文京区内で弁護士として仕事をしています澤藤大河です。 9条改憲にノーを突きつける3000万署名のスタートに当たり、その必要性や意義、効果、運動の進め方などについて、お話しさせていただきます。 まず、緊迫した情勢について認
本文を読む正治安岡の執筆一覧
東洋的専制(オリエンタル・デスポティズム)はいまなお健在?
著者: 野上俊明<予備知識として> 1920年代、ソ連、中国、日本などの政界や学会で、植民地化される前のアジア諸国の国家・社会体制をどう理解するのかをめぐり、封建制か、奴隷制か、原始共産制か等々、激しい論争がありました。素人の私が一知半
本文を読む自衛隊違憲論者も専守防衛論者も、ともに「アベ9条改憲NO!」を
著者: 澤藤統一郎A おや、いったいどうした? 新年早々、目が血走っているんじゃないのか。 B 今年は、9条改憲阻止決戦の年じゃないか。のんびりなどしておられるわけはなかろう。 A まあ、落ち着けよ。どうしてそんなに焦っているんだ。 B
本文を読む社会学者の見たマルクス(連載 第10回)
著者: 片桐幸雄この連載で紹介するのは、フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 – 1936年4月9日)の、 Marx. Leben und Lehre (Lichtenstein, J
本文を読む官房機密費訴訟上告審ー最高裁はブラックボックスに光を当てうるか。
著者: 澤藤統一郎国の財政は国民が納めた税金によって支えられている。国の機関が国民に税金の使途について報告の義務があり、納税者たる国民はすべての税金の使途について知る権利がある。国民が主権者である以上、あまりに当然のことだ。 ところが、こ
本文を読む名器ストラディバリウスに触れた!
著者: 合澤 清昨日(10日)の午後、ひょんなことで知ったストラディバリウスのバイオリンの演奏会に連れ合いと一緒に出掛けた。場所は西武新宿線小平駅前の小さな喫茶店。午後1時半から3時までの1時間半。演奏者は、東京フィルのバイオリン奏者で
本文を読むまたまた極右教育機関に、「ただ同然の国有地払い下げ」
著者: 澤藤統一郎一昨日(1月8日)の毎日新聞朝刊一面トップが、「山梨の国有地 日本航空学園に格安売却 評価の8分の1 財務省」という大見出しの記事。森友事件とよく似てはいるが、安倍政権との関係や、特定の政治家の介入は記事になっていない。
本文を読む1月13日(土)「安倍9条改憲NO! 3000万署名スタート文京集会」で、澤藤大河が講演します。
著者: 澤藤統一郎ご通行中の皆さま、こちらは平和憲法を守ろうという一点で連帯した行動を続けています「本郷・湯島九条の会」です。私は、近所に住む者で、憲法の理念を大切に、人権を擁護する立場で弁護士として仕事をしています。 本日(1月9日)、
本文を読む「戦争とめよう!安倍9条改憲NO!2018新春のつどい」に参加してきました
著者: 石川愛子1月7日、北とぴあでの安倍9条改憲NO!全国市民アクションと戦争させない!9条壊すな総がかり行動実行委員会共催の2018新春の集いに、友人4人で参加してきました。 開場前から長蛇の列で、さくらホール1300名満席は嬉しい
本文を読む成人の日、若者に「脱保守化」を勧める
著者: 澤藤統一郎成人式を迎えた若者諸君。成人おめでとう。 君たちは、この社会を構成し運営していくメンバーとしての資格を手に入れた。これからは、この社会の構造や運営のあり方について、大いに意見を述べていただきたい。それによって、社会は変わ
本文を読む上野公園に見る「維新政府の不寛容」
著者: 澤藤統一郎日曜日の散歩コースは、いつも上野に。変わり映えせず芸のない話だが、季節季節に趣は大いに異なる。本日(1月7日)、風は冷たいが透きとおるような好天。見るものすべてが光っているような景色。 本郷通りを横切り、赤門から東大キャ
本文を読む1・27 世界資本主義フォーラム 資本主義の限界とオルタナティブ―資本主義終焉論にふれて―
著者: 伊藤 誠昨年2月に著書『資本主義の限界とオルタナティブ』(岩波書店)を公刊した。ここ10年ほどのあいだに執筆した論稿を集成して、5章と終章に構成している。ここではそれに加えた序章「資本主義の限界とオルタナティブ」を中心に、この
本文を読む研究ノート/「人権と国情」―ロヒンギャ危機に即して考える(1)
著者: 野上俊明<人権をめぐる問題状況> ミャンマーの民主化ウオッチャーの端くれとして現地の政情にある程度通じているはずの私にとっても、ロヒンギャ危機をめぐるNLD政府や民主化勢力の対応には驚きの念を禁じ得ませんでした。8月25日からの
本文を読む植村隆バッシング反撃訴訟支援の今日的な意義
著者: 澤藤統一郎本日(1月6日)は、世田谷・成城ホールでの植村東京訴訟支援企画・「2018新春トークコンサート『忖度を笑う 自由を奏でる』(主催:植村訴訟東京支援チーム)に出かけた。招待券は1枚で、妻の席は当日券でのつもりだったが、40
本文を読む周回遅れの読書報告(その41) 国家と私有財産の起源を巡って
著者: 脇野町善造数年前に、私有財産と国家の関係を考えたことがある。エンゲルスの『家族、私有財産、国家の起源』の題名の順番のように、まず家族と家族の私有財産があり、それを守るために国家ができたと長い間思い込んできた。エンゲルス以外の多く
本文を読む【要申込】変えよう選挙制度の会1月例会「政治とメディアについて、みんなで語り合おう!」
