BBC中東版2015.06.09 モスルの実状:「イスラム国(IS)」の下で、どんな生活が(1)の続き (2)少数派への迫害 これらの映像は、モスルの民族的少数派、宗教的少数派の家々がどのように「イスラム国」に接収された
本文を読むイスラム国の執筆一覧
IS支配下モスルの住民たち(1) ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑱
著者: 坂井定雄イスラム過激派「イスラム国(IS)」が、イラク第2の都市モスルを急襲、支配下に置いて世界に衝撃を与えてから1年。150万人の市民たちのほぼ半分がその直後に脱出したが、残った人々はどのような生活を強いられているのだろうか。
本文を読む安倍首相のエ・イ両国訪問そのものが要因 ―目をつぶったIS人質事件検証委報告
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」が日本人二人を人質にし、虐殺した事件への政府の対応を検証した委員会が21日に公表した報告書。「政府の判断や措置に人質救出の可能性を損ねるような誤りがあったとは言えない」と結論した。初めから、政府支
本文を読む自信深めたイラク政府と政府軍 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑯
著者: 坂井定雄昨年6月に「イスラム国(IS)」に占領されていたイラク中部の都市テクリートの奪回は、IS駆逐への挙国政権として新発足したアバディ新政権と政府軍に自信を与えた。アバディ首相は、まず首都バグダッドのいわば“のど元”に当たるフ
本文を読む難民キャンプの惨状は「人類の恥」と国連が訴え ―イスラム国(IS)との戦いは国連中心で⑮
著者: 坂井定雄最悪の内戦が続くシリアの首都ダマスカス南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ。これまで同国北部中心に支配地域を拡げてきた「イスラム国(IS)」の部隊が4月1日、同キャンプに突入、それまで市内で有力だったシリアの反政府武
本文を読むテクリート奪還は突破口に、大きな危険もはらむ(下) ―「イスラム国(IS)」との戦いは国連中心で⑭
著者: 坂井定雄(3)強力なシーア派民兵軍団への不安 テクリート奪回作戦で、出動した大規模なシーア派民兵の「人民動員軍団」(PMU)に強い期待と不安が高まっている。PMUは昨年6月、「イスラム国(IS)」が中、北部で大攻勢を開始、各地
本文を読むテクリート奪還は突破口に、大きな危険もはらむ(上) ―「イスラム国(IS)」との戦いは国連中心で⑭
著者: 坂井定雄イラク政府軍とシーア派民兵軍団が3月1日に開始した、「イスラム国(IS)」に占領されていたイラク中部の小都市テクリートの奪還作戦が、ようやく終わろうとしている。政府軍側は作戦開始数日後には、市街地を取り巻く町や村落を支配
本文を読む日本は有志連合に組さず武力対決を断ち切る外交を -平和アピール七人委がイスラム国問題で訴え-
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は3月21日、「『イスラム国』と有志連合の武力対決の中で日本が目指すべき道」と題するアピールを発表した。 アピールによると、世界平和アピール七人委は、「イスラム国」が国際的に問題になり始めた
本文を読むレバノンから届いた「アラー」と「アベ・マリア」 ― 「イスラム国」との戦いは国連中心で⑬
著者: 坂井定雄レバノンの首都ベイルートで生まれ、住み続けている親しい友人から、Facebookでタニア・カッシスの公開DVD「ISLAMO-CRISTIAN AVE」を送ってきた。感動した。「イスラム国」や「シャルリー・エブド」での陰
本文を読むあんまりじゃありませんか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(136)―― 2月5日衆議院は本会議で、イスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件について、「非道、卑劣極まりないテロ行為を強く非難する」などとした決議を全会一致で採択した。 決議は、「非道
本文を読むいま、沖縄では、川内では?
