2018.11.1 アメリカの中間選挙投票が、11月6日に迫りました。 どのような結果になっても、国際情勢への影響は甚大です。ブラジルで、トランプ風の極右ポピュリスト政権が誕生しました。21世紀の初頭、グローバリズム下
本文を読むinukoroおやじの執筆一覧
大変革進行中の中国みたまま(2) ―北京の大気汚染は解消したのか
著者: 坂井定雄悪名高いかった北京の大気汚染は解消したのだろうか? 今回の中国旅行中、強い関心があったことの一つは、北京のひどい大気汚染は解消したか、ということだった。しかし、わずか4日間の北京滞在中、あのどんより濁った、大気汚染をま
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】288 TICAD, MINURSO、GCMR、WSRT
著者: 平田伊都子「外国人労働者」という言葉が、国会などで飛び交っています。 すぐに思ったのは牛久(茨城県)や大村(長崎県) にある「外国人収容所」に収監されている不法入国の人々の事でした。 劣悪な収容所と冷たい日本政府の対応に、自殺す
本文を読む難民・移民をめぐる左右のポピュリズム
著者: 盛田常夫ドイツの州議会選挙結果が教えていること 10月にドイツの2州で州議会選挙が行われた。10月14日のバイエルン州の議会選挙、10月28日のヘッセン州の議会選挙は、ともに類似した結果となった。バイエルン州の与党CSD(キリ
本文を読む盛田常夫氏講演会のお知らせ
著者: リベラル21日本大学経済学部中国アジア研究センター主催研究会 日 時 : 2018年11月19日月曜日18時から20時 講演者 : 盛田常夫氏(元法政大学教授、在ハンガリー) 講演テーマ : 難民・移民問題における左派ポピュリズムと
本文を読む「社会運動情報センター」の設立を - 運動を広げ、力強くするために -
著者: 岩垂 弘「社会運動の情報センターみたようなものが必要ではないか」。以前からからそう思ってきたが、そうした思いを一層強くする機会が先ごろあった。9月17日(月・祝日)に東京・代々木公園で開かれた「いのちをつなぎ くらしを守れ フ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(207)
著者: 本間宗究(本間裕)キャッシュレス社会という幻想 現在、「キャッシュレス社会の到来」が、多くの人々に確実視されているようだが、この点には、大きな注意が必要だと感じている。つまり、「通貨」の歴史や本質を考えると、現在の「キャッシュレス社会」に
本文を読む私が会った忘れ得ぬ人びと(2) 三木睦子さん――政界・言論界で隠れもない女丈夫
著者: 横田 喬怖いものなしで、思ったことは何でもズバズバ口にする政界・言論界の「肝っ玉母さん」だった。六年前までは健在で、まだまだ長生きしてほしかった。もう三十四年も前、一九八三(昭和五十八)年の『朝日新聞』の企画物の記事に、私が記し
本文を読む大変革進行中の中国みたまま(1) ―スマホ利用の爆発的広がり―
著者: 坂井定雄中国を9日間、中国通の友人と旅行し、変わりつつある現代中国を見、中国の友人たちと語り合ってきた。昨年の武漢、湖南省旅行に次ぐ中国旅行で、中国社会がスマホをはじめITの利用の飛躍的な拡大で大きく変化しつつあることを、改め
本文を読む「わが人生、わが生涯」―尹伊桑の日本講演
著者: 小原 紘韓国通信NO575 はじめに 前号で韓国の作曲家・尹伊桑(ユン・イサン)さんと私の関わりを紹介したが、ここに紹介するのは、尹伊桑さんが1992年11月6日に東京で開かれた、尹伊桑生誕75周年記念講演会で語ったことです。
本文を読むトランプ共和党苦戦の米中間選挙 - 下院は民主党が過半数制圧か -
著者: 伊藤力司11月6日投開票の米中間選挙は、「アメリカ・ファースト(米第一主義)」を掲げるトランプ米大統領の政治に対する米国民の信任投票と位置付けられる。現在の米連邦議会では上下両院とも与党共和党が過半数を占めているが、今度の中間選
本文を読む日中首脳会談で大東亜戦争を語れるか(2) ―『保守と大東亜戦争』を読んで考える―
著者: 半澤健市公平を期するために、林健太郎の例を挙げておく。林健太郎(1913~2004)はドイツ近現代を専門とした歴史学者で、マルクス主義から出発したが次第に離れていった。東大全共闘と強気に対決した伝説の人である。東大総長も務めた
本文を読む日中首脳会談で大東亜戦争を語れるか(1) ―『保守と大東亜戦争』を読んで考える―
著者: 半澤健市靖国神社秋の例大祭への閣僚の集団参拝はピタリと止んだ。安倍晋三が習近平に会いに行くからである。この「ピタリ」ほど、政治家のご都合主義と軽薄な信念を示すものはない。 《リベラル保守による「保守言説」の再評価》 著者中島
本文を読む「危機を好機に」挑む人々―英トットネス遠回り紀行」<下>
著者: 伊藤三郎遠くて近い日本 このリポートの発信地、イングランド南西部の田舎町トットネスは、日本から遠くて近い所。そして近年ますます近い存在になりつつあること、これも知る人ぞ知る。この町が進めるトランジション・ムーブメント、新しい「
本文を読む「危機を好機に」挑む人々―英トットネス遠回り紀行<上>
著者: 伊藤三郎「小さきことはすばらしい」 世界の危機を好機に ― そんな見上げた心意気で新しい「幸せの経済」を探す人々と出会った。場所は英国イングランドの南西部デボン州の南部にあるトットネス。今年8月末から9月初めにかけて、この小さ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(206)
著者: 本間宗究(本間裕)樹木希林が意味するもの 9月15日に、女優の樹木希林さんが逝去されたが、彼女は単なる「個性派女優」ではなく、精神面での成長を望んだ「求道派女優」とでも呼ぶべき存在でもあったようだ。そして、私自身が、特に注目したのが、「樹
