inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

眞子さんに贈る祝福の言葉 ―「行き着くところまで行ってみよう」(平塚らいてう)

著者: 米田佐代子

 この問題については、話題にすること自体がひとりの女性の選択に口を出すような気がして、「本人にまかせればいい」と考えてきました。今もそう思っているのですが、いよいよ名実ともに結婚される日が近づいてきたので、一言だけ祝福の

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】448 国連人民投票か?モロッコに帰属か?

著者: 平田伊都子

 MINURSOミヌルソ(国連西サハラ人民投票監視団)の任期が、10月31日で切れます。 日本は衆議院選挙の投票日です。 西サハラにとっても日本にとっても、大事な日です。 そんな時に、アントニオ・グテーレス国連事務総長と

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原爆文学を今度こそ「世界記憶遺産」に 広島の文学保全団体と広島市が共同申請

著者: 岩垂 弘

 広島文学資料保全の会(土屋時子代表)と広島市は10月15日、原爆詩人・峠三吉(1917~53年)ら被爆作家3人の日記や手帳などを、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録するよう文部科学省

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始まった?習近平の文化大革命(7) ―本気で実現するか不動産税

著者: 田畑光永

 一昨10月23日、北京では中国の議会にあたる(と言っても野党はいないのだが)全国人民代表大会の常務委員会というのが開かれ、子供たちの受験勉強の負担をなるべく軽くし、愛国精神を強めようという「家庭教育促進法」を成立させ、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(330)

著者: 本間宗究(本間裕)

一寸の虫にも五分の魂 「西洋の思想」では、「魂を持っているのは人間だけである」ということが一般的な理解となっているようだが、「東洋の思想」では、反対に、「一寸の虫にも五分の魂」の諺のとおりに、「すべての動物に魂が存在する

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政治家に国債無害論を吹き込む手口を暴く ―ネトウヨが頼りの売文デマゴーグ(下)

著者: 盛田常夫

スティグリッツの誤り  安倍内閣は消費税率引上げで支持を失うことを恐れ、引上げ延期を狙って「リーマン級」の経済危機があることを証明しようとした。そのために、2017年3月にアメリカからわざわざスティグリッツを招聘した。

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政治家に国債無害論を吹き込む手口を暴く ―ネトウヨが頼りの売文デマゴーグ(上)

著者: 盛田常夫

高橋洋一とは何者?  矢野康治財務事務次官の『文芸春秋』(2021年11月号)への投稿を口汚く罵る御仁がいる。舌禍で内閣官房参与を辞めた件の高橋洋一である。矢野氏を「会計学や金融工学を知らない素人」と罵っている。彼を良く

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元毎日新聞記者・瀬下恵介さんを偲ぶ 多くのマスコミ人を育てる

著者: 岩垂 弘

 10月2日の夜のことだ。テレビのチャンネルをひねっていたら、画面に俳優の倍賞千恵子さんが登場していた。「豪華!寅さん祭りスペシャル[山田洋次監督厳選!感動名場面]」という番組だったが、そこで語り出した彼女を見た瞬間、私

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海峡両岸論 第131号 2021.10.14発行 - 対中同盟の再編強化は成功するか 米外交は「対話」と「包囲」の両にらみ -

著者: 岡田 充

 バイデン米政権は、中国への圧力一辺倒路線を修正し、対話と同盟再編による包囲強化という「両にらみ」外交に転換した。米国、英国、オーストラリア3国が9月に創設した新軍事同盟「オーカス」(AUKUS)=写真 「オーカス」創設

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首相は民主主義の危機に正面から応え、国民は投票を通じて意思表示を 世界平和七人委が総選挙を前にアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は10月18日、「『民主主義の危機』を克服するために」と題するアピールを発表した。  アピールは、岸田文雄首相が9月29日の自民党総裁選挙で勝利が決まった直後の記者会見で、「今まさにわが国の民

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(329)

著者: 本間宗究(本間裕)

一帯一路と文化大革命 過去数年間の「中国の劇的な変化」には驚かざるを得ないが、実際のところ、1980年代初頭から始まった「改革開放路線」、そして、最近の「一帯一路」については、完全に、「第二の文化大革命」に取って代わられ

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】446 ジャーナリストにノーベル平和賞?

