正治安岡の執筆一覧

証人買収容疑で秋元司逮捕。安倍晋三の、首相・総裁としての幾重もの責任。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月20日) カジノの建設が、アベ政権経済政策の目玉のひとつとなっている。情けない経済政策ではないか。カジノとは賭博以外の何ものでもない。賭博とは、互いに相手の金をむしり合うゲームである。ゲームに加わるのは人

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メデイアの中の「知識人」たちー清水幾太郎を通して考える(2)

著者: 内野光子

 1960年代前半、清水幾太郎は、思想的にも活動にも、大きな転換期を迎えていたことになるのは、前述の二著からも明らかである。1959年3月に結成されて安保改定阻止国民会議は構成団体が多いだけに、さまざまな軋轢があった。と

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「英霊」の望むところとして、首相の靖国参拝を正当化してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月19日) 日本遺族会は、本年8月6日内閣総理大臣安倍晋三宛に、下記「靖国神社への参拝のお願い」なる要請書を提出した。その要請は実現しなかったが、靖国神社問題についての右派の言い分が良く表れている。これにコ

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メデイアの中の「知識人」たち~清水幾太郎を通して考える(1)

著者: 内野光子

1963年の春、学習院大学の門を初めてくぐった。キャンパスは緑豊かで、木造の古色蒼然とした図書館(1909年築、現在資料館)、ネオ・ゴシック調の理学部研究棟(1927年築、現在学習院さくらアカデミー)、本部前の1960年

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靖国神社とはなんであるか。今、靖国とどのように向き合うべきか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月18日) 例年8月15日は、人々がそれぞれに過去の戦争と向き合う日である。戦争の悲惨さや愚劣さを思い起こし、語り継ぎ、語り合うべき日。そして、再びの戦争を繰り返してはならないとの真摯な誓いを新たにすべき日

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戦争における死を、「尊い犠牲」と美化してはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月15日) 8月15日。75年前の今日、「戦前」が終わって「戦後」が始まった。時代が劇的に変わった、その節目の日。天皇の時代から国民の時代に。国家の時代から個人の時代に。戦争と軍国主義の時代から平和と国際協

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安倍政権の国会召集拒否は「国民への説明責任を回避」ー「立憲デモクラシーの会」が見解

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月14日) 誰の目にも、いま国会審議が必要である。新型コロナ対策が喫緊の重要課題である。審議すべきテーマは多岐に及んでいる。豪雨災害への対応も必要だ。イージスアショア計画の廃棄に伴って敵基地先制攻撃能力論な

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10月10日(土)~12月20日(日) 展覧会のご案内 海老塚 耕一展/水と風の現象学 -実体変化として-

著者: 東京アートミュージアム

東京アートミュージアムより展覧会のご案内です。   弊館では 海老塚耕一展 水と風の現象学 -実体変化として- を開催いたします。 つきましてはご取材ご掲載の程よろしくお願い申し上げます。 …………………………

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「風のたより」が伝える、忘れてはならないもの。

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月13日) 詩人の石川逸子さんからの「風のたより」が不定期に届く。「たより」から聞こえる風のこえは、忘れてはならないものを思い出させる。そして、弱い者、さびしい者たちの心を伝えている。 「たより」は、戦争の

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無策の〈長〉はいらない~コロナ対策をどうする?安倍首相、森田千葉県知事、西田佐倉市長

著者: 内野光子

安倍首相!  8月1日をもって、マスクを変えましたね。全閣僚が大きなマスクをしている中、よく頑張った、というか意地でもという数か月にみえました。アベノマスクの8000万枚の第二次配布の中止が決まった直後がタイミングと思っ

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韓国・陜川(ハプチョン)で原爆75年を記憶する Remembering the 75th of the atomic bombing of Hiroshima in Hapcheon, Korea

著者: ピースフィロソフィー

広島と長崎の原爆投下75年を記憶する時期である。 昨年の7月、釜山と陜川(ハプチョン)を訪ねた。釜山で「国立日帝強制動員歴史館」に行った経験については昨年『社会民主』10月号に書いた「吹き荒れる韓国ヘイトの中で  ――植

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コントロールの効かない権力の恐怖 ー 中国習近平政権への徹底批判を

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月11日) いよいよ、習近平政権が香港の民主派に牙を剥いた。一つは、メディアに対する弾圧であり、もう一つは民主的活動家の逮捕である。「香港国家安全維持法」が武器とされている。これは対岸の火事という事態ではな

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歴史を歪め改憲を指向する「育鵬社版『歴史』『公民』教科書」の採択を許すな

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月10日) 注目の4年に1度の教科書採択、いま真っ盛りである。注目される理由は、これが日本の民主化度のバロメータであるからだ。残念なことに、このバロメータの指し示すところが最近芳しくない。歴史修正主義や国家

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日本人の中国認識を揺さぶる映画体験—王兵の『死霊魂』を観て

著者: 小泉雅英

王兵の『死霊魂』を観た。4月の初めに予定されていた劇場公開が、コロナ災害で2回も延期された後、ようやく今回の公開(8/1~)で作品に接することができた。8時間26分の超大作。この日のために体力と時間調整を続けてきた、とい

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『中国は社会主義か』合評会における批判への回答

著者: 岩田昌征

 8月2日(日)、芦田文夫・井出啓二・大西広・聽濤弘・山本恒人著『中国は社会主義か』(かもがわ出版 令和2年6月)の合評会に参加した。Zoom形式である。  瀬戸、境両氏の論評と大西、聽濤、山本三氏の応答が終わって、討論

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「9・1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」 ー ようやく、雨降って地固まるの趣

著者: 澤藤統一郎

(2020年8月7日) 今年(2020年)の「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」の準備は、例年にない波乱含みだった。一つは、3年越しの排外ヘイト団体「そよ風」の挑発妨害と、それに呼応した小池都政のイヤガラセ。そして、

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