正治安岡の執筆一覧

行政の規制権限不行使は違法。規制緩和などもってのほか。

著者: 澤藤統一郎

一昨日(10月27日)、首都圏建設アスベスト訴訟(横浜第1陣事件)控訴審で、東京高裁が国とメーカーの責任を認める判決を言い渡した。5年前の原告全面敗訴判決を逆転したもの。 「あやまれ!つぐなえ!なくせ!アスベスト被害」と

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医療問題弁護団40周年記念シンポジウム「医療現場に残された現代的課題」

著者: 澤藤統一郎

本日(10月28日)は、医療問題弁護団(略称「医弁」)設立40周年記念シンポジウム。イイノホール4階ルームAでの4時間余の集会。270名の参加で盛会だった。 医療問題弁護団とは、「患者側」を標榜する在京の医療事件専門弁護

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周回遅れの読書報告(その31)資本主義と民主主義の両立は可能か

著者: 脇野町善造

新聞を読んでいたら、鷲田清一氏がホセ・ムヒカ(前ウルグアイ大統領)の発言を紹介していた。これを読んでいて、ムヒカ氏の古いインタビュー記事を思い出した。 2016年4月1日の朝日新聞にそれは載っていた。ムヒカ氏は「世界で一

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「DHCスラップ第2次訴訟」第1回期日は12月15日午後1時30分、東京地裁415号法廷にて。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第108弾

著者: 澤藤統一郎

既にお知らせしたとおり、DHC・吉田嘉明から2度目の提訴をされて、私(澤藤)はまたもや「幸福な被告」に逆戻りしています。 その裁判の事実上第1回(形式的には第2回)の口頭弁論期日が、12月15日(金)午後1時30分に予定

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「選挙が終わった。モリもカケも、もうほとぼりが冷めた頃だろう」とは言わせない。

著者: 澤藤統一郎

選挙期間中だからとして寝かされていた問題も、いつまでも寝かしたままにはしておけない。モリ・カケ疑惑解散のあと、政権への遠慮から伏せられていた事実が、選挙が終わってようやく報道されるようになった。 本日(10月26日)の共

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船尾徹・自由法曹団新団長の船出にエールを送る。

著者: 澤藤統一郎

「しんぶん赤旗」は共産党の政党機関誌だが、市民運動関係の情報豊富なところが貴重な存在となっている。昨日(10月24日)赤旗朝刊を開いたら、社会面に「共闘広げ改憲阻止 自由法曹団総会終わる」の記事。小見出しに「新団長に船尾

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変えよう選挙制度の会11月例会「みんなで今回の総選挙結果を分析し、これからの政治を考えてみよう!」

著者: 紅林進

変えよう選挙制度の会 11月例会   テーマ:みんなで今回の総選挙結果を分析し、これからの政治を考えてみよう!   報告:田中久雄さん(変えよう選挙制度の会) 田中さんお話の後に参加者のみなさんと意見

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「小選挙区制こそ諸悪の根源」と、「野党共闘のあり方」と。

著者: 澤藤統一郎

気が重いのだが、自分なりに総選挙の総括をしておかねばならない。日本国憲法の命運如何という視点からの評価だ。明文改憲の阻止、解釈壊憲の進展への歯止めに、今回総選挙の結果がどう関わるかの評価。 私はいつまで経っても、できた人

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当協同組合の発展に祝意を、そして協同組合運動の発展に期待を。

著者: 澤藤統一郎

開業医共済協同組合の第8回通常総代会に顧問弁護士としてご挨拶申しあげます。 当組合の業務も財務も、たいへん順調とのご報告で結構なことと存じます。自信あふれる理事長の開会の辞の中に、協同組合の理念に触れたところがあって、興

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秋葉原の異様な光景ーアベ自民の選挙運動の終わり方

著者: 澤藤統一郎

公職選挙法(第129条)は、選挙運動ができる期間を「公示(または告示)から当該選挙の期日(投票日)の前日まで」に限っている。この異様な規制の起源は1925年衆議院議員選挙法の改正に遡る。当時の天皇制支配の補完物であった政

