キューバの執筆一覧

キューバは今 — 終わりなき経済封鎖のもとで

著者: 後藤政子

経済悪化の「負の連鎖」 激化する米国による経済封鎖物資の不足、長引く停電、難民の大量流出など、キューバの厳しい経済状況が伝えられている。 米国による経済封鎖の強化のためである。 去る1月にはバイデン大統領が任期終了直前に

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■短信■「米国による封鎖に反対する」 駐日キューバ大使がオンライン講演へ

著者: 「リベラル21」

 駐日キューバ大使館とキューバ研究室は、9月27日(金)、ヒセラ・ガルシア・リベラ駐日キューバ大使によるオンライン講演会を開催します。演題は「米国の封鎖に反対するキューバと世界」。  大使による講演の狙いについて、大使館

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「私たちの子どもたちも、孫たちも、経済封鎖の中で生まれ育ち、苦しんでいる」イグナシオ・ラモネ 『ディアス・カネル大統領へのインタビュー』(Ⅱ)

著者: 後藤政子 

バイデン政権下でも続く激しい封鎖  キューバ国民は長い間、封鎖の嵐に苦しんできたということを忘れてはなりません。私たち革命初期に生まれた世代は封鎖による欠乏の中で生きてきました。私たちの子どもたちも、孫たちも、封鎖の中で

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キューバは手をこまねいてはいない イグナシオ・ラモネ 『ディアス・カネル大統領とのインタビュー』(Ⅰ)

著者: 後藤政子 

はじめに  2024年5月11日に行われたフランスのジャーナリスト、イグナシオ・ラモネによるキューバ大統領ミゲル・ディアス・カネルとのインタビューが、世界各国で大きな反響を呼んでいます。  ラモネはフィデル・カストロ元議

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国際ブリガーダに参加しませんか キューバを知るための14日間の旅

著者: リベラル21

 キューバ諸国民友好協会(ICAP)が、「第17回メーデー国際ブリガーダ~ボランティアワークとキューバとの連帯~に参加しませんか」と世界に呼びかけている。  「メーデー国際ブリガーダ」とは、一言で言えば、世界各地からやっ

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「私たちの目の前の子供たち以上に団結を大切にしよう」 キューバ革命65周年でラウル・カストロ前議長が演説

著者: 岩垂 弘

 キューバ共和国は今年1月1日、革命65周年を迎えた。これを記念して、この日、同国のサンティアゴ・デ・クーバでラウル・カストロ前国家評議会議長(国家元首)兼閣僚評議会議長(首相)=フィデル・カストロ氏の弟=が演説を行った

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離日のキユーバ大使を合同送別会で送る 友好団体の8団体が

著者: 岩垂 弘

 間もなく帰国する駐日キューバ大使のミゲル・A・ラミレス氏の送別会が10月18日、東京・東麻布のキューバ大使館で行われ、日本側から政治、経済、スポーツ、文化など各界の関係者約60人が参列したが、これに先立つ9月20日には

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団結と勝利は祖国と社会主義の現在と未来である 再選されたディアス=カネル・キューバ大統領の就任演説

著者: 岩垂 弘

 キューバのディアス=カネル大統領が4月19日の人民権力全国議会(国会)で再選され、そこで就任演説をおこなった。以下は、ラテンアメリカ現代史研究家の新藤通弘氏による翻訳の一部(全体の約3分の1)だが、同氏は「キューバの困

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キューバ:米国主導の「平和的デモ」の禁止は「自由や人権の侵害である」? ~蘇るチリ・クーデタの記憶~

著者: 後藤政子

「ツイッター・デモ」から「平和的デモへ」  日本の新聞やテレビでも報道されたように、去る7月11日にはキューバで「革命後初の反政府デモ」が起きている。数週間前から#SOSCubaというツイッターが急拡散しており、11日に

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キューバの「反政府デモ」は「作られたデモ」 スマホ時代の米国の介入のかたち

著者: 後藤政子

それはツイッターから始まった  7月11日、キューバで革命後初めて、生活苦にあえぐ市民の反政府デモが行われたことが新聞やテレビで伝えられた。一体、何が起きているのだろう。グランマ紙など現地の新聞の電子版を開いてみると、メ

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キューバが米国政府を糾弾する声明を発表 米国によるテロ国家再指定に対抗して

著者: 岩垂 弘

 キューバ外務省は1月11日、「キューバをテロ支援国家として不正に指定、これに対する断固たる全面的な糾弾」と題する声明を発表した。  メディアによると、ポンペオ米国務長官は11日、キューバをテロ支援国家に再指定すると発表

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キューバ革命60年 - キューバ革命60年の成果とラテンアメリカ 本郷文化フォーラム・ワーカーズスクール2019年度後期講座 -

著者: リベラル21

日時:12月14日(土)13:00~16:30 会場:本郷文化フォーラムホール(東京都文京区本郷3-29-10         飯島ビル1F。最寄駅=地下鉄本郷三丁目) 講師:富山栄子・国際交流平和フォーラム代表 受講料

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2019年キューバ友好フォーラム - 「変貌するラテンアメリカ」 -

