韓国通信NO725 溜まった書類を整理していたらA4版の1枚の紙が目に入った。3月23日付、4か月前の『ハンギョレ新聞』(日本語版)の記事である。「くだらない」と思ったが捨てずにそのまま放置されてきた。 尹錫悦(ユン
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(420)
著者: 本間宗究(本間裕)信用本位制の崩壊 「2023年8月15日前後に、金融面での大事件が発生する可能性」については、以前から、「戦後の26年サイクル」として注目してきたが、現在では、「おおよその姿が見えてきた状況」のようにも感じている。具体的
本文を読む秦剛外相の解任 ―中国外交になにが起こったのか?
著者: 田畑光永中国の国会にあたるとされる全国人民代表大会の常務委員会が7月25日、ここ一か月ほど動静が途絶えていた秦剛外相の解任を決定した。同外相については動静途絶の原因として女性問題や健康問題(コロナ感染説)が取りざたされたが、普
本文を読む「日本の対中国戦略は峻厳、中国は如何に対処するか」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(435)―― 本稿は、6月30日に開催された人民日報国際版の「環球時報」研究院のテーマ別フォーラムでの講演記録に基づく。講演者は清華大学国際関係学系教授・劉江永、中国社会科学院日本研究所副所長・呂耀
本文を読む中国さん、そんなに威張って大丈夫? ―日本の原発処理水排水計画を足蹴にするのはいいが・・・
著者: 田畑光永東日本大震災による福島原発事故後の炉心冷却で大量にたまった処理水について、日本はトリチウムを希釈して太平洋に放出する計画を進めているが、近隣諸国がその結果を危惧するのは当然である。 私個人としては、できれば処理水を海
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】538 アルジェリア大統領が中国公式訪問
著者: 平田伊都子習近平中国主席から公式招待されたアブデルマジド・テブン・アルジェリア大統領は、2023年7月17日から20日まで中国を訪問しました。 7月18日、習主席とアルジェリア大統領は共同コミュニケで、「政治協議の強化、安全保
本文を読む日本のNATOへの「準加盟」は危険な道ではないか
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(434)― 日本とNATOの急接近については、6月13日拙稿「八ヶ岳山麓から(429)」で書いたが、岸田首相は7月11,12日、リトアニアのビリニュスで開催されたNATO首脳会議に出席して、NATOと
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(419)
著者: 本間宗究(本間裕)植田日銀総裁の苦悩 「火中の栗」を拾った状態となった「植田日銀総裁」にとって、現在の「世界的な金融情勢」は、まさに、「前門の虎、後門の狼」のような状況であり、その結果として、「打つ手が無くなり、苦悩を抱えた状態」のように
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(16) リンドバーグの『翼よ、あれがパリの灯だ』 ――航空機で初めて単独大西洋横断に成功したアメリカの国民的英雄の回顧録(下)
著者: 横田 喬私は目が覚めた。しばらく高く飛び、それから低く飛ぶ。右手で、次に左手で、操縦する。一時間ごとに燃料タンクを調べ、計器類を読むという機械的操作もやる。午後四時五十二分、九時間分の燃料を消費し、約八百ポンド積載量が減り、機
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(15) リンドバーグの『翼よ、あれがパリの灯だ』 ――航空機で初めて単独大西洋横断に成功したアメリカの国民的英雄の回顧録(上)
著者: 横田 喬アメリカの飛行家チャールズ・リンドバーグ(1902~1974)は1927年、「スピリット・オブ・セントルイス」と名付けた単葉単発のプロペラ機でニューヨーク~パリ間を飛行。大西洋単独無着陸飛行に史上初めて成功し、世界的名
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その8) マグマが爆発する条件
著者: 盛田常夫故安倍元首相やアベノヨイショは、これだけ国債を発行し、日銀が引き受けてもハイパーインフレにならないのだから、さらに大きな国債発行で景気を浮上させて良いのではないかと考えた。20年先まで税収を前借しながら、「財政均衡主義
本文を読む今年、私の誕生日が祝日になった!
著者: 小原 紘韓国通信NO724 韓国では7月17日「制憲の日」(憲法記念日)が祝日だったことがある。私の誕生日か゜7月17日なので、韓国が国を挙げて私の誕生を祝っているようで気分がよかった。いつの間にか祝日でなくなったが、そのかわ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】537 黒海穀物取引は失敗か?
