評論・紹介・意見の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(284)

著者: 本間宗究(本間裕)

思考のメカニズム 「心の謎」を考える上で、決して、避けて通れない問題の一つが「思考のメカニズム」の解明だと思われるが、この点に関して、劇的な進化が発生したのが「17世紀のフランス」だったようにも感じている。具体的には、「

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トランプツイッター、閉鎖されるか? 問われる安倍元首相のSNS

著者: 隅井孝雄

 ツイッターを駆使して世界に君臨してきたトランプ氏は大統領の地位だけではなく、ツイッターを使えなくなるかもしれない。  11月17日、米議会の公聴会に出席したツイッターのジャック・ドーシーCEOは「指導者の地位にあるため

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三島由紀夫 同世代の知識人による憲法侵犯――信書開封・英訳と安保堅持心性――

著者: 岩田昌征

 前述したように、アメリカ占領軍の占領行政の要として、CCD・民間検閲局が設置され、昭和20年・1945年9月から昭和24年・1949年10月まで日本各地の主要郵便局を拠点と定め、日本国民の信書(手紙・葉書)・電報を検閲

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《教科書採択》《原発と人権》特集の「法と民主主義」11月号購読のお願い

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月29日) 11月26日、日本民主法律家協会の機関誌「法と民主主義」2020年11月号【通算553号】が予定どおりに発刊となった。 今号は、特集Ⅰ「2020年夏 教科書採択をめぐるたたかいの成果と教訓」と

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Loi “sécurité globale” フランスで警察や機動隊を撮影して公開することを禁じる法案にデモが起きる

著者: 村上良太

  フランスでは12月まで新型コロナウイルス対策で、今年、2回目のconfinement(必要がない限り、自宅で過ごすこと)を求められています。しかし、そんな中、人々を町に駆り出している原因の1つが、与党が法制化しようと

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第24回女性文化賞に「木の葉のように焼かれて」受賞 広島で1964年以来毎年発行されてきた被爆体験記。

著者: 坂井定雄

 親しい友人(先輩)の米田佐代子さんから、上記のように、彼女が中心になって毎年表彰している同賞が決まったと知らせがあった。米田さんは女性史研究者、NPO法人平塚らいてうの会会長、らいてうの家館長。   女性文化賞は、19

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安倍晋三の虚偽答弁は主権者国民に対する背信行為であって、政治家失格である。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月26日) 民主主義とは、国民自身が統治の主体であるという思想であり制度である。思想として語ることは易いが、現実の制度を設計し運用することは決してたやすいことではない。常に、国民一人ひとりに、主権者として

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安倍晋三による国政私物化の本命は「桜を見る会」であって、「前夜祭」ではない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月25日) 安倍晋三とは、右翼陣営の期待を担って改憲に執念を燃やしながら挫折した政治家である。また、長い任期の中で何のレガシーも残すことのできなかった愚昧な首相としても記憶されることになる。のみならず、近

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(283)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国共産党の野望 現在、世界的な大問題となりつつあるのが「米中対立の行方」であり、実際には、「米中の武力衝突」までもが懸念されている状況となっている。そして、この原因となっているのが、ご存じのとおりに、「中国共産党の暴走

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トランプ政権最後の1年(29) 米国のコロナ感染症さらに拡大、史上最悪の政権結末

著者: 坂井定雄

 敗北した大統領選挙から3週間、政権の交代(来年1月20日)まで2か月を切った。なお、「選挙の不正」を唱えて、政権交代に不可欠な職務引継ぎ作業を開始しようとしないトランプ大統領。国内では、世界最悪のコロナ・ウイルスの感染

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リコール署名の偽造・水増しは、犯罪である。その隠蔽は許されない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月23日) 「あいちトリエンナーレ展」の「表現の不自由展・その後」の顛末は、日本の今を象徴する大事件だった。その大事件からスピンオフした小事件が、河村たかしと高須克弥が中心となった、お馴染み右翼言論人総が

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憲法23条は「専門領域の自律性」「公的学術機関による人選の自律」を保障するために置かれた。― 「加藤陽子の近代史の扉」

著者: 澤藤統一郎

(2020年11月22日) 昨日(11月21日)の毎日新聞朝刊に、「加藤陽子の近代史の扉」が掲載されている。月に一度、第3土曜日に連載の「学術コラム」だが、平易な表現で読み易い。 日本学術会議正会員になるはずが菅政権から

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世界中がホッと一息―バイデン・ハリス米新政権の光と影(下) トランプ不信任、主役は女性たち

著者: 伊藤三郎

 「米国初の女性副大統領(候補)に私を選んだバイデン氏です」 ― カマラ・ハリス上院議員(56歳)は、ジョー・バイデン前副大統領(77歳)率いる民主党チームの「勝利宣言」でバイデン氏をこう紹介した。バイデン氏が次期大統領

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忘れられている“社会法”の意義 労働法・社会保障法の強化で勤労者救済の施策を

著者: 杜 海樹

 法律と特段縁があるわけではないのだが、昨今の法を巡る推移を見ているとやはり口を閉ざしているのもいかがなものかと思い筆を執らせていただきたい。法の専門家ではないので若干の齟齬はご容赦いただきたい。    最近、法律の話と

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】397 「走りは武器」難民アスリートの叫び

著者: 平田伊都子

 焦ったのは停戦違反したモロッコか?それともモロッコの挑発にのったポリサリオか? いずれにしても悪いのは、一向に焦らない戦争仕掛け人の現国連事務総長です。  前国連事務総長は自ら西サハラ難民キャンプと西サハラ本土を訪れ、

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