皆様、安倍晋三でございます。明けましておめでとうございます。 内閣総理大臣としての年頭記者会見に当たり、天皇陛下と皇族の方々、そして国民の皆様にも謹んで新年のご挨拶を申しあげます。 平成31年、平成最後となる新年の仕事始
本文を読む天皇の執筆一覧
スライス危険!「生前退位」をめぐる議論
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(153) 「象徴としてのお勤めについての天皇陛下のおことば」が今年8月8日に国民に伝えられてからすでに4か月が過ぎた。「おことば」を受けて政府はその間、安倍首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する
本文を読む天皇と日本 - 天皇制は君主制で、元号は古代の中国王朝を起源とする古い時代の年代記述方式だ -
著者: 松野町夫天皇と日本のかかわりは深い。切っても切れない関係にある。天皇を抜きにしては、日本の歴史・政治・宗教・文化は語れない。天皇の生前退位の表明報道(2016.7.13)を視聴し、あらためて天皇と日本のかかわりについて考えてみた
本文を読む天皇の「お気持ち」と天皇制のはざま
著者: 田畑光永暴論珍説メモ(148) 天皇が「生前退位」を望んでいる、という報道を最初に目にした時の感想は「この人は偉いな」というものだった。ほとんど同世代の一員だから分かる、と言っては不遜に過ぎるかも知れないが、自分の高齢を理由に
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(4) ―明仁天皇が国防軍を観兵する日―
著者: 半澤健市天皇のペリリュー訪問に関して私はこれまで3本書いた。回り道ではあったが、私としては「最終回(4)」を含めてどうしても全部を書きたかったのである。是非、全4編をまとめて読んで頂きたい。 《天皇夫妻のペリリュー島慰霊訪問》
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(3) ―中野重治・安藤鶴夫・臼井吉見―
著者: 半澤健市《おい皆んなパラオ島帰りの兵隊をよく見ろ》 作家中野重治(なかの・しげはる,1902~79)のエッセイ「冬に入る」にパラオの帰還兵が出てくる(月刊誌『展望』、1946年1月号)。正確にいうとパラオ帰還兵は、中野が引用した
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(2) ―日米両軍の死闘を読む―
著者: 半澤健市作家中島敦は大東亜戦争緒戦の勝利を喜んだ。そして、「パラオの方は、フィリピンに近いので、幾分の危険があることは確かだが、それも大したことはあるまい。そりゃ戦争のことだから、多少の危険があることは覚悟しているさ」と、41
本文を読む天皇夫妻のペリリュー慰霊訪問(1) ―「山月記」の作者がみた南の島―
著者: 半澤健市作家中島敦(なかじま・あつし)は1941年7月から42年3月まで南洋庁の役人としてパラオ本島に滞在した。大東亜戦争開戦をはさむ約8ヶ月間である。 《南洋庁で教科書編纂をした作家》 一高・東大文学部・同大学院を終えた文
本文を読む天皇夫妻発言の「重さ」(2) ―戦後総括どころの話ではないのだ―
著者: 半澤健市2014年1月5日の拙稿「天皇夫妻発言の「重さ」」に対して4人の読者から5つのコメントが寄せられた。感謝申しあげる。それに対する私の反応を書く。コメント欄には長すぎるので本文とする。 私は読者コメントが提起した問題を三
本文を読む天皇夫妻発言の「重さ」 ―「戦後レジーム」を忘れないために―
著者: 半澤健市2013年12月23日の「天皇誕生日」に先立ち18日に天皇の記者会見があった。 私が強い印象を得た天皇の発言は次の三つである。 一つ。八〇年間の最大関心事は「先の戦争」であったこと。戦争は多くの若い夢と未来を奪ったこと
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