inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

戦後70年、君に日本の恥部が見えるか - 自立自尊の精神を失った日本

著者: 盛田常夫

1966年に大学へ入学するまで、アメリカの占領下にある沖縄では誰もが英語を話すものだと思っていた。クラスに沖縄から「留学」してきた同級生がいて、自分の無知を恥じたことを良く覚えている。沖縄は日本本土から切り離されて、アメ

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ニクソンは“名誉ある撤退”を実現したが -サイゴン解放40年(下)-

著者: 伊藤力司

1968年1月31日は旧暦の1月1日だった。テトというのはベトナム語で正月を意味する。ベトナムでも正月は最大の祝日で、前年までは事実上の“正月停戦”が実行されていた。その虚を突いて解放戦線は南ベトナム全土で軍事攻勢を掛け

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ベトナム人民がドルの威信を傷つけ、世界を変えた -サイゴン解放40年(上)-

著者: 伊藤力司

きょう4月30日はサイゴン解放40周年に当たる。40年経つと、サイゴンと言っても分からない人が多くなった。若い人たちにはホーチミン市と言ったほうが通じる。1960年代に世界を揺るがせたあのベトナム戦争は、1975年4月3

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辺野古移設が唯一の道ではない -もう一度抑止力神話を問い直す-

著者: 宮里政充

 辺野古新基地建設問題について「この期に及んで何を文句言うか」、「建設工事は粛々と進めるんだ」など高圧的で問答無用の対応を続けてきた安倍政権は、ようやく翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事と菅義偉(すがよしひで)官房長官(

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(85)

著者: 本間宗究(本間裕)

ニュートンの忘れ物 先日、「経済物理とその周辺」という会合で、私の意見を発表する機会があったが、この時の題名は、「ニュートンの忘れ物」であり、副題として、「未来予測と時間のサイクル」というものだった。そして、私が主張した

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辺野古問題で沖縄県民への連帯を強めよう -世界平和アピール七人委員会が訴え-

著者: 伊藤力司

 世界平和アピール七人委員会は4月22日、「辺野古問題を直視し、沖縄の人たちとの連帯を強めよう」と題するアピールを発表した。  アピールは、昨年沖縄で行われた名護市長選、沖縄県知事選、衆議院選挙の3選挙で示された民意に沿

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大きな思い上がりと小さな思い上がり―テレビをめぐる見たくない現実

著者: 田畑光永

暴論珍説メモ(137)  このところ、一定期間おきに症状が出てくる病気のように、またぞろテレビ報道に政治家があれこれ注文を付ける見たくない事態が起きている。私は報道という仕事は常に外部からの批判、注文には謙虚に耳を傾けな

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5・11ルネサンス研究所シンポジュウム -アラブ・中東世界の行方とパレスチナ-

著者: 中村勝己

「どうなる?どうする?-21世紀の世界・日本そして資本主義のこれから」第1回 日 時:5月11日(月)18:30~21:00(18:15開場) 場 所:専修大学神田キャンパス2号館207号教室 テーマ:アラブ・中東世界の

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青山森人の東チモールだより 第298号(2015年4月17日)

著者: 青山森人

喪に服する東チモール アルベルト=リカルド=ダ=シルバ師、永眠す  東チモールからの報道などによると、この2月までカトリック教会のデリ(ディリ, Dili)教区の司教だったアルベルト=リカルド=ダ=シルバ師が4月2日に永

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青山森人の東チモールだより 第297号(2015年3月23日)

著者: 青山森人

公用語か母語か その2 言語論争のおさらい(訂正を含めて)  前号「東チモールだより」で近ごろ論争を呼んでいる言語政策について、「ポルトガル語を第一言語として第三学期に限って試験的に基礎教育に導入するという取り決め」とわ

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今こそ思い起こしたい「大田電報」 -米軍基地移設に反対する沖縄県民の運動に思う-

著者: 岩垂 弘

 沖縄で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する運動が勢いを増している。それは、翁長雄志知事を先頭する島ぐるみの様相を呈してきた。が、本土では今のところ、これに呼応する大衆的な運動は見られず、全般的に見てこの問

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(84)

著者: 本間宗究(本間裕)

スパイダーゴールドの金(ゴールド) 3月6日に、世界で話題になったこととして、「HSBCが、ロンドンに存在する、7つの金保管庫をすべて閉鎖するのではないか?」ということがあった。具体的には、「顧客に手紙を出し、2か月後に

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自信深めたイラク政府と政府軍 ―「イスラム国」との戦いは国連中心で⑯

著者: 坂井定雄

昨年6月に「イスラム国(IS)」に占領されていたイラク中部の都市テクリートの奪回は、IS駆逐への挙国政権として新発足したアバディ新政権と政府軍に自信を与えた。アバディ首相は、まず首都バグダッドのいわば“のど元”に当たるフ

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難民キャンプの惨状は「人類の恥」と国連が訴え ―イスラム国(IS)との戦いは国連中心で⑮

著者: 坂井定雄

最悪の内戦が続くシリアの首都ダマスカス南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ。これまで同国北部中心に支配地域を拡げてきた「イスラム国(IS)」の部隊が4月1日、同キャンプに突入、それまで市内で有力だったシリアの反政府武

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「憲法は戦後最大の危機」と護憲団体が統一集会へ -5月3日の憲法記念日に-

著者: 岩垂 弘

 「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会」と銘打った集会が、憲法記念日の5月3日、横浜市のみなとみらい地区の臨港パークで開かれる。主催は「平和といのちと人権を! 5・3憲法集会実行委員会」。これには、「憲法擁護・改憲反

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