評論・紹介・意見の執筆一覧

「住んでよし、訪れてよしの国づくり」とは? - 観光客の姿から垣間見える日本の姿 -

著者: 杜 海樹

 2018年、訪日外国人観光客数が年間3000万人を突破し過去最高の記録、そして、東京オリンピックに向けて4000万人の来日を望む等々の報道がされている。実際、日本各地の観光名所は海外からの観光客であふれており、東京都心

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ニューヨークタイムズが国際版から政治風刺漫画を禁止という報道が

著者: 村上良太

 ニューヨークタイムズが国際版から政治風刺漫画を禁止する措置を来月から取る、との報道。本当か?!と思い、ネットで探ってみると、ワシントンポストやフランスのメディアなどでも同じことが報じられていました。社説やコラムの掲載さ

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益子・「朝露館」(関谷興仁陶板彫刻美術館)で聴き入る石川逸子の詩

著者: 澤藤統一郎

本日(6月16日)初めて、益子に「朝露館」を訪ねた。13名の小さなグループの一員として。そこで、関谷興仁・石川逸子ご夫妻に、展示内容の説明を受けた。 関谷興仁とは何者か、彼の陶板彫刻美術とは何か。丸木美術館のホームページ

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安倍イラン外交の成果なし ー 「手みやげなく手ぶらの使いが、成功するわけはない」

著者: 澤藤統一郎

安倍晋三がイランを訪問した。アメリカとイランの緊張が高まっている中での注目の外交ではあった。タイミングとしては上々の舞台設定。衆目の一致するところ、安倍はトランプの使いっ走りではあるが、それなるがゆえの期待もあった。 安

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あの「国家戦略特区」、やっぱり「ずさんで、でたらめ」なのだ。

著者: 澤藤統一郎

加計学園事件で、ダーティーなイメージをすっかりと定着させた国家戦略特区。久しぶりに、全国紙の一面に顔を出した。毎日新聞が、6月11日・12日と連続して問題の各事件をトップで報道した。 国家戦略特区問題とくれば、主役は常に

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】322 入植者の住民襲撃

著者: 平田伊都子

 「イスラエルには西岸の一部を保持する権利がある」と、フリードマン駐イスラエル米国大使が6月8日発の米紙ニューヨーク・タイムズで、爆弾宣言を公表しました。 ユダヤ人の入植地は、イスラエル政府の勝手な判断でパレスチナ人の家

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ゾルゲ事件尾崎秀実逮捕即日自供の歴史的含蓄――10月14日は12月8日に直通するか――

著者: 岩田昌征

 忘れないうちに書いておこう。昨日、令和元年・2019年6月8日(土)、神田の専修大学で開かれた現代史研究会「ゾルゲ事件・太田耐造関係文書」における私=岩田のコメンテーター孫崎享氏に対する質問のことである。  孫崎氏は、

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麻生太郎だ。不都合な報告書は受け取らない。文句があるか。

著者: 澤藤統一郎

なに? 前代未聞だと? ミゾユウの事態だって? な~に、いつものことだ。騒ぐほどのことではない。もっとも、「騒ぐほどのことではない」というしかない、が正確なところか。 私は政治家だ。政治家にとって大切なものは、真実でも事

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みなさま。今度の参院選は、憲法「改正」を阻止するための重要な選挙です。

著者: 澤藤統一郎

ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。こちらは、本郷湯島九条の会です。 私は、本郷5丁目の弁護士ですが、日本国憲法とその理念をこよなく大切なものと考え、いま、憲法の改悪を阻止し、憲法の理念を政治や社会に活かすことがとても大

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(226)

著者: 本間宗究(本間裕)

人類最古の哲学問題 最近、気付かされたことは、「社会科学」が、「経済学」や「マネー理論」だけではなく、「哲学」を意味している事実だったが、実際には、「自分とは、いったい、何者なのか?」が、「西洋哲学」や「仏教」などが、最

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「5・18光州」「6・4天安門」と、そして「6・9香港」と。

著者: 澤藤統一郎

1980年5月の光州でも、1989年6月の北京でも、民主化を求める大規模な市民・学生が広場に結集した。が、権力はその訴えに耳を貸そうとすることなく、戒厳令をもって民衆に対峙した。その上で、軍は「暴徒」と刻印された無防備な

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「日本に報道の自由がないとの実感は全くない」との産経社説を憂うる。

著者: 澤藤統一郎

下記は、一昨日(6月7日)の産経社説(『主張』)の書き出しの一文である。なんとなくおかしくはないか。私は、思わず吹き出してしまった。が、実は深刻に憂うべき一文なのだ。  本紙(註ー産経)もメディアの一員だが、日本に報道の

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護憲の集い次々と - 首相の「改憲争点化」発言で -

著者: 岩垂 弘

 安倍首相が5月17日、「憲法を議論する政党か、議論しない政党か、参院選で訴える」と発言したことから、安倍政権による改憲を阻止しようという集会が草の根のレベルで活発化している。そのいくつかを紹介する。 ◆「憲法9条、変え

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どうして? いつのまに、日本が民主主義後進国に?

著者: 澤藤統一郎

デモとストとは、民主主義社会の健全性をはかるバロメータである。デモは政治的言論の自由を象徴し、ストライキは経済的要求活動の活性度を表す。デモもなくストもない社会は、抑圧された社会であるか、 活力を失って零落しつつある社会

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SJJA& WSJPO【西サハラ最新情報】321 ディーデイ <D-Day> 作戦開始日

著者: 平田伊都子

 6月6日はアメリカとイギリスの<D-デイ>です。 75年前の6月6日に、米英を中心とした連合国軍が、嵐のフランス・ノルマンデイーに上陸し、第二次世界大戦の戦況を覆しました。 イギリスのポーツマスで、<D-デイ>の前日6

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「天皇の存在は、民主的な改革に障害とはならないのか」 ― 象徴天皇制についての徹底した議論を

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月5日)の「しんぶん赤旗」を開いて驚いた。 一面トップに、「天皇の制度と日本共産党の立場」「志位委員長に聞く」というインタビュー記事である。聞き手は、小木曽陽司・赤旗編集局長。なんだか、とても物々しい。これは、共

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