inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

革命の組織論 歴史と宗教に学ぶ ④続・誰がユダヤ人か。ナチスの規定

著者: 浅川 修史

誰がユダヤ人か。ユダヤ教の規定の次に歴史的な影響を与えたのはナチス(国民社会主義ドイツ労働者党)のユダヤ人規定だ。フランス革命でユダヤ人が解放されるまでのヨーロッパでは、ユダヤ教徒すなわちユダヤ人だった。だが、ユダヤ人に

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嘘だらけ、米国側の負担増額要求 ―在日米軍駐留経費の全容解明を!

著者: 坂井定雄

 米軍駐留経費の減額を求めていた日本政府に対し、米側は削減に抵抗するどころか「環境対策費」を新設して、逆に増額を要求してきた。米軍が破壊し続けてきた沖縄の海と生活環境を改善するのかと一瞬思ったが、そうではない。読まれた方

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私たちは自身が鼓舞される言葉をもっているだろうか -あるリサイタルの会場で考えたこと-

著者: 岩垂 弘

 一夕のリサイタルが、私を50数年前に引き戻した。そして、そこで朗読された一編の詩が、私に「言葉」についての考察を促した。  そのリサイタルは10月14日夜、東京・上野の東京文化会館小ホールで開かれた「坂本朱リサイタル」

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11/13 現代史研究会 テーマ「徹底検証 21世紀の全技術」

著者: 現代史研究会

現代技術史研究会からの呼びかけ  2010年10月、藤原書店より「徹底検証 21世紀の全技術」(現代技術史研究会編)を刊行いたしました。 現代技術史研究会は、産業社会の諸問題、環境・公害問題、技術者の変遷といった、必ずし

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原民喜の足跡を知りたくて~『三田文学』創刊100年展を観る~

著者: 醍醐 聡

秋晴れの三田キャンパスでの講義のあとで  退職後の今年も特別招聘教授といういかめしい肩書きで慶応義塾商学研究科・会計職コースの「現代会計論」(秋学期・半年開講)担当の非常勤講師として週一回出講している。10月27日は5回

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誘拐犯の軍閥はカルザイ政権の有力者 -常岡さんがアフガンの複雑な内情を手記に-

著者: 伊藤力司

アフガニスタンで取材中武装勢力に拉致され、5カ月にわたって監禁された後解放され、9月初め無事帰国したフリー・ジャーナリストの常岡浩介さん。その常岡さんが近刊のフォトジャーナリズム月刊誌「デイズ・ジャパン(DAYS JAP

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連載・やさしい仏教経済学-(20)利他は極楽へ、私利は地獄への道/(19)簡素とローカリゼーションのすすめ

著者: 安原和雄

  利他は極楽へ、私利は地獄への道 -連載・やさしい仏教経済学(20)- 仏教経済学の八つのキーワード ― いのちの尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性 ― のうち今回は「利他」を取り上げる。利

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文献紹介 -技術者の声- 現代技術史研究会編『徹底検証 21世紀の全技術』

著者: 木村英亮

  チリ鉱山落盤事故で33人が救出されたのはよいニュースであったが、その後この鉱山は操業停止となり、361人ほとんどの作業員は退職金もなく解雇されたと報道されている(『朝日新聞』10月19日付夕刊)。本書によれば、チリの

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「早すぎた世襲」-金正恩氏の登場  -ソウルからの報告(その9)--

著者: K・I 

北朝鮮の後継者として目されていた、キム・ジョンイル(金正日)総書記の三男、キム・ジョンウン(金正恩)氏がついに公の舞台に登場した。 先月28日、44年ぶりに開かれた朝鮮労働党の代表者会、最前列で拍手する動画像が全世界に流

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「敵は本能寺」あるいは「指桑罵槐」(あてこすり) ―中国内陸部の「反日」デモについて考える―

著者: 丹藤佳紀

10月16日、中国四川省・成都、陝西省・西安そして河南省・鄭州の3都市で大規模な「反日」デモが行われ、合わせて数万人が参加したという。さらに翌17日には四川省・綿陽でデモがあった。2~3万人といわれる参加者の一部が暴徒化

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マスメディアはハーメルンの笛吹き男か ―チベット高原の一隅にて(94)―

