本稿は、「第4次アーミテージ・ナイ報告分析―さらなる日米一体化への要求」と題する論文の紹介である。著者は、日米外交に詳しい弁護士(日本、ニューヨーク)の猿田佐世(さるた・さよ、以下敬称略)氏。『世界』の2019年3月号
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(216)
著者: 本間宗究(本間裕)本当の財産 現在は、「お金が神様となった時代」であり、また、「誰も、お金の価値が無くなることなどは考えていない状況」とも思われるが、このことを象徴するのが、いわゆる「キャッシュレス社会の到来」とも言えるようだ。つまり、世
本文を読む3・1ビキニ記念のつどい2019 - 関連ドキュメンタリー映画の特別上映会 -
著者: リベラル213月1日はビキニデー。1954年3月1日に太平洋のビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で静岡県焼津港所属のマグロ漁船・第五福竜丸の乗組員と周辺の島々の住民が被ばくしたビキニ被災事件を忘れないために設けられた記念日です。第五
本文を読むリハビリ日記Ⅲ ⑰⑱
著者: 阿部浪子⑰テレビ出演した辺見庸 庭のウメのつぼみが、2つほころんだ。コケの生えた老木に楚々と咲いた。たしか昨年も、この木から開花したはずだ。地面には、スイセンが凛と咲いている。どちらも、浜松特有の強風にたえつつ、春のおとずれの
本文を読む3.1独立運動に寄せて
著者: 小原 紘3.1独立運動が今年100周年を迎える。 韓国では祝日のこの日、政府主催の式典をはじめ、各地で多彩な催しが開かれる。国を挙げて苦難の歴史を振り返り、独立の尊さを確認する。町中には太極旗(国旗)がはためくだろう。 作
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】304 パレスチナと西サハラは国連の責務
著者: 平田伊都子2019年8月のTICAD 7に関して、西サハラ参加問題が話題になっています。 そんななか、西サハラを知らない方も多くて、「西サハラはパレスチナとよく似ている」と、世の識者や平和運動家たちの言葉をお借りして、西サハラ
本文を読む3.1独立運動から100年
著者: 小原 紘韓国通信NO589 祖国を取り戻すために生涯を捧げた抵抗詩人たちを紹介する。 詩人の名前は李相和(1901~1943)、李陸史(1904~1944)、尹東柱(1917~1945)、韓龍雲(1879~1944)。 植
本文を読むピースデポ講演会 ー 変わる朝鮮半島!日本の平和運動を問う ー
著者:朝鮮半島の非核化と平和構築に向けて歴史的変化が起きている。この千載一遇の機会を活かすためには、日米韓の市民社会が果たす役割が重要である。こうした問題意識の下で、気鋭のジャーナリストの講演を軸に、今日の情勢における日本の平
本文を読むタリバンで最も尊敬されているムラー・バラダールが対米和平交渉の首席に
著者: 坂井定雄ラシッド記者が内戦解決への期待を込めて米紙に寄稿 反政府武装勢力タリバンと、政府軍・米軍(現在約1万4千人)の戦闘が続くアフガニスタン内戦が、和平に進展する見込みが大きくなってきた。国際的な責任、条約、協定を一方的に破
本文を読む「日本近・現代秀作短編劇一〇〇本シリーズ」上演の完結迫る
著者:演出家の川和孝(かわわ・たかし)氏が、1994年に始めた「日本近・現代秀作短編劇一〇〇本シリーズ」(「名作劇場」)の上演が、残り4作となった。この3月にあと2回目を迎える。100本シリーズは明治以来の短編新劇を、ベテラン
本文を読む日本でも社会的連帯経済の実践を - 破たんした新自由主義に対抗して -
著者: 岩垂 弘日曜日の2月3日、東京の明治大学駿河台キャンパスの教室の席を埋めた50 人ほどの集会があった。昨年10月1日から3日までスペインのビルバオ市で開かれた、GSEF(グローバル社会的連帯経済フォーラム)主催のビルバオ大会に
本文を読む「私はだまされない」
著者: 小原 紘韓国通信NO588 NHK首都圏ニュースの振り込め詐欺キャンぺーン「私はだまされない」。NHKから「騙されるな」と言われるのは片腹痛い。 公共放送NHKは身近にあるメディアとして強大な影響力を持つ。「不偏不党、真実及
本文を読む新崎盛暉さんの業績を振り返り引き継ぐ会
著者:元沖縄大学学長・沖縄大学名誉教授の新崎盛暉(あらさき・もりてる)さんが2018年3月31日に死去、82歳でした。東京の生まれですが、両親が沖縄出身でした。1961年、東京大学文学部を卒業。都庁勤務のかたわら、評論家・中野
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(215)
著者: 本間宗究(本間裕)人類の発展史 現在のような「混迷の時代」においては、過去数千年間の「人類の発展史」を考えることが重要なポイントの一つだと考えている。つまり、「人類は絶えざる創造と進化の過程にある」という理解のことだが、基本的には、「約6
本文を読む明清帝国の再来か
著者: 阿部治平——八ヶ岳山麓から(275)—— わたしは、中国が従来の20世紀型帝国主義的政策に加えて、近年ますます前近代の明清帝国的ふるまいが露骨になってきたと感じる。 2017年第19回中国共産党大会で、習近平総書記は「新時代の中
本文を読む米国、すべてのパレスチナ支援を停止 - トランプ政権、中東和平への責任を放棄 -
著者: 坂井定雄トランプ米政権は2月1日までに、パレスチナ自治政府の治安部隊への資金支援(年額4,600万ドル強)を全額停止した。米国政府は、国際社会のパレスチナ支援の主柱である国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA、1950年発足)に
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】302 焼身抗議、火が点いた「西サハラの春」
著者: 平田伊都子2019年2月2日、西サハラの若者が自分の体に火を点けて、モロッコ税関の不法没収に抗議しました。 焼身抗議は、2010年にチュニジアで起こった屋台の果物売りを連想させます。 果物売りも大事な商品を不法没収され屋台許可書
本文を読む安倍首相、「辺野古サンゴ移した」と印象操作
著者: 隅井孝雄NHK批判なしで安倍フェイク発言を放送 安倍晋三首相がNHKの番組「日曜討論」(1月6日放送)で名護市辺野古の埋め立てに土砂を投入していることを問われた際、「土砂投入に際してはあそこのサンゴは移している」と答えた。この
本文を読む論壇は国民に影響を与えられるか(2) ― 奥武則著『論壇の戦後史』を読んで ―
著者: 半澤健市この状況のなかで『中央公論』1963年1月号に「現実主義者の平和論」が載った。筆者は高坂正堯(こうさか・まさたか)、ハーバード大留学から帰国した気鋭の京大助教授である。専門は国際政治で、同時期にハーバードの客員教授だっ
本文を読む「大国」意識を捨てて、身の丈の国と生活を!
