たんぽぽ舎から TMM:No2466
- 2015年 4月 22日
- 交流の広場
- たんぽぽ舎
たんぽぽ舎です。【TMM:No2466】
2015年4月21日(火)地震と原発事故情報-4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.再稼働阻止全国ネットワーク『第2回総会』のご案内
5月3日(日)「憲法集会」終了後、かながわ労働プラザで開催
どなたでも参加できます。再稼働阻止に向け、ご意見、ご提案を!
再稼働阻止全国ネットワーク事務局
★2.北海道でもオーロラ!!大騒ぎ
太陽から出た強い磁気嵐の影響
「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその98
島村英紀
★3.新聞より
◆規制委員長こそ事実誤認 高浜差し止め反論に批判
論点すり替え 突然、非常電源に言及
国民期待は分かりやすい基準
(4月21日東京新聞「こちら特報部」より)
★4.テント日誌4月16日(木)
経産省前テントひろば1214日 商業用原発停止578日
テントを訪れた人のメッセージ (I・K)
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※4/22「上野千鶴子の選憲論」
「自民党改憲草案批判を通して憲法を学びなおす」
『予約者優先』とさせていただきます。
定員間近です。お電話でご予約をお願いします。
たんぽぽ舎 TEL 03-3238-9035(13時以降)
講 師:上野千鶴子さん
日 時:4月22日(水)19時から21時(開場18時30分)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円(学生400円)
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※4/23槌田ゼミ新シリーズ 第13回原発基本講座
「重大欠陥の見つかったWH型加圧水原発」
・逆U字細管に溜まる水素で原子炉の冷却不能
・加圧水型原発の全面的使用禁止と製造販売禁止の勧告へ
お 話:槌田 敦さん
日 時:4月23日(木)19時から21時(開場18時30分)
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
参加費:800円
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┗■1.再稼働阻止全国ネットワーク『第2回総会』のご案内
| 5月3日(日)「憲法集会」終了後、かながわ労働プラザで開催
| どなたでも参加できます。再稼働阻止に向け、ご意見、ご提案を!
└──── 再稼働阻止全国ネットワーク事務局
4月14日、福井地裁樋口裁判長は、高浜原発3,4号機の運転差止仮処分命令を関西電力に言い渡しました。処分決定の要旨では、「基準地震動は信頼を失っている。」、「700ガル未満の地震によっても炉心損傷に到る危険がある。」さらに、「使用済み核燃料は我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼす」とし、新規制基準は合理性を欠き、住民の「人格権を侵害する。」と述べています。
東電福島第一原発事故後、発足した原子力規制委員会が原発事故から国民の生命、安全を守るためのものではなく、原発再稼働の推進機関に過ぎないこと。その上で、川内原発を始め全国の原発が規制基準によって再稼働が推し進められている事態に対し、「再稼働阻止全国ネットワーク」は、結成以来の総会を首都圏の皆さんとともに開催します。
「阻止ネット」は、全国各地の原発現地の運動を結びつけ、再稼働阻止の具体的な行動を行うために発足したネットワークです。今回の総会での皆様方のご提案を、6月6日から7日に福岡で開催される「全国相談会」に持ち寄り、全国の皆さんと討論し、行動方針を確立したいと思います。
会員以外の方のご参加も歓迎いたします。また、辺野古新基地建設反対運動、改憲阻止の闘い等々、原発以外の課題での運動にも学び、ご提案を受けたいと思っています。
ぜひ、多くの皆様のご参加をお願いします。
再稼働阻止全国ネットワーク『第2回総会』
期日:5月3日(日)16時30分から19時30分
場所:「かながわ労働プラザ4F会議室」 会場費:500円
会場アクセス:JR根岸線「石川町駅」北口3分(家庭裁判所近く)
※阻止ネット「サポーター会員」(個人3000円、団体5000円年会費)募集中!
