(2024年2月11日) どの民族にも伝承されてきた神話がある。それぞれの神話は、個性豊かな古代社会の成り立ちや往時の人々の生活のあり方を映すものとして、耳を傾けるに値する。面白く興味は尽きない。が、近代に至って権力によ
本文を読む正治安岡の執筆一覧
大人の対応?私の「オバサン」騒動の顛末
著者: 内野光子1月30日、麻生自民党副総裁が地元福岡での講演の際、上川外務大臣を名指ししての「オバサン」発言は、謝罪と撤回でケリがついたようだが、上川大臣は「大人の対応」でかわしたらしい。 2007年のことなので、20年近く前のこ
本文を読む女川の町は、いま~被災地復興のモデル?
著者: 内野光子1月31日(水)朝、たまたま「羽鳥モーニングショー」にチャンネルをあわせてみると、女川町の東日本大震災後の復興が特集らしかった。途中ながら、現地の須田善明女川町長とつないで、女川の復興計画がどのように実施され、成功をお
本文を読む【2/27(火)】オンライン学習会日本はなぜ原発を止められないのか/講演:青木美希さん
著者: 温品惇一お申し込み:https://forms.gle/jBx6LrepSCmjXwME6 元日の能登半島地震で、原発を止めなければならないことがますます明らかになりました。能登半島では連日のように地震が頻発していたのに、あの
本文を読む鎌倉文士野球クラブ「鎌倉老童軍」のこと~戦死した叔父の青春
著者: 内野光子一つ前の井上司朗=逗子八郎の記事を書くにあたって、最近知った田中綾さんの「歌人・逗子八郎/井上司朗研究―新短歌運動との言論統制のはざまで」(『北海学園大学論集』47号 2010年11月)に、井上が「文士野球チーム「老童
本文を読む「コモンの自治」の一事例~大原幽学の先祖株組合~
著者: 椎名鉄雄矢沢様、斎藤幸平氏がその著書で「コモンの自治」の拡大(社会的インフラの共有)を提唱している、とのコメントを拝見しました。「コモンの自治」の拡大により、資本の論理に支配された現代社会の課題(格差、分断、自然破壊等)を民主
本文を読むGlobal Head Lines: ミャンマー内戦における抵抗勢力についての報道
著者: 野上俊明<はじめに> 2021年4月に創立されたビルマ人民解放軍BPLA。その創立にあたった一人が詩人で有名なマウン・サウンカ氏であった。多くの武装勢力が少数民族組織に属していたのに対し、BPLAは多数派ビルマ族を主体にしてお
本文を読む「歌会始の儀」の題「和」と戦争――戦争に向き合う「和」と戦争を素通りする「和」――
著者: 岩田昌征今年の「歌会始の儀」の歌題は「和」であった。「朝日」朝刊(1月20日)に発表された天皇、皇后、皇族、選者、入選者二七人・二七首を読むと、「和」字を様々な含意で詠み込んでいるが、圧倒的多数は、詠み人の個人生活に即して発現
本文を読むLet’s Join Hands 2月4日 添付2点 注目記事 鈴木宣弘氏講演会
著者: 江口千春◎数千年に1度の大地震か 隆起の詳細、群発の影響…研究者が明かす ◎地球温暖化を止めるために 江守正多氏 ◎玉城デニーが語る歴代沖縄県知事の責任と苦悩 <ご案内> ◎「日本は食料
本文を読む久し振りに、「井上司朗」の名を目にした~彼のたどった道を振り返る
著者: 内野光子下は1月30日の『毎日新聞』である。見出しは「1人の役人、登山界を軍事化」とある。 この記事は、太平洋戦争が始まる直前の1941年11月、日本山岳連盟の役員らに率いられた437人が丹沢の大山中腹から東京の神宮外苑まで
本文を読むGlobal Head Lines: ガザの飢饉は、パレスチナの食糧システムに対するイスラエルの長期戦争の究極的結末である。 ―戦争の結果、ガザの全農地の少なくとも18%が被害を受けた。
著者: 川畑 泰<はじめに> イスラエルによるガザ侵攻によって少なくとも2万6,000人ものパレスチナ人の命が奪われ、多くのパレスチナ人が傷つき、住居、インフラが甚大な被害を受けていますが、それに加え、ガザの農業もイスラエルの攻撃のた
