(2021年2月26日) 1936年2月26日、東京は雪であったという。降雪を衝いて陸軍青年将校のクーデターが決行された。反乱軍は、首相官邸を襲撃し「君側の奸」とされた政府要人を殺害したが、陸軍上層部の同調を得られなかっ
本文を読む正治安岡の執筆一覧
2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(2)
著者: 内野光子4.昭和天皇は、敗戦後、どんな短歌を詠んできたか さきに、昭和天皇の太平洋戦争開戦時と「終戦」時の二つの「聖断」にかかる短歌を紹介しました。「身はいかになるとも」の思いで終戦の決断を下したと言いますが、こうした短歌は、あ
本文を読む2月23日「<歌会始>と天皇制」について、報告しました(1)
著者: 内野光子2月19日の当ブログに書きましたように、「女たちの戦争と平和資料館」(wam)主催の<天皇制を考える>シリーズの三回目として、西早稲田のAVACO教会の一室で開催されました。予約制で定員40人ほどの方が参加してくださいま
本文を読む「『違憲』が独り歩きしては困る」という産経「主張」の煩悶
著者: 澤藤統一郎経「主張」の煩悶 (2021年2月25日) 昨日(2月24日)の最高裁大法廷判決。「那覇市・孔子廟事件」で、政教分離に関するやや厳格な判断を積み上げた。 那覇市の公園の一角に「孔子廟」がある。市は、相当の使用料月額48万
本文を読む「愛知県知事リコール・署名偽造事件」捜査の進展に注目。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月24日) 「愛知県知事リコール・署名偽造事件」で、本日県警が初めて動きを見せた。各地の選管に保管されていた署名簿を押収したのだ。大きく動き出した事態を、朝日はこう伝えている。 《美容外科「高須クリニック
本文を読む天皇誕生日とは、天皇制に対する批判の信念を確認すべき日である。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月23日) 本日は、まだ国民の意識に定着してはいないが、天皇(徳仁)の誕生日である。祝日法第2条には、「天皇誕生日 二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。」と意味不明の文章がある。文意分明ではないが、少なくとも
本文を読む2021.2.22 ̏ five two革命“のゼネストに突入!
著者: 野上俊明これほど情熱的な国民とは、と驚くほど全土の主要都市を埋め尽くす人、人、人である。22日午前中から、ヤンゴン、マンダレー、パテイン、タウンジー、トウングー、モーラミャイン、ダウェイ・・・、SNSとドローンというIT手段の
本文を読む「ふね遺産」に認定された第五福竜丸
著者: 澤藤統一郎(2021年2月22日) 3月1日ビキニデーが間近である。 1954年3月1日、アメリカはマーシャル群島ビキニ環礁での水爆実験をして、大気中に大量の放射性物質を撒き散らした。焼津を母港とするマグロ漁船・第五福竜丸は爆心か
本文を読む上野東照宮の「広島・長崎の火」が、今はない。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月21日) かつて上野の山のほとんどは、徳川将軍家の菩提寺である東叡山寛永寺の境内だった。寺領11,790石を拝領して権勢を誇った同寺だったが、幕末上野戦争で多くの伽藍を焼失し、明治政権に境内を取りあげられ
本文を読む桐野夏生が描く「表現の不自由」のデストピア『日没』
著者: 澤藤統一郎(2021年2月20日) 桐野夏生の「日没」を先ほど読み終えた。読後感を求められれば、「この本を手にするんじゃなかった」というのが正直なところ。まだお読みでない人に、親切心から警告しておきたい。これは、読み始めたら途中で
本文を読む“御製”で読み解く”歴史”の危うさ
著者: 内野光子別紙のような企画で、「歌会始と天皇制」について、話すことになりました。その準備の過程で、あらためて、天皇の短歌が、歴史の前面に立ち現れて、歴史が語られることに、危惧を感じています。 大日本帝国憲法のもとで、明治天皇や歴代
本文を読む司法の二面性 ー「国民支配の道具としての一面」と、「権力を抑制して人権を擁護する一面」と。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月19日) S君、長くお目にかからないが、久しぶりにご意見のメールをいただくと50年前の修習生時代を思い出す。真っ直ぐな問題提起の仕方に、つくづくと、人は変わらないものと思う。 弁護士生活50年を記念する出
本文を読む合法の装いで、スーチー国家顧問らの長期拘留ねらう 国内外の猛圧力で、クーデタ・レジーム打倒へ
著者: 野上俊明国軍はスーチー国家顧問を追起訴し、無期限の長期拘留によってNLDを孤立化させ反対運動を収束に向かわせようと企図。しかし全土に広がった反軍反クーデタ運動は、単一の司令塔によって指図されるものではなく、SNSを駆使した同時
本文を読む「デジタル改革関連法案」が指向する、監視社会化・管理社会化の危険を警戒しなければならない。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月18日) 2月9日、政府は「デジタル庁設置法」を含む、「デジタル改革関連法案」を閣議決定し、同日衆院に提出した。典型的な束ね法案で、新設・改正の法案数は計64本に及ぶ。政府は、今国会で成立を図り、「デジタ
本文を読む聖火リレーは「五輪ファシズム」の象徴。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月17日) 聖火リレーという奇妙な国民精神動員行事がある。参加者の擬似的一体感を醸成するのみならず、その一体感を国家や権威・権力に動員する効果を持つ。東京オリンピックの直前に、この奇妙な行事が行われる予定だ
本文を読む「自主制作上映映画見本市#5」(2月23日)のご案内
著者: 憲法を考える映画の会「自主制作上映映画見本市#5」のご案内 いつも大変お世話になっております。 第5回目になる「自主制作上映映画見本市#5」を下記のように行います。 ***********************
本文を読む北海道銀行カーリングチームのなんとも爽やかなフェアプレイ。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月16日) 私は、スポーツの観戦に興味がない。母校が出場した高校野球だけが例外だった。甲子園は同窓会の場でもあったから顔を出したが、それ以外にはスポーツ観戦の記憶がない。子供が幼いころ、アンドレア・ジャイア
本文を読むコロナ、オリンピック、地震で大揺れの中~防衛費膨張の裏で ミサイル監視衛星調査研究費、22円で落札!の非常識
著者: 内野光子やや旧聞に属するが、先月末の2020年度第3次補正予算案審議の国会中継を見ていたら、耳を疑うような質疑に出会ったのである。 1月27日、参院の予算委員会で、立憲の白真勲議員が「3次補正予算に自衛隊の飛行機や潜水艦などの防
本文を読むミャンマー 反クーデタ・民政回復運動、全土を席捲!
