<チベットのお正月> 今は2月15日の前日、チベットの正月に相当する。屋根に祈りの小旗が飾られ、切り立ての樅の木が立てられる。お経が厳かに唱えられ、善男善女は神々に供物を捧げに寺に向かう。宗教とこれほど深く結びつき、遵
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(421)
著者: 本間宗究(本間裕)金利上昇のインパクト 現在では、日本においても、「金利上昇のインパクト」が危惧され始めたが、この点に関して重要なポイントは、かつて「市井の経済学者」と呼ばれた「高橋亀吉」のコメントだと考えている。具体的には、仮に「3%の
本文を読む物価高騰下、節約に走る生協組合員 日本生協連の調査で明らかに
著者: 岩垂 弘2022年から本格化した物価高騰が、市民の家計に大きな影響を及ぼしていることが、日本生活協同組合連合会(組合員3054万人)の「節約と値上げの意識についてのアンケート調査」で明らかになった。それによると、相次ぐ物価高騰
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(17) ハインリヒ・ハラ―の『世界の屋根を越えて』(『チベットの七年』抜粋) ――「事実は小説よりも奇なり」そのままの冒険行(上)
著者: 横田 喬オーストリアの登山家・写真家ハインリヒ・ハラ―(1912~2006)は、幼少のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と交流を持った数少ない人物だ。第二次大戦中のインドでイギリス軍の捕虜(彼は当時ドイツ人扱い)とな
本文を読む「岸田政権は台湾海峡で戦争をやるつもりか?」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(436)―― 7月24日中国共産党人民日報傘下の国際紙「環球時報」に、激しい対日批判が登場した。「井野俊郎の挑発的発言には日本政府からの説明が必要だ」と題する社説である。 社説はまずこういう。
本文を読む秦剛外相解任事件 ―いずれ元のさやに、という身もふたもない話か?
著者: 田畑光永私は先月27日の本欄に「秦剛外相の解任―中国外交に何が起こったのか?」という一文を掲載した。 その主旨は、今回の同外相の解任理由として女性問題あるいは健康問題が取りざたされているが、じつは昨秋、権力の集中度を強めて3
本文を読むつくろう、府中市に「9条の碑」を 今こそ憲法9条の平和主義に立ち返ろう
著者: 岩垂 弘東京都府中市に日本国憲法の第9条を刻んだ碑を建立しようという市民運動がスタートした。そのような「9条の碑」はすでに全国の約30カ所に建立されており、その波が東京都にも及んできた形だ。その背景にあるのは、このところ日本で
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】539 自称中東ナンバーワン民主国家のイスラエル民主主義?
著者: 平田伊都子イスラエルのネタニヤフ首相は、反対する国民や野党の声を全く無視して、法改正案を強行採決しました。 中東ナンバーワン民主主義国家という仮面が、剥がれました。 人々はネタニヤフ首相に反対の意思表示をし、抗議デモ・テントを
本文を読む尹錫悦大統領にほめられた!―どうする立憲民主党?
著者: 小原 紘韓国通信NO725 溜まった書類を整理していたらA4版の1枚の紙が目に入った。3月23日付、4か月前の『ハンギョレ新聞』(日本語版)の記事である。「くだらない」と思ったが捨てずにそのまま放置されてきた。 尹錫悦(ユン
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(420)
著者: 本間宗究(本間裕)信用本位制の崩壊 「2023年8月15日前後に、金融面での大事件が発生する可能性」については、以前から、「戦後の26年サイクル」として注目してきたが、現在では、「おおよその姿が見えてきた状況」のようにも感じている。具体的
本文を読む秦剛外相の解任 ―中国外交になにが起こったのか?
著者: 田畑光永中国の国会にあたるとされる全国人民代表大会の常務委員会が7月25日、ここ一か月ほど動静が途絶えていた秦剛外相の解任を決定した。同外相については動静途絶の原因として女性問題や健康問題(コロナ感染説)が取りざたされたが、普
本文を読む「日本の対中国戦略は峻厳、中国は如何に対処するか」
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(435)―― 本稿は、6月30日に開催された人民日報国際版の「環球時報」研究院のテーマ別フォーラムでの講演記録に基づく。講演者は清華大学国際関係学系教授・劉江永、中国社会科学院日本研究所副所長・呂耀
本文を読む中国さん、そんなに威張って大丈夫? ―日本の原発処理水排水計画を足蹴にするのはいいが・・・
著者: 田畑光永東日本大震災による福島原発事故後の炉心冷却で大量にたまった処理水について、日本はトリチウムを希釈して太平洋に放出する計画を進めているが、近隣諸国がその結果を危惧するのは当然である。 私個人としては、できれば処理水を海
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】538 アルジェリア大統領が中国公式訪問
著者: 平田伊都子習近平中国主席から公式招待されたアブデルマジド・テブン・アルジェリア大統領は、2023年7月17日から20日まで中国を訪問しました。 7月18日、習主席とアルジェリア大統領は共同コミュニケで、「政治協議の強化、安全保
本文を読む日本のNATOへの「準加盟」は危険な道ではないか
著者: 阿部治平―八ヶ岳山麓から(434)― 日本とNATOの急接近については、6月13日拙稿「八ヶ岳山麓から(429)」で書いたが、岸田首相は7月11,12日、リトアニアのビリニュスで開催されたNATO首脳会議に出席して、NATOと
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(419)
著者: 本間宗究(本間裕)植田日銀総裁の苦悩 「火中の栗」を拾った状態となった「植田日銀総裁」にとって、現在の「世界的な金融情勢」は、まさに、「前門の虎、後門の狼」のような状況であり、その結果として、「打つ手が無くなり、苦悩を抱えた状態」のように
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(16) リンドバーグの『翼よ、あれがパリの灯だ』 ――航空機で初めて単独大西洋横断に成功したアメリカの国民的英雄の回顧録(下)
著者: 横田 喬私は目が覚めた。しばらく高く飛び、それから低く飛ぶ。右手で、次に左手で、操縦する。一時間ごとに燃料タンクを調べ、計器類を読むという機械的操作もやる。午後四時五十二分、九時間分の燃料を消費し、約八百ポンド積載量が減り、機
本文を読む世界のノンフィクション秀作を読む(15) リンドバーグの『翼よ、あれがパリの灯だ』 ――航空機で初めて単独大西洋横断に成功したアメリカの国民的英雄の回顧録(上)
著者: 横田 喬アメリカの飛行家チャールズ・リンドバーグ(1902~1974)は1927年、「スピリット・オブ・セントルイス」と名付けた単葉単発のプロペラ機でニューヨーク~パリ間を飛行。大西洋単独無着陸飛行に史上初めて成功し、世界的名
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その8) マグマが爆発する条件
著者: 盛田常夫故安倍元首相やアベノヨイショは、これだけ国債を発行し、日銀が引き受けてもハイパーインフレにならないのだから、さらに大きな国債発行で景気を浮上させて良いのではないかと考えた。20年先まで税収を前借しながら、「財政均衡主義
本文を読む今年、私の誕生日が祝日になった!