著者: 平田伊都子「ゼレンスキー閣下はアメリカとNATOと国連に騙された」と、評判です。 「プーチン大統領は国連黒海穀物取引に騙されるか?」と、7月17日で賞味期限切れになる国連黒海穀物取引を巡って、国連報道室はざわついています。 N
本文を読むしなやかにそしてしたたかに 玉城・沖縄県知事の中国訪問
著者: 宮里政充玉城知事の動向 沖縄タイムスは7月6日の一面トップで、中国訪問中の玉城デニー・沖縄県知事の動向について次のように伝えた。 「 日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆議院議長)の訪中団の一員として北京を訪問し
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(418)
著者: 本間宗究(本間裕)産業革命と中央銀行 現在の世界情勢としては、「ハイパーインフレ」の発生により、「東西文明の交代」が始まる局面に差し掛かっているものと思われるが、この点に関する興味深い事実としては、「時間的なサイクルが半減す
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その7) なぜ、政府勘定と日銀勘定は統合できないのか
著者: 盛田常夫2017年3月14日、J。 スティグリッツ(コロンビア大学)が日本政府の招きに応じて、経済財政諮問会議で講演した。スティグリッツは用意したスライドの1枚に、わずか2行で、Cancelling government de
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その6) 国債はどのような債券か
著者: 盛田常夫大規模金融緩和は、主として、日銀が市場から国債を大量に買い上げる形で実行され、10年の緩和政策の結果、事実上、日銀が財政ファイナンスを行う状況になっている。ところが、先進国の中でも債務上限を課していない日本では、このよ
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その5) GDPが拡大する社会的条件
著者: 盛田常夫大規模金融緩和政策を支持するエコノミスト(「学者」と称する人を含め)や政治家は、緩和資金が個人消費を拡大し、それがGDPを押し上げると想定した。その論拠としているのが、「個人消費はGDPの7割を占めるから、個人消費を増
本文を読む選挙日程に合わせて候補者調整すると言うのは、まともな「野党共闘」と言えない 立憲泉代表のご都合主義は完全に破綻している
著者: 広原盛明7月8日、朝日新聞は「泉氏一転 一本化を明言、『選挙遠のき、再考は当たり前』」との見出しで、次のように伝えた。 ――立憲民主党の泉健太代表は7日の記者会見で、次期衆院選での野党候補の一本化に向けた調整を進めると明言し
本文を読むウソくさい校長たち 藤原和博(朝日新書、2023)から
著者: 小川 洋民間人校長の始まり 2000年、学校長に任命される条件として、「教育に関する職に十年以上あつたこと」の一文が学校教育法施行規則に追加された。それまでは「教員免許を持ち、5年以上の教職にあったこと」が、基本的な条件であっ
本文を読む酔生夢死 「中国人お断り」と言うのか
著者: 岡田 充「上質な観光大国」をめざすため、インバウンドで「脱中国」を進めて欧米などの富裕層を増やすべきと主張する記事を読んだ。「欧米白人」を上質と持ち上げる視線を裏返せば、中国人やアジア人への差別意識が透けてみえる。日本経済新聞(
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】536 PKO国連平和維持活動
著者: 平田伊都子アフリカのマリから、マリ国連PKOが撤退することになりました。 マリは日本から遠く離れた、大部分が砂漠の国です。 しかし、忘れちゃいけません! 10人の日本人犠牲者を出したアルジェリア・イナメナス天然ガス精製プラント襲
本文を読む海峡両岸論 第152号 2023.7.8発行 - 中国がウラジオストク港を「奪還」 弱体化するロシアの権益に浸食 -
著者: 岡田 充ロシア民間軍事組織「ワグネル」の反乱劇(2023年6月23~24日)は1日で終わった。この騒ぎをみて思い出すのは1991年8月、ソチで避暑中のゴルバチョフ大統領を監禁した「8人組」によるクーデター。クーデタ
本文を読む労働者協同組合法に基づく新・日本労協連が発足 法制化運動開始から44年にして実現
著者: 岩垂 弘豪華なシャンデリアが輝く大広間を埋めた約200人の参会者が、「おめでとう」と叫んで一斉に祝杯を挙げた。6月4日夜、東京都豊島区・大塚駅前のホテルベルクラシック東京の4階の大広間。これまで任意団体として活動してきた日本労
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(417)
著者: 本間宗究(本間裕)6月のFOMC 現在の「市場の関心事」として、「6月のFOMCで、再度の利上げが実施されるかどうか?」という問題が挙げられているが、この点については、「三次元と四次元の経済学の違い」で説明が可能なものと考えている。つまり
本文を読む中国から見たインドのデジタル戦略
著者: 阿部治平‐―八ヶ岳山麓から(433)‐― 5月20日広島市で開かれたG7サミットで、インドのモディ首相はウクライナのゼレンスキー大統領と会談したが、中立的な姿勢を崩さなかった。ゼレンスキー氏が地雷の除去や移動式病院など支援の必
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その4) 就業人口増加の実態
著者: 盛田常夫アベノミクスをヨイショしてきたエコノミスト、「学者」、政治家がこの政策の成果として強調したのが、就業人口の拡大とそれに伴うGDPの増加である。大規模金融緩和の10年で、就業人口は400万人も増え、それに比例してGDPも
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その3) 緩和資金はどこへ流れたか
著者: 盛田常夫大規模金融緩和は低利の資金をふんだんに供給することによって、企業は投資活動を活発化させ、消費者は購入意欲を高めるというのが、この政策の想定だった。しかし、緩和策が実行された10年の間、このシナリオはほとんど機能しなかっ
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その2) 非現実的な仮説にもとづく物価目標政策
著者: 盛田常夫「消費者は物価目標たいして合理的に行動する」という空想仮説 現在、欧米諸国はインフレ高進を阻止するために、一定の物価目標を決めて、金利を漸次的に引き上げている。インフレが落ち着くまで、この金融政策が取られる。 他方、
本文を読む優生学・優生思想との訣別を!
著者: 加藤哲郎● 2023.7.1 ロシアのネオナチ・プリゴジンによる民間武装集団「ワグネルの反乱」が、世界を揺るがせています。まだまだ謎が多く、深刻な情報戦の様相を呈しています。国防軍内部にも密かに通じ、ウクライナとの戦争での主導
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