――八ヶ岳山麓から(268)―― 長野県の諏訪神社は全国に1万社余りあるという諏訪社の本祠である。諏訪湖をへだてて南北に上社・下社があり、古来の特異な神事が残されていることでも知られている。 宮地直一氏(1886~194
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
書評 日山紀彦『価値と生産価格』(2018年 御茶の水書房)
著者: 中野@貴州冒頭の部分を一読してやや驚きを感じた。極めて戦闘的な文章なのである。 「今日、マルクス価値論は、マルクス批判者はおろかマルクス擁護者にとっても正面から論じられることは少ない・・・われわれは、こうした現状を視野に収めつつ、
本文を読む安倍晋三から自衛隊員諸君に朗報をお伝えする。自衛隊は「災害救助隊」に、防衛省は「災害救助省」に衣替えします。
著者: 澤藤統一郎観閲式に臨み、自衛隊最高指揮官内閣総理大臣安倍晋三から敬愛する自衛隊員諸君に対する訓示の機会を借りて、重大かつ慶賀な発表を申しあげる。 冒頭、この夏に相次いだ自然災害によりお亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りするとと
本文を読むイエス・ワコール、ノー・DHC
著者: 澤藤統一郎「『実習生の人権侵害ないか』ワコール、委託先に異例調査」「人権軽視は経営リスク…実習生制度に批判、企業も危機感」という本日(10月15日)の朝日デジタル記事。これは立派なものだ。まずは、ワコールに敬意と賞讃の意を示したい
本文を読む給料が高すぎるって言われても
著者: 藤澤豊溝の口の立ち飲み屋で見るからにブルーカラーという格好の三人が愚痴っていた。上司の悪口を肴に飲んでいたが、つい避けていた工場移転の話になってしまった。 工員: 「係長、今日の工場長の話、どうなってんすかね」 臨時工: 「い
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 617号
著者: 中瀬勝義江東区仙台堀川公園整備計画住民説明会 第4回 江東区地域福祉フォーラム を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/537304be2e40c494f0
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】285 地球に未だある植民地
著者: 平田伊都子「地球にはまだ植民地があります」と言うと、「そんなもん、過去の話でしょ?」と、返しがきます。 日本では植民地問題など、歴史の教科書に納められているようです。 が、みんなが忘れている植民地問題を追及し続けているのが国連で
本文を読む国策に加担する司法を問うーー第49回司法制度研究集会へのお誘い
著者: 澤藤統一郎日本民主法律家協会は、自らを以下のとおり紹介している。 1961年10月の結成以来、一貫して憲法を擁護し、平和と民主主義と人権、そして司法の民主化を追求する運動の先頭に立ってまいりました。 協会がメインの守備範囲と定め
本文を読むドイツ通信第132号 ブラジルの選挙と極右ファシスト――スポーツの祭典の後に
著者: T・K生トルコからは、インフレの情報が絶えません。9月の段階でインフレ率は約25%に上昇し、15年以来の水準だといわれます。しかも対ドルのリラ貨幣価値は今年に入って40%も減少し、インフレの勢いは止まりません。1990年代には8
本文を読む「とんでもない誤訳」──周回遅れの読書報告(その77)
著者: 脇野町善造ネットル『ローザ・ルクセンブルク』を知人から借りた。それを読んでいたら、上巻142頁~143頁にローザ・ルクセンブルクの(ベルリンに移住した直後の)日常が彼女の手紙からの引用という形で記されていた。この原文は少し前に読
本文を読む加計孝太郎独白
著者: 澤藤統一郎ワタシ、加計孝太郎。67歳、ビジネスマンです。教育関係の商売をやっています。時に、「教育者」と紹介されることもありますが、それはとんでもない間違い。画家と画商が違うように、博徒と胴元が違うように、そして政治家と政治屋が違
本文を読む東京南部法律事務所創立50周年記念レセプション
著者: 澤藤統一郎昨夕(10月11日)、東京南部法律事務所創立50周年の記念レセプションが開かれた。大田区産業プラザのコンベンションホールを一杯にした大勢の人々の温かい祝意に包まれたよい会合だった。 私は、同事務所の創立メンバーではないが
本文を読むドイツ通信第131号 2018年トルコの夏――その幻影と実態(3)
著者: T・K生「アメリカはドルを所持しているが、われわれには神がいる」 2018年のトルコ行きは、空港で人物チェックをされることもありませんでした。格安航空ですがドイツ系を使ったからでしょうか、それともドイツ-トルコ関係に変化が表われ
本文を読む靖国神社宮司「不敬発言」が意味するもの
著者: 澤藤統一郎第4次安倍改造内閣をどう呼ぶか。「靖国派内閣」でピッタリではないか。何しろ、「神道政治連盟」の議連には19人全員に加盟歴があり、「日本会議」の議連には15人もが加盟しているからだ。 これを「神政連内閣」とも、「日本会議政
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 616号
著者: 中瀬勝義江東区 建 設 委 員 会 傍聴記 日本の対朝鮮外交とは何だったのか? 何が迫られているのか? を紹介します。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/2018/10/0d830f
本文を読む書評 塩原俊彦『なぜ「官僚」は腐敗するのか』(潮新書)
著者: 染谷武彦著者はロシア経済を専門とする気鋭の碩学である。他方、著者は「官僚の腐敗」に対しても強い関心を寄せており、別著『民意と政治の断絶はなぜ起きた』、『官僚の世界史』などをものにして、民主主義が官僚によって支配されていることに