著者: 小原 紘韓国通信NO724 韓国では7月17日「制憲の日」(憲法記念日)が祝日だったことがある。私の誕生日か゜7月17日なので、韓国が国を挙げて私の誕生を祝っているようで気分がよかった。いつの間にか祝日でなくなったが、そのかわ
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】537 黒海穀物取引は失敗か?
著者: 平田伊都子「ゼレンスキー閣下はアメリカとNATOと国連に騙された」と、評判です。 「プーチン大統領は国連黒海穀物取引に騙されるか?」と、7月17日で賞味期限切れになる国連黒海穀物取引を巡って、国連報道室はざわついています。 N
本文を読むしなやかにそしてしたたかに 玉城・沖縄県知事の中国訪問
著者: 宮里政充玉城知事の動向 沖縄タイムスは7月6日の一面トップで、中国訪問中の玉城デニー・沖縄県知事の動向について次のように伝えた。 「 日本国際貿易促進協会(国貿促、会長・河野洋平元衆議院議長)の訪中団の一員として北京を訪問し
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(418)
著者: 本間宗究(本間裕)産業革命と中央銀行 現在の世界情勢としては、「ハイパーインフレ」の発生により、「東西文明の交代」が始まる局面に差し掛かっているものと思われるが、この点に関する興味深い事実としては、「時間的なサイクルが半減す
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その7) なぜ、政府勘定と日銀勘定は統合できないのか
著者: 盛田常夫2017年3月14日、J。 スティグリッツ(コロンビア大学)が日本政府の招きに応じて、経済財政諮問会議で講演した。スティグリッツは用意したスライドの1枚に、わずか2行で、Cancelling government de
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その6) 国債はどのような債券か
著者: 盛田常夫大規模金融緩和は、主として、日銀が市場から国債を大量に買い上げる形で実行され、10年の緩和政策の結果、事実上、日銀が財政ファイナンスを行う状況になっている。ところが、先進国の中でも債務上限を課していない日本では、このよ
本文を読む大規模金融緩和政策を検討する(その5) GDPが拡大する社会的条件
著者: 盛田常夫大規模金融緩和政策を支持するエコノミスト(「学者」と称する人を含め)や政治家は、緩和資金が個人消費を拡大し、それがGDPを押し上げると想定した。その論拠としているのが、「個人消費はGDPの7割を占めるから、個人消費を増
本文を読む選挙日程に合わせて候補者調整すると言うのは、まともな「野党共闘」と言えない 立憲泉代表のご都合主義は完全に破綻している
著者: 広原盛明7月8日、朝日新聞は「泉氏一転 一本化を明言、『選挙遠のき、再考は当たり前』」との見出しで、次のように伝えた。 ――立憲民主党の泉健太代表は7日の記者会見で、次期衆院選での野党候補の一本化に向けた調整を進めると明言し
本文を読むウソくさい校長たち 藤原和博(朝日新書、2023)から
著者: 小川 洋民間人校長の始まり 2000年、学校長に任命される条件として、「教育に関する職に十年以上あつたこと」の一文が学校教育法施行規則に追加された。それまでは「教員免許を持ち、5年以上の教職にあったこと」が、基本的な条件であっ
本文を読む酔生夢死 「中国人お断り」と言うのか
著者: 岡田 充「上質な観光大国」をめざすため、インバウンドで「脱中国」を進めて欧米などの富裕層を増やすべきと主張する記事を読んだ。「欧米白人」を上質と持ち上げる視線を裏返せば、中国人やアジア人への差別意識が透けてみえる。日本経済新聞(
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】536 PKO国連平和維持活動
著者: 平田伊都子アフリカのマリから、マリ国連PKOが撤退することになりました。 マリは日本から遠く離れた、大部分が砂漠の国です。 しかし、忘れちゃいけません! 10人の日本人犠牲者を出したアルジェリア・イナメナス天然ガス精製プラント襲
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