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┗■2.北海道でもオーロラ!!大騒ぎ
| 太陽から出た強い磁気嵐の影響
| 「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」コラムその98
└──── 島村英紀(地震学者)
「宇宙天気予報」というものがある。太陽から出る磁気と電気を帯びたガスの流れである「フレア」が地球に磁気嵐を起こす。その予報なのである。
一般人には関心がないだろう。だがピリピリしている人たちがいる。
1989年には米国やカナダにある発電所の機器に障害が発生して9時間もの大規模な停電になった。2003年には日本の環境観測衛星が利用不能になって数10億円もの損失を出した。ともに磁気嵐が原因だった。このほか宇宙空間で作業する宇宙飛行士の健康被害が出ることもある。近代文明にとって「宇宙天気」は脅威なのである。
さる3月中旬にも強い磁気嵐が起きた。
宇宙天気予報は太陽面での爆発を観測して出す。NASA(米国航空宇宙局)や、日本でも情報通信研究機構が出している。天気予報と同じく、当たることも、当たらないこともある。
3月中旬に起きた磁気嵐は予報より約14~15時間も早く始まったし、磁気嵐の強度も、当初の予報をはるかに上回る強さになった。つまり予報は当たらなかったのだ。
この強い磁気嵐のため、北海道でオーロラが撮影された。肉眼では見えなかったが、デジカメには赤いオーロラが写っていた。現代のデジカメは肉眼よりも感度がずっと高いのだ。
オーロラは極地方でなければ見えないものだが、太陽活動がとくに盛んで磁気嵐が強いときだけは低緯度でも見えることがある。ただし低緯度では赤いオーロラしか見えない。緯度の高いところで見えるような緑や黄色のあざやかなものは見えない。
過去に日本では1958年2月に肉眼でも見える大規模なオーロラが見えたことがある。
北海道では夜空が真っ赤になった。てっきり山火事が起きたに違いない、と消防車が一晩中サイレンを鳴らしてあちこちの林道を走り回って山火事を探す騒ぎになった。当時は宇宙天気予報はなかったから、何が起きたのか、消防署員は知らなかった。
もっと前では1770年9月にも大規模なオーロラが日本各地で見えた。肥前国(長崎県・佐賀県)でも見えたという記録が残っている。
そのほか1204年2月にオーロラが日本で広く見られた。鎌倉時代の公家・藤原定家の『明月記』に「北の空から赤気(せっき)が迫ってきた。その中に白い箇所が5個ほどあり、筋も見られる。恐ろしいことだ」とある。
また日本書紀にも「赤気」の記述がある。推古天皇の統治時代だった620年に出たオーロラだと思われている。
「恐ろしい」ものだったオーロラが広く日本人に「怖くないもの」として知られるようになったのは明治時代以降である。
言葉も「赤気」ではなく、「極光」や「オーロラ」が使われるようになった。近年には、わざわざツアーで見に行く観光の対象になってきている。
しかし、オーロラを見て喜ぶ人々の陰で、現代の文明を支える人たちが恐怖におびえているのである。
(4月17日『夕刊フジ』より)
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┗■3.新聞より
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◆規制委員長こそ事実誤認 高浜差し止め反論に批判
論点すり替え 突然、非常電源に言及
国民期待は分かりやすい基準
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定について、原子力規制委員会の田中俊一委員長が「事実誤認がいくつかある」と発言した。これに対し、申し立てた住民側からは「事実誤認は田中委員長の方。決定の内容を真摯(しんし)に受け止めるべきだ」という反発の声が上がっている。
決定が出たのは14日。地裁は規制委が定めた新規制基準について「緩やかにすぎ、合理性がない」と指摘し、基準に適合したとしても原発の安全性は確保されず、再稼働は認められないと結論づけた。
翌15日に開かれた会見で田中委員長は、3、4号機の使用済み核燃料を貯蔵するプールの給水設備について、裁判所の決定が耐震性が低いBクラスとしたことについて「Bだと書いてあるが、これは(最高の)Sクラス」と指摘。
