inukoroおやじの執筆一覧

デカ顔で汗かきのうるさいメタボおやじ

桜の花見で思うこと 見るべきは花だけなのか?

著者: 杜 海樹

 柿本人麻呂の歌集に「桜花 咲きかも散ると 見るまでに 誰れかもここに 見えて散り行く」という歌がある。およその意味としては、桜の花が散り始めると人々も散るように居なくなってしまうというものだ。この歌は、桜の花そのもので

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】416 AUPSC・アフリカ連合平和安保理事会

著者: 平田伊都子

 2021年3月21日、アフリカ中部の産油国コンゴ共和国で、大統領選挙の投票が行われました。 開票が締め切られて数時間後に、野党を率いる挑戦候補者のゲイ・ブリス・パルフェ・コレラ氏(61)は、コロナ治療のためフランスに搬

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雪のアラスカに啖呵の火花 幕が上がった米中対決第二幕   

著者: 田畑光永

 まさかこれほどまで、と予想した人は多くなかったろう。3年続いた「トランプの幕」が終わった「果し合い!米中対決」は2か月の幕間が終わって、米側の主役がバイデンに代わり、さて第二幕の始まりやいかに?と、思いを巡らす間もなし

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(300)

著者: 本間宗究(本間裕)

パトスとロゴス 「神の国」という著書では、「神と人間との関係性」などが説かれているが、この時に重要な役割を持つのが、「パトス」と「ロゴス」であり、実際には、「精神の直視」や「神の理性」と言われる「ロゴス(ロジック)」と「

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「生協、お前もか」。幹部が取引先からゴルフ接待 コープこうべ、組合長と常務理事を解職

著者: 岩垂 弘

 「生協、お前もか」。3月7日付の日本経済新聞朝刊社会面に載った2段の記事が目に入った時、私は心の中でそう叫ばずにはいられなかった。そこには、生活協同組合「コープこうべ」(神戸市)の組合長らが、取引先の企業から長期間にわ

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海峡両岸論 第124号 2021.03.17発行 - 中国包囲色薄めたQUADサミット インド参加で不安含みの同盟強化 -

著者: 岡田 充

 米中関係は、破天荒なトランプ前大統領が「大立回り」を演じてきたイメージから、米同盟・友好国が「束」になって中国に対抗する構図に変わった。中国とはそれほど、我々の存在を脅かす「邪悪な覇権国家」なのだろうか。バイデン米大統

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】415 「ワクチンにはどんな疑いも許されない」フーゴー保健相

著者: 平田伊都子

 「すべて問題ないと確認する必要がある。いったん停止するのが賢明だ」と、フーゴー・デ・ヨング・オランダ保健相が2021年3月14日、新型コロナウイルス英国アストラゼネカ製ワクチンの使用を最低限で3月29日まで停止したと、

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ミャンマーのクーデターから1か月半(その3) 国連事務総長も残虐行為の中止を要求

著者: 坂井定雄

 ミャンマー軍のクーデターから1か月半、主要都市での市民たちの抗議行動が続いている。(中小都市の状況は分からない)。大通りは軍と治安警察が支配しているが、裏通りでは市民たちの抗議デモが街路でも、集団住宅内でも、活発に繰り

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(299)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利と株価 現在、世界的な金利上昇が始まっているが、この点に関して興味深い現象は、「長期間にわたる超低金利状態により、ほとんどの人が、正常な思考状態から逸脱している可能性」とも言えるようである。つまり、日本においては、「

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インフラの整備は進んだが暮らしは戻らず 福島原発事故から10年の現地を見る

著者: 岩垂 弘

 「インフラ(防潮堤、鉄道、道路、公営住宅など)の整備は進んだが、人びとの暮らしは戻っていない」。東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所が事故を起こしてから3月11日で10年。その前日の10日に被災地の一つ、福島県富

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ミャンマーのクーデターから1か月半(その2) 抵抗を続ける市民たち

著者: 坂井定雄

 2月1日にクーデターを起こしたミャンマー軍に対して、全国の主要都市で市民のデモ、抗議行動が絶え間なく続いている。抗議行動の主力は若者たちだ。軍と治安警察部隊によるデモ参加者たちへの攻撃、逮捕はますます乱暴になり、一般市

