米国とアフガニスタンのイスラム武装勢力タリバンは、昨年2月、湾岸アラブ国カタールのドーハで開いた会談で、2018年から断続的にかさねてきた和平協議に最終合意、米軍、同盟国軍ともに14か月以内に大使館警備要員などを除き完
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
不思議の国・日本 ―すこし離れて自分を見れば
著者: 盛田常夫人は自分のことより他人のことがよく分かる。誰でも自分自身を客観視するのは難しい。それは人に限らず、国も同じだ。 民間人になりたいという眞子さんの結婚に、小姑さながらに意見する国民が多いのに驚いた。もちろん、声を上げて
本文を読む始まった?習近平の文化大革命 (5) ―公安・司法部門になにが起こっているのか
著者: 田畑光永8月に「共同富裕」を新時代の目標として打ち出す前後からの動きを「スワ!習近平が文化大革命を発動か」ととらえて始めたこの連載だが、習近平はこんなことを考えているのではないかという以上にはなかなかくっきりとした輪郭が見えず
本文を読む田中正造生誕180年・直訴120年記念クリアファイル -佐野市郷土博物館が製作
著者: リベラル21明治時代初期に栃木県から群馬県の渡良瀬川周辺で起きた足尾銅山鉱毒事件の解決に奔走した栃木県佐野市出身の政治家・田中正造(1841~1913年)の資料を収蔵している佐野市郷土博物館が、正造の生誕180年と明治天皇直訴12
本文を読むよくも言ったものだ!「新しい資本主義の実現」などと・・・ ―岸田首相の所信表明の無内容に驚く
著者: 田畑光永岸田新首相の所信表明演説(8日)を読んだ。翌日の新聞(『毎日新聞』)が1面トップに「分配重視の『新資本主義』」と大きな活字を並べたからだ。ここ何年も首相の演説などにはまったく興味はなかったが、今度の人はいくらかましかな
本文を読む「台湾有事」批判論への批判
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(345)―― 2019年1月、習近平主席は包括的な台湾政策を示した。 「我々は武力行使の放棄を約束はしない。(台湾解放に)必要な措置一切を講じる選択肢を残しているが、対象としているのは外部勢力の干
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(328)
著者: 本間宗究(本間裕)菅首相辞任の歴史的な意味 「日の下に新しきものはなし」という言葉のとおりに、「どのような出来事も、本質的には、過去の歴史の繰り返しではないか?」と思われるが、一方で、「人間社会の歴史的な発展」を考えると、「どのような出来
本文を読むコロナ禍でラジオ聴取者増える
著者: 隅井孝雄ラジオを聞く人がコロナ禍で増えていることが伝えられたのは、2020年2月ごろからだ。 ビデオリサーチによると首都圏のラジオ局5局の週別平均聴取人数(1分当たりのラジオ聴取人数、推計)では20年2月から3月では80万人
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】445 号外!国連事務総長個人特使、決定!!
著者: 平田伊都子「我々は、長らく救世主の出現を待ち望んでいた、、そんなところへ、非常に重要な人物の任命という朗報が入った」と、ステファン国連事務総長報道官がもってまわった前置きで、2021年10月6日の国連定例記者会見を始めました。
本文を読む暑さ寒さも彼岸まで
著者: 小原 紘韓国通信 NO680 本格的な秋の到来。10月に入り、9月に報告できなかったことを思い出している。 地域に住む外国人に日本語を教えるボランティアを始めてから10年以上になる。そこで、慣用句「暑さ寒さも彼岸まで」から彼
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(14) 『笑い』のアンリ・ベルクソン――人間の生は飛躍を含む純粋持続と捉えた哲学者
著者: 横田 喬フランスの哲学者ベルクソンは「科学で解明できることには限界があり、その意味を問うことはできない」と、科学万能主義に対し異を唱えた。特に「精神が頭脳の活動によって生み出される」とする生理科学の主張は誤っている、と説いた。
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】444 カナリア諸島の大噴火、何時まで続く!
