去る1月8日の土曜日は成人の日であった。私の近所の武蔵野市民文化会館でも、着飾った新成人が集う成人式が行われた。参政権はすでに付与されているが、新たな権利やら義務やらあれこれと行使できるようになるのだからひとつの節目であ
本文を読む正治安岡の執筆一覧
「明治150年」と靖国と、そしてアベ。
著者: 澤藤統一郎一昨日(1月22日)、第196通常国会での首相の施政方針演説の冒頭は、次の言葉だった。 「150年前、明治という時代が始まったその瞬間を、山川健次郎は、政府軍と戦う白虎隊の一員として、迎えました。」 やれやれ。1868年
本文を読む左翼は再生できるか――ヨーロッパと日本の階級闘争の現状と展望
著者: 新開純也ルネサンス研究所2018年公開研究会 シンポジウム「左翼は再生できるか――ヨーロッパと日本の階級闘争の現状と展望」 日時:2018年1月27日(土) 会場:キャンパスプラザ京都 第4講義室 https://chikyuz
本文を読む緊急院内集会のお知らせ ― もはや「詰み」だ! 森友/加計問題の責任を徹底追及!
著者: 澤藤統一郎通常国会が始まった。「アベ9条改憲」発議の阻止が最大の課題だが、森友・加計問題の追及の手を緩めてはならない。頃合いも良し。下記のとおり、森友・加計問題の追及の緊急院内集会が企画されている。この市民集会で、森友事件に関わる
本文を読む【要申込】1/28(日)宇都宮けんじと希望のまち東京をつくる会 「韓国視察の報告+交流会」
著者: 紅林進────────────────────────────────────── 【要申込】1/28(日)宇都宮けんじと希望のまち東京をつくる会 「韓国視察の報告+交流会」 ─────────────────────────
本文を読む社会学者の見たマルクス(連載 第11回)
著者: 片桐幸雄この連載で紹介するのは、フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 – 1936年4月9日)の、 Marx. Leben und Lehre (Lichtenstein, J
本文を読む沖縄に春の訪れーめでたやな南城市長選にオール沖縄の勝利
著者: 澤藤統一郎さてもめでたや 新玉の春は心も若がえて 四方の山辺の花盛り…(「四季口説」(しちくどぅち))。昨日(1月21日)投開票の南城市長選で「オール沖縄派」候補が、現職の4戦を阻止して初当選した。今年を占う初春の吉事である。 沖
本文を読むあたりまえの政治を取りもどす1.30シンポジウム
著者: 村尾千恵子日 時:1月30日(火) 18時開場、18時30分~ 会 場:日暮里サニーホール 〈入場無料、カンパあり〉
本文を読む周回遅れの読書報告(その43) フェアプレーは、時と場合によりけりだ
著者: 脇野町善造昔、まだ仕事をしていたころ、ある事情で、どうしても「しらを切る」というか、「嘘をつく」ことを余儀なくさせられる可能性が極めて高い状況になったことがある。「どうしたものか」と一時思い悩んだ。そんな時、偶然、電車の中で、佐高
本文を読むアベ改憲提案は無理筋だ。もう引っ込みたまえ。
著者: 澤藤統一郎本日(1月21日)のNHK「日曜討論」は、「明日から通常国会 与野党論戦の焦点は」というタイトル。その番組紹介は次のとおり。 「通常国会が22日に召集され、論戦が始まります。各党は国会審議で何を訴えるのか? 予算案の評価
本文を読む【要申込】1/24(水)PARC ニュー・エコノミクス研究会 第12回「新・贈与論 お金についての新しい考え方」
著者: 紅林進【要申込】1/24(水)PARC ニュー・エコノミクス研究会 第12回:新・贈与論 お金についての新しい考え方 http://www.parc-jp.org/freeschool/event/180124.
本文を読む「表現の自由規制の現状とメディアのあり方」ー田島泰彦教授最終講義
著者: 澤藤統一郎本日(1月20日)午後、上智大学文学部新聞学科の田島泰彦教授の最終講義。同大学12号館102教室は、学内外の受講者で満席だった。 田島教授は、1952年埼玉県秩父市生まれ。上智大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科公
本文を読むこれはこれは―知事が知事を被告にスラップ訴訟
著者: 澤藤統一郎報道によると、「2017年12月6日、日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事が、新潟県の米山隆一知事に550万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した」。提訴の理由は、「大阪府立高の頭髪指導訴訟をめぐるツイッターの投稿(2
本文を読む俺は持つ きみは捨てろよ 核兵器
著者: 澤藤統一郎あっ、これはすごい。これ、きっと古典になる。 毎日新聞・仲畑流万能川柳1月8日掲載の一句。 俺は持つ きみは捨てろよ 核兵器 (東京 ホヤ栄一) これが核大国のホンネだ。とりわけアメリカの。そしてトランプの。 多くの核
本文を読む研究ノート/「人権と国情」―ロヒンギャ危機に即して考える(2)
著者: 野上俊明<体制移行と外来思想土着化の問題> Ⅰ.疑似民政から真の文民政府への移行をめざすなか、スーチー氏とNLDの急速な態度変化は、明治初期の自由民権運動がやがてナショナリズム(国権主義)に屈していく過程と二重写しになって見える
本文を読む「9条改憲」の切迫とその阻止のために
著者: 澤藤統一郎本日(1月17日)の毎日新聞夕刊、「私だけの東京・2020に語り継ぐ」欄に、作家・早乙女勝元のインタビュー記事が掲載されている。タイトルは、「散歩道を『寅さんの故郷』に」だが、やはりこの人だ。戦争の記憶と憲法9条に触れて
本文を読む司法界に及ぶ「アベノ人事」の実態解説
著者: 澤藤統一郎今年(2018年)の「第2期・友愛政治塾」(西川伸一塾長)については、1月5日付の当ブログでご紹介しました。 歳のはじめに「友愛政治塾」(西川伸一塾長)ご案内 http://article9.jp/wordpress/?