外部電源が断たれると、原発の冷却機能が不安定になるとの記述については「SBO(全電源喪失)を防ぐということで、非常用発電機や電源車、バッテリーと、いろいろな要求をしている」と述べた。
これに対し、仮処分を申し立てた弁護団の河合弘之共同代表は「全体を読めば、給水設備のくだりが冷却設備を意味していることは明らかだ。事実誤認ではない」と反論する。
ちなみに新基準には、Bクラスの施設として「使用済み燃料を冷却するための施設」が挙げられ、関電の口頭弁論調書にも「使用済み燃料ピット冷却設備は、耐震クラスとしてはB」と記載されている。
「いろいろな要求」(田中委員長)についても、「原子力規制を監視する市民の会」(東京)の阪上武代表は「原告の主張も裁判所の決定も、通常時の電源について論じている。ところが田中委員長は突然、非常時の電源のことを話しだした」と、論点のすり替えではないかといぶかる。
15日の会見では、決定が「地震の平均像を基礎として、原発の基準地震動を策定することに合理性は見いだしがたい」とした点にも質問が及んだ。
規制庁の担当者は「基準地震動は地震の平均像ではない。最大級の地震を考えている」と答えたが、阪上代表は「原告も地裁もその点は理解している。問題は(規制庁が参考にする)入倉レシピと呼ばれる手法が標準的な方法論について記したものであること。最大級の地震時に、どれぐらい揺れるかは導き出せない」と不満を隠さない。
規制委の前身・旧原子力安全委員会事務局で技術診与を務めた滝谷紘一氏は「会見では、一般に発言者は担当者らの調べた内容を話す。そうだとすれば、田中委員長の発言からは、規制委全体として地裁決定のミスを探そうとしている印象を受ける」と推測する。
今回の決定では、2005年以降、4原発が5回にわたって基準地震動を超える地震に見舞われたことに触れ、「想定を超える地震が来ないという根拠は乏しい」と強調。使用済み核燃料についても「堅固な施設で閉じ込めていない」と関電の姿勢を批判した。
田中委員長は従来、新規制基準に適合しても、絶対に安全とはいえないと繰り返し述べている。その発言について、河合氏は「過酷事故が起きた時に、責任を免れるための言い訳」と評して、こう付け加えた。
「国民が期待しているのは『これで通るなら、さすがに安全だろう』という分かりやすい基準だ。今回の地裁の決定が、そういった根源的なテーマを突き付けていることを規制委は認識するべきだろう」
(4月21日東京新聞「こちら特報部」より)
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┗■4.テント日誌4月16日(木)
| 経産省前テントひろば1214日 商業用原発停止578日
| テントを訪れた人のメッセージ
└──── (I・K)
横浜の男の方が以下の手紙をテントに届けに来てくれました。以下紹介します。
「 私がテントの存在を知ったのは2年ほど前だったと思います。金曜日の国会前抗議に行くようになって霞ヶ関駅で見かけましたが、立ち寄ることはありませんでした。
しかし昨年明治大学での集会に行き、そして雑誌NO、NUKESで記事を読んでその生い立ちや事情を知るようになりました。知れば知るほどテントの存在の大きさに驚いています。官庁街の中心地に3年以上も陣取って抗議を続けるその意志の固さに敬意を表します。
金曜日の抗議行動に月1回程度参加するようになりましたが、その帰りに何度かテントにも立ち寄りました。特に知り合いがある訳でもなく、ただ看板や集まっている人たちをながめているだけですが、そうすると声をかけてくれる人もいて気分よく帰ることができました。今回の裁判の判決は残念でしたが、まだ闘い続けるという皆さんを応援したいと思います。何より今回の判決で不服なのは立ち退きのみならず多額の損害金を請求していることです。
経産省にとっては2000万円などはした金に過ぎないと思いますが、普通の市民が負担するとしたらどれだけ大変か彼らにはわからないでしょう。
今起こっている各地での原発再稼働をめぐる裁判でも電力会社は勝訴した場合、遅延分にあわせた損害金を請求すると脅しています。
これが日本を代表する大企業、電力会社のやる事かと憤りでいっぱいです。
当事者の皆さんに対してできることといえば、わずかな金額の寄付と活動への参加ぐらいですが、お礼を言いたくて手紙にした次第です。 」
手紙ですと言って渡して帰ったのですが、残念ながら住所もお名前書いてありませんでした。現物はテントに置いておきます。
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