正治安岡の執筆一覧

「マサオ・ミヨシのこと」──周回遅れの読書報告(その66)

著者: 脇野町善造

 マサオ・ミヨシというのが著者の名前である。名前から分かるように、日系の学者である。10年ほど前に死んだという。何度か日本に来たことがあるようだが、会ったことはついに一度もなかった。  ミヨシはサイードやチョムスキーの友

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沖縄は、いまだにアメリカと日本の二重の占領支配を受けているのか。

著者: 澤藤統一郎

昨日(7月27日)、翁長沖縄県知事が辺野古新基地建設のための海面埋立承認を撤回の意向を表明しその手続が始まった。仲井眞前知事の大浦湾埋立「承認」を、承認時とは事情が変わったとして「撤回」することになる。当然、工事は続行で

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国旗・国歌(日の丸・君が代)の強制は、この社会の根幹にある自由の価値を貶めるものだ。

著者: 澤藤統一郎

7月20日最高裁「再雇用拒否」判決の当否を論じた社説として、  21日朝日「君が代判決 強制の追認でいいのか」  22日毎日「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」  23日産経「『不起立教員』敗訴 国旗国歌

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マルクス生誕200年シンポジウム「カール・マルクス、その現代的意義を問う」

著者: 紅林 進

マルクス生誕200年シンポジウム 「カール・マルクス、その現代的意義を問う」 日時:10月21日(日) 10:00~17:00 会場:専修大学(神田キャンパス)7号館 ・水道橋駅(JR)西口より徒歩7分 ・九段下駅(地下

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自衛隊の実像ー防大に横行する常軌を逸したイジメ・暴行

著者: 澤藤統一郎

本日の赤旗トップ記事。大見出しの「防大 いじめ・暴行」。少しポイントを下げて、「月平均 規律違反10人・処分5人」「背景に『命令と服従』」。「幹部自衛官養成」「上級生から下級生へ」。3面に続いて、「防大『指導』の名で容認

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【署名&拡散を!】イスラエル軍事見本市に反対する緊急ネット署名

著者: 杉原浩司

★ 緊急ネット署名を始めました!★ 東京の杉原浩司(武器輸出反対ネットワーク:NAJAT)です。こちらにも 投稿させてください。[転送・転載歓迎/重複失礼] 公開質問状に対して「安全対策に関する出展だから問題ない」として

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「浜の一揆」訴訟控訴審の始まりに当たって ー 仙台高裁101号法廷で

著者: 澤藤統一郎

控訴人ら漁民側の訴訟代理人となっている弁護士の澤藤大河です。 漁民が「浜の一揆」訴訟とネーミングした、本件サケ刺網漁不許可取消・許可義務付け請求控訴事件控訴審の審理開始に当たり、貴裁判所に控訴人らの主張をご理解いただきた

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【案内:パブコメと署名】パブコメ意見を書こう!東海第二「設置変更許可」暴挙に抗議して(8月3日(金)締切)   +  ネット署名もよろしく

著者: kimura-m

「再稼働阻止全国ネットワーク」と「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」から パブコメ書こうと呼びかけます。 山崎久隆さんからの意見項目例集をそえました。 締切は8月3日(金)、あと10日足らずです。 一言でも書いて是非意

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7・29(日)【要申込】”甘い”果実の苦い真実~フィリピンからの訴え 上映会+セミナー

著者: 紅林 進

手軽な果物の代名詞と言われるバナナ―。 日本にやってくるバナナの約8割がフィリピンから届いています。 1982年に鶴見良行氏がその著作『バナナと日本人』によって、フィリピンのバナナプランテーションにおける、農薬散布、不公

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最高裁と都教委の応援団・産経社説を批判する

著者: 澤藤統一郎

7月20日最高裁「再雇用拒否」判決に、朝日が素早く反応した。翌21日の社説「君が代判決 強制の追認でいいのか」。次いで毎日が22日付で続いた。「君が代『再雇用拒否』判決 行政の裁量広げすぎでは」という的確な判決批判の内容

