核の執筆一覧

ペルシャ湾の大国イラン、世界にとっても重要な月末の日々 ウイーンでの米・イラン核交渉がまとまるか

著者: 坂井定雄

 本欄で5月6日、14日に書かせていただいた「ペルシャ湾に大きな変化、イラン核合意の復活へ」「サウジ皇太子、初めてイランに和解を呼びかけ」が、あらたな展開をしつつある。6月末のイランに注目する。  イランでは18日、任期

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日本政府は核禁条約への対応を転換せよ 世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 核兵器を全面的に禁止する核兵器禁止条約が1月22日に発効したが、それに先立つ同20日、世界平和アピール七人委員会が「核兵器禁止条約への日本政府の対応の根本的転換を求める」と題するアピールを発表した。  アピールはまず、

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核禁条約不参加の日本政府への批判強まる 条約発効を前にして

著者: 岩垂 弘

 核兵器を全面禁止する核兵器禁止条約が1月22日に発効するが、それを前にして同条約に参加しない日本政府に国内各界から批判が強まっている。戦争で使われた核兵器で甚大な被害を受けた唯一の国の政府がこの条約にそっぽを向くという

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第24回女性文化賞に「木の葉のように焼かれて」受賞 広島で1964年以来毎年発行されてきた被爆体験記。

著者: 坂井定雄

 親しい友人(先輩)の米田佐代子さんから、上記のように、彼女が中心になって毎年表彰している同賞が決まったと知らせがあった。米田さんは女性史研究者、NPO法人平塚らいてうの会会長、らいてうの家館長。   女性文化賞は、19

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核兵器禁止条約批准50か国達成を祝う 世界平和アピール七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は10月25日、「核兵器禁止条約批准50か国達成を祝す」と題するアピールを発表した。  核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)によると、前日の24日、中米・ホンジュラスが、核兵器禁止条約を批准

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続々「2020・8・6」広島ルポ 被爆体験の継承に全力を注ごう

著者: 岩垂 弘

 8月6日に「被爆75年」を迎えた広島での取材で強く印象に残ったことを「広島ルポ」でいくつか書いてきたが、もう一つ挙げたい。被爆体験を風化させないために、それを次の世代に伝えようという取り組みが目立ったことだ。  全面的

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続「2020・8・6」広島ルポ 敵基地攻撃能力の保有に反対の声続々

著者: 岩垂 弘

  8月6日に「被爆75年」を迎えた広島での取材で強く印象に残ったことを「広島ルポ」上・下2回で紹介したが、広島で印象に残ったことは、他にも多々あった。その一つは、「8・6」直前に自民党が発表した「敵基地攻撃能力保有」提

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「2020・8・6」広島ルポ (下) 核兵器禁止条約の早期発効を

著者: 岩垂 弘

核兵器廃絶は遠い現実 「8・6広島」の取材を終え、8月7日朝、広島駅で東京行き新幹線に乗り込む前、新聞各紙を買った。乗車してすぐ各紙に目を通したが、その時、私の心をつかんだのは朝日新聞朝刊の一面トップ記事の見出しだった。

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「2020・8・6」広島ルポ (上) コロナ禍に封じ込まれた核兵器廃絶への諸行事

著者: 岩垂 弘

広島は8月6日、「被爆75年」を迎えた。米軍に原爆を投下された直後、「75年は草木も生えない」といわれただけに、今年はいわば「節目の年」であった。それだけに、広島には、核兵器廃絶に向けた盛り上がりが期待されたが、全国的な

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核兵器と戦争の廃絶に向け行動を 平和アピール七人委が被爆75年で訴え

著者: 岩垂 弘

世界平和アピール七人委員会は8月1日、「核兵器と戦争の廃絶に向けて今こそ行動を―広島・長崎被爆75周年―」と題するアピールを発表した。8月6日に広島が、同9日に長崎が被爆75周年を迎えるのにあたり、今こそ核兵器と戦争の廃

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様変わりのヒロシマ・ナガサキ コロナ禍で記念行事・集会が縮小や形態変更へ

著者: 岩垂 弘

 「広島原爆の日」の8月6日と「長崎原爆の日」の8月9日が近づいた。今年は「被爆75年」という節目の年とあって、どちらも例年を上回る大衆的盛り上がりが期待されていたが、新型コロナウイルス感染のパンデミックの影響をもろに受

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福竜丸保存に尽力した人びとを活写 山村茂雄著『晴れた日に 雨の日に―広島・長崎・第五福竜丸とともに』

著者: 岩垂 弘

 第五福竜丸という船をご存じですか。  東京駅からJR京葉線に乗る。数分で4つ目の駅、新木場に着く。駅舎を出ると、北に向かって自動車道が延びる。明治通りだ。その歩道を数分歩くと、右手の木立の中に三角屋根の建物が見えてくる

