私は7月初めから10日間、スペインに滞在していました。ちょうどEUのワクチンパスポートが導入されたばかりで、どのように機能しているのか、たいへん関心を持って観察してきました。 1.夏の期間、欧州内では各種のチャーター機が
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(316)
著者: 本間宗究(本間裕)最弱通貨に転換し始めた日本円 現在、「日本の円が、先進国で最弱の通貨に転換を始めている」という報道が出始めているが、このことも、「デリバティブの時限爆弾が連鎖破裂を始めた証拠の一つ」だと考えている。つまり、「為替の理論」
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(3) 米軍撤退後、政府とタリバンは新たな国造りへ協力も
著者: 坂井定雄20年間、アフガニスタンで反政府武装勢力タリバンとの戦争を続けてきた米軍と同盟国軍は、今月末までに全面撤退する。すでに、大使館の警備部隊などを残し、ほとんどが撤退を完了した。 この外国軍撤退は、2015年からカタール
本文を読む斎藤幸平著『人新世の「資本論」』を読んで
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(339)―― いま評判の斎藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書 2020・09)は、地球環境の破壊が回復不能の臨界点に近づいたこと、同時にその解決策として、150年前のカール・マルクス晩期の思
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】432 東京運動会始まる?!始まらない!!
著者: 平田伊都子東京運動会がまもなく始まる?! マジ~~~~ とは言え、五輪スタッフにコロナ感染者が続出したり、外国人スタッフがコカインを使用したり、、看板選手もボロボロとこぼれ落ち続けているし、派手な客引き客人も来ないようだし、楽
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(315)
著者: 本間宗究(本間裕)1970年代と2020年代との違い 現在、海外で議論されていることは、「1970年代と現在との類似点」であり、実際には、「スタグフレーションの再来懸念」や「貴金属価格の急騰予想」などである。しかし、私自身は、この点につい
本文を読むオリンピックは中止せよ!
著者: 小原 紘韓国通信NO673 金儲けと政治利用を目的としたオリンピックはいさぎよくやめるべきだ。 政府はあくまで開催に固執するが、緊急事態宣言の下、無観客で行われるオリンピックは惨憺たるものになるに違いない。首相にはもはや潰れ
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(2) よく売れた親友ラシッドの「タリバン」邦訳
著者: 坂井定雄1980年から、アフガニスタンはソ連軍が支援するカブールの親ソ派政権と米国が支援する反政府武装勢力が内戦状態になった。反政府勢力をアラブ諸国も支持して、次第に優勢となり、89年、ソ連軍が撤退。 90年8月、フセイン政
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(8) 『大地』の著者パール・バック―ヒューマニズムの伝統を受け継ぐ物語作家
著者: 横田 喬パール・バック(1892~1973年)は小説『大地』を著した当時を回顧し、「私はあの頃、ひどく沢山のお金が必要だったんです」と言っている。個人的な贅沢のためではない。大金が必要だったのは、娘のためだった。彼女の長女は、
本文を読む一党独裁を変える気はないのだろうか 中国共産党100年にあたって(3)
著者: 田畑光永「人権」に続いて、中国政府が中国共産党結党100周年を前に国際社会の批判に反論したのは政治制度についてであった。6月25日に国務院新聞弁公室が出した文書のタイトルは「中国の新型政党制度」である。かつての社会主義圏で政権
本文を読むアフガニスタンと付き合った私の42年間(1) 駐留米軍、20年間の戦争から完全撤退へ
著者: 坂井定雄バイデン政権下の米国は8月末までに、2001年10月から開始したタリバン政権との戦争でアフガニスタンに駐留してきた米軍を、ほぼ全面撤退させつつある。残るのは、米大使館などの警護要員6百人程度だけだという。すでに米軍は8
本文を読むやはり東京オリ・パラは中止すべきだ 理念も国民の支持も失い、コロナ感染再拡大の懸念も
著者: 岩垂 弘あと2週間余に迫った2020東京オリンピック・バラリンピツクはやはり中止すべきだと思う。なぜなら、どう考えても、内外の多くの人に祝福され、円滑に運営され、なおかつ開催国にレガシー(遺産)をもたらすような大会になるとはと
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】431 花開くアルジェリア外交と西サハラ
著者: 平田伊都子7月4日はイギリスから独立を勝ち取ったアメリカの独立記念日で、7月5日はフランスから独立を勝ち取ったアルジェリアの独立記念日です。ジョー・バイデン・アメリカ大統領がアブデルマジド・テッブン・アルジェリア大統領に、「独立
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(7) パール・バックの『大地』―中国の農夫の暮らしと家系を豊かに描く一大叙事詩
著者: 横田 喬米国の作家パール・バック(1892~1973年)は代表作『大地』の文学的価値が認められ、1938年にノーベル文学賞を受けている。同賞選考委員会は、その推薦文で「彼女の小説は、中国の農夫の生活を豊かに、真に叙事詩的に描き
本文を読む海峡両岸論 第128号 2021.07.04発行 - 民主の「魔力」に寄りかかる危うさ 「自己正当化バイアス」で曇る目 -
著者: 岡田 充2年ぶりに対面で開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット6月11~13日)=写真円卓で協議する首脳 「G7UK」HP=は、米中関係を「民主主義vs専制主義」と見なすバイデン米大統領の主導で、「専制中国」に対抗して民主主
本文を読む中国は「人権」をどう考えているのか ―中国共産党100年にあたって(2)
著者: 田畑光永前回(7月2日掲載)は、7月1日に結党100周年を迎えた中国共産党について、毛沢東時代の文化大革命が「10年の災厄」に終わった後、権力を握った鄧小平が1070年代末から社会主義を捨てて「改革・開放政策」に針路を変え、「
本文を読む大健闘のハンガリー 2020サッカー欧州選手権
著者: 盛田常夫ハンガリーは、前回優勝のポルトガル、世界選手権優勝のフランス、強豪ドイツの優勝候補チームが凌ぎ合う「死の組」に入った。戦前の論評によれば、ハンガリーは最下位で、勝ち点も取れないだろうという評価だった。確かに緒戦のポルト
本文を読む感染症の黒世界史に、731部隊・オウム真理教に続き刻まれる、感染拡大オリンピック?