著者: 加藤哲郎2019.2.1(FTP不良で3日にアップ) 厚生労働省の「毎月勤労統計調査」に続いて、「賃金構造基本統計」にも不正が見つかりました。国の現況を統計的にあらわす「基幹統計」56の内、四割の23統計が法令通りに調査されて
本文を読む論壇は国民に影響を与えられるか(1) ― 奥則武著『論壇の戦後史』を読んで ―
著者: 半澤健市本書は、早大出身の元毎日新聞記者奥武則(おく・たけのり、1947~)が書いた1940年代から現在までの論壇時評史である。 《論壇史の力作に感じた三つの感想を書く》 論壇とは何か。奥はそれを「国内外の政治や経済の動き
本文を読む米騒動100年記念映画 - 「百年の蔵」上映会 -
著者:「百年の蔵」上映会 1918(大正7)年夏、富山県魚津町(現魚津市)の漁民の妻らが米の安売りを求めて米屋に押しかけた。これが報道されると、騒ぎが全国各地に波及し、おびただしい大衆が米屋、富豪、警察などを襲撃し、政府は
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】301 国連安保理で西サハラ討議進展
著者: 平田伊都子2019年1月29日、国連安保理が国連事務総長個人特使ホルスト・ケーラー元ドイツ大統領による西サハラ交渉の経過報告を受け、討議しました。 6年半以上も国連交渉を拒否し続けてきたモロッコを、交渉の席につけた個人特使ホルス
本文を読む政府を信じるな
著者: 小原 紘韓国通信NO587 「サヨナラ原発」集会で買ったバッジ(写真)が気に入って襟に付けている。それを見たフランス人青年(彼は日本語教室の生徒)から「イイデスネ! 僕モ欲シイ」と言われた。フランスでは毎週のようにマクロン政権に
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(215)
著者: 本間宗究(本間裕)心の謎 私のライフワークは、「お金の謎」と「時間のサイクル」、そして、「心の謎」を考えることにあり、現在では、最初の二つについて、ほぼ納得のいく答えが得られたものと感じている。そして、今後は、「心の謎」に全力を投入したい
本文を読むトランプ流「アメリカ・エゴイズム」の暴風が今年も吹き荒れる ー カネもヒトも出さなければアメリカの覇権は失墜するが… ー
著者: 伊藤力司2017年の1月20日に第45代アメリカ合衆国大統領に就任したドナルド・トランプ氏は治世3年目に入った。既にこの2年間「アメリカ・ファースト」という名の「アメリカ・エゴイズム」の暴風が世界に吹き荒れたが、3年目はさらに激
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人々(5) 河合隼雄さん ――人間の心の中の自然を守れ
著者: 横田 喬神奈川県座間市で一昨年秋、若い女性ら九人もの殺害~死体遺棄事件が起きた。犯人は自殺願望を抱く被害者にツイッターを介して接近。自殺幇助を口に次々と手にかけ、僅か三か月ほどの間に驚くほど大勢の命を奪った。奸悪な犯行が許せな
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】300 「植民地主義のフランスを制裁しろ」イタリア副首相
著者: 平田伊都子「植民地主義のフランスを制裁しろ!」とは、西サハラ人民のシュプレヒコールではありません。 イタリア副首相兼経済開発大臣が1月18日の演説で繰り返した言葉です。 もう一人のイタリア副首相は、EU脱退と移民追放を叫んでいま
本文を読む言わずにはいられない!
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(274)―― ことしの元旦に「リベラル21」編集委員会による「今年は護憲派にとって決戦の年――2019年の年頭にあたって」が掲載された。安倍改憲案を葬るために汗を流そうという趣旨に大いに共感したが、同
本文を読むりそな、核兵器製造企業への融資禁止へ - 大手銀行で初の宣言 -
著者: 岩垂 弘新年もはや1月下旬、これまでにさまざまなニュースが報じられたが、私にとって最も印象に残ったニュースは、1月6日付の毎日新聞朝刊に載った記事だった。「これは極めて注目すべきニュースだ」と、その時、私は思ったのだが、私が調
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