著者: 平田伊都子2021年9月19日に噴火したカナリア諸島のクンプレビエハ火山は、10月に入ってもまだ赤く燃える溶岩を流し続けています。 日本も火山国で島国です。 他人事ではありません。 スペインのカナリア諸島のラ・パルマにある火山
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(13) アンリ・ベルクソンの『笑い』――「人間とは何か」を巡る省察
著者: 横田 喬フランスの哲学者アンリ・ベルクソン(1859~1941)は1927年、ノーベル文学賞を受けた。「美しい文章を諸々綴った」功績が高く評価されての榮譽である。前回取り上げたトーマス・マンの小説『魔の山』には、ベルクソンの「
本文を読む「監視資本主義」「デジタル・ファシズム」下でのパンデミック対策と人間の安全保障
著者: 加藤哲郎2021.10.1 8月のオリンピックとコロナ・デルタ株第5波感染爆発のあとは、自民党総裁選挙という擬似政権交代イベントでした。それも結果は世代交代でも人心一新でもなく、安倍・麻生が背後から支えコントロールする、岸田新
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(4) ―狙いのストーリーが見えてきた
著者: 田畑光永さる8月17日、中国共産党の最高レベルの会議、中央政治局財経委員会に「共同富裕を促進する問題」という議題がかかり、習近平が「これまで目標としてきた『小康社会(ゆとりのある生活)』はすでに達成されたから、これからの中国政
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(327)
著者: 本間宗究(本間裕)20年後の金融ツィンタワー 今から20年ほど前の「西暦2000年」に「マネーの逆襲」という著書を上梓し、その中で、「2001年の血を見るような事件の発生」を予告した。そして、結果としては、「9・11事件の発生」が想定内だ
本文を読む軍隊から引き渡された朝鮮人 千葉県八千代で98年後の慰霊祭
著者: 田中洋一1923(大正12)年の関東大震災から、あと2年で100年になる。混乱の中で虐殺された朝鮮人の慰霊祭が千葉県北西部の八千代市で9月5日に営まれ、参加した私も思いを新たにした。この地では軍隊がいったん保護した朝鮮人を地元
本文を読む「アフガニスタン女性たちの運命」と私たち
著者: 米田佐代子「腐敗と汚職の温床」と言われたガニ政権があっけなく崩壊し、アメリカ軍が撤退して「タリバン政権復活」をめぐる緊迫した情勢が続いています。この20年間、たとえ「アメリカ仕込み」の「押しつけ」であっても女性の成長は動かしがた
本文を読む安倍政治の恥ずかしさ思い出そう 日本の再生は安倍政治を許したことを反省するところから
著者: 小川 洋平気で嘘をつく、友達を優遇して店に損害を与える、地道な努力は嫌い数字を誤魔化して商売が順調だと見せかける。自分の不始末は番頭たちに帳簿を書き替えさせて無かったことにする。さらに太鼓持ちたちに頻繁に酒食を提供し、自分を有
本文を読む総裁選より総選挙!!
著者: 小原 紘韓国通信NO679 連日の自民党総裁選の話題にうんざり。『週刊金曜日』NO1345/9.17号「総裁選より総選挙!!」という特集記事に共鳴、今回号の見出しにした。 緊急事態宣言のさなか、国政をほったらかして総裁選にう
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】443 弔問外交か?国連外交か?
著者: 平田伊都子2021年9月17日、前アルジェリア大統領アブデルアジズ・ブーテフリカ氏逝去のニュースが世界に流れました。(合掌) 故大統領はフランス植民地下のモロッコで1937年に生まれ、18才の時からアルジェリアの独立運動に参加
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(3) ―学習塾、ゲーム、芸能界・・・
著者: 田畑光永前回は8月に習近平が打ち出した「共同富裕」という目標に向かって最初に動き出したIT活用産業というかネット業界というか、とにかくインターネットによる情報伝達の速さ、広さを活用するネット販売や食品デリバリー、配車サービスと
本文を読む「歴史の墓堀人」色川大吉さん逝く 民衆史という研究分野を確立した歴史家
著者: 岩垂 弘歴史家であり社会運動家でもあった色川大吉さんが9月7日、山梨県・八ヶ岳山麓の自宅で亡くなった。96歳だった。学問と社会運動という二つの分野で多彩な足跡を残した色川さんだが、日本社会への最大の貢献は、歴史研究の面で「民衆
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(326)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレのダブルショック 8月19日付けのブルムバーグに「インフレのダブルショック」のコラムが掲載されたが、内容的には、「ベテラン投資運用者の経験的な勘は尊重できるものの、理論的には、いろいろな過ちが存在する可能性」が指
本文を読む25%の政権~それは悪夢だ
著者: 小原 紘韓国通信NO678 前回選挙で自民党は投票総数の47.8%で74.4%の議席を獲得した。 戦後二番目に低い投票率(53.68%)と野党の競合に助けられ、わずか25%の絶対得票率で安定多数を手中にした。 違法ではない
本文を読む始まった?習近平の文化大革命(2) ―広範囲の揺れの震源はどこだ
著者: 田畑光永文化大革命の再来を予感させるような「共同富裕」という掛け声が8月半ばに発せられた後、中国社会には様々な動きが伝えられるが、その分野はIT産業、教育産業、不動産業、芸能界と幅広い。それぞれがどういうふうに習近平政権の目指
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】442 国連特使は呑んでも国連投票妨害を続けるモロッコ
著者: 平田伊都子2021年9月16日にマクロン・フランス大統領が、仏軍はサヘル地方の大物ISテロリストを退治したと、ツイートしました。 BBC英国TVなどによると、件のIS テロリストは、1か月前に死んだ<アドナン・アブ・ワリド・サハ
本文を読む野党は「格差なき社会」の旗を振れ
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(344)―― 次期衆院総選挙で野党共闘は一時勝利の兆しが見えたが、新しく選ばれる総裁を担ぎまわる自民党に敗れるのは確実のようだ。せめて惨敗だけは避けてほしい。 安倍・菅政権は悪政と失政続きだったの
本文を読む教員不足の解決に向けて 教員の仕事をより魅力的なものにすることが必要だ
著者: 小川 洋最近、義務教育とくに小学校の教員採用試験の倍率が低下し、教員の質の低下を懸念する声が聞こえてくる。 公立学校の教員採用試験は二段階で行われる。教科の専門知識の他、教職教養の筆記試験さらには作文(小論文)、集団面接など
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(325)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレ大津波の現状 現在は、「インフレ大津波の第二波」が始まった段階とも考えているが、この点に関して、「歴史の証言者の一人」として痛感することは、「現時点でも、世界中の人々の最大関心事が、自分自身のマネー(お金)に集中
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