著者: 加藤哲郎2021.7.1 昨年来の新型コロナウィルス・パンデミックの中で、長く気になっている発言があります。佐藤正久参院議員・元自民党国防部会長の「新型コロナの出現当初、それが感染症なのか、バイオテロなのか、生物兵器なのかわ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(314)
著者: 本間宗究(本間裕)失われた30年の真相 「日本のバブル崩壊」から30年以上たった現在では、「この間に、どのような変化が発生したのか?」を具体的な数字で把握できるとともに、「なぜ、日本の経済が成長しなかったのか?」も理解できる段階に入ったも
本文を読む世界にもまれな長寿の革命政党の行方は? ―中国共産党100年にあたって(1)
著者: 田畑光永中国共産党は昨日、党創建100年を祝った。歴史の事実としては出席者13人の党創立大会の最終日、1921年7月31日が本当の記念日のはずなのだが、なぜか中国では7月1日が結党記念日とされている。といった細かい話はさておい
本文を読む文春リアリズムはいま――バズーカを人々の手に
著者: 半澤健市《半藤・保阪・磯田》 半藤一利を追悼するNHKの番組で、保阪正康はこういっている。「半藤さんは近現代史を足で書いた先駆者なんですね。その半藤さんがなくって、言論界の地図は変わると僕は思っています」。同じく歴史家の磯田道
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】430 西サハラ紛争解決に失敗した国連は再興できるか?復活
著者: 平田伊都子「何故、国連は西サハラ紛争解決に失敗したのか? 何故、国連は国連西サハラ人民投票に失敗したのか?」 西サハラを知る人なら、誰もが抱く疑問です。 国連は40年以上も前に、西サハラは植民地だから人民投票でその立場を人民自
本文を読む国 恥 の 日
著者: 小原 紘韓国通信NO672 国恥とは国や民族が辱めを受けること、または受けたこと。「こくち」と読む。聞きなれない言葉だが、中国と韓国に「国恥の日」があるのをご存じだろうか。 中国には4つの国恥の日。1915年日本によって「対
本文を読む枝野幸男『枝野ビジョン――支え合う日本』を読む(続)
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(338)―― 前回は、『枝野ビジョン――支え合う日本』のなかで、枝野氏が「保守とはなにか」を論じ、自ら「保守」と称していること、これに関連して小泉・安倍内閣以前の歴代の自民党内閣が「保守本流」であり
本文を読む選択的夫婦別姓を阻んでいるのは戸籍制度 最高裁2度目の「夫婦同姓」合憲判断について
著者: 米田佐代子6月23日、最高裁は「夫婦別姓」の法的結婚を認めよという請求に対して「ノー」の決定を下しました。2015年に続き、2度目です。曰く、「法的には夫婦同姓は合憲。これは裁判所が判断することではなく、国が議論すべき」だと。だ
本文を読むジュールス・ボイコフ×宇都宮健児 『犠牲の祭典―オリンピックの真実』の動画をみました
著者: 米田佐代子「オリンピック狂騒曲」は、開幕一か月前の今からもう頂点に達しています。「無観客が望ましい」という尾身さんたちの「提言」は無視されて、観客は上限1万人、開会式はそれに加えてかの悪名高きバッハIOC会長以下「五輪貴族とその
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(313)
著者: 本間宗究(本間裕)民主主義の未来 現在、「民主主義の未来」が危惧されている状況でもあるが、この点については、歴史をさかのぼりながら、「神と人との関係性」を考える必要性があるものと感じている。つまり、「神の見えざる手」を説いた「アダム・スミ
本文を読む枝野幸男著『枝野ビジョン--支えあう日本』を読む
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(337)―― いま日本の政治家の中で、「3・11」の教訓から社会保障、経済、外交・安全保障まで、しかるべき政策を一人で書き上げることのできる人は珍しい。一読して(口述筆記の感じもあるが)枝野氏のがん
本文を読むイラン大統領選、過去最低の投票率でライシ師 米欧との核合意は近いか
著者: 坂井定雄18日に投票が行われた、イラン大統領選挙は、予想通り保守強硬派のイスラム法学者、イブラヒム・ライシ師(60)が得票率62%の約1、792万票を得て当選した。イラン全体の投票率は48.3%、過去最低(1993年)の50.
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】429 RESOLVED(解決済)前国連事務総長の衝撃新刊
著者: 平田伊都子6月8日、パン・ギムン前国連事務総長が<RESOLVED (解決済)>と題して、衝撃の新刊書を発表しました。 ちょうどアントニオ・グテーレス現国連事務総長のあらたな5年の任期が決まったこともあり、本が暴露した事実に衝
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