著者: 平田伊都子

 2020年にニューヨークタイムスが、内戦を仕掛けたエチオピアのアビィ・アハメド首相(2019年受賞)など、首を傾げざるをえないノーベル平和賞受賞者たちを列挙し、その選考に疑問を投げかけました。   「ノーベル平和賞、な

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政治家も官僚ももっと本気で ―「ばらまき」が失礼などと言ってる場合か

著者: 田畑光永

 11日の本ブログで岸田新首相の所信表明演説を論評した際に、岸田氏が「危機に対する財政支出はちゅうちょなく行い、万全を期します。経済あっての財政であり、順番を間違えてはなりません」という言葉を批判した。その際に、財務省事

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米国とタリバン代表がカタールで公式会談 国際社会への復帰、復興支援拡大に道を開く

著者: 坂井定雄

 米国とアフガニスタンのイスラム武装勢力タリバンは、昨年2月、湾岸アラブ国カタールのドーハで開いた会談で、2018年から断続的にかさねてきた和平協議に最終合意、米軍、同盟国軍ともに14か月以内に大使館警備要員などを除き完

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始まった?習近平の文化大革命 (5) ―公安・司法部門になにが起こっているのか

著者: 田畑光永

 8月に「共同富裕」を新時代の目標として打ち出す前後からの動きを「スワ!習近平が文化大革命を発動か」ととらえて始めたこの連載だが、習近平はこんなことを考えているのではないかという以上にはなかなかくっきりとした輪郭が見えず

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田中正造生誕180年・直訴120年記念クリアファイル -佐野市郷土博物館が製作

著者: リベラル21

 明治時代初期に栃木県から群馬県の渡良瀬川周辺で起きた足尾銅山鉱毒事件の解決に奔走した栃木県佐野市出身の政治家・田中正造(1841~1913年)の資料を収蔵している佐野市郷土博物館が、正造の生誕180年と明治天皇直訴12

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よくも言ったものだ!「新しい資本主義の実現」などと・・・ ―岸田首相の所信表明の無内容に驚く

著者: 田畑光永

 岸田新首相の所信表明演説(8日)を読んだ。翌日の新聞(『毎日新聞』)が1面トップに「分配重視の『新資本主義』」と大きな活字を並べたからだ。ここ何年も首相の演説などにはまったく興味はなかったが、今度の人はいくらかましかな

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(328)

著者: 本間宗究(本間裕)

菅首相辞任の歴史的な意味 「日の下に新しきものはなし」という言葉のとおりに、「どのような出来事も、本質的には、過去の歴史の繰り返しではないか?」と思われるが、一方で、「人間社会の歴史的な発展」を考えると、「どのような出来

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】445 号外!国連事務総長個人特使、決定!!

著者: 平田伊都子

 「我々は、長らく救世主の出現を待ち望んでいた、、そんなところへ、非常に重要な人物の任命という朗報が入った」と、ステファン国連事務総長報道官がもってまわった前置きで、2021年10月6日の国連定例記者会見を始めました。 

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二十世紀文学の名作に触れる(14) 『笑い』のアンリ・ベルクソン――人間の生は飛躍を含む純粋持続と捉えた哲学者

著者: 横田 喬

 フランスの哲学者ベルクソンは「科学で解明できることには限界があり、その意味を問うことはできない」と、科学万能主義に対し異を唱えた。特に「精神が頭脳の活動によって生み出される」とする生理科学の主張は誤っている、と説いた。

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】444 カナリア諸島の大噴火、何時まで続く!

著者: 平田伊都子

 2021年9月19日に噴火したカナリア諸島のクンプレビエハ火山は、10月に入ってもまだ赤く燃える溶岩を流し続けています。 日本も火山国で島国です。 他人事ではありません。  スペインのカナリア諸島のラ・パルマにある火山

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二十世紀文学の名作に触れる(13) アンリ・ベルクソンの『笑い』――「人間とは何か」を巡る省察

著者: 横田 喬

 フランスの哲学者アンリ・ベルクソン(1859~1941)は1927年、ノーベル文学賞を受けた。「美しい文章を諸々綴った」功績が高く評価されての榮譽である。前回取り上げたトーマス・マンの小説『魔の山』には、ベルクソンの「

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