世界平和アピール七人委員会は4月20日「今夏の東京オリンピック・パラリンピックは開催すべきではない」というアピールを発表した。 アピールは、まず、新型コロナウイルス感染症が拡大し続けているのに、政府による科学の軽視・
本文を読むオリンピックの執筆一覧
人類が新型コロナウイルスに打ち負かされた証しとしての東京五輪中止宣言
著者: 澤藤統一郎(2021年3月15日) 余、コロナ蔓延の猖獗に際して、世界の大勢と日本国の現状とに鑑み、非常の措置を以って事態を収拾せんと欲し、ここに忠良なる汝ら一般国民に告ぐ。 余は、日本国と国民の名において、新型コロナウイルスとの
本文を読む「復興五輪」のまやかしではなく、真の東北復興を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月11日) あの日から10回目の3月11日。岩手を故郷とする私にとっては心痛む日。この日は、この世に神のないことをあらためて確認すべき日となった。もし神ありとせば、冷酷な神、無慈悲な神、気まぐれな神、人に対
本文を読む東京オリンピック憲章(最新改訂版) ー 政権浮揚と国威発揚と金儲けとを求めて
著者: 澤藤統一郎(2021年3月6日) 東京2021オリンピズムの根本原則 1 東京オリンピズムは、政権浮揚と国威発揚とカネのすべてのレベルを、かつ高め、かつバランスよく結合させることを目指す、我が国の国民精神総動員とスポーツの政治利
本文を読むワクチン、治療薬、そしてオリンピックをめぐる雑感
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(331)―― まずワクチンについて テドロス世界保健機構(WHO)事務局長によれば、世界のワクチン供給は、世界人口の16%にすぎない富裕国が全体の60%を購入しているのに対し、ほとんどの低所得国には
本文を読む「コロナだから、やむなく中止」という消極論ではなく、「五輪への本質的批判」としての積極的中止論を。
著者: 澤藤統一郎(2021年3月5日) 昨日(3月4日)の当ブログを読み返してみた。最終行が「声を上げよう。『東京オリパラは、早急に中止せよ』『政府も自治体もコロナ対策に専念せよ』」と結論を述べている。これが、なんとなく物足りない。 読
本文を読む声を上げよう ー 「東京オリパラ開催は早急に中止せよ」
著者: 澤藤統一郎(2021年3月4日) 私もその一員である自由法曹団は、弁護士だけの任意団体で、広辞苑では「大衆運動と結びつき、労働者・農民・勤労市民の権利の擁護伸張を旗じるしとする。」と解説されている。その東京支部が、2月末に第49回
本文を読む「かいかい 死期」「すぽ お通夜」 ー 超絶短詩による東京五輪の墓碑銘
著者: 澤藤統一郎(2021年3月3日) なるほど、なるほど。いや面白いし、楽しい。言葉遊びもこの水準まにまでなれば、遊戯の域を超えて、文芸か芸術作品だと言ってよい。 ところが、なんとももったいないし残念なことに、ネット上にあったその原作
本文を読むヨハン・ブレークのワクチン接種拒否を考える
著者: 澤藤統一郎 オリンピック, 日の丸君が代.(2021年3月2日) 私はスポーツの世界にはほとんど関心がない。ウサイン・ボルトの名くらいは知っていたが、ヨハン・ブレーク(ジャマイカ)は知らなかった。陸上100メートルの世界記録はボルトの9秒58、ブレークの記録はこ
本文を読む聖火リレーは「五輪ファシズム」の象徴。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月17日) 聖火リレーという奇妙な国民精神動員行事がある。参加者の擬似的一体感を醸成するのみならず、その一体感を国家や権威・権力に動員する効果を持つ。東京オリンピックの直前に、この奇妙な行事が行われる予定だ
本文を読む北海道銀行カーリングチームのなんとも爽やかなフェアプレイ。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月16日) 私は、スポーツの観戦に興味がない。母校が出場した高校野球だけが例外だった。甲子園は同窓会の場でもあったから顔を出したが、それ以外にはスポーツ観戦の記憶がない。子供が幼いころ、アンドレア・ジャイア
本文を読む鵜飼哲「五輪ファシズム」論に賛同の拍手を送る
著者: 澤藤統一郎(2021年2月14日) コロナ蔓延の終熄はまだ遠い。原発事故処理もできぬ間に新たな地震も重なった。財政は逼迫している。国民生活は弱者ほど疲弊が厳しい。とうていオリンピックどころではない。アベ晋三の大ウソとワイロとで誘致
本文を読む森発言は日本社会の後進性を反映したもの
著者: 盛田常夫コロナ禍の最中、皆様いかがお過ごしでしょうか。 本題に入る前に、最近のハンガリーのコロナ状況を報告しておきますと、事態は改善方向に向かっています。1日の新規感染者が1000名前後、死者が100名前後、病院治療を受けて
本文を読む国際オリンピック委員会(IOC)が、性的平等について緊急声明(全文・仮訳)
著者: 坂井定雄国際オリンピック委員会(IOC)は9日、東京五輪、パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言に対して、「オリンピック運動における性的平等についての声明」を緊急に発表した。森氏の名前は挙げないものの、森会長の女性蔑視
本文を読む問われているのは日本人の人権意識 森・東京五輪組織委会長の女性蔑視発言が投げかけたもの
著者: 岩垂 弘「なんともみっともない展開で、開いた口がふさがらない」。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長=元首相=が2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で女性を蔑視する発言をしたにもかかわらず、い
本文を読む沈黙による共犯者となってはいけない。ー 本郷三丁目交差点で
著者: 澤藤統一郎(2021年2月9日) 本郷三丁目交差点をご通行中の皆さま、ご近所のみなさま。私が最後のスピーチを担当いたします。コロナ風吹く中のお騒がせですが、もう5分と少々の時間、耳をお貸しいただくようお願いします。 森喜朗という、