本文を読む「絵本から見る子どもの権利」~スウェーデンの画家からの贈り物~ イラスト展
著者: 古美術&ギャラリー 古藤https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/01/bf4a244ed84986ffd57397043f03c9aa.pdf
本文を読む2・6 第96回社会的企業研究会の案内 多様性が豊さを生む:スペインの市民が創る「もうひとつの社会・世界・生き方」
著者: 藤木千草主催:社会的企業研究会 共催:ワーカーズ・コレクティブ及び非営利・共同支援センター 日時:2018年2月6日(火)18:00~20:00 場所:明治大学アカデミーコモン8階308E教室 (駿河台キャンパス
本文を読む未決勾留428日の民商職員に、一審有罪破棄(差戻し)の控訴審判決
著者: 澤藤統一郎かつては、松川事件・三鷹事件、菅生事件、白鳥事件、メーデー事件等々の大型「刑事弾圧事件」があった。過半は、権力による謀略事件である。しからずとも、公権力が政治的意図をもって、政治活動や市民運動に打撃を与えるための刑事訴追
本文を読む「日本会議」から見える日本社会の崩壊現象 (4)
著者: 合澤 清(9/30https://chikyuza.net/archives/77092)(10/7https://chikyuza.net/archives/77242)(10/21https://chikyuza.net/a
本文を読む江戸期訴訟制度の教科書として百姓一揆の訴状が使われていた
著者: 澤藤統一郎世の中、知らないことばかりだが、ときに、知らなかったというだけでなく、「えっ?」「どうして?」と盲点を衝かれたような事実を知らされることがある。「闘いを記憶する百姓たち:江戸時代の裁判学習帳」 (八鍬友広著:吉川弘文館・
本文を読む1・17 第3回差別と人権を考える横浜市民講演会
著者: 部落解放同盟横浜市協議会1・17第3回差別と人権を考える横浜市民講演会 部落解放同盟横浜市協議会 日時:1月17日(水)18時30分~20時 会場:横浜市健康福祉センター4F JR・地下鉄桜木町下車徒歩3分 講演:津久井やまゆり園事件とは ――
本文を読む協同・社会的事業所の七原則の提案
著者: 堀 利和私が代表を務める共同連は以前、障害ある人ない人が対等平等に共に働く「共働事業所」づくりの運動を進めてきたが、イタリアの社会的協同組合法(B)と韓国の社会的企業育成法を受けて、現在「社会的事業所」制度の法制化をめざしてい
本文を読む周回遅れの読書報告(その42)弁護士の息子が検事になったら
著者: 脇野町善造通常は「大逆事件」という名で知られる、無政府主義者弾圧事件があった。もう100年以上も前の事件である。しかし、国家権力はこうして反対派を弾圧するという典型のような事件であり、決して忘れてはいけない事件でもある。 この
本文を読む「安倍9条改憲NO! 3000万署名」推進スタート文京集会
著者: 澤藤統一郎文京区内で弁護士として仕事をしています澤藤大河です。 9条改憲にノーを突きつける3000万署名のスタートに当たり、その必要性や意義、効果、運動の進め方などについて、お話しさせていただきます。 まず、緊迫した情勢について認
本文を読む東洋的専制(オリエンタル・デスポティズム)はいまなお健在?
著者: 野上俊明<予備知識として> 1920年代、ソ連、中国、日本などの政界や学会で、植民地化される前のアジア諸国の国家・社会体制をどう理解するのかをめぐり、封建制か、奴隷制か、原始共産制か等々、激しい論争がありました。素人の私が一知半
本文を読む自衛隊違憲論者も専守防衛論者も、ともに「アベ9条改憲NO!」を
著者: 澤藤統一郎A おや、いったいどうした? 新年早々、目が血走っているんじゃないのか。 B 今年は、9条改憲阻止決戦の年じゃないか。のんびりなどしておられるわけはなかろう。 A まあ、落ち着けよ。どうしてそんなに焦っているんだ。 B
本文を読む社会学者の見たマルクス(連載 第10回)
著者: 片桐幸雄この連載で紹介するのは、フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 – 1936年4月9日)の、 Marx. Leben und Lehre (Lichtenstein, J
本文を読む官房機密費訴訟上告審ー最高裁はブラックボックスに光を当てうるか。
著者: 澤藤統一郎国の財政は国民が納めた税金によって支えられている。国の機関が国民に税金の使途について報告の義務があり、納税者たる国民はすべての税金の使途について知る権利がある。国民が主権者である以上、あまりに当然のことだ。 ところが、こ
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