6月の自治会の回覧資料のなかに、地元の開発業者山万発信の「平成30年度6月~開発計画について」(6月3日)があった。地域の複数の自治会で構成される自治会協議会で、報告されたようであった。営業所の移転、スタバの開店予定、シ
本文を読む評論・紹介・意見の執筆一覧
沖縄に突きつけられている理不尽と「オール沖縄」
著者: 澤藤統一郎沖縄県が防衛局申請のサンゴ移植を許可したことが、私の参加する複数のメーリングリストに紹介され、賛否の意見が飛び交っている。 昨日(7月14日)の琉球新報記事は以下のとおり。 「県、サンゴ採捕許可 防衛局申請 食害対策条件
本文を読む2018.ドイツ逗留日記(3)
著者: 合澤 清「異常気象」の常態化 毎年言われ続けているのが「今年は異常気象だ」という言葉である。しかし、毎年言われるということは、毎年違った気象状況に遭遇しているという以上の意味をもたなくなる。それは決して特に「異常」ということでは
本文を読むいよいよ沖縄県が辺野古の埋立承認撤回へ
著者: 澤藤統一郎昨日(7月13日)の沖縄タイムスが次のとおり報道している。 辺野古の承認撤回は土砂投入前に 沖縄県、8月初旬を軸に調整 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/282950 沖
本文を読む「反面教師─遍歴放浪の芸術家と道々の輩の差」──周回遅れの読書報告(その64)
著者: 脇野町善造反面教師とは人に対して言う言葉である。こういう人物には、高校以来、ずいぶん沢山会ってきた。その都度、こういう生き方だけはしまいと思ってきた。しかし、本になると「反面教師」は意外と少ない。書店の店頭や図書館の書架の前で内
本文を読むシンポジウム「いまの日本をどう変えるか―さよなら安倍政権」 2018・7・7「安保関連法に反対する学者の会」に参加
著者: 石川愛子7月7日、明大リバテイタワーで行われたシンポジウム「いま日本の政治をどう変えるか――さようなら安倍政権」に参加してきた。300名の会場は満員で、立ち見の方もおられるほどでした。 コーディネーターの広瀬清吾氏(東大名誉
本文を読む「私は捏造記者ではありません」 ー 植村(札幌)訴訟結審
著者: 澤藤統一郎植村隆元朝日新聞記者が、櫻井よしこらを訴えた名誉毀損損害賠償請求訴訟(札幌地裁)が先週の金曜日(7月6日)に結審した。判決言渡は11月9日の予定。原告・弁護団そして支援者は意気軒昂である。 櫻井よしこや西岡力らは、産経や
本文を読むYさんへの手紙―大道寺将司のこと
著者: 野上俊明Yさん、先日お貸し頂いた、昨年獄死した死刑囚大道寺将司の獄中書簡集「明けの明星を見上げて」(れんが書房1985年)を読了いたしました。昨年から私はYさんらの研究会に所属するようになったのですが、最初の懇親会の際Yさんが
本文を読む亡き歌丸が語る ― 「こんなとき政治家に酒なんぞ飲んでいられたんじゃ困るんだよ」
著者: 澤藤統一郎7月5日夜、大雨予報が出ているさなかの「赤坂自民亭」宴会。記録的豪雨の被害確認が進むに連れて、批判の声が高まってきた。東京新聞「こちら特報部」の影響力でもある。 矢面に立たされているのが、西村康稔官房副長官。なにせ、政権
本文を読む益子朝露館を訪れたひとびと
著者: 小原 紘韓国通信NO563 戦時中、大館市の花岡鉱山に強制連行された中国人労働者が一斉蜂起し、419人が死亡した花岡事件(1945年)の犠牲者を悼む「中国人殉難者慰霊式」が6月30日、現場となった同市花岡町の十瀬野公園墓地で開
本文を読むバナナはいらない
著者: 藤澤 豊一部上場の名門といわれた工作機械メーカの技術屋崩れの三十五歳。ニューヨークに駐在していたこともあって、前職は技術英語の翻訳者。相当なヤツと勘違いする人もいたかもしれないが、実のところは労働争議にからんで工作機械メーカを辞
本文を読むタイ洞窟からの少年とコーチ救出劇に見る彼我の差異
著者: 熊王信之先の拙稿「帝国に迫る夕闇の中で謳うトランプ」では、編集上の都合に依りまして、章句を全て一遍に纏めて掲載されました結果、読者各位におかれましては、非常に読み取り難い文面になりましたことを、まず以て御詫び申し上げます。 さて
本文を読む人としての資質と、政治家としての能力に欠けた我が国のリーダー
著者: 澤藤統一郎政治家とは因果な商売だ。商品は自分自身。これを高く売り付けたいから、セールストークが過剰となる。悪徳商法まがいの自己宣伝が横行する。「粉骨砕身、国民のために働かせていただきます」なんて。所詮はセールストークなのだから馬脚
本文を読むパレスチナの今を見た② - 岩のドームを勝手に閉鎖するイスラエル -
著者: 坂井定雄▼パレスチナ人は許可証なしにはエルサレムに入れない 6月23日(土)、ラマラを朝早く出て、エルサレムに行った。15キロ余でエルサレムの入り口の厳重な検問所。許可証のない大人のパレスチナ人男性は、通過できない。エルサレム
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(196)
著者: 本間宗究(本間裕)次元の研究 先日、驚かされたことに、「自然科学における次元の研究」があった。具体的には、現在、「11次元」まで理論的に解明されているとのことだが、この点については、「スーパーストリング(超ひも)理論」と言われるものが、現
本文を読む不平等への怨念を刻んだ短歌~心の友、金子文子の生涯に寄せて(1)~
著者: 醍醐聡2018年7月10日 金子文子の生涯 金子文子(1903~1926年)は1903年、横浜に生まれたが出生届は出されず、父は家を出、母も男との同棲を繰り返した。1912年~1916年、朝鮮忠清北道に住んでいた父方の祖母の
