評論・紹介・意見の執筆一覧

《健全なカジノ事業》とはいったい何のことだ?

著者: 澤藤統一郎

自民党としてお願いしたい。名は体を表すと思われているではないか。「カジノ実施法案」とか「カジノ推進法案」では人聞きが悪い。聞こえのよいように「IR法案」と言ってもらいたい。あるいは「統合型リゾート整備法案」とね。 えっ?

本文を読む

協同組合が大同団結して連携機構を設立 - 協同を通じて持続可能な社会の実現へ -

著者: 岩垂 弘

 東京・有楽町朝日ホールで、7月10日、「協同を通じた持続可能な社会へ」のスローガンを掲げた第96回国際協同組合デー記念中央集会が開かれた。国際協同組合デーとは、世界の協同組合組織である国際協同組合同盟(ICA)が協同組

本文を読む

AI、ゲノム編集、ナノテクノロジーに代表されるニューテクノロジーについて

著者: 野上 俊明

 ともすれば文系の教養しかない人間には、新テクノロジーの抬頭はあたかもレバイアサン(怪物)の出現のように感じて恐れおののくか、過度に期待可能性をみてユートピアを描きがちです。現在の新しいテクノロジーの「めざましい」発展は

本文を読む

いかなる団体も、そのメンバーの思想・信条・良心を蹂躙することは許されない。

著者: 澤藤統一郎

本日(7月18日)の毎日新聞夕刊社会面に、「『政治連盟自動加入は違憲』栃木の税理士会員 宇都宮地裁」の記事。 「税理士会に入っているだけで政治団体「栃木県税理士政治連盟(栃税政)」に加入させられ、憲法で保障された思想・信

本文を読む

パレスチナの今を見た③ - 伸びる分離壁、負けずに通学する子供たち -

著者: 坂井定雄

 イスラエル占領下の東エルサレムとそれに続く西岸地区では、占領支配を象徴する分離壁の建設が続いている。ラマラからエルサレムまでわずか15キロしかないのに、壁の下を右へ左へ迂回し、朝夕はエルサレムへの出勤車で混雑し1時間以

本文を読む

写真展「抗う島のシュプレヒコール」に参加して

著者: 村尾知恵子

 7月6日、山城博明さんの写真展「抗う島のシュプレヒコール OKINAWAのフェンスから」を見た。沖縄のおかれている状況を復帰前後から現在まで現場にいて撮り続けてきた写真家の視線とカメラがとらえた瞬間瞬間の映像が切り出す

本文を読む

学習指導要領の暴走を止めよう!(4)

著者: 青木茂雄

 高校で学習する内容は一国の基礎的素養を形作っている。今回の学習指導要領改定のねらいは、その基礎的素養を大きく改変することである。まさに文科省の官僚が言うように「本丸は高校」なのである。       高等学校新学習指導要

本文を読む

青山森人の東チモールだより…第8次立憲政府も波乱の幕開け

著者: 青山森人

青山森人の東チモールだより  第373号(2018年7月17日) 第8次立憲政府も波乱の幕開け 閣僚一部が就任できず 5月12日の「前倒し選挙」で議席過半数を獲得した三党連合勢力AMP(進歩改革連盟)が新政権を担うことに

本文を読む

350:追悼:クロード・ランズマン氏・20世紀絶対無二の記録映画『ショアー』作者

著者: 梶村太一郎

日々の雑用にかまけているうちにかなり遅くなりましたが、日本ではあまりにも情報が少ないと思われるので、ぜひとも読者の皆様にお伝えしたいことがあります。 先の7月5日、クロード・ランズマン氏がパリで亡くなりました。92歳。

本文を読む

野村修也懲戒。橋下徹の責任をこそ思い起こそう

著者: 澤藤統一郎

野村修也という弁護士がいる。もともと商法の研究者で中央大学法科大学院教授とのこと。特例弁護士(「司法試験に合格し司法修習を終えた者」以外の弁護士)として、2004年に第二東京弁護士会に登録されている。その野村弁護士が、本

本文を読む

平和と未来への光を、 - シリア「コバニ」で大学生がFMラジオ局開設、NHKBSで放送 -

著者: 隅井孝雄

 NHK世界ドキュメント(BS1)で6月19日深夜に放送されたドキュメンタリー「ラジオコバニ」はシリアの現状を的確にとらえたすぐれた作品であり、感動を覚えた。  シリア北部、トルコと国境を接する町「コバニ」は、2014年