著者: 加藤哲郎◆2015.2.15 フランスで、デンマークで、風刺画がテロのきっかけになり、憎悪と対立を増幅しています。米国のNEW YORK TIMES 2月8日 に、一つの風刺画が掲載されました。イスラム教徒が敬愛するムハンマド
本文を読む中国は日本人人質虐殺事件をどう見るか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(135)―― 中国のメディアは、日本人人質虐殺事件に強い関心を持って連日報道した。 2月1日、後藤健二氏のネット上の映像が「イスラム国」のAl Furqanによるものであること、「ジハード・ジョン(聖
本文を読む日本を「イスラム国」に敵として差し出した安倍首相
著者: 小澤俊夫メール通信「昔あったづもな」第31号 湯川遥菜さんと後藤健二さんが「イスラム国」によって殺害されました。 ぼくはこの「昔あったづもな通信」の第30号でも、小澤昔ばなし研究所発行の季刊誌「子どもと昔話」62号でも、集団
本文を読む後藤健二さんの虐殺を抗議する。壊滅への戦いと日本 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑫
著者: 坂井定雄「イスラム国」は今朝、人質にしていた後藤健二さんの殺害を発表した。身代金要求が満たされなかった湯川遥菜さんや欧米人のジャーナリストらと同様、斬首処刑し、その残酷な記録映像をネットで全世界に流した。この人間の生命、尊厳を踏
本文を読む壊滅に追いつめる1年にできるか -「イスラム国」との戦いは国連中心で⑪
著者: 坂井定雄「イスラム国」の人質にされた後藤健二さんへの交換期限が過ぎている。 今回の事件は、あらためて「イスラム国」の残酷な本質を示した。「イスラム国」は敵意も敵対行動も全くない非戦闘員の日本人湯川さん、後藤さんを人質にして、日
本文を読むキリスト教圏とイスラム世界の関係はややこしい -あい次ぐテロ事件の背後にあるもつれ-
著者: 伊藤力司イスラム国に日本人が人質として捕らえられ、生死の淵に立たされるという危機が起きた。これまでイスラム過激派のテロ事件の渦中に日本が立たされることはなかっただけに、われわれ日本人は宗教的対立に比較的無関心で来られた。この機会
本文を読む中国は「パリ1月7日テロ事件」をどう見るか
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(133)―― 中国外交部(外務省)の洪磊報道官は、フランス・パリで7日発生したテロ事件について、「大きな驚きと激しい非難」を表明した。「中国はあらゆる形のテロリズムに断固反対であり、国の安全を守るため
本文を読むこの相手から、人質の生命を救うことができるか -「イスラム国」との戦いは国連中心で⑩
著者: 坂井定雄イスラム過激派「イスラム国」が、拘束していた湯川遥菜さんと後藤健二さんの二人を人質として2億ドルの身代金を日本政府に要求、72時間以内に払わなければ二人を殺害する、という脅迫声明を20日に出してから1日が経過した。現在進
本文を読むパリの巨大デモが示したムスリムとの連帯 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑨
著者: 坂井定雄11日、パリでの巨大デモ。1989年11月の「ベルリンの壁崩壊」以来、最も感動した人々の行動だった。パリでは空前の160万人、フランス全土で370万人、各国首脳や代表がデモの先頭を歩いた。それ以上に感動したのは、人々が掲
本文を読む軍隊並みの情報、指揮・統制と巧みな戦術 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑧
著者: 坂井定雄「イスラム国」(IS)がイラクで政府軍と戦いで勝利を重ね、支配地域を急拡大したことは、米国や英国の軍事専門家たちを驚愕させた。トップから前線部隊までの指揮・統制、イラク軍についての新鮮な現地情報に基づく作戦が的確で敏速だ
本文を読む成功したシリア内戦介入、密輸、密入国で肥え太る ―「イスラム国」との戦いは国連中心に⑦
著者: 坂井定雄「イスラム国」が短期間に、二つの国家の3分の一以上を支配するのに成功した理由について、本連載の③で最高指導者バグダディのカリスマ的な権威と旧フセイン政権の軍・バース党の残党を取り込んだことを挙げた。つづいて、彼らの戦略
本文を読むIS流復古教育の強制に抵抗する親たち ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑥
著者: 坂井定雄6月に「イスラム国(IS)」に占領されたイラク第2の都市モスルでは、180万人の住民のうち、おもにキリスト教徒たち約50万人が脱出し難民になったが、残った市民たちの生活も激変した。その一つが公立学校の教育だ。ISがいち
本文を読む異教徒迫害と民族浄化 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑤
著者: 坂井定雄「イスラム国(IS)」は、イラクとシリアで長い歴史を生き、定住してきた宗教と民族が異なる少数派の住民を迫害し、生命と財産を奪い文化を破壊している。 9月1日の「リベラル21」で報告した通り、もっとも残酷に取り扱われた
本文を読む捕虜集団虐殺とイスラム法 ― イスラム国との戦いは国連中心で④
著者: 坂井定雄イスラム過激派「イスラム国」(IS)の行動は、極めて残虐だ。イラクのアブグレイブ刑務所やカリブ海のグアンタナモ監獄での米軍による捕虜虐待、カンボジアのポルポト政権による大量虐殺、ボスニア内戦でのセルビア武装勢力による民
本文を読むバグダーディの権威と旧軍の残党たち ―「イスラム国」との戦いは国連中心で③
著者: 坂井定雄「イスラム国」がここまで急速に成長した理由はいくつもあるが、最高指導者バグダーディの卓越した資質、カリスマ性が大きな役割を果たしてきたことは否定できない。同時にそれは、「イスラム国」の最大の弱点でもある。 米国は20
本文を読むイラクの過激派からアッシャムの過激派へ変身 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で②
著者: 坂井定雄シリアの内戦に加わり、占領した北西部の町ラッカを本拠地にしたイラクのイスラム過激派「イラクとレバントのイスラム国」(ISIL)が、シリアからイラクに逆侵攻し、イラク第2の都市モスルを占領。最高指導者のバグダーディが「
本文を読む人命と人権の重大脅威に急成長 -「イスラム国」との戦いは国連中心で①
著者: 坂井定雄イラクでも、シリアでも北部ではマイナス20度にもなる冬が迫ってきた。戦闘と残虐なイスラム過激派「イスラム国」(IS)の支配を逃れて、住み続けてきた故郷を脱出したシリアとイラクの85万人を超す人々の多くには、国連が必死の
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