著者: 野上俊明スーチー国家顧問はじめ民主人士(330人 2/14現在)の釈放と民政回復を求める運動は、ミャンマー全土に燎原の火のごとく広がっている。まさに88動乱の様相を呈しつつあるが、しかし大きく異なるのは血で血を洗う暴力は抑えら
本文を読む幸田露伴「渋沢栄一伝」異聞
著者: 澤藤統一郎(2021年2月15日) したたかなはずの資本主義だが、誰の目にもその行き詰まりが見えてきている。環境問題、エネルギー問題、貧困・格差…。とりわけ、新自由主義という資本主義の原初形態の矛盾が明らかとなり、グローバル化が事
本文を読む鵜飼哲「五輪ファシズム」論に賛同の拍手を送る
著者: 澤藤統一郎(2021年2月14日) コロナ蔓延の終熄はまだ遠い。原発事故処理もできぬ間に新たな地震も重なった。財政は逼迫している。国民生活は弱者ほど疲弊が厳しい。とうていオリンピックどころではない。アベ晋三の大ウソとワイロとで誘致
本文を読む中国の「核心的利益」論の理不尽。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月13日) 「森喜朗・川淵三郎」迷走劇の根は深く、あぶり出されたものは女性差別問題だけではない。我々の社会が抱える構造的な病理を照らし出した貴重な経過から学ぶべきことは多い。わけても、「沈黙は理不尽への同意
本文を読む「救援新聞・みんなのひろば欄」に見る、《裁判のIT化反対》の声。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月12日) 「日本国民救援会」の機関紙『救援新聞』は旬刊である。毎月、5日・15日・25日付の各号が発行され郵送されてくる。最新の2月15日号が届いた。通算で1975号になる。その持続性に脱帽するしかない。
本文を読む武力鎮圧にそなえ、同時多発デモを分散して展開せよ!
著者: 野上俊明SNSでの呼びかけであろう、一か所に固まらずそれぞれの居場所で分散して同時多発的に抗議行動を呼びかけているという。Z世代と呼ばれる若者たちの創意工夫した抗議形態も話題を呼んでいる。 <Pick Upここ数日の動き> ●
本文を読む3月6日オンライン・フォーラム 伊藤誠「日本資本主義の多重危機」
著者: 矢沢国光世界資本主義フォーラムのご案内 ●主催 世界資本主義フォーラム ●日時 2021年3月6日(土)13時30分〜16時30分(13時受付開始) ●参加申し込み方法 どなたも参加できます。参加費500円[あと払い] (1)
本文を読む2月27日(土)原発事故10年を振り返るネット学習会
著者: 放射線被ばくを学習する会原発事故10年を振り返るネット学習会・3回目は 10年前の大震災は大部分の人々にとって「青天のへきれき」でした。 しかし、東電や政府はその可能性を知りながら、人々に知らせず、対策を取りませんでした。 福島原発事故は東電・
本文を読む「国を愛する心を養うべき日」に、「国を愛する心」心の危険を訴える。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月11日) 光の春のううらかな日和。ときおり吹く風にも冷たさはない。空は青く、梅が開き、寒桜も目にこころよい。ところが、えっ交番に「日の丸」? 警察署にも消防署にも「日の丸」である。あの、右翼や暴力団とお似
本文を読む情けなや。石が流れて木の葉が沈む ー これが我が国の「民主主義」。
著者: 澤藤統一郎(2021年2月10日) 公共放送NHKは日本最大のメディアであって、そのありかたは国民の「知る権利」に計り知れない影響力をもつ。ということは、健全なNHKは日本の民主主義を支え、堕落したNHKは民主主義を貶める。そのN
本文を読むミャンマー全土に反クーデタ行動広がる ゼネスト的状況へ、しかし弾圧迫る!
著者: 野上俊明ヤンゴン中心街 イラワジ紙 クーデタへの抗議行動は全土に広がり、88動乱と似たような様相を呈してきました。英紙ガ―ディアンによれば、地元紙フロンティア紙のウェブサイトで、国内最大級のKBZ銀行の多くの支店も、多くの従
本文を読む沈黙による共犯者となってはいけない。ー 本郷三丁目交差点で
著者: 澤藤統一郎(2021年2月9日) 本郷三丁目交差点をご通行中の皆さま、ご近所のみなさま。私が最後のスピーチを担当いたします。コロナ風吹く中のお騒がせですが、もう5分と少々の時間、耳をお貸しいただくようお願いします。 森喜朗という、
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