著者: 紅林進【要申込】変えよう選挙制度の会・1月例会 テーマ:「政治とメディアについて、みんなで語り合おう!」 報告:田中久雄さん(変えよう選挙制度の会) ※田中さんお話の後に参加者のみなさんと意見交換し
本文を読む民族差別主義者らの「弁護士懲戒請求の濫用」に歯止めを
著者: 澤藤統一郎昨年(2017年)暮の12月25日、下記の東弁会長談話が公表された。 https://www.toben.or.jp/message/seimei/post-487.html 「当会会員多数に対する懲戒請求についての会長
本文を読むアベシンゾーの「壊憲ことはじめ」
著者: 澤藤統一郎本日(1月4日)は、官庁の仕事始め。首相アベシンゾーは、さっそくの憲法違反ことはじめ。伊勢参拝と参拝後の年頭記者会見での発言と。 首相の伊勢神宮参拝は明らかな違憲行為である。 各メディアが報じるところによれば、安倍晋三首
本文を読む歳のはじめに「友愛政治塾」(西川伸一塾長)ご案内
著者: 澤藤統一郎関東の三が日は穏やかに晴れ渡り、この上ない好天に恵まれた。富士は、いつになく白く大きかった。スーパームーンという耳慣れない美称を誇示する満月が冴えわたった。接する人々の表情も穏やかな、まずは平穏な日本のお正月。これで、ア
本文を読むこいつぁは春から縁起がいいわぇ ― 南北に対話の萌し。
著者: 澤藤統一郎韓国・平昌での第23回冬季オリンピック・パラリンピック(平昌五輪)が問題を抱えたまま目前となっている。来月(2月)9日開幕で、25日までの17日間の日程だという。ドーピング問題でのロシア選手団の問題だけでなく、隣国北朝鮮
本文を読む明けましておめでとうございます。
著者: 澤藤統一郎万事多難を思わせる新たなこの年だが、正月は正月。穏やかに歳があらたまった。本日、東京は晴れて風がない。 年明けには、幾つかの歌を思い出す。 まずは、啄木である。「悲しき玩具」からの数首。 年明けてゆるめる心! うっと
本文を読む世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に。供託金違憲訴訟第6回裁判(東京地裁)
著者: 紅林進世界一高い供託金の廃止を!! 立候補する権利をみんなの手に。供託金違憲訴訟第6回裁判(東京地裁) 日時:2018年1月10日(水)14時 場所:東京地方裁判所 103号法廷(大法廷) 地下鉄丸ノ内線・日比谷
本文を読む年の瀬に アベを許さぬ あ・い・う・え・お
著者: 澤藤統一郎いよいよ今日が大晦日。今年を振り返らねばならないのだが、そんな余裕を持ち合わせていない。ともかく、この1年の365日、途切れなく当ブログを書き続けた。非力な自分のできることはやった感はあるものの、世の泰平は感じられない。
本文を読むホームレス支援新宿連絡会の「ニュース」
著者: 村尾知恵子高齢化する現実の社会です。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2017/12/f7633ed47f2fbaf709cba517d10b71cb.pdf
本文を読む周回遅れの読書報告(その40) 木下順二の『巨匠』を加藤周一はどう理解したのか
著者: 脇野町善造加藤周一が『私にとっての20世紀』で木下順二の『巨匠』を紹介している。木下の『巨匠』は、ある俳優が青年時代に第二次世界大戦中に目撃した事件を語るという構成をとっている。その事件とは、ナチス占領下のポーランドのある町で、
本文を読む真正右翼・村上正邦が教えてくれる「元号存続の意味」。
著者: 澤藤統一郎昨日(12月29日)の毎日新聞朝刊「オピニオン」面の「論点」欄が、「現代日本と元号」の大型インタビュー記事を掲載している。インタビューに応じているのは、島薗進、鈴木洋仁、そして村上正邦の3名。 企画の趣旨を述べるリードの
本文を読む社会学者の見たマルクス(連載 第9回)
著者: 片桐幸雄この連載で紹介するのは、フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 – 1936年4月9日)の、 Marx. Leben und Lehre (Lichtenstein,
本文を読む子どもたちに天皇制を語る。
著者: 澤藤統一郎私にも小学生のころがあった。小学校2年生から親元を離れて寮生活という境遇だったが、その寮で「毎日小学生新聞」を読んだ。当時、小学生に向けた新聞は、この一紙だけだったはず。私は熱心な読者だった。 いまはもう記事の内容に記憶
本文を読む日韓両政府は、「慰安婦」問題について全面解決合意の権限をもたない。
著者: 澤藤統一郎本日(12月28日)文在寅韓国大統領が、2015年12月の慰安婦問題を巡る日韓合意に関して、「手続き上も内容上も重大な欠陥があった」として、「この合意では慰安婦問題は解決されない」と表明した。現政権の検証によって、旧政権
本文を読む「安倍靖国参拝違憲訴訟・関西」最高裁判決について
著者: 澤藤統一郎まずは、以下の「抗議声明」をお読みいただきたい。 「2017年12月20日、最高裁判所第二小法廷は安倍首相靖国参拝違憲訴訟において、不当な上告棄却(および上告不受理)決定を下した。 そもそも本件参拝は、憲法第20条に明
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