本文を読む震災と裏ガネ。自然災害と政治の腐敗。実は無関係ではない。政治の腐敗とは、民主主義の論理が、敵対する資本の論理に敗北した事態である。資本の論理は、人間の論理と相容れない。カネの政治を打破して、人間の人間による人間のための政治を実現しなければならない。被災者救援のためにも。
著者: 澤藤統一郎(2024年1月31日) 能登の震災に始まった、めでたいどころではない年明けだった。引き続く現地の報道に胸が痛む中で、正月が今日で終わる。政治状況も、めでたくもない醜悪さを曝しつつ月を越えようとしている。 震災と裏ガ
本文を読む■2.17(土)オンライン下斗米「ウクライナ戦争と歴史の教訓」のご案内
著者: 矢沢国光この企画の趣旨 下斗米教授には、昨年6月24日、「ウクライナ戦争 その論理と停戦の可能性」というテーマで話していただきました。たまたまその日、「プリゴジンの反乱」が起きましたが、「大勢に変化なし」というわたしたちの見通し
本文を読むGlobal Head Lines:獄中からのアウンサンスーチーの手紙
著者: 野上俊明昨年7月、刑務所から政府施設での収監に移されたアウンサンスーチー氏、その後動静が途絶えていたが、この1月、次男宛に書簡が届いたという。自壊しつつあるとの噂もたえない国軍、抵抗勢力への譲歩のひとつとして、音信を許可したの
本文を読むLet’s Join Handsv1 1月31日 添付2点 被災地子どもの居場所
著者: 江口千春被害の大きかった石川県珠洲市に2カ所、七尾市、輪島市、能登町に1カ所ずつ、そして2次避難先となっている金沢市にも1カ所、合計6カ所で、地域の団体と連携しながら居場所を開設。 ◎均一を強いて滅ぶ道か 多様を謳
本文を読むミャンマー、迫真のルポルタージュ(3)
著者: 野上俊明―「日刊べリタ」に連載中の現地ルポルタージュを、引き続き編集部の許可を得て転載する。 「史上最悪のリーダー」はいかにして生まれたのか ミャンマー最前線からのレポート(5) DM生 独裁者ミンアウンフラインについてミャン
本文を読む第12回「ヘーゲル研究会」のお知らせ
著者: 野上俊明1月中旬、スイスのダボスで行われた世界経済フォーラム(WEF)年次総会(通称「ダボス会議」)の開幕式で、居並ぶ欧米の政財界のVIPたちを前に中国の李強首相が熱弁を振るった。李首相は、習近平体制の輝かしい経済成果をあれこ
本文を読むミャンマー、いま必要なこと
著者: 野上俊明ミャンマーでは軍事政権トップのミンアウンフライン最高司令官の地位が危ういという情報が飛び交っている。少数民族武装組織である(シャン州)北部三同胞同盟の「1027作戦」によって、中国と国境を接する政府支配地域は瞬く間に制
本文を読むことしの歌会始、お題は「和」ではあったが。
著者: 内野光子元旦早々、能登では大地震に見舞われた。ウクライナやガザでの犠牲者が増え続けている。 歌会始のNHKの中継を見ての報告は、毎年のことになったが、1月19日、ことしも忘れかけて、途中からの視聴となった。ネットや翌日の朝刊
本文を読むGlobal Head Lines:ファシズムの脅威増すドイツ、反ファシズムへの大きなうねり
著者: 野上俊明<はじめに> ドイツの赤緑連立政権への不満から、ドイツ各地、というか旧東独地域でファッショ政党であるAfD(ドイツのための選択肢)の支持率が急増しているという。その一番の原因は、ドイツの寛容な移民政策への反発にあるが、
本文を読むLet’s Join Hands 1月26日 添付2点 戦争をとめる デブリは❓ 麻生氏
著者: 江口千春◎戦争をとめるために ★加藤昇さんからのおたより紹介 世界中の人々が、停戦をよびかけても戦乱は治まりません。停戦するためには、超法規的な妥協案が必要 ★“憎しみの連鎖”を止めるには 元国連政務官が語る日本の役割 PKO
本文を読むミャンマー、迫真のルポルタージュ(2)
著者: 野上俊明―「日刊べリタ」に連載中の現地ルポルタージュを、編集部の許可を得て転載する。今回は1990年代から2000年代にミャンマーを支配した軍事政権(SPDC)内の事情を扱っているので、やや理解しにくいかもしれない。SPDCを牛
本文を読むミャンマー、迫真のルポルタージュ!