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】286 ホルスト・ケーラー元ドイツ大統領のお陰です。MINURSO一年延長、脱植民地化委員会続投、そして、、
著者: 平田伊都子再び国連総会のスポットが<アフリカ最後の植民地・西サハラ>に当てられるようになったのは、ひとえに国連事務総長西サハラ個人特使・ホルスト・ケーラー元ドイツ大統領のおかげです。 特使が活動拠点を国連本部ビルではなく、自国
本文を読む「中韓は近代史の苦難共有」と中国にエール - 文在寅大統領の北京大学講演 -
著者: 波佐場 清ここに紹介するのは、韓国の文在寅大統領が昨年(2017年)12月15日に、訪問先の中国・北京大学で行った講演の一部です。翻訳したのは立命館大学コリア研究センター上席研究員の波佐場清氏で、同氏はこれを同年12月17日付の自
本文を読むテーマ、眼差し、写真の力―三人の女性写真家の物語
著者: リベラル21一枚の写真はもちろん、何枚もの写真が、ひとつのテーマに沿ってまとまった時、写真の持つ大きな特長のひとつである記録性は、さらに大きな力となってわたくしたちに訴えかけてきます。それはプロでもアマチュアでも変わることはありま
本文を読むローソクでよみがえった「傷ついた龍の夢」
著者: 小原 紘韓国通信NO574 朝鮮半島が南と北に分断されてから70年。 一触即発の危機的対立からは想像もできなかったことが現実になろうとしている。歴史的な融和、後戻りのない平和が実現しようとしている。韓国人の北朝鮮に対する感情
本文を読む海峡両岸論 第95号 2018.10.12発行 - 対アフリカで日中協調は可能か 関係改善背景に微笑のサイン -
著者: 岡田 充12億人を超える人口と豊富な天然資源に恵まれ、この5年間で5%を超える経済成長を続けるアフリカ政策をめぐり、日中間に微妙な変化が起きている。両国はアジア、中東、欧州で、高速鉄道や原発などインフラ建設の受注で激しい争奪戦
本文を読む偉大な歴史学者、先駆的な左翼だった農民・伊藤富雄の生涯
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(268)―― 長野県の諏訪神社は全国に1万社余りあるという諏訪社の本祠である。諏訪湖をへだてて南北に上社・下社があり、古来の特異な神事が残されていることでも知られている。 宮地直一氏(1886~194
本文を読む基礎研究を押しのけた「Society 5.0」や「第4次産業革命」が、大学・科学技術軍事化への回路にならないように!
著者: 加藤哲郎2018.10.15 14日昼のNHKニュースには、びっくりしました。すでに日本政府の造語であることがはっきりした「日米物品貿易協定(TAG)」が、トップニュースの見出しに出てきたのです。 9月26日の日米共同声明の正
本文を読む40周年を迎えた読書サークル -哲学者・古在由重の理念を実践し続けて -
著者: 岩垂 弘一般市民を会員とする読書サークルが、スタートから40周年を迎えた。どんな活動であっても、中断することことなく、ずっと40年も継続してきたというケースはまれ、と言っていいだろう。こうした長期にわたる活動を可能にした理由に
本文を読むみんなの力で老朽・被災原発を止めよう! 東海第二原発運転延長STOP!首都圏大集会
著者: リベラル21人口過密な首都圏にある唯一の原子力発電所である日本原子力発電の東海第二原子力発電所(茨城県東海村、110万キロワット)を再稼働させるかどうかが決まる時期(今年11月) を前にして、再稼働に反対する脱原発団体による集会が
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】285 地球に未だある植民地
著者: 平田伊都子「地球にはまだ植民地があります」と言うと、「そんなもん、過去の話でしょ?」と、返しがきます。 日本では植民地問題など、歴史の教科書に納められているようです。 が、みんなが忘れている植民地問題を追及し続けているのが国連で
本文を読むトラテロルコ虐殺事件半世紀―メキシコ政治の変遷 立教大学ラテンアメリカ研究所で講演会
著者: リベラル21メキシコでさる7月1日、任期満了に伴う大統領選挙があり、野党の新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)が当選しました。政権党を経験した伝統政党でない新興野党の候補が大統
本文を読む「寧静致遠の猫」は憂える
著者: 出町 千鶴子お相撲は、日本の伝統文化として国技とされている。 「貴乃花」は、横綱の亀鑑ともいうべき人物である。この偉大なる存在を、 公益財団法人日本相撲協会は、いとも容易く呆気なく積極的に手放した。 憂えるばかりである。 初出:「リ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(205)
著者: 本間宗究(本間裕)プラネタリー・バウンダリー 8月24日の日経新聞に、「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」という、スウェーデンの科学者であるロックストローム氏などが2009年に発表した概念が紹介されていた。具体的には、今から1万1
本文を読むセシル・ヴァン・デ・ヴェルデ(カナダの社会学者)来日シンポジウム 現代の若者論は単なる若者論ではなく、未来社会がどうなっていくかを考えるものである
著者: 村上良太日仏会館・フランス国立日本研究所がこの秋、企画している様々なシンポジウムに目が離せない。フランスの作家や研究者を招いて日本の作家・小野正嗣と語らせる「今日文学に何ができるか」(10月25日)もそうだし、歴史修正主義と
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