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今問い直す ビキニの核被災 「労災と認定を」元船員ら、高知で提訴

著者: 田中洋一

 66年前に米国がミクロネシアのビキニ環礁一帯で行った水爆実験により死の灰を浴びたマグロ漁船や貨物船の元乗組員と遺族が3月30日、高知地裁に提訴した。被災を労働災害と認めて船員保険の適用を求めることにより、人としての尊厳

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都内で開催の「ヒロシマ連続講座」が100回に 5年目を迎えた元高校教員の試み

著者: 岩垂 弘

 2016年から、東京都内で続けられてきた「ヒロシマ連続講座」が、3月21日にあった例会で100回になった。都内在住の元高校教員が、「原爆や戦争の被害について理解を深めよう」という狙いで始めた、首都圏在住者を対象とする一

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写真展・ビキニの海は忘れない - 漁師たちの証言とポートレート -

著者: リベラル21

 1954年3月、静岡県焼津港所属のまぐろ漁船・第五福竜丸の乗組員が太平洋で操業中、ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で「死の灰」を浴び、被ばくした。だが、この水爆実験で被災したのは第五福竜丸乗組員だけではなかった。  

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日本政府の核政策への批判相次ぐ - 2019年の「8・6広島」 -

著者: 岩垂 弘

 8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから74年。この日を中心に、広島では今年も原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の中、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集まった

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りそな、核兵器製造企業への融資禁止へ - 大手銀行で初の宣言 -

著者: 岩垂 弘

 新年もはや1月下旬、これまでにさまざまなニュースが報じられたが、私にとって最も印象に残ったニュースは、1月6日付の毎日新聞朝刊に載った記事だった。「これは極めて注目すべきニュースだ」と、その時、私は思ったのだが、私が調

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どこの国の国民であろうと、国連が提案している核兵器禁止条約への各国の署名、批准に賛同しようではないか

著者: 岡本磐男

 今日の私達人間は、1発の核爆弾の投下が一人の核保有国の為政者の命令によって100万人もの人間が殺戮されるというきわめて不条理な世界に生存している。こんなことが起こりうるかというのが一問題ではある。だが現実はそうなのであ

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「日本政府は核禁条約に署名・批准せよ」 - 「8・6広島」で安倍政権批判の声相次ぐ -

著者: 岩垂 弘

 「日本政府は核兵器禁止条約(核禁条約)に署名・批准せよ」。8月6日は、米軍機によって広島に原爆が投下されてから73年。この日を中心に、今年も広島で原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や、核兵器廃絶を求める大会・集会が

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米側が北朝鮮の段階的非核化を容認 - 米朝首脳会談は予定通り12日に開催 -

著者: 伊藤力司

トランプ米大統領は6月1日(米東部標準時間)、金正恩朝鮮労働党委員長の腹心と言われる金英哲同党副委員長とホワイトハウスで会談した後「米朝首脳会談は来たる12日にシンガポールで開催される」と発表した。5月24日に同大統領が

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未来へと伝えたい~核の被害を乗り超える - 3・1ビキニ記念の集い2018 -

著者: リベラル21

 公益財団法人第五福竜丸平和協会は、1954年3月1日に太平洋のマーシャル諸島ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で、静岡県のまぐろ漁船「第五福竜丸」の乗組員やマーシャル諸島の島民が被ばくしたことを記念して、毎年、3月1日

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「非核ネットワーク通信」が終刊 - 非核自治体運動の推進役を果たす -

著者: 岩垂 弘

 日本における非核自治体運動の推進役を果たしてきた「非核ネットワーク通信」が、10月末に発行された第200号で終刊となった。同誌の創刊は1988年だから、29年続いてきたことになる。この間、同誌が非核自治体運動で果たして

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“核兵器なくせ”にノーベル平和賞 世界を動かした被爆者の声と若い力をさらに

著者: リベラル21

今年のノーベル平和賞は、核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器禁止条約採択に果たした貢献が評価されたものです。  12月10日の平和賞授賞式を前に、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会が、パネル

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北朝鮮を最大限に選挙利用した安倍政権 ― 核兵器禁止条約は不参加、日本提案の核廃絶決議案は後退

著者: 坂井定雄

 唯一の戦争被爆国である日本政府、具体的には安倍政権と外務省の核兵器廃絶をめざす国際的努力は、際立って後退した。日本政府は米国はじめ核保有国に対しては抑止力として核戦力を認め、北朝鮮の核開発を最大限に非難しながら、実際に

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核兵器禁止条約に不参加の日本政府を糾弾 - 被爆72年の「8・6広島」を歩く -

著者: 岩垂 弘

 8月6日は、米軍機が広島市に原爆を投下してから72年。この日を中心に、今年も広島では原爆の犠牲となった人々を悼む慰霊の行事や、核廃絶を求める集会が繰り広げられた。酷暑の炎天下、全国から多くの人々がこれらの行事や集会に集

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