評論・紹介・意見の執筆一覧

中国最新人権事情 ー おぞましい天皇制時代なみではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月21日) わが国の戦前は野蛮な時代だった。野蛮極まる天皇制跋扈の時代であった。その象徴が治安維持法である。1925年制定の治安維持法第1条は、「国体ヲ変革シ、又ハ私有財産制度ヲ否認スルコトヲ目的トシテ、結

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お辞め下さい、表現の自由を損なう愛知県知事リコール運動。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月20日) 6月17日(水)、「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会(代表 高須克弥)」なる団体が、《大村秀章愛知県知事不信任議決の請願書》を愛知県議会に提出した。もっとも、団体名は単

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ナショナリズムに惑わされてはならない(東京「君が代」訴訟から)

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月19日) 国旗・国歌(日の丸・君が代)への敬意表明の強制を違憲違法と主張する、東京「君が代」訴訟の憲法論を見直している。憲法論で、何とか勝ちたいと思うからだ。その見直し作業の中で、短かくまとまった紹介に値

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新型コロナで消えゆく老舗 何らかの形で再出発できないものか

著者: 杜 海樹

 帝国データバンクが新型コロナウイルス関連倒産件数の公表をおこなっている。それによると2020年5月末までの段階で212件倒産があり、業種別ではホテル・旅館業が最も多くなっているという。新型コロナの発生によりインバウンド

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(261)

著者: 本間宗究(本間裕)

ペントアップ需要とボトルネックインフレ 今回の「コロナ・ショック」は、世界中の人々の意識と行動を、ほぼ瞬間的に変化させたものと考えているが、今後は、この点を詳しく検証することにより、「デフレからインフレへのメカニズム」が

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】373 サラー 西サハラ難民アスリート

著者: 平田伊都子

 「1999年の10月、僕はモロッコ占領治安部隊に逮捕された。そして、18日間、拷問と 尋問の毎日が続いた」と、サラーは痛々しい思い出を語ります。 サラーは、怪我を癒や すためモロッコ占領地・西サハラの実家に帰っていまし

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敵を知らず己も知らずー「女帝 小池百合子」の感想番外編(続)

著者: 熊王信之

あ~あ、やはりやっていた~。 大失敗を。 かの政権批判の論鋒鋭い政党の方々も批判眼欠如の方は、先入観を持って書物を読まれるので、御自分の先入観に従って活字を追われるのみになり、紙面の背後に潜む罠に気づかれません。 以下は

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メディアだって恥ずべきことをやっている――黒川スキャンダルを巡って

著者: 阿部治平

――八ヶ岳山麓から(314)―― 1月31日、安倍内閣は黒川弘務東京高検検事長(当時)の定年延長を決定した。検察庁法改正案が国会に提出され、5月に審議に入った。これに対して黒川人事を「後づけ」する意図が見え見えだとして、

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「鐘の鳴る丘」世代が古関裕而をたどってみると~朝ドラ「エール」は戦時歌謡をどう描くのか(8)

著者: 内野光子

短歌の歌謡曲と朗読と  古関裕而について書き続けていると、キリもなく、伝えたいことは、満載なのだが、もうこの辺で終わりにしたい。なお、今回の作業で、興味深い一件があった。というのは、古関が有名な歌人の短歌に曲をつけて、レ

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「鐘の鳴る丘」世代が古関裕而をたどってみると~朝ドラ「エール」は戦時歌謡をどう描くのか(7)

著者: 内野光子

前述のように、敗戦直後、古関の活動は、菊田一夫とのコンビで、NHKのラジオドラマ「山から来た男」「鐘の鳴る丘」により再開する。「鐘の鳴る丘」の制作は、占領軍GHQの戦災孤児対策の一環としての要請であった。古関は、その主題

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安倍の科を 然も隠すか 雲だにも 心あらなむ 隠さふべしや

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月17日) アベ晋三で、ごじゃます。「あんな人たち」を除く国民の皆様に、ご挨拶申しあげます。本日、150日間にも及んだ通常国会がようやく終わることになったわけでごじゃます。思えば長い々い針のムシロの150日

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沖縄県民の思いを発信し続けて 新聞社初の女性編集局長・由井晶子さんを偲ぶ

著者: 岩垂 弘

 6月23日は沖縄県の「慰霊の日」だ。沖縄戦で日本軍の組織的戦闘が1945年6月23日に終結したのにちなんで制定された沖縄県独自の公休日で、この日は県主催の追悼式が開かれ、沖縄戦で犠牲になった人たちに祈りを捧げる。毎年、

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】372 サラー 西サハラ難民アスリート

著者: 平田伊都子

 「僕は数々のレースで、血に染まった旗のために勝たねばならなかった。その旗とは、かって数万人の人々をナパーム弾でなぎ倒し、そして、約10万の人々を砂漠に放り出した、モロッコ国旗だ!」と、サラーはモロッコのために走らなけれ

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ドイツ通信第156号 新型コロナ流行のなかでドイツはどう変わるか。(4)

著者: T・K生

新型コロナウイルスによる外出規制が緩和された直後から、「集団感染」のニュースが連日報じられています。「ここでも、またか」と、緩和の自由を楽しむ人たちの姿を嬉し気に見ながら、クラスターが発生する心理と環境というものに、問題

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敵を知らず己も知らずー「女帝 小池百合子」の感想番外編

著者: 熊王信之

皆様、既に御承知でしょうが、小池氏が御自身でカイロ大学の卒業証書を公開されました。 これにて東京都では、漸く正々堂々と選挙に突入されること、と思われるものの一部では、あの古言が通用しない方々もおられるようです。 その古言

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60年目の6.15(「樺美智子さんの死を悼む」)集会

著者: 合澤 清

60年安保闘争の最大の山場だった「6月15日の国会南通用門前のデモ隊と機動隊の激突」から既に60年が過ぎ去った。「明治は遠くなりにけり」とは言うものの、安保闘争も樺美智子さんの尊い犠牲も、段々忘れられて来ているかに思える

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「憲法53条違憲国家賠償訴訟」那覇地裁判決に見る、安倍内閣の憲法無視の姿勢。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月15日) 政府・与党が10兆円もの予備費を抱いて6月17日に通常国会を閉じようとしている。国会審議での追及を恐れて、ボロ隠しの逃げに徹する姿勢。これを不当として、野党が「逃げるな内閣・自民党!」「国会閉じ

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私の「コロナ自粛」報告(1) ―座して見て読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 本稿は私の「コロナ自粛」報告である。気取っていえば「知的生活」の報告である。  私の「コロナ自粛」は、2020年4月から6月中旬まで2ヶ月半。あっという間に終わった。時間感覚がおかしくなった。身体を動かさなかったので、

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