著者: リベラル21

ラテンアメリカで大変化が進行し、世界の注目を集めています。 ラテンアメリカと言えば、かつては軍事政権が多い地域というイメージが強かったが、20世紀末ごろから、左派・中道左派政権の誕生が相次ぎ、21世紀初めにはラテンアメリ

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7月24日(水)アジア記者クラブ7月定例会 外交大国キューバと米国の経済封鎖若手 外交官が語る直接民主制への挑戦

著者: 森広泰平

2019年7月24日(水)18時45分~21時 明治大学研究棟2階・第9会議室 ゲスト クラウディオ・モンソンさん(キューバ大使館政務担当書記官)    今年1月1日、キューバは革命60周年を迎えました。米国の植民地体制

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2019年キューバ友好フォーラム 「革命から60年、キューバ 新時代へ」

著者: リベラル21

 2019年は、キューバにとって画期的な年になります。その理由は、まず、革命から60年という記念すべき年にあたるからです。第2の理由は新しい憲法が公布される年だからです。  国会で発議された新憲法草案は国民的な討議に付さ

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キューバ大使館が革命60周年でレセプション - 社会主義的、民主的、持続的な社会の建設へ決意 -

著者: 岩垂 弘

 カリブ海に浮かぶ社会主義国・キューバは、今年1月1日、革命60周年を迎えた。これを記念する駐日キューバ大使館主催の「キューバ ナショナルデー・レセプション」が1月9日夜、東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で開かれた。日本

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キューバの新憲法発布は来年4月19日 - 自国を「法治社会主義国家」と規定か -

著者: 岩垂 弘

 キューバ(人口約1124万人)が国を挙げて憲法改正に取り組んでいるが、今後の改憲スケジュールが明らかになった。12月2日、東京で開かれた駐日キューバ大使館主催の「第5回全国キューバ友好の集い」で、カルロス・ペレイラ駐日

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2018年キューバ友好フォーラム - 「カストロからディアスカネルへ~どうなるキューバの新時代」 -

著者: リベラル21

 キューバの人民権力全国会議(国会)は2018年4月19日、ミゲル・ディアスカネル氏を新しい国家評議会議長(元首)に選出しました。フィデル・カストロ氏、ラウール・カストロ氏に次ぐ3代目の国家評議会議長で、58歳。1959

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キューバ再訪記 - 社会主義最後の「改革・開放」はどこまで?(下) -

著者: 田畑光永

カストロと毛沢東  前2回、ここ数年のキューバの「変化」を概観してきたが、私の印象ではその変化は予想ほど速くない。そのおかげというべきか、キューバ社会主義の生命線ともいえる医療制度も、一部に医師の転職といった現象が見られ

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キューバ再訪記 - 社会主義最後の「改革・開放」はどこまで?(中) -

著者: 田畑光永

続・観光から民営化 前回はキューバのここ数年の目立った変化として観光客の増加を紹介したが、観光に欠かせないのが観光バスである。そして自動車売買の自由化も改革・開放の目玉政策の1つである。キューバでは古いアメリカ車が走って

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キューバ再訪記 - 社会主義最後の「改革・開放」はどこまで?(上) -

著者: 田畑光永

 私はさる2014年春、初めてキューバを訪れる機会を得て、かの地を踏み、その顛末を本欄に書かせてもらった。それからまもなく4年、その間の変化を知りたくて、昨17年10月に再訪した。いささか遅くなったがこれはその報告である

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10月9日はチェ・ゲバラ没後50周年 - キューバ、ボリビアと日本で記念の催し -

著者: 岩垂 弘

 1959年のキューバ革命の英雄の1人、エルネスト・チェ・ゲバラが南米ボリビアでゲリラ活動中にボリビア政府軍に射殺されてから、今年10月9日で50年。これを記念して、この日を中心にキューバ、ボリビア、そして日本で、さまざ

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巨星墜つ、フィデル・カストロ氏が死去 - 共産陣営では稀に見る清廉さが長期政権を生む -

著者: 岩垂 弘

 キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長が11月25日、死去した。90歳だった。20世紀から21世紀にかけて世界の共産主義・社会主義運動を率いたレーニン、スターリン、毛沢東、ホー・チ・ミン、金日成、チトーらの亡き後

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「正義は最後には勝利する」 - 国連総会におけるキューバ外相の演説 -

著者: 岩垂 弘

 国連総会は10月26日、キューバが提案した、1962年から続く米国の対キューバ経済封鎖の解除を求める決議案の採択を行ったが、賛成191、反対ゼロ、棄権2(米国とイスラエル)で採択された。国連総会では、同趣旨の決議案がこ

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12・12第145回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ - 「キューバの各種音楽をジャンル別に聴く」 -

著者: 土方義雄

カリブ海最大の島国で、スペイン起源やアフリカ起源、そして双方の要素が融合した多様な文化が各地に存在するキューバ。渾身の新刊著書『キューバ音楽を歩く旅』(彩流社)を上梓した著者が、この国の各種音楽をジャンル別に、写真・音源

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