本文を読む

最低賃金のアップは、韓国社会を揺るがす大事件なのだ

著者: 澤藤統一郎

昨日(7月15日)から今日の各紙が、韓国の最低賃金アップを報道している。来年(2019年)度の最低賃金額が、時給8350ウオン(約835円)になる模様とのこと。19年1月から全国一律に施行される。その引き上げ率は10.9

本文を読む

SJJA&WSJPO【西サハラ最新情報】271 特別試写「レファレンダムReferendum人民投票」

著者: 平田伊都子

 特別試写にご招待します。 <Referendum>を探索すると、<人民投票>と訳しています。 状況によって、<国民投票>とか<住民投票>とか訳されることもあります。 読み方は、<レファレンダム>とか、<リフェレンダム>

本文を読む

沖縄に突きつけられている理不尽と「オール沖縄」

著者: 澤藤統一郎

沖縄県が防衛局申請のサンゴ移植を許可したことが、私の参加する複数のメーリングリストに紹介され、賛否の意見が飛び交っている。 昨日(7月14日)の琉球新報記事は以下のとおり。 「県、サンゴ採捕許可 防衛局申請 食害対策条件

本文を読む

「反面教師─遍歴放浪の芸術家と道々の輩の差」──周回遅れの読書報告(その64)

著者: 脇野町善造

 反面教師とは人に対して言う言葉である。こういう人物には、高校以来、ずいぶん沢山会ってきた。その都度、こういう生き方だけはしまいと思ってきた。しかし、本になると「反面教師」は意外と少ない。書店の店頭や図書館の書架の前で内

本文を読む

シンポジウム「いまの日本をどう変えるか―さよなら安倍政権」 2018・7・7「安保関連法に反対する学者の会」に参加

著者: 石川愛子

 7月7日、明大リバテイタワーで行われたシンポジウム「いま日本の政治をどう変えるか――さようなら安倍政権」に参加してきた。300名の会場は満員で、立ち見の方もおられるほどでした。  コーディネーターの広瀬清吾氏(東大名誉

本文を読む

「私は捏造記者ではありません」 ー 植村(札幌)訴訟結審

著者: 澤藤統一郎

植村隆元朝日新聞記者が、櫻井よしこらを訴えた名誉毀損損害賠償請求訴訟(札幌地裁)が先週の金曜日(7月6日)に結審した。判決言渡は11月9日の予定。原告・弁護団そして支援者は意気軒昂である。 櫻井よしこや西岡力らは、産経や

本文を読む

亡き歌丸が語る ― 「こんなとき政治家に酒なんぞ飲んでいられたんじゃ困るんだよ」

著者: 澤藤統一郎

7月5日夜、大雨予報が出ているさなかの「赤坂自民亭」宴会。記録的豪雨の被害確認が進むに連れて、批判の声が高まってきた。東京新聞「こちら特報部」の影響力でもある。 矢面に立たされているのが、西村康稔官房副長官。なにせ、政権

本文を読む

タイ洞窟からの少年とコーチ救出劇に見る彼我の差異

著者: 熊王信之

先の拙稿「帝国に迫る夕闇の中で謳うトランプ」では、編集上の都合に依りまして、章句を全て一遍に纏めて掲載されました結果、読者各位におかれましては、非常に読み取り難い文面になりましたことを、まず以て御詫び申し上げます。 さて

本文を読む

人としての資質と、政治家としての能力に欠けた我が国のリーダー

著者: 澤藤統一郎

政治家とは因果な商売だ。商品は自分自身。これを高く売り付けたいから、セールストークが過剰となる。悪徳商法まがいの自己宣伝が横行する。「粉骨砕身、国民のために働かせていただきます」なんて。所詮はセールストークなのだから馬脚

本文を読む

パレスチナの今を見た② - 岩のドームを勝手に閉鎖するイスラエル -

著者: 坂井定雄

▼パレスチナ人は許可証なしにはエルサレムに入れない  6月23日(土)、ラマラを朝早く出て、エルサレムに行った。15キロ余でエルサレムの入り口の厳重な検問所。許可証のない大人のパレスチナ人男性は、通過できない。エルサレム

本文を読む

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(196)

著者: 本間宗究(本間裕)

次元の研究 先日、驚かされたことに、「自然科学における次元の研究」があった。具体的には、現在、「11次元」まで理論的に解明されているとのことだが、この点については、「スーパーストリング(超ひも)理論」と言われるものが、現

本文を読む