(2022年10月3日) 私と、澤藤大河とで担当している医療過誤損害賠償請求事件が、本日結審となった。東京地裁医療集中部の一つに係属している術後脳梗塞発症事案である。この手術の執刀者は、「神の手」とメディアからもてはや
本文を読む正治安岡の執筆一覧
「国葬」に登場した山縣有朋の「短歌」
著者: 内野光子かたりあひて尽しゝ人は先立ちぬ今より後の世をいかにせむ 9月27日に開催された安倍晋三「国葬」における菅義偉の弔辞に登場したのが、山縣有朋の伊藤博文への弔歌であった。「今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首
本文を読む白居易(白楽天)露烏戦争を諫める――プーチン露国の動員態勢の乱れに寄せて――
著者: 岩田昌征『朝日新聞』(9月30日)「天声人語」に「反戦歌を口ずさむことが増えた。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースに日々接するうちに。」とある。その反戦歌は、米国のフォーク歌手ピート・シーガーの曲「腰まで泥まみれ」だ。<僕ら
本文を読む不気味なり、安倍国葬。菅の弔辞と参列者の拍手。
著者: 澤藤統一郎(2022年10月2日) 安倍国葬とは、いったい何だったのだろうか。国民の反対を押し切って強行された、この権力顕示のイベント。論者の立ち位置によって評価はまったく異なるものとなっている。冷静な目で幾重にも検証しなければ
本文を読む10.17(月) 韓国サンケン闘争終結!報告集会
著者: 大井 有自由法曹団の皆様に、自著「DHCスラップ訴訟」のご紹介ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第207弾
著者: 澤藤統一郎2022年10月1日) 以下は、自由法曹団通信への寄稿である。自著の紹介記事。 「紺屋の白袴」という。「医者の不養生」とも。他人のことならテキパキできても、いざ自分のこととなると調子が狂う。私の場合は、ある日突然、「弁
本文を読む【10月8日(土)】■■オンライン世界資本主義フォーラム・的場昭弘「欧州列強角逐史 ウクライナ戦争の歴史的背景」(後篇)のお知らせ■■
著者: 矢沢国光●主催 世界資本主義フォーラ ●テーマ 「欧州列強角逐史 ウクライナ戦争の歴史的背景」 ●日時 2022年10月8日(土) 13時30分~16時30分 ●開催方式 ZOOMによるオンライン ●講師 的場昭弘[神奈川大学教
本文を読む統一教会は組織防衛のためのスラップに踏み切った
著者: 澤藤統一郎(2022年9月30日) 昨日、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」と称している)が、3件の名誉毀損訴訟を提起した。この件を、朝日はこう見出しを付けて報じている。「旧統一教会がテレビ局と出演の3弁護士を提訴 『名誉毀
本文を読む10月23日(日) ヨコスカ ピース・フェスティバル2022
著者: Oidon10月23日(日) にヨコスカ ピース・フェスティバル2022が開催されます。今年も添付のように三笠公園での開催は中止されましたが、軍港見学船があります。ヨコスカ平和船団のストロング茂樹船長と市川平船長による横須賀基地の
本文を読む日中国交「正常化」から50年。様変わりの中国とどう付き合うべきか。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月29日) 日中国交「正常化」から50年である。1972年の9月29日、北京で日中両国の首脳が共同声明に署名した。日本は「過去の戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことの責任を痛感し深く反省する」とし
本文を読むウクライナ大統領顧問アレクセイ・アレストヴィチの存在
著者: 岩田昌征『ロシア・ユーラシアの社会』(2022年7-8号)石郷岡建氏の論文「ウクライナとロシアの戦争は、なぜ起きたのか?~プーチン大統領の『特別軍事作戦』その疑問と考察」(pp.2-51)は、「ロシアから見た特別軍事作戦とウク
本文を読むオットー・クレンペラー :「芸術と政治」問題に立ちあった人(2)
著者: 野沢敏治はじめに クレンペラーとの出会い 1 ナチス文化政策との闘い (以上、前回) https://chikyuza.net/archives/122
本文を読む醜悪なり、安倍国葬という名のカルト集会。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月28日) 岸田はアベ国葬に何を求めたのか 昨日、アベ国葬が終わった。岸田政権は、どうしてこんなことを思いつき、なにを獲得しようとしたのだろうか。そして、その目的は達成されたのか。あるいは、目算外れだった
本文を読むアベ政治を許さない。アベ国葬も許さない。今後とも。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月27日) 早朝から、むやみにヘリコプターがうるさい。とうとう今日が安倍国葬の日となった。 昨日、情報通の知人から、「進行台本」《故安倍晋三 国葬儀》なるものをメールで送っていただいた。表紙を含む57ペ
本文を読む憲法と落語(その9) ― 安倍晋三は「らくだ」である。死後にその生前の行状があげつらわれている。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月26日) しばらく、途絶えていた「憲法と落語」。大ネタの「らくだ」を取りあげるなら、安倍国葬を明日に控えた今日をおいてない。 この噺、元はと言えば上方ネタの「駱駝の葬礼」。これを、3代目柳家小さんが東
