評論・紹介・意見の執筆一覧

香港市民の人権と民主主義擁護のために声を上げよう

著者: 澤藤統一郎

昨日(5月22日)、遅延していた中国の全人代が開幕した。私の関心は2点につきる。一つは、国防費の増額だ。そしてもう一つは、香港版「国家安全法」の制定という方針。 議事が野党の存在なしに一方的に進行することになる。率直に言

本文を読む

小池百合子さん、あなたは知事にふさわしくない。

著者: 澤藤統一郎

お騒がせ検察官・黒川弘務の趣味は、「犬の散歩と麻雀とカジノ」だそうだ。「犬の散歩」は結構だが、「麻雀とカジノ」はいただけない。この人、休日にはマカオや韓国にカジノに出掛けることもあるとか。また、朝日新聞広報部の発表では、

本文を読む

法務省宛てに、「「黒川検事長への訓告を撤回し、免職または停職を求める」意見を送りました

著者: 醍醐聡

  森法務相は、黒川弘務氏を「訓告」とすることを今日(5月22日)の閣議に諮るとの ことです。 しかし、人事院「懲戒処分の指針について」によると、賭博をした職員は「減給」又は 「戒告」、常習として賭博をした職員

本文を読む

官邸の守護神(黒川弘務検事長)失脚の日に、安倍晋三の刑事告発。

著者: 澤藤統一郎

ときに、思いがけないことが起こる。本日(5月21日)、東京高検の黒川弘務検事長が辞表を提出した。時の人の、突然の表舞台からの退場である。 はからずも、この日に全国の弁護士・法学者659名が、「桜を見る会・前夜祭」問題につ

本文を読む

文化規範としての日本語の危機― コロナ災禍とカタカナ語 ―

著者: 内田 弘

[コロナ災禍を表現するカタカナ語] この「ちきゅう座」に掲載された拙稿「コロナがさったあと」で指摘したように、《いざというときにこそ、その正体がはっきりする》。日本語の特性もそうである。それが証拠に、コロナ災禍の深刻な事

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(258)

著者: 本間宗究(本間裕)

原油のマイナス価格 4月21日に発生した「原油のマイナス価格」には、たいへん驚かされたが、この原因としては、結局のところ、「世界的な本末転倒状態」が指摘できるものと考えている。つまり、「実体経済」と「マネー経済」、あるい

本文を読む

「黒川弘務法案」今国会では無理でも次期国会で。それが無理でも、黒川検事を検事総長に。

著者: 澤藤統一郎

ワタクシ、アベ・シンゾーで、ごじゃます。 例の「黒川弘務法案」の件でごじゃますが、国民の皆様には、いくら丁寧にご説明してもですね、もはや国民の皆様には、理解してはもらえない。まさに、まさにですよ、ここはですね、いったん引

本文を読む

SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】368 茂木敏允外務大臣に期待を寄せる西サハラ難民

著者: 平田伊都子

 2020年5月12日、参議院外務防衛委員会で鈴木宗雄衆議院議員が(日本維新の会)<モロッコとの二国間投資協定>に関した質問をし、モロッコが抱える西サハラ問題についての茂木外務大臣の見解を質しました。 大臣の返答は、これ

本文を読む

官邸の検察官定年人事介入法案は、「法の支配」にかかわる重大事。

著者: 澤藤統一郎

Q おじさん、専門家でしょう。「#検察庁法改正案に抗議します」が大きな話題になっているけど、いったいどんな法案で、何が問題なのか教えて。 A 現在衆議院で審議中の検察庁法改正法案は、検察官の定年延長の法案なんだけど、検察

本文を読む

香港議会でも火事場泥棒的な「国歌条例案」審議強行

著者: 澤藤統一郎

アベ政権の検察庁法改悪案審議強行は火事場泥棒という最大級の非難を受けているが、コロナ禍のドサクサは日本だけのものではない。大きな抗議行動が困難なこの時期だからこそ今がチャンスという火事場泥棒はアベだけではない。香港の事態

本文を読む

手も洗わずに手掴み、そりゃ蔓延するわな

著者: 藤澤豊

暇にまかせて、一日中インターネットでアメリカの新聞を中心にあちこちの英字新聞にざっと目を通している。ドイツやシンガポールに香港の新聞もあれば、カタールやニカラグアに最近はインドまででてきた。どこも新型コロナウィルス関係の

本文を読む

ミテフスカ監督の映画「ペトルーニャに祝福を」を見る

著者: 宇波 彰

 かなり時間が経過してしまったが、去る2020年1月14日に,私はミテフスカ監督の映画「ペトルーニャに祝福を」(2018年)を試写で見た。北マケドニア、フランス、ベルギー、クロアチアの合作映画である。ヘミングウェイに「M

本文を読む

「検察庁法改正案」(検察人事介入法案)への抗議を貶めようという人々

著者: 澤藤統一郎

先日、今年の流行語大賞候補には滅入る言葉ばかりと愚痴ったが、必ずしもそうでもなさそうだ。「Twiterデモ」や、「巣ごもりデモクラシー」などには、勇気づけられる。アベ政権とその応援団だけの天下ではない。いや、今やアベ政治

本文を読む