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ヤンゴンー岐路に立つ都市計画・都市改造

著者: 野上俊明

 NLD政権が国民・市民の立場に立って政治経済社会の改革を進めるのかどうか、その一つの試金石がヤンゴンの都市計画問題です。市民的公共圏に関心の高い欧米とちがって、アジア諸国では民主派を自認する人々においても、公共圏のハー

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代替わりの宗教行事は天皇家の私事だ。けっして、国家行事としてはならない。

著者: 澤藤統一郎

遠い神代の昔のことだ。高天原という神々の世界があった。その高天原には八百万の神々がおったが、ここも階級社会じゃった。エライ神もあり、えらくないも神もあって、いろいろでな。その神々のトップが、アマテラスという太陽の神で、こ

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<祝・三菱電機&安倍政権がタイへのレーダー輸出に失敗!>

著者: 杉原浩司

朗報です。7月21日の毎日新聞朝刊の国際面に、ベタ記事ながらも「三菱電機が参加していたタイ空軍の防空用警戒管制レーダーの入札で、スペイン企業が落札」「オーストラリアへの潜水艦輸出計画に続き、大型案件の受注に失敗したことに

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【要申込】グローバル社会経済フォーラム(GSEF)2018ビルバオ大会に向けた7月学習会

著者: 紅林 進

グローバル社会経済フォーラム(GSEF)は、社会的経済の発展を支援することをめざした地方自治体と市民社会のステークホルダーを結びつける国際的なネットワークですが、その世界大会が、今年10月にスペイン・バスク地方のビルバオ

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今国会を締めくくる言葉 ― 「憲政史上最悪の国会」「国民を愚弄するにも程がある」

著者: 澤藤統一郎

第196通常国会が、昨日(7月20日(金))事実上閉会した。思い起こせば、アベ政治の醜態極まれりという、「憲政史上最悪の国会」。これでいよいよアベ政権も終わりかと思わせる事態は何度もあった。が、膿にまみれ満身創痍となりな

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「夜の闇の中に希望を持つこと」──周回遅れの読書報告(その65) 

著者: 脇野町善造

今日もまた古い話である。講談社のPR誌『本』1999年9月号を読んでいたら、山城むつみという未知の人物が小熊秀雄のことを書いていた。小熊秀雄は私にとっては懐かしい名前である。私はほとんど詩心を持たないし、したがってまた詩

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イスラエル軍事エキスポ反対のいろいろ案内(緊急アピール、相談会、8.3シンポなど)

著者: 杉原浩司

  「ISDEF JAPAN」=イスラエル軍事エキスポに反対する取り組みが本格的に動き出し、反響も形になり始めました。この勢いでドンドン押していきたいと思います。 申し入れの報告から、フロンターレのサッカーゲー

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西日本豪雨・水害の甚大な犠牲は安倍を告発している

著者: 水谷(槇)けい子

西日本豪雨・水害の甚大な犠牲は安倍を告発している ――住民の命と安全をないがしろにしてきた積年の自民党政治が招いた人災、安倍首相による早期救援の放棄・妨害が人的被害を拡大 (1)広域にわたる豪雨・水害と想像を絶する被害

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最高裁は、憲法を正しく理解していない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(7月19日)、「日の丸・君が代強制」問題での新たな最高裁判決があった。後世に、最高裁の汚点として記憶されるべき判決。 運動体が「再雇用拒否撤回第二次訴訟」と名付けている元都立校教員(当初原告数24人)が、都教委を被

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【公正な税制を求める市民連絡会 設立3周年記念集会】希望と連帯の社会をめざして~格差社会を乗り越える財政とは~

著者: 紅林 進

公正な税制を求める市民連絡会では、これまで社会保障の切り捨てを止めさせて、人間らしい暮らしを支える税制、財政とは何かを求めて活動してまいりました。今、急速に進む少子高齢化と広がる格差社会に対して、実効性のある税制と財源が

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コンパクトな優れもの 書評:『原発はどのように壊れるか - 金属の基本から考える -』

著者: 川弾降雄

 目次をみれば、その内容がいかに盛りだくさんであるか一目瞭然である。 Ⅰ 金属の基本(1章:金属と合金、2章 結晶、3章 拡散と格子欠陥、4章 組織形成とその変化 凝固 加工 再結晶、5章 鉄と鋼) Ⅱ 金属の強さと弱さ

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