田 協

▼ “劇薬”におののくドイツ議会 全米安全保障局(NSA)による情報監視の実態調査で今年3月、設置されたドイツの議会調査委員会で、焦点の人、エドガー・スノーデンの証言が、いまだ実現していない。2013年6月、NSAの極秘

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (3)

著者: 中田 協

米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も ▼ 欧州の分裂でロシアが漁夫の利 ロシアによるクリミア併合とウクライナ侵略への「対応」でEU(欧州連合)内部がバラバになったことが、プーチンのロシアに幸いした。アメリカの諜報機関、全米

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂(2)

著者: 中田 協

ドイツの米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も ▼『ドイツ国民と社会は知る権利を持つ』  アメリカ人は、盗聴事件で自分に形勢不利とみると、「ドイツ人はナイーヴで世間知らずだ」と反論したがる。冷めた眼のグーグル会長にもそれがあ

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂(1) 

著者: 中田 協

ドイツの米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も  昨年(2013年)10月の米国の諜報機関、NSAによるメルケル独首相の携帯電話に対する盗聴発覚以来、くすぶり続けてきた米独両国の確執は今年7月2日、明るみに出たNSAのひも付

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もはや米国は「世界のリーダー」失格 ー日本は対米従属国家から脱するときー

著者: 安原和雄

今回の日米首脳会談(安倍・オバマ会談)は日米同盟と環太平洋経済連携協定(TPP)問題が主要なテーマとなったが、ここでは日米同盟を中心に取り上げる。従来型の強固な日米同盟関係の変容が始まった。必ずしもかつてのように足並みが

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「米帝国主義の管理人」オバマ大統領の失態 -イスラム圏への軍事介入はもう不可能-

著者: 伊藤力司

「振り上げたこぶし、ひとまず下し。逆風のオバマ氏、渡りに船とばかり」-信濃毎日新聞9月21日夕刊の短評である。内戦中のシリアの首都ダマスカス近郊ゴウタ村で8月21日未明化学兵器が爆発、米発表では1429人が死亡するという

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戦後レジーム脱却の安倍路線に高まる懸念 ─尖閣は多極化めぐる米中の主導権争い─

著者: 鈴木顕介

 参議院選挙の投票日を目前に、安倍自民党圧勝の観測が強まっている。国民の関心がデフレ不況から脱却する経済政策に集まっているから当然の帰結ともいえる。一方、外交・安全保障は新聞各紙の世論調査でも下位にとどまっている。  経

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パロディ:「腰ぬけ政治家に、ゴーマンかましてよかですか?」

著者: 盛田常夫

 ワシが常日頃指摘しているように、今の日本の政治家はみんな腰ぬけだ。アメリカのご機嫌伺いしている奴ばかりだ。人気におぼれた橋下も、アメリカの反撃を食って全面降伏の有様だ。白痴番組が氾濫している日本のテレビで人気があること

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TPPとは米国の対中戦略に日本を抱き込むための仕掛け -そこのけそこのけアメリカ規格を通す-

著者: 伊藤力司

TPP(環太平洋経済連携協定)というアメリカからの「化け物」が菅内閣から野田内閣時代の日本に取り付き、安倍内閣はとうとう折伏されたようである。これだけ話題に上ったTPPだが、これは調べれば調べるほどよく分からない代物だ。

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対米従属にどっぷり浸かって中国と対決することは可能か

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(50)―― 10月末、中国に10日ほど滞在した。この間尖閣諸島の領有権をめぐってはテレビと新聞で厳しい日本批判をほとんど毎日見てきた。だが帰国して、あらためて日本のメディアも偏狭な民族主義を煽る傾向が

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