本文を読むLet’s Join Hands 9月25日 添付2点 注目記事&ご案内 ◎世界気候アクションに集う若者の「切迫した思い」
著者: 江口千春注目記事とご案内です ◎世界気候アクションに集う若者の「切迫した思い」 ◎「人新世の『資本論』」ある県議の読書ノート 「資本主義社会でもできることは? グリーンリカバリーは? 北欧社会の取り組みは? 「飽くなき成長主義か
本文を読む露烏戦争の一面――自民党政権は北方領土を放棄したのか――
著者: 岩田昌征2月7日は、北方領土の日である。国境画定問題に関してかかる国定記念日を創設した事が賢明であったか否かは論じない。ともかく、そんな日が2月に存在する。その2月24日に北方の交渉相手の露国がその西方国境を侵犯して、隣国烏克
本文を読む朝日デジタル記事《あの日の「国葬事件」と僕ら~北野高生の回想~》紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年9月25日) 安倍国葬が明後日に迫っている。国家とは何か、政治とは何か、政治家とはいかにあるべきか、そして日本の保守政治の実態とはいかなるものであるのか。多くのものを見せつけ、多くのことを考えさせる、醜悪な
本文を読む国葬を考える シンポ
著者: 大井 有「*安倍政権の問題を示す必要ある」 元首相国葬を考えるシンポ、3200人視聴 東大の國分教授研究室が開催* 東京新聞 2022年9月19日 22時38分 安倍晋三元首相の国葬を考えようと19日、東京大の國分功一郎教授(哲
本文を読むミャンマー、国民統一政府が民主革命=人民防衛戦争の一年を総括 ――軍の航空優勢はあるものの、全土の半分以上を実効支配
著者: 野上俊明戦場視察するドゥワラシラ国民統一政府・大統領代行 イラワジ カヤ―州・カレニ―民族防衛軍(KNDF)の戦士たち イラワジ 地元独立系メディアのイラワジ紙9/7によると、ミ
本文を読む安倍晋三は国賊なるや、国賊にあらざるや。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月24日) 自民党の村上誠一郎(元行革相)が、安倍晋三を「国賊」と評して、自民党内での物議を醸している。安倍晋三は「国賊」なるや「国賊」にあらざるや、しばらく、党内論議から目を離せない。 私は、昔から「
本文を読むみやぎ脱原発・風の会/会報「鳴り砂」2022年9月号が発行されたので、ご紹介いたします
著者: 舘脇章宏会報「鳴り砂」2022年9月号が発行されたので、ご紹介いたします https://miyagi-kazenokai.com/ なお、女川原発運転差止裁判(2021年5月提訴)関連資料はこちらです https://miya
本文を読む宗教二世の目で、統一教会「宗教二世問題」を見つめる。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月23日) 実は、と前置きするほどのことでもないが、私は「宗教二世」である。ものごころついて初めて字を覚え、分からぬながらも初めて文章を読んだのは、その宗教団体の「教典」だった。 私の父は、ある宗教の熱
本文を読むオットー・クレンペラー : 「芸術と政治」問題に立ちあった人 (1)
著者: 野沢敏治はじめに クレンペラーとの出会い オットー・クレンペラー、この人はヨーロッパ音楽の指揮者です。彼はカラヤンやバーンスタインのようなスターではなかったけれど、フルトヴェングラーやトス
本文を読む忘れてはいけない~覚えているうちに(5)60年前の女子の就活
著者: 内野光子私が大学に入ったその年の暮れに、母は56歳で病いで急逝した。その母は、女も資格を持って働き続けなければというのが持論で、大正末期、師範学校を出ながら、出産のため数年で小学校教師を辞めなければならなかったことを嘆いていた
本文を読む八方ふさがりプーチンの「ボクは少しも悪くない。ぜ~ぶヒトのせい」
著者: 澤藤統一郎(2022年9月21日) ボクが、ウラディーミル。シンゾーの親友さ。お互い、ファーストネームで呼び合って、「一緒に駆けて駆けて駆け抜けよう」なんて臭いセリフを言い合う仲。似た者どうし、うんと気が合ったんだよ。驚いたなあ
本文を読む安倍国葬が目前、このまま国葬実施強行の意味
著者: 澤藤統一郎(2022年9月21日) 本日が水曜日。来週火曜日(27日)の安倍国葬まで1週間を切った。この時点で、国葬反対の声はますます高く、国葬中止を求める意見の表明は引きも切らない。 安倍国葬を支持するのは、アベトモとして甘
本文を読む【申込不要】 9/30(金) 比例代表制推進フォーラム・9月例会「極右政党が躍進したスウェーデンとイタリアの選挙結果について」(会場&ZOOM) 「極右政党が躍進したスウェーデンとイタリアの選挙結果について」
著者: 紅林 進日時: 9月30日(金) 18:30~20:30 会場: 東京ボランティア・市民活動センター A会議室(定員40名) (JR飯田橋駅隣、飯田橋セントラルプラザ10階) アクセス https://www.tvac.or.j
本文を読む嗚呼、英日両国の《臣民根性》
著者: 澤藤統一郎(2022年9月20日) 奴隷は、いかに苛酷に扱われようとも奴隷主に反抗することは許されない。やむなく、奴隷主への抵抗をあきらめ、むしろ迎合の心性を獲得せざるを得ない。これを《奴隷根性》と呼ぶ。悲しい立場ゆえの、悲しい
本文を読む《安倍国葬強行》と《統一教会対応の不徹底》ゆえの《国民の政権不信》
著者: 澤藤統一郎(2022年9月19日) 大型台風が九州を襲って天候は不穏だが、毎日新聞朝刊の一面トップからは爽やかな風。同紙世論調査結果報道の見出しの付け方がよい。 「内閣支持続落29%」「旧統一教会対応『評価せず』72%」「国葬
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