著者: 阿部治平

日本ではもう旧聞かもしれないが、ついこの間まで日本からのネットニュースの中心は民主党の党首選挙、小沢一郎と菅直人との争いであった。目立ったのは大小メディアによる「小沢たたき」である。メディアは鳩山政権以来ずっと小沢を「政

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オバマ民主党、中間選挙は敗色濃厚 -人事刷新で大統領再選へ布石-

著者: 伊藤力司

オバマ米大統領に対し米国民の審判が下される11月2日の中間選挙が近づいてきた。10%近い失業率がちっとも改善せず景気回復も遅れているところへ、ティー・パーティーなどの右翼バネが利いているアメリカの底流から見て、オバマ民主

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絶望から希望の見えた勇気の宴のあとに、 改めて原因を解明し、再発を防ぐ方策を!

著者: 加藤哲郎

2010.10.15  チリ・コピアポのサンホセ鉱山落盤事故で地下700メートルの暗闇に閉じこめられていた33人の鉱山労働者たちが、70日ぶりに全員無事で救出されました。感動しました。人間の尊厳、いのちの重さ、家族の絆、

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反戦運動に感ずる日米の差 -民主主義の成熟度か、それとも民族性か-

著者: 岩垂 弘

「反戦」にからむ2つの集会を相次いで見聞する機会を得た。「本多立太郎さんを想い語る会」と「『冬の兵士』証言集会」だ。2つの集会を通じて印象づけられたことの一つは、日米の差、すなわち両国における国民意識の差だった。  「本

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“事故が心配の原発を”第一重点に   浜岡原発ノー行動と浜ネット総会への参加

著者: 柳田 真

■日本の原発推進政策がますます混迷と困難をきわめてきている。(もともとム リな政策)それは六ヶ所再処理工場(2年延期と4,000億円の増資)と、「もんじゅ」 の大きな落下事故にも象徴される。「核然 展望なき操業延期、トラ

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連載・やさしい仏教経済学-(18)貪欲から知足へ、孤立から共生へ/(17)いのちの尊重と非暴力(=平和)

著者: 安原和雄

   貪欲から知足へ、孤立から共生へ -連載・やさしい仏教経済学(18)- 私(安原)が構想する仏教経済学の八つのキーワード ― いのちの尊重、非暴力(=平和)、知足、共生、簡素、利他、多様性、持続性 ― のうち今回は知

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NHK記者の捜索情報漏洩の背景にあるもの -ジャーナリズムと記者像の変質-

著者: 岩垂 弘

 驚いた。NHK記者が、大相撲の野球賭博問題で警視庁が家宅捜索に乗り出すとの情報を、日本相撲協会の関係者に携帯電話からメールで送っていたという事件にである。この事件には、たまたまNHKに取材のルールや記者としてのモラルを

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「胃腸に優しい暴飲暴食」 ―経済政策の矛盾の解きほぐし方―

著者: 半澤健市

 サブプライム問題を端緒としリーマン・ショックを経て現在に至る。この「一〇〇年に一度の津波」(アラン・グリーンスパン)の本質はいまだ解明されていない。「国債バブルは本当だろうか」を10回も書いて「お前の結論はないのか」と

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自由な計画的民主主義の概念を提唱する (その2)/(その1)

著者: 岡本磐男

自由な計画的民主主義の概念を提唱する (その2)   まえがき   本年9月の民主党代表選挙の結果、菅氏が小沢氏に勝利し、菅政権が発足した。だがこの政権は、言語を絶する程の難題をかかえている。菅氏自身、その点はある程度自

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東京都が担うべき基礎的自治体間の財政調整の役割

著者: 醍醐 聡

「都政改革の新ビジョン」シンポジウム   このブログでもお知らせした新東京政策研究会主催の「都政改革の新ビジョン」シンポジウムが昨日、上智大学で開かれた。私は「東京都の財政状況と新たな財政政策に向けた提言」というタイトル

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改めて問われる日本側の基本方針―中国漁船拿捕問題 ―中国側の粗い対抗措置も― 

著者: 丹藤佳紀

9月上旬の尖閣諸島海域での中国漁船と巡視船の衝突にはじまった事件は、漁船船長の逮捕・拘留に日中双方の抗議が続いて外交問題になった。この事態については、わりあい早い14日の段階で当ブログに「“ ネット世論”も意識して異例な

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