inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

ファシズムは死語になったのか(3) ― 『 ヒトラー万歳と叫んだ民衆の誤算 』 を読む ―

著者: 半澤健市

 20世紀で最も民主的・文化的といわれた「ワイマール共和国」は、1919年に始まり、1933年のナチス政権成立で終わった。14年間の短命な体制であった。6000万人から8000万人の死傷者を出したとされる第二次世界大戦の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(139)

著者: 本間宗究(本間裕)

お金の謎が解けない理由 金融や投資業に携わり、今年で40年目の年を迎えたが、この間、一貫して追求してきたテーマの一つが「お金の謎」を解くことだった。つまり、「今まで、誰も、お金の謎を解いたことがない」ということが、経済学

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アメリカ帝国崩壊の二つ目の序曲 - 米大統領選挙2016の開票を見ながら -

著者: 半澤健市

 トランプがクリントンに勝った。決まった瞬間、私のなかで爽快感と嫌悪感が交錯した。考えがまとまらないうちに正直な感想を書く。  下品で、非知性的な、トランプが勝利した理由は何か。 それは、「ポピュリズムの勝利」である。ポ

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12・12第145回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ - 「キューバの各種音楽をジャンル別に聴く」 -

著者: 土方義雄

カリブ海最大の島国で、スペイン起源やアフリカ起源、そして双方の要素が融合した多様な文化が各地に存在するキューバ。渾身の新刊著書『キューバ音楽を歩く旅』(彩流社)を上梓した著者が、この国の各種音楽をジャンル別に、写真・音源

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世界史の大転換か - 米大統領選挙、まさかのトランプ勝利 -

著者: 伊藤力司

11月8日投票のアメリカ大統領選挙で、野人ドナルド・トランプ共和党候補が大方の予想に反して、正統政治家のヒラリー・クリントン民主党候補を破った。トランプ氏は来年1月20日第45代アメリカ合衆国大統領に就任する。筆者は当ブ

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青山森人の東チモールだより 第335号(2016年11月9日)

著者: 青山森人

母語を大切に ジャーナリスト裁判の日程が変更 財務省顧問だったときのルイ=マリア=デ=アラウジョ首相による汚職疑惑として『チモールポスト』紙が1年前の2015年11月10日に報じた記事内容は事実無根だとして、首相が同紙の

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金融緩和の夢破れ、アベノミクス、負のレガシーとなりけり

著者: 盛田常夫

奇妙な沈黙 インフレ目標を掲げて大胆な金融緩和政策をとれば、日本経済は復活するなどという馬鹿げた想定にもとづき、日銀は国債の購入を続け、市中に資金を供給し続けた。しかし、物価上昇目標は達成されないばかりか、逆に物価下落す

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SJJA&JWSPO【西サハラ最新情報】185 「身はたとひ砂漠に 朽ちぬとも 留め置かまし サハラ魂」 -吉田松陰辞世の句をパクリました-

著者: 平田伊都子

 あの人たちは難民なんだ、、国際社会で宗主国モロッコと互角に闘う西サハラ政府の外交戦士たちを見ていると、ついつい<難民の身>ということを忘れてしまいます。 金も武器も家もない難民外交官たちが、国連やAUやEUを動かそうと

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FBI長官ジェームス・コミー  アメリカ大統領戦の人形使い

著者: 平田伊都子

 いまいち盛り上がらなかったアメリカ大統領選を、クライマックスで外野の日本人に面白く見せてくれたのは、操り人形使いのFBI長官ジェームス・コミーです。 彼に操られる人形は、主役の共和党大統領候補トランプと民主党大統領候補

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モロッコに春到来? - 魚売りをゴミ処理ダンプで惨殺! -

著者: 平田伊都子

 没収された売り物の魚を取り戻そうとした魚売りを、モロッコ警官の命令でゴミ処理ダンプの運転手はボタンを押し、魚売りは魚もろとも圧縮されてしまいました。 ギャング映画の一コマではありません。 モロッコ北部のリーフ地方で起き

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核廃絶へ重要な一歩 - 追い詰められた核保有国―核禁止条約交渉開始へ -

著者: 金子敦郎

▼筆者紹介:「リベラル21」への久しぶりの寄稿なので筆者紹介をします。大阪国際大学名誉教授、元共同通信ワシントン支局長。本稿に関連する著書には「核と反核の70年」(2015年、リベルタ出版)、「世界を不幸にする原爆カード

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南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動停止を - 世界平和アピール七人委員会 -

著者: 伊藤力司

 世界平和アピール七人委員会は11月2日、「南スーダン派遣自衛隊は停戦成立まで活動の停止を」と題するアピールを発表し、首相官邸に届けるとともに内外の報道機関に公開した。   同七人委は、1955年、人道主義と平和主義に立

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「対キューバ経済封鎖解除」反対はゼロに - 国連総会が解除を求める決議案採択 -

著者: 岩垂 弘

 国連総会(193カ国)は10月26日、米国による対キューバ経済封鎖の解除を求める決議案の採択を行ったが、米国が初めてこれに反対せず、棄権した。この結果、決議案は賛成191、反対ゼロ、棄権2(米国とイスラエル)で、25年