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ミャンマー・クーデターから1か月以上経過 軍の残虐な鎮圧と戦い続ける市民たちー現地友人からの訴え

著者: 坂井定雄

 2月1日のミャンマー軍クーデターから1か月以上が経過した。軍は民主的なミャンマー政府の最高指導者アウンサン・スーチー国家最高顧問と、ウインミン大統領はじめ多数の国会議員や一般市民らを逮捕・拘束。以来、最大都市ヤンゴンは

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】414 ICCがイスラエルの戦争犯罪捜査開始

著者: 平田伊都子

 10年前の2011年3月11日(金)14時46分18.1秒、あなたは何処で何をしていましたか? 筆者は、アルジェリア大使館のロビーにいました。 突然、チリンチリンと風鈴の音がして、次の瞬間、ジャランジャラン、ギャラング

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(298)

著者: 本間宗究(本間裕)

権力の暴走からマネーの暴走へ カール・ポランニーの「大転換」という著書では、「労働、土地、そして、貨幣の市場経済化、あるいは、商品化」が説明されているが、実際には、「多様な社会の結合や画一化」によって引き起こされる「マネ

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各団体がさまざまな方法で脱原発の訴え 福島原発事故から10年

著者: 岩垂 弘

 東日本大震災で東京電力福島第1原子力発電所が爆発事故を起こしてから、3月11日(木)でちょうど10年になる。このため、この日から4月にかけて、「脱原発」を掲げる団体が、さまざまな催しを展開する。  団体の中には、「福島

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永久凍結されたトランプツイッターと言論の自由、メルケルの真意は?

著者: 隈井孝雄

 トランプが表舞台から去った。議会占拠事件でツイッターが凍結されたことは、さもありなんと思う。その一方弾劾裁判に問われていたトランプ氏に対し、米上院は2月13日無罪を表決した。表決結果が出た。  直後トランプ氏は次のよう

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ワクチン、治療薬、そしてオリンピックをめぐる雑感

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(331)―― まずワクチンについて  テドロス世界保健機構(WHO)事務局長によれば、世界のワクチン供給は、世界人口の16%にすぎない富裕国が全体の60%を購入しているのに対し、ほとんどの低所得国には

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その後のハンガリー「コロナ事情」と体制転換が医療にもたらしたもの

著者: 盛田常夫

現在の「コロナ事情」  ヨーロッパのコロナ状況は第3波に入ったと言われている。ハンガリーでも、一時期の低減傾向から再び感染者の上昇が始まっている。幸い、死者の数に大きな変動はないが、感染者の数がここに来て急激に増えている

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】413 世界で2番目の麻薬大麻合法産業国・モロッコ

著者: 平田伊都子

 大麻は、<大麻取締法>により、日本では不法になっています。 が、大麻は世界中に自生する植物で、古代ペルシャでは儀式で大麻が、オリンピックの聖火のように燃やされていました。 明治時代の1887年には北海道製麻株式会社(後

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「反省」だけならサルでもできる、だが「サル芝居」は3日間しか続かなかった、 山田真貴子内閣広報官の辞職が意味するもの 

著者: 広原盛明

 2月25日、7万円接待問題に関する国会予算委員会での山田真貴子内閣広報官の答弁を聞いて、瞬間「反省だけなら猿でもできる」というCMを思い出した。猿の調教師が「反省!」と言ったら、猿が目の前の机に片手を付いて首を垂れると

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(297)

著者: 本間宗究(本間裕)

権力の暴走からマネーの暴走へ 1月に報道された「文在寅大統領による対日宥和政策への転換コメント」には驚かされたが、この背景としては、米国を始めとして、世界的な「権力暴走の終焉」が指摘できるものと感じている。具体的には、「

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原爆被害を訴え続けた関千枝子さんを悼む 歴史に残る『広島第二県女二年西組』

著者: 岩垂 弘

 原爆で斃(たお)れた旧制女学校の級友たちに代わって核兵器の残酷さとその廃絶を訴え続けた被爆者でフリージャーナリストの関千枝子さんが、2月21日、出血性胃潰瘍で亡くなった。88歳だった。原爆炸裂から76年。また1人、かけ

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