あらたまの歳のはじめ。さて、本当にめでたいと言うべきか。あるいは、めでたくもないのだろうか。 今、表立っての軍事衝突はなく、国内には曲がりなりにも平和が続いている。軍国主義の謳歌という状況もなく、独裁というほどの強権支配
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
屋上菜園瓦版154号
著者: 中瀬勝義新年あけましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いいたします。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/01/cb50d1c13082034906177ce27f2
本文を読むお江戸舟遊び瓦版717号/『長生きしたければ股関節を鍛えなさい』
著者: 中瀬勝義石部基実『長生きしたければ股関節を鍛えなさい』―1日3分で劇的に変わる 幻冬舎 18.7.30 を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2020/01/8d004a
本文を読む大晦日、元号批判書き納め。
著者: 澤藤統一郎2019年が本日で終る。今年は、天皇交替の歳で、新元号が制定された。日本の民主主義の底の浅さが露呈した不愉快な歳。いつもは筋を通している「日刊ゲンダイ」が、この暮れに中西進のインタビュー記事を掲載した。なんとも、筋の通ら
本文を読む青山森人の東チモールだより…予算案の審議は年明けに
著者: 青山森人期待に叛いたタウル首相 嘆かわしいことにこの一年、結局、東チモールの指導者たちは政治的袋小路から脱け出ることはできませんでした。しかも袋小路の迷路はさらに混迷している有り様です。若い世代・知識人・市民団体が募らせている危
本文を読む年末に安倍退陣を強く願って
著者: 澤藤統一郎ツキ落ちメッキ剥げて 指弾の怒気 天に満つ 惨たり 国政私物化の末路 孤立無援の安倍官邸 退陣を求むるの鯨波 肺腑を抉る 一強緊張を失い 処処綻び深し 夜來怨嗟の聲 命運既に尽きしを知る 国政乱れて 詭弁在り 政権昏迷し
本文を読む「鹿地亘、拉致監禁事件」を語る生き証人 ― 山田善二郎さん
著者: 澤藤統一郎昨日(12月28日)の東京新聞を開いて驚いた。23面「あの人に迫る」という欄に、大きな山田善二郎さんのインタビュー記事。「『鹿地亘事件』生き証人」として,大いに語っている。しかも、昔話ではなく、今につながる警告が語られて
本文を読む記憶と反省と想像 (4)
著者: 小原 紘韓国通信NO624 3.1独立運動100周年 今年は3.1独立運動から100年目の節目の年だった。 韓国の憲法前文は、以下のように3.1独立運動とともに憲法の理念と目的が語られている。 「悠久なる歴史と伝統に輝く我ら大韓
本文を読む12月27日韓国憲法裁判所・慰安婦合意案件却下決定は、『最終的かつ不可逆的解決』の法的効果を否定したものと読むべきである。
著者: 澤藤統一郎私は、2012年4月に韓国憲法裁判所を見学し,判事補の一人の見事な日本語通訳を介して懇篤な説明を受けた。その際の、「人権擁護のための真摯な姿勢」に深い感銘を受けた。そして、「世論調査によれば、韓国内で最も信頼に足りる団体
本文を読む自衛隊の中東派遣、憲法9条の平和主義に反するだけではない。根拠法もおかしいぞ。
著者: 澤藤統一郎予てから懸念されていた中東海域への自衛隊派遣が、本日(12月27日)閣議決定された。来年2月上旬にも、新規に護衛艦1隻を派遣と、現在ジブチで海賊対処行動に従事している哨戒機P-3Cを活用するとしている。アメリカに追随した
本文を読むNHK会長5人連続財界人、みずほ銀から前田晃伸氏 - 不祥事多発したNHK歴代会長を採点する -
著者: 隅井孝雄NHKの次期会長にみずほファイナンシャルグループの元会長前田晃伸氏が選任された。村上会長の続投も一時うわさされていた。しかし「クローズアップ現代」の保険不正販売追及番組に対する郵政グループの介入、干渉問題が大きく広がっ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(246)
著者: 本間宗究(本間裕)富の源泉 最近、最も驚かされたことの一つに、「富の源泉」に関する意見があったが、具体的には、「富の源泉が、モノから知識やデータに移行し、分配の法則も変わった」という認識のことである。そして、このことは、典型的な「富のバブ
本文を読むドイツ通信第149号 ドイツ―この間の二か月(1)
著者: T・K生香港から帰ってきて、早2カ月が経ちます。この間、周りではあちこちで煙が上がり、火が噴き出している現状を、「どうなるのか」と全体像がつかめないまま、日毎に伝えられる情報に振り回されていました。その割には、周辺はなぜか静かで
本文を読む日本製鋼所は艦載砲の米国輸出をやめろ!1.14大崎本社抗議アクションへ&抗議の集中を!