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「こんな人たち」以外の「一般の人々」に訴えます。ーアベ・シンゾーより

著者: 澤藤統一郎

第48回衆院総選挙は10月10日に公示され、いよいよ明日22日が投票日となります。国民の皆さまのうち、どうせ私の言うことになど聞く耳もたない「こんな人たち」を除く、「こんな人たちではない一般の人々」にお願いを申しあげます

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こんなサプリは買ってはいけない。こんなアベに投票してはならない。

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月17日)夜に配信となった時事の記事。表題が、「『不都合な真実』説明不足=モリ・カケ、改憲素通り―安倍首相【17衆院選】」というもの。忖度のカケラもない辛口の内容。 「衆院選の投開票が22日に迫る中、安倍晋三首

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心底驚いた報道2件ーアベを勝たせたらたいへんなことになる。

著者: 澤藤統一郎

最初が、朝日新聞デジタルからの引用。 「自民『9条改正』案、秋に提示か 衆院選の堅調報道受け」 自民、公明両党で300議席をうかがう――朝日新聞をはじめ報道各社が実施した衆院選の情勢調査結果が出た。自民党内では結果を受け

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周回遅れの読書報告(番外その7)風性の人、土性の人

著者: 脇野町善造

 衆議院選挙も終盤になった。今回の選挙で千葉5区から立憲民主党公認で、山田厚史という人物が立候補している。山田は昔朝日新聞の記者だった。その当時、山田が書いた記事がある。朝日新聞 2008年9月13日(土)「フロントラン

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投票日の前日まで、インターネット利用の選挙運動は自由。最大限に活用しよう。

著者: 澤藤統一郎

来週の日曜日が総選挙の投票日。残る選挙運動期間は1週間のみ。この時点での感想を幾つか。 メディアは、今回の選挙の構図を三極の闘いとしている。その三極のうちの、「自公」対「希望」対峙の局面に主要な関心を向け、副次的に立憲民

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【予約優先】 PARC自由学校特別オープン講座「 『貧しい人々のマニフェスト』を読む ~フェアトレードの思想と連帯経済」

著者: 紅林進

 1980年代以降、世界に広がった新自由主義グローバリゼーションは、多くの国で貧困と格差を広げ、失業や地域経済の不振の原因となってきました。  行きすぎた利潤の追求ではなく、誰もが不安なく生きていける経済の実現や、持続可

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周回遅れの読書報告(その30) 新聞を読む経済学者

著者: 脇野町善造 

 森嶋通夫といえば、彼がどこかで奥村宏のことを高く評価していたのだが、それがどこだったのか思い出せないということを、この報告の(その14)で書いた。それが思い出せないまま、奥村の『株とは何か』を読み終えた。ついでに奥村が

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『憲法アレルギー』の払拭を求める「九条俳句判決」

著者: 澤藤統一郎

昨日(10月13日)、話題のさいたま地裁「九条俳句判決」。まずは勝訴を喜びたい。 200万円の請求に対する慰謝料の認容額は5万円とわずかではあったが、さいたま市公民館職員の「公民館たより」への、「九条俳句」不掲載行為を違

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安易な弁護士懲戒請求は、損害賠償請求の対象となり得る。

著者: 澤藤統一郎

この国は、いまだにヘイトスピーチ天国なのか。臆面もない民族差別の横行を恥ずかしいとも、腹ただしいとも思う。 「懲戒請求:弁護士会に4万件超」「『朝鮮学校無償化』に反発」「インターネットに文書のひな型掲載」という見出しの記

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【要申込】PARC特別オープン講座 ワンコイン・シネマ・トーク 命を救う薬は誰の手に?『薬は誰のものか-エイズ治療薬と大企業の特許権』」

著者: 紅林進

グローバル化の時代といわれて久しい中、私たちは世界の人たちの暮らしや生業、その地で起こっているさまざまな問題について、まだまだ多くを知らずに過ごしています。 この講座では、PARCが制作した映像作品を見た後、制作に深く関

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