評論・紹介・意見の執筆一覧

「緊急事態宣言」とは、かくも危険なものである。

著者: 澤藤統一郎

昨日(3月13日)、新型コロナウイルス感染症を適用対象に加える「新型インフルエンザ特措法」の改正法が成立した。3月11日の審議開始からわずか3日間での成立である。内容は、新型コロナを法の適用対象に加えるだけで、ほかの規定

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首相会見がシナリオに沿った「台本営発表」では知る権利に応えられない。

著者: 澤藤統一郎

松尾貴史が、絶好調である。日曜日の朝は、毎日新聞の「松尾貴史のちょっと違和感」が楽しみ。3月8日は「首相会見打ち切り、自宅直帰のワケ 聞かれてなぜ、うろたえる?」というタイトル。分かり易く、面白くて、ためになる。 ついで

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DHCスラップ反撃訴訟最終(控訴審判決)法廷 ー 3月18日(水)13時15分。東京高裁511号 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第173弾

著者: 澤藤統一郎

来週の水曜日・3月18日13時15分。東京高裁511号法廷で、DHCスラップ反撃訴訟控訴審判決言い渡しがある。おそらくはこれが、DHC・吉田嘉明と私との一連の訴訟において開かれる最後の法廷となる。 事件が起きたのが、20

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「ヘーゲル弁証法」がレーニンをパラダイム変換した!? 書評:『ヘーゲル弁証法とレーニンの哲学的両義性』ケヴィン・アンダーソン著 小原耕一・竹下睿騏・高屋正一訳(社会評論社2020.1月刊)

著者: 合澤 清

この本から受けた最初の印象は、こういう奇抜なアイデア(着想)は、アメリカ人学者に特有なものではなかろうか、という多少の訝しさであった。 しかし、著者の引用から察すると、既にアンリ・ルフェーブルやスラヴォイ・ジジェク、ラー

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9年目の3月11日に、新型インフル特措法の改正に反対する。

著者: 澤藤統一郎

昨日が3月10日、東京大空襲によって無辜の非戦闘員10万人が虐殺された日。戦争被害だからとして到底甘受しえない、あまりに巨大で悲惨な体験。それまで多くの国民にとって、戦争とは外地で行われるものであり、危険は出征した男たち

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「世界は中国に感謝すべし」ですって―中国の言論は自由です!

著者: 田畑光永

 コロナウイルス肺炎はまだまだ世界中に広まりそうだが、本家の中国では累計患者数が8万人を突破し、死者も3千人を越えたあたりで、さすがに勢いが衰えてきたようである。それは喜ばしいことなのだが、さてこの2か月ほどを振り返って

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3.11、その時あなたはどこに? ある東北出張者の体験

著者: ブルマン!だよね

今年も3.11がやってきて、東北の津波の被害からの復興の現状や、福島第1原発による地元民避難生活や除染作業の進捗・問題など、メディアではそれこそ判で押したような報道であふれている。しかし、それがあの東日本大震災という巨大

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(251)

著者: 本間宗究(本間裕)

迷走するFRBの資産政策 現在、「FRBの資産政策」に対して、世界の注目が集まっているが、この点に関して最も重要な態度は、「決して、三次元の経済学を信用しないこと」であり、実際には、「現在の状況だけの議論」を避けることで

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3月10日、NHK「ニュース7」は、明らかに放送法第4条違反~毎度おなじみの尾身茂氏

著者: 内野光子

きょう、午前中から参議院予算委員会の公聴会が開かれていた。「公衆衛生・新型コロナウイルス対応」「新型コロナウイルスが内政に与える影響」「内政・外交の諸課題」の公述項目ごとに公述人2名が出席したのだが、午前中には、「公衆衛

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NHKの自主自律の破壊者に成り下がった森下俊三氏の経営委員辞任を要求する

著者: 澤藤統一郎

私は、何度もここNHK視聴者部に足を運んで、もの申して来た。決して、個人としての主観的見解を述べに来たのではない。主権者国民の一人として、知る権利を共有する者の代表の一人として意見を述べてきたつもりである。しかし、真摯に