著者: 杉原浩司日本製鋼所は艦載砲の米国輸出をやめろ!1.14大崎本社抗議アクションへ&抗議の集中を! https://kosugihara.exblog.jp/239911024/ 年末も押し迫って、重大な武器輸出案件が発覚しました。
本文を読む法の不遡及の原則は普遍的である
著者: ブルマン!だよね私の「圧倒的に説得的でない浅井論文」というタイトルの「交流の広場」への投稿に関して、山椒魚氏と熊王氏からコメント、質問をいただいているので、それにお応えしたい。 まずその前に、ちきゅう座での投稿者間の議論が余りにも乏しく
本文を読む日本人が見た「米国の下層社会」 ― 『ルポ トランプ王国2―ラストベルト再訪』を読む ―
著者: 半澤健市本稿は、朝日新聞記者金成隆一(かなり・りゅういち、1976~)の『ルポ トランプ王国2―ラストベルト再訪』、すなわち「ラストベルト」ルポの第二弾の紹介である。 ラストベルトとは何か。それは2016年の米大統領選挙で俄に
本文を読む日本郵政・鈴木康雄上級副社長の辞任を求める。
著者: 澤藤統一郎本日(12月26日)9時30分、醍醐聰さんと私とで日本郵政本社を訪ね、下記の申入書を提出した。応対されたのは、広報担当部門の責任者だという、「広報局グループリーダー」の肩書をもつ職員。約20分、神妙にこちらの話を聞いては
本文を読むSJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】350 ブラヒム・ガリ西サハラ難民大統領に再選
著者: 平田伊都子2019年12月19日から23日まで、西サハラ解放区にあるテイファリティで、第15回西サハラ民族大会が行われました。 主催はポリサリオ戦線、西サハラ独立運動の指導組織です。 ポリサリオ戦線はSADR(サハラウィ・アラブ民
本文を読む【大抗議を!】筑波大学(藤田淳一教授)が防衛装備庁の大規模軍事研究に採択
著者: 杉原浩司https://kosugihara.exblog.jp/239904152/ 軍学共同に関して見過ごせない動きが発覚しました。以下、軍学共同反対連絡会事務局からのメールをもとにまとめました。 12月24日、防衛装備庁が
本文を読むDHCスラップ「反撃」訴訟控訴審第1回口頭弁論は、2020年1月27日(月)午前11時~ 511号法廷。― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第167弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ「反撃」訴訟では、本年(2019年)10月4日に一審東京地裁民事第1部での勝訴判決を得た。 判決主文は、請求の一部を認容して、DHC・吉田嘉明にして110万円(+遅延損害金)を支払えと命じるもの。訴訟費用負
本文を読む法の不遡及の原則について
著者: 熊王信之現在、ちきゅう座において「法の不遡及の原則」を巡り論議があるようですので、これについて法律学を専攻し、また行政庁における実務についていました経験から少し述べてみたい、と思います。 まず、端的に申しますと、「法の不遡及」と
本文を読む朝日川柳に見る年の瀬の世相
著者: 澤藤統一郎クリスマス・イブとやら。外つ国の神の御子の生誕に何の感興もなく、したがって何の反感もない。万世一系のまがまがしさよりはずっとマシな今宵の穏やかさ。 イブよりは年の瀬。たまたま10日前、12月14日の「朝日川柳」(山丘春
本文を読む東京都教育委員会に、東京「君が代」裁判弁護団から、抗議と要請を申しあげる。
著者: 澤藤統一郎以下は、弁護団会議の議論にもとづいて、私が起案した飽くまでもドラフトである。もちろん、まだ弁護団の正式文書ではない。これが正式文書になるまでには、幾重もの加除添削が行われることになる。その議を経ていない、私個人の考え方を
本文を読む東京新聞労組が自社の新聞記事を批判 「こんな報道は本当にやめるべきだ」
著者: 村上良太東京新聞労組が自社の新聞記事を激しく批判している。偶然目にしたのだが、そういうのを見たのは初めてなので引用したい。批判の対象となった記事は<首相、報道写真展を観賞 「日本が世界で輝いた年」>という見出しで、共同が配信
本文を読む祭りはごめんだ
著者: 藤澤豊海抜五十センチほどしかない埋立地で震災にあった。液状化でどぶの水のようなものが吹きでて、町中が臭い。乾くと砂塵になって舞い上がる。不動産屋に言わせると新浦安駅から徒歩二分、七棟ある大きなマンション街だった。そこが五十セン
本文を読む全琫準(チョンボンジュン)がやってきた 記憶と反省と想像(3)
著者: 小原 紘韓国通信NO623 ローソクデモを知れば知るほど韓国人のパワーに驚ろかされる。つくづく日本人との違いについて考え込んでしまう。血液型、宗教、大陸と島国の違い、騎馬民族と農耕民族といった民族性の違いも考えられる。が、いずれ
本文を読む2019年は、「日本が世界の真ん中で輝いた年」ではなかった。
著者: 澤藤統一郎冬至である。年末も近い。今年を振り返っての感想が、あちこちで見える時期になった。 恒例の今年の漢字は、「令」となった。強烈な違和感を覚える。今年1年の世相を最も的確に反映する漢字として、はたして「令」がふさわしいだろうか
本文を読む歌壇、この一年を振り返る季節(2)歌人によるパワハラ?セクハラ?~見え隠れする性差
著者: 内野光子歌壇の内情に疎い私には、今年「未来」という短歌結社の選者の一人である加藤治郎の発言やツイートによる発信が物議をかもしていることを最近知った。加藤が、2018年2月から『短歌往来』に「ニューウェーブ歌人メモワール」という1
本文を読む途上国の独裁者か、ファシストか
著者: 村上良太ネットでは異形の安倍政権が途上国の独裁者型という説と、ファシストであるという説が飛び交っています。筆者は途上国の独裁者型の要素はあるとしても、ファシズムの特徴を備えていることからファシストであると考えています。その理由
本文を読む中国の香港弾圧を批判することは、内政干渉となるのか。
著者: 澤藤統一郎ときおり吉田博徳さんから難しい質問を受ける。先日の電話は、こんな風だった。 「香港の情勢が気になってならないんですよ。どう見ても、大国である中国が、香港市民の民主化要求を掲げる運動を弾圧している。これは、国家が国民の人権
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