本文を読む素木しづ評~心の友 尾崎翠の作品に寄せて(3・完)~
著者: 醍醐聡『尾崎翠全集』(1979年、創樹社)に「素木しづ氏に就いて」と題する組み上げ3ページの短文が収録されている。『新潮』1916年10月号が組んだ特集「余が最も期待する新進作家の一人」に寄稿した一文である。かくいう翠自身、当
本文を読む木犀~心の友 尾崎翠の作品に寄せて(2)~
著者: 醍醐聡2018年6月30日 私が毎夜作る紙反古はお金になりません 『尾崎翠全集』(1979年、創樹社)の中に「木犀」と題する随筆が収録されている。1929年、33歳の時の作品で、組み上げ6ページの短編である。以下はその末尾の文
本文を読む悲しみを求める心~心の友 尾崎翠の作品に寄せて(1)~
著者: 醍醐聡2018年6月30日 もはやいかなる権威にも倚りかかりたくない 茨木のり子は「倚りかからず」と題する詩の中でこう綴った。 もはやできあいの思想には倚りかかりたくない・・・ もはやできあいの学問には倚りかかりた
本文を読む再び、近隣諸国に対する敵意の煽りに乗せられてはならない。
著者: 澤藤統一郎ご近所の皆さま、三丁目交差点をご通行中の皆さま。お暑うございます。 こちらは地元「本郷・湯島」の「九条の会」です。憲法を守ろう、憲法の眼目である9条を守ろう。平和を守りぬき、絶対に戦争を繰り返してはいけない。アベ自民党政
本文を読むパレスチナの今を見た① - 入植地拡大続けるイスラエル、負けない大人と子供たち -
著者: 坂井定雄6月後半、アンマン経由でヨルダン川を越えてパレスチナのヨルダン川西岸地区、エルサレムに8日間滞在し、イスラエルの支配拡大、パレスチナ人住民の日常と未来志向を見てきた。パレスチナの現実は、かなり克明に報道するBBC(英公共
本文を読むお江戸舟遊び瓦版 594号
著者: 中瀬勝義お江戸舟遊び瓦版 594号を送信させて頂きます。 白井聡「国体論 菊と星条旗」集英社新書、2018.4 を紹介させて頂きます。 https://chikyuza.net/wp-content/uploads/201
本文を読む1968年は何処へいった(3) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―
著者: 半澤健市前二回で「提起と鼎談」(以下「鼎談」)の紹介をした。 今回は、その評価と「私にとっての1968年」について述べたい。 《違和感の理由を挙げると》 鼎談を読んで、研究者3名の分析と発言に大いに啓発された。 客観的で俯瞰
本文を読む「自分益」「国内益」だけのアベ外交
著者: 澤藤統一郎南北と米朝の首脳会談で朝鮮半島情勢が大きく転換し、この地域に緊張緩和の萌し濃厚となって以来、田中均(元・外務審議官)発言に注目が集まっている。いま、誰しも、2002年「小泉訪朝」を実現させた立役者としての経験や教訓を聞き
本文を読む改憲阻止の半鐘を鳴らせ! 鐘の音を響き合わせよう。
著者: 澤藤統一郎「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」から、ミニコミ誌・「厭戦庶民」第31号が届いた。B6よりやや小さな版だが54頁の堂々たるパンフレット。盛り沢山のイラストも楽しい。 このパンフの全編が、「特集:改憲阻止の半鐘を鳴らせ!
本文を読むチャールズ・エイゼンシュテイン:われらの幸福な新生活? 発展のイデオロギー Charles Eisenstein: Our New, Happy Life? The Ideology of Development
著者: ピースフィロソフィー私が育った1970年代以降、開発・発展すれば幸せになると信じて、がむしゃらに勉強し高度経済成長を通り抜け、気がつくと他者とは分断された都市の孤独の中に生きるようになってしまった。家のように感じていた企業は、今では資本主
本文を読むSJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】270 アフリカ不法移民を見捨てないで!
著者: 平田伊都子サハラ砂漠以南のアフリカからヨーロッパへ渡ろうとする不法移民の数は、増加しています。 様々なルートがありますが、いずれにしろ斡旋業者は金のないアフリカの人々から金を取ります。 そして、アフリカの海岸からゴムボートに詰め
本文を読むオウム信者の権威主義と、臣民の精神構造
著者: 澤藤統一郎人の生命はこの上なく重い。犯罪者の生命も例外ではありえない。 だから、死刑の判決には気が滅入る。被害者や肉親の被害感情を考慮しても、国家による殺人を正当化することは文明の許すところではない。死刑執行の報道にはさらに辛い思
本文を読む「読まれざる本」──周回遅れの読書報告(その63)
著者: 脇野町善造無趣味である。俳句をよむことも和歌を詠うこともない。ただ、年に数回、思い出したように戯れ句を作ることがある。 大寒や 読まれざる本 眠れおり という戯れ句もそうである。もう10年以上も前の寒い季節に作ったとメモにはあ
本文を読むトランプと「カジノ王」肝いりの弁護士
著者: 澤藤統一郎「盗人にも三分の理」という。この「盗人」の読みは、貧者から盗む奴には怒りと侮蔑の念を込めて「盗人(ぬすっと)」と読まねばならず、金持ちからの窃盗犯には穏やかに「盗人(ぬすびと)」と読むべきだろう。「盗人(ぬすっと)」と「
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