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】358 バチカンからニューヨーク国連までパンデミック

著者: 平田伊都子

 イタリア連立与党の民主党・ジンガレッティ党首は3月7日に、新型コロナウイルスに感染したことを自主申告しました。 バチカン法王の咳き込む映像が巷に流れバチカン職員が感染し、サンピエトロ広場恒例の日曜ミサは中止になりました

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昭和21年財産税と中東欧の財産再私有化

著者: 岩田昌征

ここ数年「ちきゅう座」に中東欧諸国、特にポーランドやセルビアにおける再私有化・財産返還問題について何回か書いてきた。第二次世界大戦終了後に社会主義・共産主義政権が断行した巨大私有財産の公有化を、半世紀以上経過した今日にな

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新型コロナウイルス対策のための特措法改正に反対する緊急声明

著者: 澤藤統一郎

お集まりの記者の皆様に、二つのことを申しあげます。 一つは、原理的な問題。いったい今、憲法原則に関わるどのような問題が起きようとしているのかということ。そしてもう一つは、ほかならぬ安倍内閣が手がけようとしているからこその

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世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう

著者: 村田忠禧

世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう  昨年12月末に湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルス肺炎の被害は湖北省だけでなく中国全土に広がった。習近平国家主席が率いる中国政府は1月23日より武漢市と外部との交

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広島地検は、徹底して河井案里選挙の違法を追及せよ。政権への忖度などあってはならない。

著者: 澤藤統一郎

自民党河井案里参議院議員の公設秘書ら3人が公職選挙法違反で逮捕されたね。検察もやるときはやるってことじゃない? さあね。この先を見極めないとなんとも言えないんじゃないかな。 でも、河井案里の選挙運動は安倍首相肝いりだった

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きのうの「ニュースウオッチ9」見ましたか~ユーカリが丘が登場したのですが

著者: 内野光子

昨夜、静岡県に住む義姉から電話があって、さっきのニュースで、ユーカリが丘が映っていた、という。コロナの影響で、都心に人口が減って、郊外の人口が増えている街としてユーカリが丘をクローズアップしたらしい。 きのうの「NHKニ

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都教委よ。なによりも大事なものが「日の丸・君が代」だというのか

著者: 澤藤統一郎

いつもながらの安倍晋三「やってる感」演出の印象操作。この度のパフォーマンスは国民生活への影響多大な全国一律休校要請。そのテンヤワンヤの影響が、全国各校の卒業式にも及んでいる。しかし、この期に及んでなお、東京都内での「日の

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『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』への時代』の書評が増えました。(付書評一覧)

著者: 内野光子

我が家の水仙が咲き始めました。 拙著『斎藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代』は、2018年12月28日に刷り上がり、2019年1月9日が発行日でした。“歌壇”でとりあげられることはあまり多くなかったのですが、『短歌往

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法律家団体9団体による「東京高検検事長黒川弘務氏の違法な任期延長に抗議する法律家団体共同声明」

著者: 澤藤統一郎

2020年3月5日 社会文化法律センター      共同代表理事  宮里 邦雄 自由法曹団               団長  吉田 健一 青年法律家協会弁護士学者合同部会    議長  北村  栄 日本国際法律家協会 

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「あらゆる学校を休校にする」ということ

著者: 平林 浩

 行政の長である内閣総理大臣、安倍晋三がいきなり「全国の学校を休校にする」と発表したとき、驚くと同時に腹がたった。  インフルエンザの流行で学級閉鎖、学校閉鎖などはよくあることで、状況によっては子どもの健康を守るために必

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加計学園の国籍入試差別を明るみに出した内部告発者を守れ

著者: 澤藤統一郎

日本という社会は、アタマからもハラワタからも腐り始めている。この腐敗を見過ごしていると、社会は腐りきって崩壊してしまうことになる。いま、この腐敗を指摘し告発することで、社会崩壊を防止しなければならない。あらためて腐敗告発

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