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(205)
著者: 本間宗究(本間裕)プラネタリー・バウンダリー 8月24日の日経新聞に、「プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)」という、スウェーデンの科学者であるロックストローム氏などが2009年に発表した概念が紹介されていた。具体的には、今から1万1
本文を読むセシル・ヴァン・デ・ヴェルデ(カナダの社会学者)来日シンポジウム 現代の若者論は単なる若者論ではなく、未来社会がどうなっていくかを考えるものである
著者: 村上良太日仏会館・フランス国立日本研究所がこの秋、企画している様々なシンポジウムに目が離せない。フランスの作家や研究者を招いて日本の作家・小野正嗣と語らせる「今日文学に何ができるか」(10月25日)もそうだし、歴史修正主義と
本文を読む「資本の論理」を野放しにさせない「憲法の人間性」
著者: 澤藤統一郎資本主義というものは合理的な経済システムである。個別資本が、それぞれに最大限利潤を追求するための合理的判断を重ねていくプロセスでもある。資本の合理的判断は本質的に冷酷なものであって、ヒューマニズムとは無縁というべきである
本文を読む柳条湖事件記念日に思ったこと
著者: 阿部治平――八ヶ岳山麓から(267)―― 今年9月18日の柳条湖事件(「九一八」)記念日は、日本ではどこにも記念行事はないけれども、中国でもあまり盛大ではなかったらしい。瀋陽市の「九一八歴史博物館」で約1000人が参列して記念式
本文を読むもっとたわいなく
著者: 藤澤豊テレビや新聞のニュースをみれば、何が何でもそりゃないと思っていることを反芻するようなことになる。そんなことが続いきたからだろうが、もうろくに腹も立たなくなってきた。ただ情けないやら呆れるやらで、この先どうなってしまうのか
本文を読む無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます
著者: 澤藤統一郎2018年10月9日 財務大臣 麻生太郎 様 無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます 森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会 10月2日に発足した第4次安倍改造内閣で麻生太郎氏が財務
本文を読む24年にわたる再建への闘いを達成 - KBS京都放送労組3冊目の闘争記録出版 -
著者: 隅井孝雄9月21日、KBS労組は、達成した再建闘争の三冊目の記録、「市民が支えたKBS京都の再建」の出版記念の集会を開催した。24年にわたる再建闘争を中心になってけん引してきたKBS労組古住副委員長はあいさつの中で、この出版を
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】284 国連両当事者交渉の席、12月4日と5日で予約済
著者: 平田伊都子2018年9月23日から10月5日までの国連総会ハイレベル週間は、国連担当記者たちにとって、一年で一番忙しい時でした。 が、モロッコに排除された我らがリー記者は、その間も、国連から禁足をくらったままでした。 一方
本文を読む「普天間基地県外移転『容認』」の小金井市議会陳情について
著者: 澤藤統一郎琉球新報が、「『共産は主義主張優先』 陳情提出書、批判と落胆 小金井市議会「普天間」意見書見送り」という記事を掲載している。 批判されているのは、小金井市議会共産党市議団(4名)の姿勢。当初は「普天間意見書」の陳情要請に
本文を読む第4次安倍晋三改造内閣の超タカ派(極右)の大臣たち:俵義文 The continuing, or worsening, far-right nature of the reshuffled Abe Shinzo Cabinet
著者: ピースフィロソフィー「子どもと教科書全国ネット21」の俵義文氏は内閣改造のたびに大臣、副大臣、自民党役員といった要職に就いた人たちが属する、歴史を否定し、憲法を否定し、日本を戦争の時代に逆戻りさせようとするような数々の団体を詳細に調べチャー
本文を読む【ご支援のお願い】 麻生大臣の辞任を求める<署名運動>と<財務省前アピール行動+デモ>
著者: 醍醐聡お知り合いの皆さま 「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」の醍醐です。 昨年来、佐川氏の罷免を求める署名運動や納税者一揆に熱心なご支援をいただき、 ありがとうございました。 今回、私たち
本文を読む「帰るとこ、なくなっちゃった」少女がつぶやいた家族の終わり
著者: 醍醐聡2018年10月8日 以下は、先週、私設のツイッターに書き込んだ記事からの抜粋・加筆。 「『帰るとこ、なくなっちゃった』 少女がこぼした家族の終わり」 (『神戸新聞』2018年2月16日) https://www.
本文を読む49年前は「司法反動阻止」、今や「安倍改憲阻止」。
著者: 澤藤統一郎10月3日気の置けない友人弁護士10名余と函館に宿泊して旧交を温めた。49年前に司法修習同期をともにした同窓会である。「司法反動阻止」や「阪口君罷免撤回」の運動をともにした親しい仲間だけの集まり。 思いがけなくも、集合は
本文を読むドイツ通信第130号 2018年トルコの夏――その幻影と実態(2)
著者: T・K生1990年代半ばから2000年初頭にかけて、イスラム宗教をめぐる議論がメディア、TV、そして市民のなかで激化してきました。TVの政治トーク番組は、ゲストの顔ぶれをテーマに相応しく選択して、手を変え品を変え各チャンネルでほ
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