本文を読む天皇と神の国の「東京五倫」であることを、よく弁えていただきたい。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月8日) 私がモリ・ヨシロウ、東京五倫の組織委員会会長だ。えっ? 「五倫」とはなんだって? 大切な五倫を知らんのか? それは、少し無知。 教育勅語は知ってるだろう。これさえ知っておればよい。神の国の天皇であ
本文を読む森喜朗よ、男だろう。ラガー根性を見せろ。会長の地位にしがみつけ。あなたこそ、東京オリンピックの顔にふさわしい。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月6日) 森喜朗よ、あなたは早稲田のラグビー部推薦入学者だというではないか。ラグビーこそは男のスポーツだ。あなたこそ、男の中の男。あなたの男としての精神は、ラグビーで培い、ラグビーで磨き上げたもの。あなたの
本文を読むコロナ禍の今夏、感染拡大の危険を冒してまで東京オリパラを開催する意義が見出せるだろうか。
著者: 澤藤統一郎(2021年1月26日) 1月21日付の「タイムズ」が、今夏の東京オリパラについて、「日本政府が、新型コロナウイルス感染症のため非公式に中止せざるをえないと結論づけた」と報じたことが話題となった。同紙は、23日に「日本の
本文を読む最新世論調査にみる、民意の菅政権離れ。
著者: 澤藤統一郎(2021年1月11日) 一朝有事の際には、一国の政治的指導者の求心力が格段に強まる。典型的には戦時の国民が、強力なリーダーシップを求めるからだ。指導者と国民とは、一丸とならなければ敗戦の憂き目をみることになるという共通
本文を読むIOCバッハのみごとなオウンゴール
著者: 澤藤統一郎(2020年11月17日) 共同通信が「五輪反対派が都庁前で抗議」という記事を配信し、ロイターがこれを記事にした。えっ? 東京オリンピック反対運動も、その抗議集会も巷にあふれている。バッハ訪日に合わせての都庁前での抗議行
本文を読む菅政権とは、いったい何であるのか。何を考えているのか。
著者: 澤藤統一郎(2020年11月16日) 首相である菅義偉が目指す社会像として「『自助、共助、公助』、そして『絆』」が語られている。実は、これがよく分からない。 首相就任演説では、「私が目指す社会像、それは、自助・共助・公助、そして絆
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】394 「サラー西サハラ難民アスリート」出版のご案内
著者: 平田伊都子「サラー西サハラ難民アスリート」が、2020年11月末に出版予定で~す! 2019年10月11日、アハメド・ラハビーブ西サハラ難民政府青年スポーツ大臣から、西サハラ難民アスリートの推薦状が届きました。 オリンピック
本文を読む新・東京オリンピック憲章 ー 金儲けと政権浮揚と国威発揚を目指して
著者: 澤藤統一郎(2020年9月29日) 東京2021オリンピズムの根本原則 1 東京オリンピズムは、金と政権浮揚と国威発揚のすべてのレベルを高めバランスよく結合させる、国民精神総動員とスポーツの政治利用の哲学である。スポーツを、経済と
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】383 西サハラ難民アスリート・サラー ⑬オリンピックに出ても出なくても
著者: 平田伊都子「アスリートの夢はオリンピック」というのが常識のようです。 小さいころから<走り>が速くて、いつも一番でテープを切ってきたサラーは、モロッコ陸上界から目をつけられ、オリンピック候補としてスカウトされました。 しかし、モ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】382 サラー 西サハラ難民アスリート ⑫昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない
著者: 平田伊都子「昨日のオリンピックは明日のオリンピックではない」という名言を発したのは、IOC委員でパリ2024オリンピック組織委員のギィ・ドゥリュ元フランス・スポーツ大臣です。 彼は、<2020オリンピック>延期決定後の2020年
本文を読む首相の巣ごもりは、政権の末期症状
著者: 澤藤統一郎(2020年7月23日) あ~あ、残念。無念でならない。この無遠慮なコロナ禍さえなければ、今ごろは「東京オリパラ2020」で国中が湧いていたはずじゃないか。明日は開会式で日本中が祝賀ムード。野党だって、メディアだって、政
本文を読むお江戸舟遊び瓦版758号/後藤逸郎『オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側』
著者: 中瀬勝義後藤逸郎『オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側』 文春新書 2020.4.20 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/06/89a512d5
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】361 Can you hear me ? 私の声が聞こえる?
著者: 平田伊都子「Can you hear me ?(キャン ユー ヒア ミ)私(の声)が聞こえますか?」と、最近流行りの電話会談で、最初に聞こえてくるのがこの問いかけです。 双方が回線状況を確かめるための冒頭チェックですが、WHO世
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】360 国際会議は電話で済ませ、一路2022北京冬季五輪
著者: 平田伊都子3月19日、パリに住む親友のアレックスから、「殆ど戒厳令だ。食料も日用品も薬品も手に入らない」と、電話がかかってきました。 ところが、「俺は大丈夫」と、声が明るく弾んでいたのです。 なぜなら、「1年前に外出禁止令が出た
本文を読む