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「日本の常識は世界の非常識」―霍見芳浩ニューヨーク市立大学名誉教授

著者: 小原 紘

韓国通信NO508  10月27日、水道橋の「たんぽぽ舎」で霍見芳浩(つるみ・よしひろ)さんの講演を聞いた。霍見さんはアメリカ在住の研究者として日本を観察するレポートで知られる。アメリカの大統領選挙と安倍政権について語る

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(138)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀の政策転換 9月21日に実施された「日銀の政策変更」には、大きな注意が必要だと感じているが、その理由としては、「イールドカーブ・コントロール」と「オーバーシュート型コミットメント」の内容に、ある種の「秘密」が隠されて

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マンション生活で知り得た社会問題を考える(17)  ― 「管理会社マンション」管理規約改正の動き(第2報)

著者: 羽田真一

(13)報(https://chikyuza.net/archives/63792)で当マンションの理事会による管理規約・細則改正の動きを羽田の目で見て批判的に伝えた。その後、理事会は規約改正専門委員会の名前で出された改

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トランプ現象はアメリカ崩壊の前兆か - ヒラリー大統領でも「米帝国主義」復活は無理 -

著者: 伊藤力司

2016アメリカ大統領選挙投票日まであと8日。世論調査は依然、正統派の民主党ヒラリー・クリントン候補の優勢を伝え、共和党の野人ドナルド・トランプ候補の敗退を予告している。 あと8日(日本時間ではあと9日)すれば、おそらく

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変革のアソシエ講座2016年度開講(2016年11月)

著者: 木畑壽信

【註記:時間表示のないものは、すべて、19時から21時までの開講です。】 11月2日(水)【特別講座】「宇野弘蔵『経済原論』と現代世界」(伊藤誠)    3日(木)[13時30分~15時30分]「ジル・ドウルーズ研究会」

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青山森人の東チモールだより 第334号(2016年10月28日)

著者: 青山森人

前大臣と元副大臣に10年の求刑 海上自衛隊護衛艦が東チモールに初寄港 日本の自衛隊の艦船が初めて東チモールに寄港しました。『チモールポスト』(2016年9月28日、電子版)によれば、海上自衛隊護衛艦「ふゆづき」は、9月1

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フィリピン国民にとっては痛快な“反米”ドゥテルテ大統領 - 中国人移民の孫、根底には毛沢東思想か -

著者: 伊藤力司

フィリピンにとって長年の同盟国であるアメリカのオバマ大統領に対して「淫売婦のせがれ(son of a bitch)」とか「地獄へ堕ちろ(go to the hell)」など、ひどい暴言を吐いて悪名をとどろかせたドゥテルテ

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ユーロは絶対に崩壊しない - 伴野文夫著 「ユーロは絶対に崩壊しない」 -

著者: 伊藤力司

伴野文夫著 「ユーロは絶対に崩壊しない」  幻冬社ルネッサンス新書 発行年月日 2016年9月13日  定価800円+税 今年6月23日、イギリスは国民投票でヨーロッパ連合(EU)から離脱するというショッキングな判断を下

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現在の日本社会の状況をいかに捉えるか

著者: 岡本磐男

10日程前の『朝日新聞』(10月7日,金曜日,朝刊)には興味深い記事が掲載されていた。それは経団連会長の榊原定征氏による「『憲法は後でいい』経済最優先を提言、放置なら日本消滅」の見出しのもとでの現状認識を公表したものだっ

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ある青年の「戦争レジームからの脱却」論 ― 知って欲しいひとつの記録 ―

著者: 半澤健市

 下記に掲げるのは、「海軍技術研究所」(技研)の嘱託だった28歳の青年が、戦中に書いた文章の一部である(■から■)。 ■大東亜戦争は依然二重性的性格を帯びつつあり。一は我が資本主義的経済の死活をこれによりて賭せんとし、一

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SJJA&JWSPO【西サハラ最新情報】183  国連PKOのトップが西サハラ視察中

著者: 平田伊都子

 2016年10月23日のNHK報道によると、安倍晋三首相が自衛隊観閲式で、自衛隊が南スーダンで国連のPKO=平和維持活動にあたっていることについて、「危険の伴う責務を立派に果たしている諸君に心から敬意を表す。今後も積極

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ワンダーウーマン・メラニア トランプを助けれるのは彼女しかない!

著者: 平田伊都子

アメリカに逆らう大統領たち、プーチンやドゥテルテに対抗できるキャラの強いアメリカ人と言えば、米大統領候補トランプでしょう、、 小賢しく子狡いヒラリーにはない、摩訶不思議なオーラに溢れています。 その、アメリカのマスコミに

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11・28 第144回ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)のお知らせ

著者: 土方義雄

「カリブ海のフランス―クレオールの文学と文化を巡って」 カリブ海にはフランス語圏の地域がいくつかあります。たとえばハイチ共和国。そして、現在はフランスの「海外県」となっている、マルティニック、グアドループ、ギュイヤンヌ。

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