著者: 野上俊明―以下の文章は、「日刊べリタ」に連載中のものを、編集部に許可をいただき転載させていただいたものである。日本人(匿名)が戦場に近い現地に入って取材を行なったのは初めてであろう。政治情勢の分析も確度の高さを感じることができる
本文を読む風の会・会報「鳴り砂」2024年1月号が発行されました&3.3風の会・会員のつどい&3.23STOP!女川原発再稼働さようなら原発全国集会in宮城
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2024年1月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ (目次はこのメールの最後) 催しもの2つご紹介です(添付参照)pdfファイルご希望の方はご連絡
本文を読む能登半島地震の映像を見るたびに(2)志賀原発は大丈夫なのか
著者: 内野光子「波濤園」は健在だった つぎに立ち寄ったのが輪島の稲忠漆芸堂という工房であった。高級な輪島塗にはもちろん手が出なかったので、自分用のお箸を買っただけであった。そして、つぎにアルバムに残る写真といえば、関野鼻であった。関
本文を読む能登半島地震の映像を見るたびに(1)千里浜は、今
著者: 内野光子能登半島地震の被害状況を伝える地図が映し出されるたびに、その重大で深刻な被害に、胸が痛む。訪ねたことのある都市や町の名前が出るたびに、半世紀以上も前だというのに、思い出とともに、その地の人々の命にもかかわる不自由な暮ら
本文を読むGlobal Head Lines:台湾、総統選と議会選挙の結果についての海外の論調
著者: 野上俊明(1)ドイツの日刊紙Tageszeitung(taz)1/14 台湾の選挙:過半数割れの総統 ――台湾の未来の総統、ウイリアム・頼は、中国との関係において継続性を主張している。しかし、彼の党は支持を失っている。 原題:W
本文を読む嵐山の女性教育会館が閉鎖?!これまでの実績を思う
著者: 内野光子すでに、旧聞に属するが、昨12月中旬の報道によれば、埼玉県、武蔵嵐山にある国立女性教育会館の閉鎖が、取りざたされていた。この会館の管轄である文部科学省と内閣府の担当者から、嵐山町長に「会館維持には5億円の修理費がかかる
本文を読む【1.27(土)】オンライン河村哲二・アメリカ経済フォーラムのご案内
著者: 矢沢国光●主催︰世界資本主義フォーラム ●この企画の趣旨︰ アメリカの覇権体制の危機が、米中関係に加えて、ウクライナ戦争、イスラエル・ハマス戦争の各方面で顕在化しています。アメリカは、国内においても、白人労働者がトランプの「ア
本文を読むGlobal Head Lines:ブータンでの政権交代についての海外論調
著者: 野上俊明ヒマラヤ/ブータンの国会議員選挙で政権交代 ――経済問題により、ブータンの前政権は敗北した。インドは今後の政権下で影響力を増す可能性が高い。 原題:Parlamentswahl im Himalaya:Bhutan wä
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